あまりに奥深すぎる「拡張アート」の世界
先日日記で紹介した拡張アートですが、
もうちょっと踏み込んで調べてみると、
僕が思っていたよりも遥かに奥深い世界が広がっていました。

その驚きのもとは、鈴仙さんから教えて頂いた、
mtgsalvationのExtend Artスレ。
http://forums.mtgsalvation.com/showthread.php?t=93474

そこには数え切れない程の拡張アートの作品があり
興奮を覚えると同時に、創作意欲をびんびん刺激されました。
以下、特に「これはすげえ!」と思ったものを紹介。

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《火葬》
http://img5.myimg.de/Einscherungf8885.jpg
シンプルながらもカッコイイ一枚。
個人的にはテキストレスよりもかっこいいと思います。

どうやら、この世界では、上に挙げた《火葬》の様に
「名前以外全部レス」よりも「フレームレス」に近い形が一般的らしい。
確かに、その方が絵としてもゴマカシが効くし、
印刷領域(描画領域)としても少なくて済む、うむ、効率的だ。

という分けで「フレームレス」のカッコイイ絵をつらつらと紹介。

《ヨーグモスの取引》
http://img87.imageshack.us/img87/7527/bargainex0.jpg

《ロウクスの戦修道士》
http://www.cardkitty.com/cards/rhoxwarmonk.png

《造物の学者、ヴェンセール》
http://img208.imageshack.us/img208/7259/venserturnerjc2.jpg

《復讐のアジャニ》《サルカン・ヴォル》
http://trevorperdue.com/mtg/ajani-sarkhan.jpg

《枝分かれの稲妻》
http://i310.photobucket.com/albums/kk439/lupewoody/BranchingBolt.jpg

《炎渦竜巻》
http://cardkitty.com/cards/firespout2.png

特に綺麗なのは、土地に多いですね。
風景としての広がりが感じられるようになってステキです。
ただ、デッキ内をフレームレスで統一するのは気の遠くなりそうな作業ですがw

《露天鉱山》
http://forums.mtgsalvation.com/attachment.php?attachmentid=80905&d=1224375346

《アカデミーの廃墟》
http://img.photobucket.com/albums/v60/PolarBearGod/MTG/IMAGE_00087.jpg

《婆のあばら屋》
http://i183.photobucket.com/albums/x213/spectral_bears/scan001.jpg

《アダーカー荒原》
http://img.photobucket.com/albums/v60/PolarBearGod/MTG/KORadarkar.jpg

《平地》(アラーラ)
http://img119.imageshack.us/img119/8267/plancieep1.jpg

赤緑フェッチランド
http://i96.photobucket.com/albums/l189/yawg07/MtG%20Art/foothills.jpg

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その他にも

中には、本絵の良さを活かした、センスが光るカードもいくつか。

《ジャングル・ライオン》
http://img.photobucket.com/albums/v60/PolarBearGod/MTG/JungleLion_JPN.jpg

《暗黒の儀式》
http://i23.photobucket.com/albums/b395/klugless/ritual.jpg

《不可解なるイスペリア》
http://www.cardkitty.com/cards/isperia2.png

《樹上の村》
http://i310.photobucket.com/albums/kk439/lupewoody/treetopvillage.jpg

《拭い捨て》
http://i96.photobucket.com/albums/l189/yawg07/eBayMTGART/TXLwipeaway.jpg

《耳障りな反応》
http://img402.imageshack.us/img402/190/gresponselb3.jpg

また、もはや「これマジックのカードじゃなくてただのトレカだろ!」と
ツッコみたくなるような作品も。

《野生語りのガラク》
http://i24.photobucket.com/albums/c3/ghastain/garruk-1.jpg

《ケルドの匪賊》
http://th07.deviantart.com/fs39/300W/i/2008/319/6/0/MTGA_Keldon_Marauders_1_by_Dreamlash.jpg

《陰謀団の先手、ブレイズ》
http://www.cardkitty.com/cards/braids.png

《萎れ葉のしもべ》
http://i96.photobucket.com/albums/l189/yawg07/eBayMTGART/TXLwilt-leaf2.jpg

《セドクラシスの死霊》
http://forums.mtgsalvation.com/attachment.php?attachmentid=80951&stc=1&d=1224537517


更に、ほとんどラクガキに近い様なカオスなカードも。

《ヴィダルケンの枷》
http://i96.photobucket.com/albums/l189/yawg07/eBayMTGART/NOV08_DOMO_VedalkenShackles.jpg

《垣間見る自然》
http://i96.photobucket.com/albums/l189/yawg07/eBayMTGART/NOV08_DOMO_GlimpseofNature.jpg

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そして最後に、これはある意味反則ですが
そもそもカードを描いたイラストレーターが描いた拡張アートも存在します。

その1枚がこちら。

《極楽鳥》
http://img.photobucket.com/albums/v60/PolarBearGod/MTG/bopbig.jpg


ベータ版?なのも含めて、おそらく世界で1番価値のあるバッパラではないでしょうか。
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僕が思っている以上にものすごい発展を見せている拡張アートの世界。

ここで紹介したのはほんの1部で、全部で何千件もの投稿があり、
全て見て回る事は到底不可能でした。

あのへちょい《砕けた野望》を作って満足していましたが、
これはもうちょっと頑張ってみる価値があるかもしれません。

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おまけ

《俺の嫁》
http://cardkitty.com/cards/twilightshepherd.png
どうやらこのカードを作った人がebayで売ってたらしい。
その時に気がついていればあらゆる手段を使ってでも買ったのに…!
第87回ICACUP@スタンレポ エスパーフェアリー と 《霧縛りの徒党》は俺の相棒
ICACUP@スタンに出場してきました。
今回は参加者は割と少なく14名。
予選がスイス4回戦の後、決勝4名によるシングルエリミ。

会場はフェアリー3名とジャンドビッグマナ3名が最大派閥
その他にも、絵描きボロス、白単ビートやトースト等の定番に
懐かしのシャーマンデッキなども見られ、割とメタは多種多様でした。

結果は予選を4-0で抜けた後に、準決勝を抜けて決勝でカズさんに負け。
なかなかの好成績を残せましたが、相変わらず高い壁のカズさんが倒せませんでした。

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仕様レシピは以下の通り。

エスパーフェアリーver.2a 寒冷地仕様
// Lands
4 [ALA] Arcane Sanctum/秘儀の聖域
1 [10E] Faerie Conclave/フェアリーの集会場
4 [10E] Underground River/地底の大河
4 [LRW] Secluded Glen/人里離れた谷間
4 [SHA] Mystic Gate/神秘の門
4 [SHA] Reflecting Pool/反射池
3 [MOR] Mutavault/変わり谷
1 [LRW] Vivid Creek/鮮烈な小川

// Creatures
4 [LRW] Spellstutter Sprite/呪文づまりのスプライト
4 [LRW] Mistbind Clique/霧縛りの徒党
3 [LRW] Sower of Temptation/誘惑蒔き
3 [LRW] Scion of Oona/ウーナの末裔

// Spells
4 [MOR] Bitterblossom/苦花
3 [LRW] Broken Ambitions/砕けた野望
4 [LRW] Cryptic Command/謎めいた命令
4 [ALA] Agony Warp/苦悶のねじれ
1 [10E] Loxodon Warhammer/ロクソドンの戦鎚
3 [ALA] Esper Charm/エスパーの魔除け
1 [LRW] Familiar’s Ruse/使い魔の策略
1 [10E] Condemn/糾弾

// Sideboard
SB: 1 [LRW] Sower of Temptation/誘惑蒔き
SB: 1 [10E] Condemn/糾弾
SB: 3 [LRW] Thoughtseize/思考囲い
SB: 4 [10E] Flashfreeze/瞬間凍結
SB: 3 [LRW] Jace Beleren/ジェイス・ベレレン
SB: 3 [10E] Wrath of God/神の怒り


だいぶデッキとして固まってきている面もあり、
前回とほとんど一緒のレシピ。この形がしっくりきます。

以下レポ
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第1回戦 ジャンドビッグマナ(ゴエさん) ○-×-○

 ゲーム1:《苦花》は無いものの色マナの揃った土地をキープ。
 したら山の上《苦花》がこんにちは。
 《ウーナの末裔》を場に出したのに対応して《ジャンドの魔除け》で流される
 ハプニングが途中に起こったものの、そこから再び場を立て直して、
 相手の《若き群れのドラゴン》を《誘惑蒔き》して押して勝ち。
 
 ゲーム2:《苦花》を握りながら《思考囲い》で相手のハンドを見ると
 《帰化》《野生語りのガラク》《台所の嫌がらせ屋》が見える。
 反射的に《苦花》を守ろうと思い、《帰化》を落とす事を選ぶ。
 結果、2T目に《苦花》は着地できたものの、返しに《台所の嫌がらせ屋》。
 そのまま、《台所の嫌がらせ屋》に押される形で後手後手の展開に。
 《苦花》トークンがチャンプブロックに回らざるを得なくなり、
 苦し紛れの《誘惑蒔き》も《雲打ち》されてgg。
 
 ゲーム3:これまた平然と《苦花》をセット。
 すると、返しに相手が3マナで何もアクションを起こさず。
 何やら土地事故っているらしく、必死に打ってきた《不屈の自然》をカウンター。
 そのまま相手は3マナのまま動けず、こっちブンブン。
 最終的に《謎めいた命令》2枚と《呪文づまりのスプライト》を抱えたまま勝ち。
 
 
 

第2回戦 ジャンドビッグマナ(SGWRさん)

またも相手はジャンドビッグマナ。最近流行ってるのか?

 ゲーム1:お互い《苦花》トークンと《台所の嫌がらせ屋》+《樹上の村》で
 鎬を削る形でライフレースが開始。消耗戦にもつれこむ。
 相手の場が綺麗になるものの、相手の場には《樹上の村》が2体。
 相手ライフ16程。こちらの残りライフは2で、場には《苦花》が1枚のみ。
 これは《霧縛りの徒党》を引かないと厳しいか・・・と思いきや。
 
 トップ《霧縛りの徒党》でアップキープ《苦花》に覇権!
 相手は対応してアクション出来ず。《樹上の村》を寝かせる。
 
 更にトップ《霧縛りの徒党》でアップキープ《霧縛りの徒党》に覇権!
 相手は同じく何も出来ず。
 戻ってきた《苦花》で1点ライフを失い、残りライフ1に。
 
 更に、次のターン、トップ《謎めいた命令》!
 
 相手のアップキープ《霧縛りの徒党》バウンスで、出てきた霧縛りを再覇権!


 更に次のアップキープ。バウンスした《霧縛りの徒党》プレイ! トークンに覇権!
 
 という、 4ターン連続《霧縛りの徒党》覇権で、相手の土地をがちがちに縛る。
 
 縛っている間に空から《霧縛りの徒党》が殴って、そのまま殴りきって勝ち。
 
 いやぁ、もの凄い輝いていました、《霧縛りの徒党》。大好き。
 
 
 ゲーム2:平然と2T目《苦花》すると、相手が返しでランドセットノーアクション。
 この動きが相手にとって致命的となり、こちらが先手に回る。
 場に出された《神話の超者》に一瞬ビビるも、特に有効牌は引かれず。
 後はフェアリーおなじみの後出しじゃんけんを繰り返して勝ち。
 
 
 

第3回戦 エスパーヒバリ(こりんさん) ×-○-○

トーストかな、と思っていたら実はエスパーヒバリだったこりんさん。
初めてみる挙動に多少戸惑う。

 ゲーム1:《潮の虚ろの漕ぎ手》で《苦花》を抜かれたり
 《誘惑蒔き》を《誘惑蒔き》されたり《神の怒り》されたりしてだれている内に
 カウンターの消耗戦となり、《熟考漂い》で引かれた分相手にアドを取られる。
 そのままこちらが息切れした所で《目覚ましヒバリ》の登場。
 墓地には《熟考漂い》×2と《潮の虚ろの漕ぎ手》×2。gg。
 
 ゲーム2:《苦花》は無いものの、《ウーナの末裔》が二匹見えてキープ。
 3マナある状態から相手のターンエンド時《ウーナの末裔》プレイ。
 メインに4マナで《思考囲い》で相手の様子を伺ってみると
 相手のハンドに《誘惑蒔き》が4枚こんにちは
 取り急ぎ2枚目の《ウーナの末裔》をプレイし、全員被覆状態にw
 相手のハンドの《誘惑蒔き》を全て腐らせた後で、だめ押しで《苦花》ドロー。
 《神の怒り》に気を付けつつ、3/3になった凶暴なトークンで殴りきって勝ち。
 
 ゲーム3:《苦花》は無いものの、土地が良い感じで、《ウーナの末裔》に加えて
 《苦悶のねじれ》×2、《誘惑蒔き》×2となかなかの良ハンドだったのでキープ。
 すると、相手が2T目《潮の虚ろの漕ぎ手》をプレイした後に
 土地が2枚で止まる事故が発生。
 悠々と《ウーナの末裔》と素出しした《誘惑蒔き》で4点クロックを重ね、
 そのまま殴りきって勝ち。
 
 
 
第4回戦 白黒トークン(くらげ) ○-×-○

 ゲーム1:相手の《幽体の行列》を《誘惑蒔き》で奪ったり
 《黄金のたてがみのアジャニ》の警戒アタックを《苦悶のねじれ》でしゃくって
 返しのアタックでアジャニを沈めたりして、消耗戦に持ち込む。
 消耗戦に持ち込んだ後は基本的にこちらの方がアドを取れるので、
 そのまま相手を押し切る形でビートダウン。勝ち。
 
 ゲーム2:相手のセットした《苦花》を《エスパーの魔除け》で割って
 再び相手のセットした《苦花》を《エスパーの魔除け》で割る。
 ただ、いい所はそこで終わり。
 その後はなかなかカウンターを引かず、
 《栄光の頌歌》→《幽体の行列》→《幽体の行列》という動きを許してしまい
 ワンチャンス山の上《神の怒り》にかけるしかないも、
 土地の使い方がおざなりすぎて《苦悶のねじれ》が撃てず、殴り殺される。
 後でデッキのトップを見たら《神の怒り》でした。
 折角のチート引きもプレイングがヌルかったら意味がないね。
 
 ゲーム3:《思考囲い》から《苦花》に繋ぐ好スタート。
 途中まで押せ押せのムードとなり、相手のライフを削っていくも
 相手の《神の怒り》のプレイを許してしまい、盤面が真っ新に。
 頑強で生き残った《台所の嫌がらせ屋》と《苦花》とのライフレースとなり
 こちらのライフ:9→7→6→4→3
 あちらのライフ:7→5→4→2
 と、かなりシビアなライフレースが展開されるも、こちらが早く殴りきって勝ち。
 
 
という訳で予選ラウンドは4-0で1位抜け。いえい。

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決勝戦に抜けたのは以下の4名。

エスパーフェアリー(yasu)
青黒フェアリー(カズさん)
エスパーヒバリ(こりんさん)
白黒トークン(くらげ)


で、決勝シングルエリミ開始。
カズさんだけとは当たるなよー、とか思いながら対戦相手を見てみると
なんと先程たたかったばかりのくらげ。
なんかオポ差とか引き分けの点数とか階段とかで負けても残れたらしい。

準決勝 白黒トークン(くらげ)

 ゲーム1:相手の《潮の虚ろの漕ぎ手》を《誘惑蒔き》で奪い、
 その2体と《フェアリーの集会場》や《苦花》トークンによるビートダウンを開始。
 あちらも《栄光の頌歌》からの《幽体の行列》を繋げて
 盤面を整えた所でトップ《謎めいた命令》。寝て下さい、殴ります。勝ちました。
 
 ゲーム2:相手の《思考囲い》でこちらのハンドに《苦花》が無い事を確認され
 《エスパーの魔除け》を落とされ、あー、こりゃ《苦花》持ってるなー、
 と思ったら案の定2T目《苦花》を相手にセットされる。
 しかしそこは北海道きってのチート使いである僕。
 トップから《エスパーの魔除け》をドローして《苦花》を割る。
 続いて、トップから《苦花》を引き当てて場にセット。
 「くらげ、お前のミスを教えてやろう。 チート使いにハンデスは効かん!!」
 とか大口を叩いたものの、試合そのものは後手後手に回って負けましたw
 
 ゲーム3:《苦花》と《誘惑蒔き》でかなり有利にゲームを進め、
 押し切れるかと思うも、《残忍なレッドキャップ》で《誘惑蒔き》を落とされ、
 更に《静月の騎兵》も盤面に追加され、場が拮抗。消耗戦の様相を呈する。
 こちらは《苦花》トークンと《フェアリーの集会場》で、
 向こうは《静月の騎兵》と《残忍なレッドキャップ》でお互いにライフを攻める。
 《謎めいた命令》や《ウーナの末裔》や《誘惑蒔き》などの
 何か有効牌を引けば勝ちの一手になるのに、といった所で引くのは土地ばかり。
 4ターンくらい連続で土地をツモり続ける。
 で、だいぶダレた所で相手が《神の怒り》をプレイ。
 相手の場には頑強で戻ってきた《残忍なレッドキャップ》が、
 こちらの場には《苦花》のみ。残ライフは2。


 おちらのターン、アップキープで《苦花》トークンが出て残りライフは1。
 
 このままだと、《苦花》死は不可避。何とかしないと、何か、何か・・・!
 
 と、祈りを込めてドローすると山の上から《霧縛りの徒党》が!
 
 待って居たぜ相棒! とばかりに
 
 「あっぷきーぷ きりしばりぃッ!!!!!」と盤面に叩き付ける。
 
 その瞬間にマジかよと青ざめるくらげ。手に《損ない》は無いらしい。
 ワンチャンスにかけて3マナ浮かせてドローするも、そう上手くはいかず
 そのままくらげは3点マナバーンを喰らい、負け。
 
 いやあ、ほんと《霧縛りの徒党》大好き
 ローウィン時代から使ってたのもあって、
 《苦花》よりも絶対に欠かせないフェアリーデッキのパーツになってます。
 今まで《苦花》をサイドアウトする多々事はあっても、
 《霧縛りの徒党》をサイドアウトした事は一度も無いしな!(多分)
 

で、《霧縛りの徒党》への愛を確認した所で決勝戦。

決勝戦 青黒フェアリー(カズさん)

あーあ、当たっちゃったよ、カズさんに当たっちゃったよ。
闘う前から負ける気しかしない僕。
それでも何とか頑張ろう、という事で戦闘開始。

12面体ダイスのロールで10を出しで先手いけるかと思いきや
相手に12を出されてあっけなく先手を取られる。もうダメだ。

 ゲーム1:カズさんが1T目《人里離れた谷間》を《苦花》公開してアンタップイン
 そこから《思考囲い》でこちらの《苦花》を抜かれる超ぶんぶんモード。

 続いて2T目に《苦花》を設置され、こちらは有効なアクションが取れず。
 そのまま後だしじゃんけんモードに入られて負け。
 
 ゲーム1:カズさんが1T目《人里離れた谷間》を《苦花》公開してアンタップイン
 そこから《思考囲い》でこちらの《苦花》を抜かれる超ぶんぶんモード。

 続いて2T目に《苦花》を設置され、こちらは有効なアクションが取れず。
 ・・・あれ? おかしいな、試合内容がまるでコピペしたみたいに同じだぞ?
 ああ、違った違った
 今回は《ジェイス・ベレレン》まで相手の盤面に追加されたんだった^^
 
 何とかこちらの《苦花》を着地させ、《エスパーの魔除け》で相手の《苦花》を割り
 こちらだけ《苦花》モードに持ち込むものの、既に時は遅すぎ。
 
 散々ジェイスでドローされた相手の手札には《謎めいた命令》も《苦悶のねじれ》も
 《呪文づまりのスプライト》も《霧縛りの徒党》も何でもござれのオンパレード。
 もう何をやっても勝てない状況になり、負け。
 
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という訳で、2ゲームとも超絶ブンブンをかまされて負け。
やっぱり絶対人的相性って存在すると思った。まるで勝てる気がしない。

結果、カズさんに負けての2位。仕方ないです、うん。

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今回は結構シビアなライフの応酬を行う場面が多く、
今まであまりビート的思考を行ってこなかった自分には、結構刺激になりました。
自分の立てた道筋に従って綱渡りをするようにビートダウンし、
ライフ0というゴールに到達した時はかなーり気持ちいいですね。

特に、くらげとの白黒トークンの試合の時は
Yyさんが言っていた「ライフもリソース。残り1までならいくらでもあげていい」
という理論に基づいて、かなり捨て身(?)の殴り合いを制す事が出来ました。

今日掴んだ感覚を忘れず、何もかもがアドバンテージだけではなく
テンポやライフレースといった概念についても理解を深めていきたいと思いました。
くらげ杯@スタンに出場してきました。

出場人数は12名。今回も盛況で何よりです。
(会場の関係上12名が限界なので、これがMAXなのです。)

使用デッキは白黒トークン
結果は2-1のオポ差で4位。まあこんなもんか。

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使用デッキは今回もフェアリーかと思いきや、いいかげんフェアリー使いすぎなので、
プレイングを磨く的な意味合いも込めて、他のデッキを使おうかなーと画策。

で、なんか空気してる空気君に声をかけて

僕「よかったら今日お互いにデッキ交換して出ない?」
空気君「あ、実はこっちもそう思ってた所なんだけど」

という事で、計らずして両者の利害が一致w
僕→白黒トークン
空気君→青黒フェアリー
で参加する事になりました。

せっかくエスパーフェアリーを渡したのに青黒に変えやがってあの空気めがッ

レシピとしては知っていますし、何回か回した事はありますが
こういう場で白黒トークンを回すのは初。とりあえず何とかなるべと思って試合開始。

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第1回戦 青黒フェアリー(空気君) ×-○-○

で、いきなり空気君とあたってお互いうんざり
「うわーやばいーあいてのでっきがわからないー」
とお互いにもの凄い棒読みで悲鳴を上げる。
また、それとは別に空気君にはPTの権利を目の前で奪われた怨みがあるので
絶対に負けられない、と、もの凄いガチな空気を醸し出して挑む。

 ゲーム1:確かこちらダブマリ。土地が2枚見えたのでプレイ。
 が、《風立ての高地》→《反射池》→《変わり谷》と
 かなりクズな感じのセットランドで何もアクションできず。
 相手もセットランドエンドを繰り返して土地が4枚並ぶ。相手手札いっぱい。
 こうなったフェアリー相手にどうしようもないのは自分がよく知っていますw
 ロクに何も出来ないまま負け。
 噂には聞いてたけど予想以上にマナがタイトで厳しいな、このデッキ。
 
 ゲーム2:こちら先手。ハンドに《薄れ馬》を握った状態で
 《潮の虚ろの漕ぎ手》で相手の手を覗くと、《苦花》《蔓延》《ロクソドンの戦鎚》
 ここで《苦花》ではなく《蔓延》を抜くと、相手が返しに《苦花》設置。
  計 画 通 り ! という事で、3T目《薄れ馬》プレイで苦花を割る。
 漕ぎ手で相手の手にカウンターが無いのは分かっていたので、
 トップ《謎めいた命令》が無いだろうという目算のもと
 《幽体の行列》→《黄金のたてがみのアジャニ》プレイ。
 その後は、《蔓延》をリムーブした《潮の虚ろの漕ぎ手》をうっかり殺されてしまい
 その《蔓延》で場を一掃されるというミスプレイがあったものの、
 相手が《苦花》→こっち《薄れ馬》→相手《苦花》→こっち《薄れ馬》
 という噛み合ったプレイで、そのまま押し切って勝ち。
 
 ゲーム3:こちら後手。《思考囲い》で相手に《苦花》もカウンターも無いのを確認し
 返しに相手の《思考囲い》2連発で《幽体の行列》を落とされるものの
 トップから引いた《静月の騎兵》を着地させ、それを軸に攻めていく。
 常に相手のトップ《誘惑蒔き》で騎兵が奪われるのが怖かったものの、
 相手が《ジェイス・ベレレン》や《謎めいた命令》で
 ガンガンドローしても《誘惑蒔き》の姿は見えず。
 《ロクソドンの戦鎚》が付いたフェアリーを騎兵の先制攻撃で牽制をかけつつ
 最後はフルパンからの《栄光の頌歌》秘匿プレイで勝ち。
 
 
第2回戦 絵描きボロス(YOU) ×-×
 
1回戦目に続いて2回戦目も身内と当たる。なんという事でしょう。
向こうのデッキは絵描きボロス。マッチアップ的に厳しい相手。

 ゲーム1:向こうダブマリ、こちらは漕ぎ手→キッチンスタートの良ハンド。
 漕ぎ手でハンドを覗くと、土地が1枚しかかったので、
 《メドウグレインの騎士》をリムーブし、終始こちらが押し気味の展開。
 が、その後相手が土地を引き続け、4/4になった《運命の大立者》に殴られる。
 こちらのライフが残り10になった所で、こちらの盤面かなり整い
 《幽体の行列》トークン2体+《潮の虚ろの漕ぎ手》+《台所の嫌がらせ屋》と
 かなり盤石になったのに加えて、《黄金のたてがみのアジャニ》をプレイ。
 これで一気に相手を圧殺するぜ! と思った瞬間
 相手がトップ《混沌とした反発》できっちり10点。( ゚д゚)ポカーンとする自分。
 絵描きボロスを舐めてました。
 ただ、この場面は無理に《黄金のたてがみのアジャニ》をプレイせず、
 場のクリーチャーだけで殴ってれば勝ててた場面だったので、厳密にはプレイミス。
 相手のハンドが《混沌とした反発》である可能性を考えていませんでした。
 「どうやったら勝てるか」ではなく「どうやったら負ける可能性があるか」を
 考えて、詰め将棋的にプレイするべきでした。反省。
 
 ゲーム2:あのー。
 白黒トークンって《静月の騎兵》を場に出されたらどうすれば良いんですか?
 3T目《静月の騎兵》→4T目《静月の騎兵》でマジどうしようも無いんですが。
 しかも手札を覗いたら《穿刺破》×3と《混沌とした反発》×2。
 むーりーむーりーむーりーむーりー。構造的に勝てない。
 2匹の《静月の騎兵》にてきとうに殴られた後に本体火力で乙。
 
 
 
第3回戦 赤緑戦士ステロ ○-×-○

 ゲーム1:相手の展開する《茨森の模範》や《猪牙のしもべ》を
 《損ない》や2/2になった《幽体の行列》トークンで捌いていく。
 その後は《台所の嫌がらせ屋》+《黄金のたてがみのアジャニ》のチートモード発動。
 半永久的に相手の攻撃をブロックしつつライフ回復しつつ消耗戦に持ち込む。
 そのまま《黄金のたてがみのアジャニ》が偉すぎて勝ち。
 
 ゲーム2:土地4枚の多少ヌルめのハンドをキープしたら、その後も土地しか引かず
 《変わり谷》と《黄金のたてがみのアジャニ》による土地ビートダウンが開始。
 7/7になった《変わり谷》が相手に殴りかかるかなりシュールな展開に。
 その後も相変わらず土地しか引かず、盤面にクリーチャーを追加できないまま
 相手のプレイした《カメレオンの巨像》に圧されて負け。
 
 ゲーム3:相手が土地1枚のヌルいハンドをキープしたらしく、
 1T目《ラノワールのエルフ》を出した後しばらくアクション無し。
 2T目《潮の虚ろの漕ぎ手》からハンド確認。《猪牙のしもべ》を排除して、
 《幽体の行列》→《黄金のたてがみのアジャニ》のブンブン。

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という訳で、結果は2-1のオポ差4位でした。
1位がK峠君、2位がYOUという事で、今回はかなり身内が頑張った感じ。
特に初1位?のK峠君はおめでとうw。

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白黒トークンを使った感想としては

・予想以上にマナベースが厳しい

のに加えて

・ドローソースが皆無なので、アドバンテージを取るカードが少ない

のに加えて

・あまりにも初動ぶんまわりに期待しすぎて、消耗戦に向いてない。

のに加えて

・《蔓延》や《誘惑蒔き》、《静月の騎兵》等が常に怖い脆さを抱えている

のに加えて

・勝つ時はぶんぶんで半自動操縦で勝てちゃう

ので、やっていてかなりストレスを感じるというか、だいぶ嫌な感じでした。
このデッキで全6回戦の大会に出場したくは無いかなぁ。

「相手にするともの凄く強く感じるけど、自分で使うとそれほどでも無い」
の典型みたいな感じですね、これ。

まあ結論としては、白黒トークンはあまり好きではないという事で。
たまに使うのには良いかもしれません。

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くらげ杯が終わった後は8ドラ。

最近、バントしか出来ていない気がするので、
初手《鼓声狩人》からナヤ方面を目指してみる。

途中経過は省略しますが、結果は1-2。あーあ。
やっぱり僕はナヤは合わないらしい。

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その後は全く自重しないアラーラブロック構築練習会。

0時くらいから開始、気がついたら6時30分になっていたとかいう自重しなさ。

バントやジャンド、5色コンに加えて、色々新たなアーキタイプを交えて
色々な人が回して調整を行っていました。

アラーラブロック構築についても分かった事もありましたが
それ以上に分かった事として

・デッキ相性以上にキャラ相性差は歴然として存在する。

という事と

・僕は緑を軸にしたビートダウンは本当に嫌いだ

という2点w

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・デッキ相性以上にキャラ相性差は歴然として存在する。


ふまぁらさんに勝てない事で有名なカズさんですが、

カズさんがデッキAを、ふまぁらさんがデッキBを回していて、
大体ふまぁらさんが7:3で勝っているので「やっぱデッキ相性こっちの方がいいね」
という結論になろうとしていたのですが、

今度は逆に、カズさんがデッキBを、ふまぁらさんがデッキAを回した所
これもまたふまぁらさんが6:4くらいで勝つ結果となり、
「結局デッキ相性じゃなくてキャラ相性差で勝ち負け決まってる!」という
もの凄い不毛な結論が出る事となりましたw

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・僕は緑を軸にしたビートダウンは本当に嫌いだ

アラーラブロック構築では割と幅広くデッキを作ったり使ったりしてる僕ですが
バントは大好き、エスパー大好き、5色コンもいける、4色PWコンもいけたんですが

どうにもジャンドとナヤは回していて慣れませんでした。

特に顕著だったのが《サルカン・ヴォル》に対して。

相手をしている時は「サルカン出るなよ、強くて嫌いだよあいつー」と思ってたのですが
逆に自分がサルカンを使った時は「…こいつって弱くね? 使い所無くね?」と

もの凄くデレツン状態になりました。なんだこれ。

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ブードラでナヤをやった1-2したのもかんがみて、

なんかどうにも緑絡みのビートダウンは性に合わないです。
本来は練習しなきゃダメな領域なんだろうなぁ。

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そんな感じで、自重しないアラーラ調整会の結果、北林杯はggしました。
明日のICAにはちょっと顔を出す予定です。
拡張アートに挑戦の巻 - リアル《絵描き》さんへるぷ
鈴仙さんから紹介して頂いて知った、
MTGのカードを使っての「拡張アート」
http://enndal.web.fc2.com/selllist/extendart.html

こちらのショップENNDALさんにて
特別賞品としてで販売されているんですが、

「MTGのカードはカード名とマナ・コストが見えていれば使ってもよい」
というルールを最大限に活かして(サインカードが仕えるのも同じ理屈)

イラスト欄を軽くオーバーして一枚のイラストにして使っちゃおうぜ!
といったノリのカードです。

リンク先を見て貰えば分かるんですが、
雰囲気としてはテキストレスどころかもうイラスト以外全部レスな感じ。

で、この《呪文づまりのスプライト》とか《思案》とかちょお欲しいんですが

とか思った所で、ちょっと待った。

実際これって、原価はカード代と絵の具代?くらいしかかかっていないはず、

それなら、自分でイラストを作ってカードに印刷すれば、
もっと安く出来るんじゃないか・・・!?
とか思い始めて

自分で勝手に「拡張アート」の製作に着手し始めました。

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で、色々試行錯誤しながらも、一応出来上がった手順は以下の通り。

1.まず、公式サイトからカードのイラストを取ってくる。

2.画像編集ソフトを使って、カード全体を使ったイラストを作る。

3.消しゴムを使って、リアルカードのイラストと名前以外の部分をひたすら擦る。
(30回くらい消しゴムを往復させるとその部分の印刷が飛びます。)

4.イラストと名前部分以外真っ白になったカードを、A4用紙に貼り付ける。

5.「2」で作った画像から、イラストと名前の部分を削り取って
  細かく印刷位置調整を行った後に「4」のA4用紙に向かっておもむろに印刷開始!
  
6.やったー! とりあえずものすごく不格好だけどできたよー!

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という訳で出来上がったのが、トップに飾った絵の《砕けた野望》。

ものすごい絵がへちょいのはおいておいて、原理的には可能だ、

というのが何となく分かって頂けたかなーと思います。

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そうなるとあと必要になってくるのは、全体イラストの元となる

絵を描くスキルになってくる訳なんですよね。

特にMTGは写実的なきめ細かい絵が主流なので、

そういう絵のスキルが全くない僕にとってはかなりの鬼門です。マジでたすけて。

こればっかりはドット絵じゃ絶対に無理な領域なのです、へるぷみー。

という訳でどなたか「拡張アート」絵師さんとか生まれないですかねー。

いやマジで、原理的には可能なので、後は絵だけ、絵だけなんだあああああっ。

MTG拡張アートに対する賛同者求ム。
そういえば、長らく忘れていたのですが第二回サンタカップを開いた時、
僕が使っていたバントデッキ(+裏で調整していた8サイクリング)の
レシピを上げる暇が無かったので、今更ながらにレシピをうpしてみます。

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まずはバントデッキから。

デッキ名:綺麗なお姉さんデックウィン
// Lands
4 [ALA] Seaside Citadel/海辺の城砦
2 [ALA] Jungle Shrine/ジャングルの祭殿
5 [ALA] Island/島
4 [ALA] Forest/森
2 [ALA] Arcane Sanctum/秘儀の聖域
5 [ALA] Plains/平地
3 [ALA] Bant Panorama/バントの全景

// Creatures
4 [ALA] Rhox War Monk/ロウクスの戦修道士
4 [ALA] Battlegrace Angel/戦誉の天使
4 [ALA] Jhessian Infiltrator/ジェスの浸透者
3 [ALA] Rafiq of the Many/数多のラフィーク
1 [ALA] Stoic Angel/冷静な天使
3 [ALA] Deft Duelist/器用な決闘者

// Spells
4 [ALA] Elspeth Knight-Errant/遍歴の騎士、エルズペス
4 [ALA] Oblivion Ring/忘却の輪
4 [ALA] Bant Charm/バントの魔除け
4 [ALA] Cancel/取り消し
《若き群れのドラゴン》に対抗する為に、《取り消し》をガン積みしたバージョン。
それに加えて、2マナ域に《器用な決闘者》を入れ、
クロックパーミッションとしての色合いを濃くしました。

また、色マナ安定の為に《バントの全景》も追加。
実戦で回して調整した訳ではないので色々細かい部分は未調整ですが、
ある程度はジャンドにも対抗できるような形になっているかなと思います。
(《取り消し》が《サルカン・ヴォル》に対する回答にもなる。)

《妨げる光》はあまりにも使用用途が限定的すぎるのでサイド行きに。
相手がジャンドの場合はサイドインするかな? といった程度。
むしろ《アミーシャの口づけ》の方が偉いかも。

そして何よりこのデッキの強みは
デッキの主戦力が綺麗なお姉さんである事w
《戦誉の天使》とか《冷静な天使》が手札で並んでいる様子を見ていると
それだけでマイントアドバンテージがすごい勢いで稼げます。…え? どうでもいい?

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続いては、8サイクリングを変化させた形。

デッキ名:5色サイクリング
// Lands
4 [ALA] Jungle Shrine/ジャングルの祭殿
4 [ALA] Arcane Sanctum/秘儀の聖域
4 [ALA] Crumbling Necropolis/崩れゆく死滅都市
4 [ALA] Seaside Citadel/海辺の城砦
4 [ALA] Savage Lands/野蛮な地
4 [ALA] Plains/平地
1 [ALA] Mountain/山

// Creatures
4 [ALA] Broodmate Dragon/若き群れのドラゴン

// Spells
4 [ALA] Bant Charm/バントの魔除け
4 [ALA] Esper Charm/エスパーの魔除け
4 [ALA] Resounding Silence/圧倒する静寂
4 [ALA] Elspeth Knight-Errant/遍歴の騎士、エルズペス
4 [ALA] Oblivion Ring/忘却の輪
4 [ALA] Ajani Vengeant/復讐のアジャニ
2 [ALA] Magma Spray/マグマのしぶき
2 [ALA] Cancel/取り消し
2 [ALA] Courier’s Capsule/急使の薬包
1 [ALA] Cruel Ultimatum/残酷な根本原理
前回の8サイクリングを時代の流れに合わせてカスタマイズした形に。

まず《圧倒する雷》が微妙に弱かった(3マナだと弱い、8マナだと優勝)のでアウト。
《浄火の大天使》はクリーチャーのチョイスとしては悪くないものの、
デッキに1枚だけのノンクリ風味だとパンチ力がやや弱いのと
明らかに《若き群れのドラゴン》の方が強かったので、群れドラ4積みに変更。

ここで本来はタップインランドを減らして、パノラマを増やすという
非常に面倒くさいマナ配分を考える必要があるのですが
ちょっとそこまでは手が回りませんでした、すいません。

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ここまで書いておいてアレなんですが

現状のMOの最新のメタを知らない上に、
多分ブロック構築のトップメタはジャンドだと思われるので、
本気で勝ちに行くデッキを模索する場合は、他をあたった方がいいかもしれません。

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あー、それにしてもMOがやりたい。
MOにいけば毎日アラーラブロック構築の大会が開かれてるんだろうなぁ…。

まあ、始めたら始めたで廃人になる道しか見えないので自重してますがw

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次回予告

アラーラブロック構築の環境って《災いの砂時計》→《領土を滅ぼす者》で勝ちじゃね? の巻
”CONFLUX”について現状での情報まとめと所感
ローウィンやモーニングタイドの頃は、
「え? もう次のエキスパンション出るの?
 ちょっとお金キツいんだけど…」
とか思ってたものですが、アラーラに入った途端
「次のエキスパンションマダー? えー、まだあと2か月もあるの?」
という待ちぼうけ状態。

アラーラがトーナメントに影響を与えるカードが少なかったのに加えて、
4か月サイクルに戻ったためにこうなってしまったんでしょうねー。

という訳で、かなり首を長くしてまっているCONFLUXですが、
現在出ている情報を集積して、分かっている範囲でお届けしたいと思います。

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まずは、mtgsalvationさんにうpされた
CONFLUXの画像データ(+新しいEuroLandの画像)をぺたり
http://forums.mtgsalvation.com/showthread.php?t=140002
http://forums.mtgsalvation.com/showthread.php?t=136548

全体的なイメージとして、鮮烈な青空が印象深い感じになってますね。
とりあえずブースターパックの表紙に綺麗なお姉さんが居て個人的には何よりです。
http://forums.mtgsalvation.com/attachment.php?attachmentid=82513&d=1228211124

エントリーパックにはワームの姿が。
マナ・コストが黒赤緑のジャンドカラーを示しているのは、
ジャンドのシャードがまだ続投なのを示していると言えるでしょう。
http://forums.mtgsalvation.com/attachment.php?attachmentid=82516&d=1228211139

ていうかそれ以上にEuroLandが欲しいんですけど! 特に平地!
http://forums.mtgsalvation.com/attachment.php?attachmentid=82514&d=1228211124
…集めるの難しそうだなぁ、うーん。

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それに加えて、かなり早期に流出してしまっていたCONFLUXのデータ。
http://lexotan.diarynote.jp/200810032151442951/
こちらに日本語訳の情報がかなり出揃ってきています。

で、まず皆さんが疑問に思うのが
「このデータってマジなの?」という事だと思われますが、
先に挙げたmtg salvationさんから出されたエントリーパックの画像を見てみると
http://forums.mtgsalvation.com/attachment.php?attachmentid=82516&d=1228211139
かなり読みにくいですが、トップに来ているカードをじっくり見てみると
リストに挙げられているCharnelhoard Wurm/納骨蔵のワーム[CON]と読めます。

まさか、この画像そのものが手の込んだフェイク…というのは考えにくいので、
実際の画像データとここのリストとのデータが一致した、という結論となり、
おそらくは、上で挙げられたリストは信用できるのではないかと思われます。

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その上で、上のリストから読み取れるCONFLUXの情報を列挙してみます。

まず一番に気になったカードが
《Faerie Mechanist/フェアリーの機械論者》
きたー! フェアリーきた! これで勝つる!!!!
しかもなんかカード名的にエスパーに属するっぽい!

これは、フェアリー使いかつエスパー厨の僕の為にあるようなカード!
という訳で、個人的に大注目の一枚です。

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続いては、CONFLUXの世界観をカード名から読み取ってみましょう。
アラーラの断片では、5つのシャードがテーマだった訳ですが、
CONFLUXでも、その名残がいろいろと見てとれます。

→エスパー
Magister Sphinx/厳然たるスフィンクス
Esper Cormorants/エスパーの鵜
Ethersworn Adjudicator/エーテル宣誓会の審判人

スフィンクス、エーテル宣誓会といった
エスパー特有のキーワードが入ったカードがあり、
それに伴ってアーティファクトをテーマにしたカードは続行の模様

同じように、他のシャードに関しても
それぞれのシャード固有のキーワードを使ったものがかなり見てとれます。

→バント
Mirror-Sigil Sergeant/鏡印章の兵長
Rhox Bodyguard/ロウクスのボディガード
Maelstrom Archangel/大渦の大天使

→ナヤ
Nacatl Hunt-Pride/ナカティルの狩り群れ
Beacon Behemoth/標のビヒモス[CON]
Sacellum Archers/サシーリウムの射手

→グリクシス
Grixis Slavedriver/グリクシスの奴隷使い
Pestilent Kathari/黒死病のカターリ
Sedraxis Alchemist/セドラクシスの錬金術師

→ジャンド
Hellkite Hatchling/ヘルカイトの雛
Scarland Thrinax/傷跡の地のトリナクス
Charnelhoard Wurm/納骨蔵のワーム[CON](コストがジャンドカラー)

という訳で、今までのテーマをある程度継続させるのは確定っぽいですね。
賛美とか蘇生とかのキーワード能力も続投する事でしょう。
というかそうしてくれないとバントがリミテッドで成立しない・・・。

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また、これまでのテーマの続投に加えて、
それぞれのシャードがごっちゃになる事を示すカードがいくつかあります。

・《Mana Cylix/マナの大鉢》の再録
マナの大鉢/Mana Cylix (まなのおおばち) (1)
アーティファクト
(1),(T):あなたのマナ・プールに、好きな色のマナ1点を加える。
再録が決定(?)した《マナの大鉢》これから読み取れる事として、
アラーラの断片では、多色環境ではあるものの「絶対に友好3色しか出ない」という
縛りがあったのですが、これを見る限りでは、その制約は解かれたと考えられます。

それから考えると《Obelisk of Alara/アラーラのオベリスク》というカードも
タップで5色が出るオベリスクだという事でしょうか?

何にせよ、この《マナの大鉢》の再録によって、
5つのシャードがぐちゃってきている世界観が読み取れます。

・Outlander/異国者サイクル
また、上記の「5つのシャードがぐちゃってきた」という理論を後押しするように
Outlander/異国者のカードサイクルが示しているように見えます。

Zombie Outlander/ゾンビの異国者(=グリクシス)
Goblin Outlander/ゴブリンの異国者(=ジャンド)
Nacatl Outlander/ナカティルの異国者(=ナヤ)
Valeron Outlander/ヴァレロンの異国者(=バント)
Vedalken Outlander/ヴィダルケンの異国者(=エスパー)

と、それぞれのシャードに一匹づつ用意されたこの「異国者」
それぞれのシャードの住人が、別のシャードに迷い込んでしまった、
とかいうデザインのカードに読み取れます。

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また、それらのカードとは別個に、物凄く気になるカード名もいくつかあります。

その筆頭は
《Conflux/衝合[CON]》
エキスパンション名がそのままカード名になっているこのカード。
ストーリー的な意味合いから見ても、どんなカードになるのか今からわくわく。

他にも、気になるカードは
《Might of Alara/アラーラの力》
《Child of Alara/アラーラの子》

…あれ? アラーラって世界の名前じゃなかったでしたっけ?
なんで人名みたいな扱いになってるんでしょ?
アラーラの名を冠する以上、5色マルチとかになるんでしょうか。
興味は尽きません。

他にも、ぼちぼち気になる名前のカードが。
《Gwafa Hazid, Profiteer/成金、グヮファ・ハジード》
《Progenitus/大祖始》
《Rakka Mar/ラッカ・マー》

とか、いろいろ面白いカードが生まれてきそうです。

そして何より
《Nicol Bolas, Planeswalker/プレインズウォーカー、ニコル・ボーラス》
神話レア確実であろうこのカード。
ニコル・ボーラスと言えばファンも多く、
色々な意味で大注目されるであろう事が伺えます。

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いくら何でもまだ早すぎる気はしますが、
微妙に楽しみになってきたCONFLUX。
また続報が入り次第お知らせしていきたいと思います。
なんか気がついたらマナコストが10万を超えていました。
《うつろう爆発》すれば人が5000人くらい死にますね、びっくりです。
また、それと同じく被リンク数も100を達成してました。
これもひとえに来場して頂ける皆様の賜です。ありがとうございます。

とりあえずこれからもよくわからない記事を垂れ流していくと思われますが。
てきとーに読んでいて頂ければ幸いです。

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これからの意気込みのお話

おそらく誰も覚えてはいないかもしれませんが、
個人的な「MTGで今年度中に達成したい5つの目標」というのがあって

・放課後さんに掲載される
・レーティングを1800台にする
・ICAで1位を取る
・公式戦でカズさんに勝つ
・GPレベルの大会に出場する

というのがあり、残すは最後の「GPレベルの大会に出場する」を残すのみだったため
先日の試合で勝っていれば全て目標達成できていただけに悔しさもひとしおです。

冷静になって先日のPTQ京都の自分の動きを色々思い返してみると、
ピックやプレイングなど、色々とボロボロな部分が多く、
反省点ばかりが湧き出てきました。
そんな感じで1日中悔しい悔しい妬ましいぱるぱるぱるぱると悶えていた自分。

とりあえずそれも踏まえて、PTQ京都@札幌2次は、
決勝トーナメントに残るのを前提、その上で権利獲得を目標に頑張ります。

また、1月5日に、某就職先の会社の都合で名古屋に戻らないといけないんですが、
予定を調べてみたら、1月4日に名古屋でPTQがあるとの事。
これはもう狙わない訳にはいかないでしょう。

まあ、当然のようにその頃の時期は学業的な意味で厳しい時期ではあるんですが、
開き直って、PTQに胸を張って参加する為に気合いを入れて論文を進める
という強気のプレイングで突き進んでいきたいと思います。

漫然と進めるよりは、そちらの方が効率的に勉強も出来そうだし。

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また、来年4月には名古屋に戻る予定の自分ではあるのですが
来年度までの目標として、名古屋に戻った後
「北海道のレベルってそんなもんなんですかwww」とか言われないように、
外に出ても恥ずかしくないくらいのプレイヤーを目指したいと思います。

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PTQ京都への切符を逃し、10万ヒット達成し、
とりあえず色々な区切りとなったこの数日。
何やら更にまじっくじゃんきーとして悪化の一途を辿っているような気がしますが
きっと気のせいです、多分w
もの凄く悔しい結果になりましたorz

参加者は30名。予選シールド5回戦の後、上位8名によるブードラのシングルエリミ。
結果は、4-1で予選を抜けた後、決勝ラウンドで2没。

予選のシールドパックにも恵まれ、ブードラでもバントをやや決め打ちぎみに進め、
準決勝(決勝戦の相手がPTに参加出来ない為事実上決勝戦)に進み
1-1までもつれこんだものの、最後の1ゲームが取れず、目の前で逃してしまう形に。
とりあえずレポ

今回は悔しさのあまりレポがかなり長いのでお気をつけくださいw

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第0回戦

当日、会場告知の手違いによるトラブルがあり、
あわや0回戦ドロップかと思いきや、何とかタクシーを使って滑り込み。
空気君やTNGTさんも罠に掛かった様子で、一悶着起こる。

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デッキ構築
とにもかくにもパック配布。綺麗なお姉さんフェチの自分としては、
《戦誉の天使》とか入ってるパックだといいなー、とか思ってたのですが
箱を開けたら《戦誉の天使》と《冷静な天使》がこんにちは。
なにやらいきなりチート引きが発動しました。

カードプール

-白-
《戦誉の天使》
《忘却の輪》
《印象持ちの聖騎士》
《天使歌》×2
《目明き階級の魔術師》
《天空の先達》
《バントの戦闘魔導師》
《聖域のガーゴイル》

-青-
《垂れ流しの達人》×2
《後追いの呼び声》
《暁の光の射手》
《金線の賢者》
《ジェスの監視人》
《ジェスの先達》
《スフィンクスの伝令》
《陸亀の体勢》

-黒-
《アンデッドのレオトー》×2
《骸骨のカターリ》
《死を出迎える者》×2
《霞の悪鬼》
《屑肉を引き裂く者》
《臓物を引きずる者》

-赤-
《圧倒する雷》
《魂の火》
《あふれ出る火焚き》
《ドラゴンの餌》
《ゴブリンの山岳民》×2
《稲妻の鉤爪》×2
《ヴィーアシーノの骸骨》

-緑-
《残忍なハイドラ》
《エルフの幻想家》×2
《野生のナカティル》
《藻のガリアル》×2
《圧倒する咆吼》×2
《宮廷の射手》
《モストドン》
《トーパの苦行者》
《ガルガンチュアンの贈り物》
《ロウクスの突撃者》
《神触れ》


-マルチ-
《アニマのメイエル》
《領土を滅ぼす者》
《冷静な天使》

《バントの魔除け》×2
《妨げる光》×2
《猛きセロドン》
《ケデレクトの忍び寄る者》
《潮の虚ろの大梟》
《ジェスの浸透者》
《ヴァレロンに仕える者》
《印象の祝福》
《クァーサルの伏兵》

-アーティファクト-
《グリクシスのオベリスク》
《ナヤのオベリスク》

-土地-
《バントの全景》
《グリクシスの全景》
《エスパーの全景》
《野生のナカティル》《エルフの幻想家》《野生のナカティル》《残忍なハイドラ》
《ロウクスの突撃者》《モストドン》といった優秀カードを大量に含む緑を軸に

《戦誉の天使》や《忘却の輪》のパワーカード有する白を加える形で、

《クァーサルの伏兵》や《ヴァレロンに仕える者》、《印章の祝福》などの
マルチカードもかみ合い、白緑方向で行く事は鉄板に。

で、ここで微妙な2択が発生。

白緑に赤を足してナヤ方向に行くか、青を足してバンド方向に行くか。

赤を足してナヤ方面に行くと
《領土を滅ぼす者》《猛きセロドン》《圧倒する雷》《魂の火》が


青を足してバンド方面に行くと
《冷静な天使》、《バントの魔除け》×2、《ジェスの浸透者》、《妨げる光》が


追加出来たのですが、この時は結果として赤を足してナヤ方面に行きました。
赤に行った根拠としては「シールドはナヤゲー」という無意識の刷り込みと、
《領土を滅ぼす者》の圧倒的な強さだったのですが、
思いの外《領土を滅ぼす者》を使うタイミングが難しく、
特に後手の場合はサイドアウトまで起こりえるという事態に。
また、《圧倒する雷》では除去出来ない場面も多々あったため、
後から考えてみると、バント方面に行った方が正解だったのかもしれません。
もし暇な方が居ればカードプールご参照の上でご意見求めます。

------------------

とりあえず、組み上がったデッキは以下の通り

綺麗なお姉さんデックウィン -Type Naya

・クリーチャー
《野生のナカティル》
《エルフの幻想家》×2
《ヴァレロンに仕える者》
《印象持ちの聖騎士》
《クァーサルの伏兵》
《宮廷の射手》
《モストドン》
《トーパの苦行者》
《藻のガリアル》
《ロウクスの突撃者》
《戦誉の天使》
《領土を滅ぼす者》
《残忍なハイドラ》


・スペル
《印章の祝福》
《圧倒する咆吼》×2
《圧倒する雷》
《魂の火》
《忘却の輪》
《ガルガンチュアンの贈り物》
《ナヤのオベリスク》

・土地
《バントの全景》
《森》×7
《平地》×6
《山》×3



クリーチャーは優秀なクリーチャー揃い。
除去にやや不安がある以外はそこそこ強そうな感じに組み上がりました。

ただ、ジャイグロを軸に組み立てるデッキでは《藻のガリアル》が非常に弱く、
大きくならない上に被覆が逆に弱く感じる事の方が多かったので、
毎回サイドアウトして《目明き階級の魔術師》と入れ替えていました。

それに加えて、メインの《印章持ちの聖騎士》が嘘くさかった。
このマナベースで序盤に白白は出ない。つまり2マナクリーチャー換算出来ない。
それなら《目明き階級の魔術師》を入れた方がよかったと思われます。

バントよりにデッキを組み直してみると、多分こんな感じになると思われます。
綺麗なお姉さんデックウィン Type Bant

・クリーチャー
《野生のナカティル》
《エルフの幻想家》×2
《ヴァレロンに仕える者》
《目明き階級の魔術師》
《ヴェスの浸透者》
《クァーサルの伏兵》
《宮廷の射手》
《モストドン》
《トーパの苦行者》
《ロウクスの突撃者》
《戦誉の天使》
《冷静な天使》
《残忍なハイドラ》


・スペル
《印章の祝福》
《妨げる光》
《圧倒する咆吼》×2
《バントの魔除け》×2
《忘却の輪》
《ガルガンチュアンの贈り物》

・土地
《バントの全景》
《エスパーの全景》
《森》×6
《平地》×5
《島》×4

うーん、なんかこっちの方がすっきりしてていい感じですね。
結果的に抜けられたから良いものの、
最適解をその場で出せない辺り、練習不足を路程しました。

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で、戦闘開始


第1回戦 ナヤ(千葉神さん) ×-○-×

 ゲーム1:こちらがある程度展開し、《領土を滅ぼす者》を場に出して
 有利な状況で固定させようと思ったら、場に出てくる《サシーリウムの神語り》
 いつもはあまり存在感が無いこのカードですが、
 土地を吹き飛ばしてしまうと相手が一方的にマナを出せる嫌な噛み合い方を。
 結局、そのまま《領土を滅ぼす者》が手で腐ったまま、
 《モストドン》や《洞窟のソクター》といったパワーカードを連打されてgg。

 ゲーム2:1T目《野生のナカティル》→2T目平地セット《目明き階級の魔術師》
 そこからいわゆるぶんぶんで場を整えて圧殺。
 
 ゲーム3:一旦展開し、《領土を滅ぼす者》を場に出したものの
 盤面が拮抗していたため決定打にはならず退場。そのままお互い消耗戦に。
 巨大生物のオンパレードとなった相手に次第にボードで押され初め、
 ワンチャンストップ火力にかけるしかない状態で引かずにgg。
 このあたりでデッキ構築ミスに気がつくも手遅れに。
 
ていうかやっぱり千葉神さんは苦手だ自分。
いきなり1敗してしまい、もう負けられない瀬戸際に立たされた訳で。
絶対に負けられない、との意気込みで以降の戦いに臨みます。

 
第2回戦 エスパー?(Teruさん) ○-○

 ゲーム1:《エルフの幻想家》→《エルフの幻想家》→《トーパの苦行者》と
 流れるように展開、そしてビートダウン。
 特に相手の目立った動きも無く、勝ち。
 
 ゲーム2:あんまり覚えてないけど勝ち。

第3回戦 ナヤ?(SSKさん)○-×-○

 ゲーム1:こちら後手のスタートだったものの、
 相手のアタックにあわせて《平地》からマナを出して《バントの全景》を起動。
 森を場に出してから《クァーサルの伏兵》でのブロックというシャクりプレイから、
 完全に攻守が逆転し、そのままビートダウンして勝ち。
 
 ゲーム2:メモ紛失の為あまり覚えておらず。記録の上では負け。
 
 ゲーム3:同じく、メモ紛失の為あまり覚えておらず。記録の上では勝ち。
 

第4回戦 ナヤ?(GILさん) ○-○

 ゲーム1:1T目《野生のナカティル》からのビートダウン。
 相手のアタックを《クァーサルの伏兵》でシャクったり、
 ジャイグロで戦闘をシャクったりしながら、
 最後はフルアタックからの《印章の祝福》で押し込み勝ち。

 ゲーム2:初動3T目という遅い立ち上がりだったけれど、
 《藻のガリアル》を場に出し、《エルフの幻想家》あたりでお茶を濁す。
 そしておもむろに《戦誉の天使》からの《領土を滅ぼす者》への必殺パターン。
 土地が全て吹き飛んだ所で相手の心が折れて勝ち。
 

第5回戦 ナヤ?(YMZKさん) ○-○

 ゲーム1:あまり覚えてないですが、妥当に展開、妥当に勝ち。
 《戦誉の天使》を出した所で勝ち、だった気がする。
 
 ゲーム2:1T目《野生のナカティル》→平地→山とナチュラルセットランド
 3/3になったそのままの勢いに加えてビートダウンを敢行し、
 相手のクリーチャーを排除しつつそのまま押し切って勝ち。
 
---------------------------

という訳で、何とか4-1の2位通過で決勝ドラフトに滑り込み。
だいぶ危うい橋でしたが、サブマリンしただけあって、
微妙にあたった人は皆デッキパワーが低かった印象を受けました。

全体を通して《野生のナカティル》と《クァーサルの伏兵》が偉かった。
こいつらでテンポをこちらのリズムにもっていって押し切るのが基本勝ちパターン。

逆に、期待していた《戦誉の天使》や《猛きセロドン》は
姿そのものをあまり見る事がありませんでした。

《領土を滅ぼす者》はどちらかというとオーバーキル。
いつ出しても大丈夫な《冷静な天使》を選択した方が良かったっぽい。

-----------------------------

決勝ドラフト

最近のドラフトではもう4~5回連続くらいでバントをやっている、
かなりのバント厨の僕ですが、決勝ドラフトでもかなりバント決め打ち気味でした。

決め打ち気味にいくのは、あまりよくないとは思っているのですが

・何だかんだで自分の使い慣れたアーキタイプが一番良い
・事故率を可能な限り少なくしたい(バントは基本的に白青を軸)
・その上で、ワンチャンスぶん回りに期待したい。

という事で
王者であるナヤや、最近話題の5色、あるいはグリクシスなどに
中途半端に手を出しても、中途半端なデッキになって終わるかな、とか思ってました。

初手《圧倒する静寂》から1-2《ナヤの戦闘魔導師》。
《アラクサの守護者》や《天使の祝祷》といった賛美パーツを集め、
《アニマのドルイド》や《帰化》といった緑のパーツも集めるものの、
緑の流れがそれ以降ぱったりとぎれる。
逆に《鋤引きの耕し獣》や《後追いの呼び声》が10手目以降に流れてきたのを見て
青白方面はかなりスルーされているな、と勘違いする

実は、2つ上の空気君が僕と同じバント狙い。
後から彼のデッキを見てみると、《バントの魔除け》や《ジェスの浸透者》、
そして《ロウクスの戦修道士》といったバントの優秀パーツを軒並み取られていました。

そんな事は露知らず、2-1《炎破のドラゴン》を流して《器用な決闘者》ピック。
正直、このピックに関しては叩かれても仕方ないピックだとは自覚しています。

ただ、カットするだけの余裕はありませんでしたし、
もし流したとしても、自分と当たるとは限らない、
それなら自分のデッキにとって必須パーツとなる決闘者を、との思いで取りました。

まあ、冷静にそこから《炎破のドラゴン》をピックして、
ナヤ方面で進めるという手もあった(むしろそれが妥当だった)んですけどね。

そこからは開き直って青白の賛美ビートパーツをピック。
《聖域のガーゴイル》や《雲荒れの原のドレイク》といった
飛行クリーチャーをやや多めにピックし、後半にも攻撃が通るように意識しました。

デッキ名:出来損ないバントビート

・クリーチャー
《アラクサの従者》
《器用な決闘者》×2
《印象持ちの聖騎士》
《目明き階級の魔術師》
《ヴァレロンに仕える者》×2
《ナヤの戦闘魔導師》
《アラクサの守護者》
《クァーサルの伏兵》
《聖域のガーゴイル》×2
《雲荒れの野のドレイク》×2
《鋤引きの耕し獣》×2

・スペル
《急使の薬包》
《妨げる光》
《後追いの呼び声》
《呪文摘み》
《天使の祝祷》
《圧倒する静寂》×2


結果としては、100点満点中35点くらいのデッキ。
まず除去が無いのに加えて、いわゆるゴッドレアが無いので、とても平坦。
あと線が細すぎる。リアルに《カルデラの乱暴者》1匹に全滅しうる。

そして、上家にバントのパワーカードを軒並み取られていました。
《波掠めのエイヴン》とか《ジェスの浸透者》とかすごい欲しかった。
微妙にバントのパーツが消えていておかしいなー、とは思ったものの
そこから方向修正する事が出来ず、結果として貧乏くじを引かされるハメに。

《聖域のガーゴイル》を中心としたシナジーももう少し考えるべきだった。
《急使の薬包》とだけでは、ハマった時は強いけど、それだけ。

それ以上に色の寄せ方をミスった感が。
この構成なら、思い切って白青に寄せた方が良かった。
3色スペルがある訳でもないので、わざわざ色を散らして事故率を上げる必要は無い。
特に《ヴァレロンに仕える者》がノイズ。
こいつのせいで序盤の緑マナを意識せざるを得なくなり、結果デッキがグチャった。

正直、結果的にかなりの失敗ピックでした。むしろよく1勝も出来たなというレベル。

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準々決勝 5色(KMYさん) ○-○

 ゲーム1:2T目《印章持ちの聖騎士》から賛美に繋ぐビートダウン開始。
 その間相手は土地が2枚でストップしてしまい、サンドバッグ状態。
 4点クロックを刻み、20→16→12→8→4まで持ち込んだ所で
 相手も展開を始めるも、こちらがフル展開フルパンチで勝ち。
 
 ゲーム2:相手がアーティファクト多めに見えたので、
 サイドから《帰化》と《祓い師の薬包》をサイドイン。
 《祓い師の薬包》起動→《聖域のガーゴイル》で回収でしゃくって、
 そのまま賛美ビートダウンで押し込んで勝ち。
 
 
準決勝 バント(空気君) ○-×-×

ここで当たる空気君。最近調子に乗ってる彼です、自重して。
ワンチャンスここで勝てば決勝はそのまま抜けられるため、
PT出場権がかかった1戦。自然とお互いかなりガチの空気になる。

 ゲーム1:1T目《アラクサの従者》→2T目《印章持ちの聖騎士》
 そのまま相手が土地2枚でストップ。ろくに抵抗できないままサンドバッグ。
 途中でこちらのテンポをクズされ、《ロウクスの戦修道士》を出され盤面硬直。
 最終的に、《圧倒する静寂》サイクリングを2回撃って、
 相手が完全に息切れした所を押し込んで勝ち。
 
 ゲーム2:今度はこちらが思うように展開できず、
 相手の3T目《ロウクスの戦修道士》にかなり絶望。
 ロウクスのアタックに対応して出して《クァーサルの伏兵》で、
 《ヴァレロンに仕える者》とのダブルブロックでワンチャンス殺せたものの
 相手のデッキに大量に入ってるジャイグロを警戒してピヨってスルー。
 結果、相手は手にジャイグロを持っていなかったらしく、致命的なプレイに。
 そのままずるずる相手のロウクスにライフゲインされ、
 《ジェスの浸透者》を場に出され、アンブロッカブルでライフを削られてgg。
 
 ゲーム3:お互い負けられない最終試合。
 こちらが3ターン目に《器用な決闘者》をプレイすると、
 相手も3ターン目に《ロウクスの戦修道士》をプレイ。
 マジかよ、と思っていると4ターン目に2匹目の《ロウクスの戦修道士》。
 こいつらに対する回答が無く、かなり絶望。更にこちらの土地が事故って止まり、
 全く身動きが取れない状態のまま、2体のロウクスに殴り続けられる。
 結局そのまま殴り殺されてgg。

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という事で、決勝ラウンドで負けて2没。ちくしょーなんでだー。
結局優勝は空気君で、Finals本戦出場に加えてPT出場の二連覇(?)を果たしました。
とりあえずおめでとう。

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FinalsにしてもPTQにしても、最後の最後で勝ちきれないのが悔しいです。
原因としては割と明確で、自分の細かい部分でのプレイング等の甘さ。

どう行動するか、どのカードを使うかといった行動に対して、
最適解とは言わないまでも、限りなく正解に近い行動がまだ取れない感があります
その自分に足りない部分を埋めたいんだけど、そう簡単に埋まらない。
もの凄くもどかしい感じ。
とりあえずはまあ、率直に、かなり悔しいです

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PTQが終わった後はその場に居たメンバーで飲み会。
マジックの話をしたり就活の話をしたり。

とりあえず自覚してはいたけど、多分自覚してる以上にやっぱり僕はプレイングが甘い。
で、いわゆる僕が「苦手」と言ってるカズさんやISBSさんや千葉神さんは、
そういう甘い部分のプレイングを見逃さずに、常に厳しく攻め込んでくる感じ。
結果、自分の行動の常に上をいかれている感じで、
非常に相手としてやりにくいし、実際負けが多いんだなーとか思います。

とりあえず、その「甘い」部分は、マジックを上達する上で必ず必要になると思うので
これからは細部にまで気を払ってプレイしたいと思いました。

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あーもう悔しいなあw
来る11月29日、札幌市内の某所にて第二回サンタカップが行われました。
フォーマットはアラーラブロック構築。全国でも稀なのではないでしょうか。
(なんか同じ日にどこかでアラーラブロック構築の大会があるらしいですが。)

参加者は北海道のfinals地区予選を抜けた2名を含む7名。
人数こそ少ないですが、北海道のかなり濃いメンツが集まり、
参加者のレーティング平均値が1800↑という謎に充実した場に。
総当たり7回戦の結構な長丁場となりました。

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使用デッキと順位の結果は以下の通り

1位:4色グッドスタッフ(ISBS) 6-0
2位:ジャンド(Yy※) 5-1
3位:ジャンド(空気※) 4-2
4位:ジャンド(カズ) 3-3
5位:バント(yasu) 2-4
6位:グリクシス(千葉神) 1-5
6位:5色コン(TZW) 1-5

(※はfinals本戦への権利保持者)

結果としては、分かりやすくジャンドが勝ち組となる結果に。
しかし、それ以上に《若き群れのドラゴン》が環境を支配していました。

上位4名のジャンドデッキに加え、5色コンにも当然のように4積み。
前環境における《タルモゴイフ》の如く、採用率が非常に高かったです。

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トップ2名のデッキリストの許可が下りたので公開

まずは、トップを飾ったISBSさんのデッキです。
デッキ名:4色グッドスタッフ
使用者:ISBS
// Lands
2 [ALA] Swamp/沼
4 [ALA] Jungle Shrine/ジャングルの祭殿
4 [ALA] Savage Lands/野蛮な地
4 [ALA] Arcane Sanctum/秘儀の聖域
2 [ALA] Plains/平地
2 [ALA] Naya Panorama/ナヤの全景
3 [ALA] Jund Panorama/ジャンドの全景
2 [ALA] Forest/森
2 [ALA] Mountain/山

// Creatures
4 [ALA] Broodmate Dragon/若き群れのドラゴン
4 [ALA] Elvish Visionary/エルフの幻想家
4 [ALA] Sprouting Thrinax/芽吹くトリナクス
4 [ALA] Woolly Thoctar/長毛のソクター
3 [ALA] Caldera Hellion/カルデラの乱暴者

// Spells
4 [ALA] Elspeth Knight-Errant/遍歴の騎士、エルズペス
3 [ALA] Executioner’s Capsule/処刑人の薬包
4 [ALA] Ajani Vengeant/復讐のアジャニ
4 [ALA] Oblivion Ring/忘却の輪
2 [ALA] Violent Ultimatum/暴力的な根本原理

// Sideboard
SB: 3 [ALA] Blood Cultist/血の信者
SB: 3 [ALA] Resounding Silence/圧倒する静寂
SB: 2 [ALA] Naturalize/帰化
SB: 3 [ALA] Sarkhan Vol/サルカン・ヴォル
SB: 2 [ALA] Relic of Progenitus/大始祖の遺産
SB: 2 [ALA] Realm Razer/領土を滅ぼす者
青を抜いた4色グッドスタッフ。
《忘却の輪》《遍歴の騎士、エルズペス》《復讐のアジャニ》をはじめとして、
《芽吹くトリナクス》《長毛のソクター》《カルデラの乱暴者》等の中堅クリーチャー
そして何より今回の主役の《若き群れのドラゴン》をガンガン搭載したデッキ。

「この環境はパワーカードの応酬でしょ」という本人の言葉を体現化したようなデッキです。

ISBSさんは実は第一回サンタカップに続いての二連覇。貫禄を見せつけました。


続いては、2位となったYyさんのジャンドデッキ。
デッキ名:普通のジャンド
使用者:Yy
// Lands
3 [ALA] Mountain/山
3 [ALA] Crumbling Necropolis/崩れゆく死滅都市
4 [ALA] Swamp/沼 4 [ALA] Jund Panorama/ジャンドの全景
3 [ALA] Forest/森
4 [ALA] Savage Lands/野蛮な地
3 [ALA] Jungle Shrine/ジャングルの祭殿

// Creatures
2 [ALA] Caldera Hellion/カルデラの乱暴者
4 [ALA] Elvish Visionary/エルフの幻想家
1 [ALA] Mycoloth/マイコロス
3 [ALA] Fleshbag Marauder/肉袋の匪賊
4 [ALA] Broodmate Dragon/若き群れのドラゴン
4 [ALA] Sprouting Thrinax/芽吹くトリナクス

// Spells
4 [ALA] Goblin Assault/ゴブリンの突撃
2 [ALA] Dragon Fodder/ドラゴンの餌
4 [ALA] Jund Charm/ジャンドの魔除け
4 [ALA] Bone Splinters/骨の粉砕
1 [ALA] Violent Ultimatum/暴力的な根本原理
3 [ALA] Sarkhan Vol/サルカン・ヴォル

// Sideboard
SB: 4 [ALA] Blightning/荒廃稲妻
SB: 4 [ALA] Executioner’s Capsule/処刑人の薬包
SB: 1 [ALA] Caldera Hellion/カルデラの乱暴者
SB: 4 [ALA] Naturalize/帰化
SB: 2 [ALA] Predator Dragon/捕食者のドラゴン
Yyさんのデッキはスタンダードなジャンド。
さすがトッププレイヤーだけあって
こなれた構成、こなれた環境把握でした。

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以下、個人的な雑感。

僕自身は、8サイクリングとバントで迷ったものの、
バントが参加0は流石に嘘だろう、という事でバントで参加。

結果、無理なマナベースが祟り、事故が多発して2-4のgg。

やはりかなり無知な構成だったらしく、終わった後にISBSさんから
「よくこれで戦えたね。無茶だよこのデッキ」と窘められました。
MWSだと普通に負け無しレベルではあったのですが、
実戦とはやはり違うなーというのを痛感しました。

で、今回のアラーラブロック構築の大会を開いて感じた事


・《若き群れのドラゴン》が環境最強クリーチャー。
一躍今回のトップヒーロとなった彼。
場に出ただけで単純にアドバンテージを稼げるのに加えて、
《忘却の輪》や《遍歴の騎士、エルズペス》を持ち出しても解決にならないという
対抗する手段がほぼ皆無というのが強い要因となりました。

結果、《若き群れのドラゴン》に対抗するには《若き群れのドラゴン》しかない
という、現環境の《苦花》のような状態となってしまっていました。

先日こちらに掲載したMOのアラーラブロックのジャンドデッキでは
メインに1枚+サイドに1枚という構成だったのですが、
これからはメインに平然と3~4枚は詰まれている構造になりそうです。
アラーラ環境では、このクリーチャーをどう対処するかが課題になりそうです。



・《取り消し》強い
それに対応して《取り消し》の強さが光りました。
結局、《若き群れのドラゴン》は場に出てしまうとどうしようもない為、
それに対抗するには打ち消すしかない、という結論になりました。

今回のサンタカップでは、途中でデッキをいじるのを許可していたのですが、
当初、メインに2枚ほど《取り消し》を搭載していた僕のデッキに、、
回数を重ねるうちに、メイン2枚→3枚→4枚と、どんどん増えていきました。

パワーカードゲーとなるこの環境では、終盤1枚のカードでひっくり返される事が多く
常に手札にあって全く困らない状態でした。

逆に《妨げる光》はそこそこ強いのですが、範囲が非常に限定的なため、
最終的にはサイドボードに1~2枚、という結論になりました。



・《全景》サイクルの必要性?
「《全景》サイクルはゴミ」と断言してしまった自分ですが、
実際ガチで試合をしてみると、想像以上に色マナベースがきつい事に加えて、
あまりにタップインランドが多いと3~4ターン目の動きが阻害されるので、
色マナ安定に加えてアンタップインが偉い、という事で
上位に入ったデッキリストに《全景》サイクルの姿がちらほら見受けられました。

タップインランドと、全景サイクルと、ベーシックランドの3種を
どう組み合わせてマナの安定を図るのか、という事をもう一度考える必要がありそうです。

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今回は、《若き群れのドラゴン》祭りという結果に終わりましたが、
ここから更にメタが回って、どうなるかが楽しみな所です。

未だにメタが固まりきっていないのが面白い所だと思うので、
他の大会の結果や、現在のMOの状況なども気になる所。

Finals本戦まで、目が離せない結果となりそうです。

今回2-4の結果を残してしまった事の《名誉回復》も兼ねて、
アラーラブロック構築の大会、もう一度くらい開くor参加したいなぁ。
徹夜で論文を書いている途中なのですが、
あまりにもうがーって気分になって現実逃避したくなったので
アラーラブロック構築について雑感を。

今回は
「スタンダードでは見向きもされていないけれど、
 アラーラブロック構築では意外にやりおるカード」
がテーマです。

アラーラブロック構築は、今までで一番カードプールが狭い環境なので、
いままで注目すらしていなかった意外なカードが強い事も。
とりあえず、下にそれらのカードを列挙していきます。

--------------------------

《取り消し》
→皆がタップインランドを使っている、その上1~2マナ域がスタンに比べて薄いので
 「2T目《苦花》消せないカウンターに用はない」とかいう事はなさそう。
 また、試合を決めるパワーカードが4マナ域~である事が多いので、
 打ち消す先には全く不足しなさそうな1枚。
 2、3T目と展開した後のバントや、純粋なコントロールデッキとかで、
 十分に活躍できるだけの下地はあると思います。腐っても確定カウンター。
 
 
 
《標本集め》
→この環境は、細かくクリーチャーを展開していくというよりも
 高マナ域のバケモノクリーチャーをどかーんと出して大逆転する事が多め。
 それこそ《若き群れのドラゴン》とか《ヘルカイトの首領》を取られたら投了もの。
 5色コンなんかに入ってたら、相手に1枚存在を示すだけでも相当のプレッシャー。
 あまり馬鹿に出来ない1枚になりそうです。
 
 
 
《タールの悪鬼》
→《エルフの幻想家》と《ドラゴンの餌》のトークンをぱくぱく食べたら
 なんか相手の手札が0枚になりました^^ とか危険。超危険。
 しかも環境にカウンターがほぼゼロだから、対抗する手段も少ない。
 コントロール相手どころか、ビート相手にも刺さりかねない恐怖。
 《タールの悪鬼》で相手のハンド0枚→《ヘルカイトの首領》とか勝ちじゃね?
 
 
 
《領土を滅ぼす者》
→そうです、この環境、ゲドンがあるんですよ。
 地味に8サイクリングの天敵になりそうだなと思ってるのがコイツ。
 「わざわざ手札に土地を残しておくプレイング」をする人は少ないでしょうから
 うっかりこいつが出た→即gg という構図があり得そうなのが怖い所。
 対応できそうな低マナ域除去が《マグマのしぶき》と《骨の粉砕》の2枚。
 その他は3マナ圏になってしまうので、対応はほぼ不可能となっています。
 
 
 
《急転回》
→色さえ合えば《対抗呪文》よりもエグい仕事をするコイツ。
 《バントの魔除け》に対して撃てば、相手のクリーチャーがさようなら。
 《骨の粉砕》に撃てば、相手はクリーチャーが2匹も少なくなります。
 《エスパーの魔除け》のハンデスモードに撃てば相手は5枚も手札が少なくなります
 《取り消し》に対して撃てば、結果的に《取り消し》に対するカウンターになります。
 あれ? 実はこのカードこの環境で最強の2マナカードじゃね?



《妨げる光》
→用途は狭いですが、「打ち消して1ドロー」はかの青コマと同じ台詞。
 おそらく相手のデッキに必ず入っているであろう除去呪文は勿論の事、
 《荒廃稲妻》や《残酷な根本原理》、《暴力的な根本原理》が打ち消せるのもポイント。
 バントのカラーにすんなり入り、かつ2マナという軽さなので、
 クロックパーミッション的な動きが容易に出来るのも嬉しい所。
 個人的に大好きな一枚です。
 
-----------------------------

あと、総じてこの環境は飛行がキーワードになっていると感じました。

スタンではフェアリーが跳梁跋扈している為に、
「飛行を持っていてもどうせチャンプされる、むしろ《雲打ち》の的」
という印象が強いですが、この環境では全くの別。

まず「構築レベルの飛行クリーチャー」が非常に限られています。

思いつく限りリストアップしてみると
バント:《戦誉の天使》《浄火の大天使》《冷静な天使》
ジャンド:《炎波のドラゴン》《捕食者のドラゴン》《若き群れのドラゴン》《ヘルカイトの首領》《地獄の雷》
グリクシス:《セドクラシスの死霊》
エスパー:《潮の虚ろの大梟》《聖域のガーゴイル》《搭のガーゴイル》《覇者シャルム》《破片撒きのスフィンクス》

で、上に挙げたクリーチャーって、基本殴りに行く重量級クリーチャーなんですよね。
つまりどういう事かと言うと、そもそも環境に軽い飛行クリーチャーが少ない上、
殴りにいくタイプなので飛行持ちのチャンプブロッカーがほぼ存在しない。
という事。
しかもこいつら、本来飛行対策である筈の《枝分かれの稲妻》がほぼ効かない
つまり、この環境は飛行持ちクリーチャーの攻撃がほぼ素通し状態になる訳です。

加えて、環境に跋扈するであろう《遍歴の騎士、エルズペス》の存在によって
4/4飛行のアタッカーがそこらじゅうで飛び交う事が予想されます。
もちろん、4/4どころじゃないサイズのクリーチャーである場合も多いです。

逆に地上はどうかと言えば、
バントの《印象持ちの聖騎士》や《白蘭の騎士》等の先制攻撃持ち、
《ロウクスの戦修道士》のタフネス4+ライフリンクの攻撃する気も失せるスペックや
ジャンドの《エルフの幻想家》《ドラゴンの餌》《芽吹くトリナクス》《屍からの発生》と
一体何回攻撃すれば攻撃が通るのか分からないくらいのチャンプブロッッカーの量産。
こんなんじゃ地上で殴り合うのはもの凄い骨が折れますね。
加えて《遍歴の騎士、エルズペス》のトークン量産もそれに拍車をかけています。
それだけ硬直しがちな環境なのに、回避能力持ちのクリーチャーは非常に少ない。

トランプルを持っている《ゴブリン死の略奪隊》や《モストドン》《バントの戦闘魔導師》
《アンクスの大悪魔》《茨団のヴィーアシーノ》といったクリーチャー達は
お世辞にも構築レベルのスペックかどうか怪しいですし、
他に回避能力を持つのは《ジェスの浸透者》のみ。

なので、地上を固める事も重要ですが、それ以上に
いかに制空権を握るか、というのがこの環境重要なのではないかと思います。

そういう意味では、飛行8点クロックになり、ブロッカーにも回せて、
かつ場に出ただけでアドバンテージも取れる《若き群れのドラゴン》って凄い優秀。

もしかしたらワンチャンス《ジャングルの織り手》の出番もくる?

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なんで論文を書いてる時の筆はもの凄く遅いのに、
DNを書くのはこんなにすらすら書けるんだろう…。

現実逃避に書いたエントリなので、
とりとめのないぐちゃぐちゃの文章なのはごめんなさい。
先日のエントリーで「あまりにもバントが最強すぎる」と言ったばかりなのですが

そのエントリに寄せられた皆さんのコメントを受けてもうデッキを考えていた所、
なんかひょっこりと最強バントよりも更に強いデッキが出来上がってしまいました。

まずは、デッキレシピをご覧下さい。

デッキ名:高橋式8サイクリング ~美嶋風~
// Lands
4 [ALA] Jungle Shrine/ジャングルの祭殿
4 [ALA] Arcane Sanctum/秘儀の聖域
4 [ALA] Crumbling Necropolis/崩れ行く死滅都市
4 [ALA] Seaside Citadel/海辺の城塞
4 [ALA] Savage Lands/野蛮な地
4 [ALA] Plains/平地
1 [ALA] Mountain/山

// Creatures
1 [ALA] Empyrial Archangel/浄化の大天使

// Spells
4 [ALA] Resounding Thunder/圧倒する雷
4 [ALA] Resounding Silence/圧倒する静寂

4 [ALA] Bant Charm/バントの魔除け
4 [ALA] Esper Charm/エスパーの魔除け
1 [ALA] Cruel Ultimatum/残酷な根本原理
4 [ALA] Elspeth Knight-Errant/遍歴の騎士、エルズペス
4 [ALA] Oblivion Ring/忘却の輪
4 [ALA] Ajani Vengeant/復讐のアジャニ
4 [ALA] Magma Spray/マグマのしぶき
2 [ALA] Courier’s Capsule/急使の薬包
デッキの合計が61枚なのは、最後に抜く1枚をどうしても決められなかった為。

美嶋屋で流行っている(?)ゆーすけさんのアラーラ版トーストと、
あんちゃんさんの「5色ドラフト理論」を合体させたような形になっています。

当初は、ゆーすけさんの言ったような
「20タップインランド、20チャーム」という構成だったんですが、
どうにもチャームがこのデッキでは強く無いと感じました。

(例えば、グリクシスチャームは+2/+0の能力とバウンスが空気なので、
 実質-4/-4の能力だけになってしまう。それなら《忘却の輪》の方が強い。)

また、あまりにも動きが悠長すぎる為、
とにかく序盤を凌げるように《マグマのしぶき》を投入。
構成的にほぼ除去単+アドバンテージを稼ぐという形のデッキになりました。

---------------------------------

その上で、このデッキの主役となるのは《圧倒する雷》と《圧倒する静寂》の2枚。

「あれ? これだけ大量に土地が並んで色マナも豊富ならサイクリング狙えるんじゃね?」
とか思って試してみたら、予想以上に強い強い強い。

序盤は除去して除去して除去して除去して、土地が並んでしまえばもうこちらのモノ。

容赦なくサイクリングを開始して、6点ダメージor2体リムーブ、そしてドロー!

ものすごい勢いでアドバンテージを稼ぐ事が可能となり、超気持ちよくなりますw
ヘヴン状態となった中盤以降は、圧倒的なアドバンテージ差で相手を圧殺します。

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で、この戦略って

「単体のカードパワーは最強に近いけど、アドバンテージは取れない」
というバントに対してものすごい相性が良いんですよね。

《ロウクスの戦修道士》《戦誉の天使》→《忘却の輪》《圧倒する静寂》《バントの魔除け》
《遍歴の騎士、エルズペス》→《忘却の輪》《遍歴の騎士、エルズペス》による相殺

と、バントの強みに対して、上手い具合に全て回答が用意されています。


で、適当にいなして息切れしてきた所で、土地をずらずら並べて俺のターンに突入。
その後は相手が何をしてきても1:1交換以上を繰り返していれば勝てない訳が無い。
特に土地が8枚揃った後は、《戦誉の天使》だろうが《遍歴の騎士、エルズペス》だろうが
《圧倒する雷》サイクリングで平然と1:2交換を取れたりして、
バント側はは完全に手詰まりになります。

試しに数回マッチアップしてみましたが、
7:3くらいで8サイクリングの方が相性が良いなと感じました。

---------------------------------

また、5色ふんだんに使っているので、
サイドボードももの凄い豊潤に(というかカードプール全部を)使う事が出来ます。

エスパー対策の《帰化》や《大始祖の遺産》は当然として

全体除去に《ジャンドの魔除け》や《カルデラの乱暴者》(5マナ3点全体火力計算)

追加の《浄化の大天使》も入れられますし、《ヘルカイトの首領》もお手のもの。

まさかの《急転回》や《妨げる光》、《アミーシャの口づけ》なども難なく入ります。

1ゲーム目でノンクリデッキと思わせておいて、
2ゲーム目で平然と《ロウクスの戦修道士》《長毛のソクター》ガン積み
とかもアリw

そういう意味でも、非常に対応力が広く、デッキパワーは高いと言えるのではないでしょうか。

----------------------------------

で、こうなると残った課題点としては、他のデッキとの相性差ですね。

あまりにコントロールに寄りすぎているので、その部分が課題点でしょうか。

グリクシスコントロールにあった「PWに触れない」という弱点は
《忘却の輪》×4と《遍歴の騎士、エルズペス》×4(相殺狙い)で補っているので、
デッキとしての対応力はそこまで低くは無いとは思います。

また、この形が完成系だとも思えないので、まだ研究の余地はあるかと。
《ロウクスの戦修道士》や《セドクラシスの死霊》あたりがクリーチャーとして入りそう
あと、勝ち手段があまりに薄すぎるから、《浄化の大天使》をメイン2枚にしてもいいかな。
ミラー対策にもなるし。

----------------------------------

トップメタの一角であるジャンドとの相性差も凄く気になる所。
「質」で攻めるバントには相性が良かったですが、
「数」と「勢い」で攻めるジャンドには果たしてどうなのか。

とりわけ《荒廃稲妻》にもの凄く弱そうな気がする。

ただ、相手の《骨の粉砕》をはじめとする除去が腐ったり、
相変わらず《芽吹くトリナクス》がリムーブされで空気だったり、
《ゴブリンの突撃》が《エスパーの魔除け》でも《忘却の輪》でも割れるあたりは
結構相性がよさそうですが、どうなる事やら。

意外に《サルカン・ヴォル》が一番苦手なカードになりそうw

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あと、コントロール系のデッキには付きものの悩みですが
このデッキ同士のミラーマッチとか絶対やりたくないですねw

《台所の嫌がらせ屋》とか《熟考漂い》とかのクリーチャーが居ない分、
トーストとかヒバリのミラーマッチよりもタチが悪い。
サイドボードをどういじくるかがミラーマッチの鍵になるか。

そういう意味ではあまり流行って欲しくないタイプのデッキかもしれません。
つまりfinals本戦で1名だけこのデッキを持ち込めばきっと勝ち組。 ほんとかなぁ。
※privatesquareさんに取り上げて頂きました。ありがとうございます。
もしアラーラブロック構築について更に理解を深めたい方がいれば
一昨日に書いた「アラーラブロック構築ウォッチング MO大会結果から見る勢力図 」
http://faerie.diarynote.jp/200811232350225153/
のエントリも併せて見る事をおすすめ致します。


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ダメだ・・・どう考えてもバントが最強すぎる・・・。

《遍歴の騎士、エルズペス》→《戦誉の天使》で誰でもお手軽+4/+4飛行ライフリンクとか
《ロウクスの戦修道士》→《数多のラフィーク》で本体に通すと8点ライフリンクとか

あまりに鬼畜で嘘くさい動きが多すぎる。

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まず、《遍歴の騎士、エルズペス》(通称エルちゃん)がダメ。

ビート相手→とりあえずてきとうに忠誠値カウンター増やしますね^^
よくわかんないけど飛ばして殴って数ターンフォグになってダメージレースって何ですか?^^;
あ、なんかおまけにライフリンク生物が居たからライフが軽く10点は回復しちゃいました^^;;

コントロール相手→相手が触れない内に飛行アタックおいしいです^^
例え除去られてもなんか凄いカードアドバンテージ取れちゃいました^^;;;

とかマジキチ。初期修正値が実質5なもんだから、
現環境で対処出来るカードがほぼ《忘却の輪》しか無い。

「エルズペスは忠誠値があまり減らないから、せいぜいデッキに詰んでも2~3枚」
そう考えていた時代が私にも有りました。

出ればほぼ勝ち。仮に2枚手札に来ても使い捨てるか予備にすればOK.
その上相手のエルズペス対策にもなるという事なので、
つまりこの環境のバントはエルちゃん4積みから始めよう。

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で、生物面で見ても
鬼畜としか思えないライフリンク生物が8枚体制。

《ロウクスの戦修道士》がマストキルで
《戦誉の天使》も確実にマストキルで
《数多のラフィーク》もマストキルで

いったいどれだけ除去があればこいつらを裁ききれると言うのでしょうか。
そしてこいつらが一匹でも戦場に立っていると割とgg。

《ロウクスの戦修道士》《戦誉の天使》あとおまけに《冷静な天使》に至っては
タフネスが4もありやがる為に、環境で除去出来るカードが
ほぼ《骨の粉砕》《処刑人の薬包》《忘却の輪》《バントの魔除け》のみ。

他の除去も合わせ技で討ち取れない事も無いけどさ。

エスパーにおける《帰化》みたいな分かりやすいアンチカードも存在しない為、
割とやりたい放題です。ダメだこいつら。

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その上、確定万能除去が8枚(忘却の輪、バントの魔除け)。
相手が例え神話レアクラスのクリーチャーを出してきてもフーンって感じ。
ほぼ相手の除去耐性関係無くリムーブリムーブ。この環境プロテクション無いし。

加えて、生物に限定せずほぼ全てのパーマネントに触れるのがほんと嘘くさい。

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という訳で、これらの強みを生かして、
かつ僕好みにバントを仮組みしてみました。

デッキ名:ぼくのかんがえたさいきょうのばんと
// Lands
5 [ALA] Forest/森
5 [ALA] Island/島
7 [ALA] Plains/平地
2 [ALA] Jungle Shrine/ジャングルの祭殿
2 [ALA] Arcane Sanctum/秘儀の聖域
4 [ALA] Seaside Citadel/海辺の城塞

// Creatures
4 [ALA] Sigiled Paladin/印章持ちの聖騎士
4 [ALA] Jhessian Infiltrator/ジェスの浸透者
3 [ALA] Rafiq of the Many/数多のラフィーク
4 [ALA] Rhox War Monk/ロウクスの戦修道士
4 [ALA] Battlegrace Angel/戦誉の天使

// Spells
2 [ALA] Sigil of Distinction/卓越の印章
2 [ALA] Hindering Light/妨げる光
4 [ALA] Bant Charm/バントの魔除け
4 [ALA] Oblivion Ring/忘却の輪
4 [ALA] Elspeth Knight-Errant/遍歴の騎士、エルズペス
上位入賞しているバントを基本に据えて、
1マナ域はばっさり切り捨ててタップインランド8枚体制。基本1ターン目はタップイン。
前のエントリで述べた通り、《全景》サイクルはゴミなので平然と0枚。

2マナ域は《ジェスの浸透者》と《印章持ちの聖騎士》をそれぞれ4積み。
あと、僕の好みで《妨げる光》を2枚ほど積んでおきました。

《印章持ちの聖騎士》はやりおると思う。
単体でも2マナ3/3先制攻撃ってエロくね?

最悪終盤に引いてきても賛美で無駄にならないし。
序盤でも、こいつに除去を使わせられるんならそれでよし。

《ジェスの浸透者》と《妨げる光》の2枚については一定の強さを誇るカードなので、
特に説明は不要かと思われます。

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さて、ここで皆様ツッコミが入るかと思われるのですが
2マナ域に(白白)と(青緑)が平然と両方積まれてるのは仕様です。
そんな事は些細な問題です。人間力で何とかしましょう。




マジメな話、このデッキは結局、(青)と(緑)の両方が出ないと結局負けなので、

白に寄せて《印章持ちの聖騎士》に加えて《白蘭の騎士》の2枚体制にすると
確かに序盤の動きは安定するんですが、それだと後につながらない。

また、《ヴァレロンに仕える者》を入れるとマナが安定するように見えますが
実は色マナ関係にはほとんど貢献してません。(結局青マナ源を引かなければジリ貧)
その上、後半引くとかなり空気です。

という訳で
開き直ってド三色にして青と緑を用意して、
2マナ域に浸透者を入れる方が強いなという結論に至りました。

一見めちゃくちゃなマナ配分に見えますが、
タップインランドを駆使すると、意外にするっとマナが出せたりします。
まあ、もちろん反論は受け付けますがw

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とりあえず、サンタカップのボスとして用意しておくので、
このデッキを倒せるもんなら倒してみてください。

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次の日のエントリに続く
http://faerie.diarynote.jp/200811262048183997/
2009MPSランドの画像公開
ほぼ某所からの転載でごめんなさい。

mtgsalvationにて、以前ちらっと話題にした
2009年度のMPSランドの映像が公開されたみたいです。
http://forums.mtgsalvation.com/showthread.php?t=138960

今回は、それぞれの基本地形が、
その色を中心としたシャードをイメージしている模様。
とはいえやはりJohn Avon様、そんなの関係なく綺麗ですw

特に良いのは山ですかねー、神河の土地に近い綺麗さを感じる。
一目で「赤!」って感じの配色もばっちり。

エスパー厨かつ青厨としては、エスパーを意識した島も魅力なんですが
エスパーの土地としては、アラーラのChippyさんの島の方が好きだったりします。
エスパーの島・沼・平地をChippyランドでそろえた時のふつくしさは異常。

沼は完全に2008年度の勝ちですね。
2008年度の沼はミラージュの沼に匹敵する美しさがある。

なので今回は、各種1枚ずつくらい集まれば良いかな、といった感じ。
ワンチャンス山を集める程度かなー。

特定の種類を集めようとする皆さんは今からがんばってくださいw
GP岡山に参加された皆さんはお疲れ様でした。
僕は先週から引いてる風邪が未だに治らず、げほげほしてましたorz

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という訳で
MOでのアラーラブロック構築の大会結果が出ていたので、
その上位デッキリストを元に、
アラーラブロック構築環境についての考察を行ってみました。
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/activity/64

まず、一番目立つのがバントを軸にしたビートダウンの形

Dracc0n - 1st Place
1 Bant Panorama/バントの全景
7 Forest/森
4 Island/島
7 Plains/平地
4 Seaside Citadel/海辺の城塞

2 Akrasan Squire/アラクサの従者
3 Battlegrace Angel/戦誉の天使
4 Feral Hydra/残忍なハイドラ
2 Rafiq of the Many/数多のラフィーク
4 Ranger of Eos/イーオスのレインジャー
4 Rhox War Monk/ロウクスの戦修道士
4 Steward of Valeron/ヴァレロンに仕える者
1 Stoic Angel/冷静な天使
4 Wild Nacatl/野生のナカティル

4 Bant Charm/バントの魔除け
4 Oblivion Ring/忘却の輪
1 Sigil of Distinction/卓越の印章

Sideboard

3 Kiss of the Amesha/アミーシャの口づけ
2 Knight-Captain of Eos/イーオスの騎士団長
4 Naturalize/帰化
4 Qasali Ambusher/クァーサルの伏兵
2 Sigil Blessing/印章の祝福

latheknight - 1st Place
3 Arcane Sanctum/秘儀の聖域
4 Bant Panorama/バンドの全景
3 Forest/森
3 Island/島
2 Jungle Shrine/ジャングルの祭殿
5 Plains/平地
4 Seaside Citadel/海辺の城塞

4 Battlegrace Angel/戦誉の天使
3 Knight of the White Orchid/白蘭の騎士団
4 Rafiq of the Many/数多のラフィーク
4 Rhox War Monk/ロウクスの戦修道士
4 Sigiled Paladin/印章持ちの聖騎士

4 Bant Charm/バントの魔除け
4 Courier’s Capsule/急使の薬包
3 Elspeth, Knight-Errant/遍歴の騎士、エルズペス
4 Oblivion Ring/忘却の輪
2 Sigil of Distinction/卓越の印章

Sideboard

4 Dispeller’s Capsule/祓い師の薬包
4 Naturalize/帰化
3 Relic of Progenitus/大始祖の遺産
4 Stoic Angel/冷静な天使
いろいろとバリエーションはありますが、
バントカラーを基調にして、《バントの魔除け》《忘却の輪》といった優秀な除去を積み、
《ロウクスの戦修道士》《戦誉の天使》といった優秀なクリーチャーで固めるといった構成。

この環境の最強除去とも言える《バントの魔除け》と、《忘却の輪》の2つを同時に使え、
クリーチャーの質も全体的に高く、高いバランスを維持して戦えそうなアーキタイプです。

《イーオスのレインジャー》《野生のナカティル》が入っていたりいなかったり
《冷静な天使》が入っていたりいなかったり、かなりバリエーションは豊富。
赤を足してナヤをタッチしているバージョンもあります。

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また、いわゆるジャンド的なデッキの姿も数多く見られます。

Grasp_ - 1st Place

6 Forest/森
4 Jund Panorama/ジャンドの全景
2 Jungle Shrine/ジャングルの祭殿
5 Mountain/山
4 Savage Lands/野蛮な地
2 Swamp/沼

1 Broodmate Dragon/若き群れのドラゴン
3 Caldera Hellion/カルデラの乱暴者
4 Elvish Visionary/エルフの幻想家
2 Fleshbag Marauder/肉袋の匪賊
2 Mycoloth/マイコロス
4 Sprouting Thrinax/芽吹くトリナクス
3 Viscera Dragger/屑肉の地のゾンビ

4 Bone Splinters/骨の粉砕
4 Dragon Fodder/ドラゴンの餌
4 Goblin Assault/ゴブリンの突撃
2 Jund Charm/ジャンドの魔除け
4 Sarkhan Vol/サルカン・ヴォル

Sideboard

3 Blightning/荒廃稲妻
1 Broodmate Dragon/若き群れのドラゴン
1 Caldera Hellion/カルデラの乱暴者
4 Executioner’s Capsule/処刑人の薬包
1 Jund Charm/ジャンドの魔除け
3 Naturalize/帰化
2 Skullmulcher/髑髏覆い
展開、貪食、パワーで圧殺、といった感じですね。
このカラーは、この環境だと非常に薄くなりがちな1~2マナ域を
《骨の粉砕》や《エルフの幻想家》といった優良カードを投入出来るのが強み。

また、単純に貪食カードをはじめとした高マナ域のカードパワーが高いため、
序盤から後半まで、常に押せ押せで展開できるのが魅力のアーキタイプです。

この環境での数少ない全体除去《カルデラの乱暴者》が積めるのも売りの一つ。
特に、中途半端なビートダウンデッキはこいつ一匹で詰む場合が多いです。

ジャンドを選択するにしろ、しないにしろ、この環境で勝ち抜いていく為には
《カルデラの乱暴者》をどうケアするかが大きな課題になりそうです。

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続いては、僕が大好きな青白黒を軸にしたデッキの紹介

thorgores - 2nd Place

4 Arcane Sanctum/秘儀の聖域
4 Esper Panorama/エスパーの全景
7 Island/島
6 Plains/平地
6 Swamp/沼

1 Battlegrace Angel/戦誉の天使
1 Sharuum the Hegemon/覇者シャルム
4 Tidehollow Sculler/潮の虚ろの漕ぎ手
3 Tidehollow Strix/潮の虚ろの大梟
3 Tower Gargoyle/塔のガーゴイル

4 Agony Warp/苦悶のねじれ
4 Cancel/取り消し
4 Esper Charm/エスパーの魔除け
3 Executioner’s Capsule/処刑人の薬包
2 Oblivion Ring/忘却の輪
2 Punish Ignorance/無知の処罰
2 Scourglass/災いの砂時計

Sideboard

3 Deft Duelist/器用な決闘者
3 Dispeller’s Capsule/祓い師の薬包
3 Ethersworn Canonist/エーテル宣誓会の法学者
3 Infest/蔓延
3 Relic of Progenitus/大始祖の遺産
いわゆるエスパーデッキですが、
特徴としてあげられるのは《聖域のガーゴイル》《急使の薬包》の不採用。
その代わり(?)に、《潮の虚ろの大梟》が4枚投入され、
《取り消し》が4枚、《無知の処罰》が2枚と、
アドバンテージを稼ぐエスパーではなく、クロックパーミとしての色が強くなっています。

エスパーデッキの懸念点として挙げられていた
「墓地対策をされたら何も出来なくなるでしょ」という声に対する一種の回答となるのか。
これなら確かに、《大始祖の遺産》を詰まれても、むしろありがとうまであり得ます。

アドバンテージ型でなく、この形が上位に来ているのは個人的に面白い所です。
サイドの《器用な決闘者》は、相手に全体除去が無さそうならサイドインするといった所か。

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最後に、かなり面白い感じで出来上がってたデッキの紹介

Trumpetman - 2nd Place

4 Bant Panorama/バントの全景
3 Forest/森
2 Island/島
1 Jungle Shrine/ジャングルの祭殿
1 Mountain/山
3 Naya Panorama/ナヤの全景
6 Plains/平地
4 Seaside Citadel/海辺の城塞


3 Angel’s Herald/天使の伝令
1 Druid of the Anima/アニマのドルイド
2 Empyrial Archangel/浄化の大天使
1 Feral Hydra/残忍なハイドラ
4 Ranger of Eos/イーオスのレインジャー
4 Rhox War Monk/ロウクスの戦修道士
1 Sphinx’s Herald/スフィンクスの伝令
4 Steward of Valeron/ヴァレロンに仕える者
2 Stoic Angel/冷静な天使
3 Wild Nacatl/野生のナカティル

4 Bant Charm/バントの魔除け
3 Elspeth, Knight-Errant/遍歴の騎士、エルズペス
4 Oblivion Ring/忘却の輪

Sideboard

1 Ajani Vengeant/復讐のアジャニ
4 Knight of the White Orchid/白蘭の騎士
3 Relic of Progenitus/大始祖の遺産
2 Sarkhan Vol/サルカン・ヴォル
2 Scourglass/災いの砂時計
3 Topan Ascetic/トーパの苦行者
《イーオスのレインジャー》→《天使の伝令》→《浄化の大天使》という動きが面白い。

《イーオスのレインジャー》の為に、1マナ域のカードを多く差してあるのも好印象。
ですが、ちょっとあまりにも色々とツッコミ所の多いデッキ。
・《スフィンクスの伝令》1枚差しは何!? ブラフにも程があるよ!? とか
・サイドの《トーパの苦行者》とか何相手に差すのさ!? とか
・アーティファクトクリーチャーほぼゼロなのに《災いの砂時計》ですか!?
 自分の《忘却の輪》とか《遍歴の騎士、エルズペス》が流れるよ! とか


こういう訳のわからないデッキが出来上がる可能性もあるのも魅力の一つですな。

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ざっと見た感じでは、勢力図としては

Tier1:バントビート・ジャンド貪食

Tier2:エスパー・バントナヤ

Tier3:それ以外
となっていました。
とにもかくにもバントとジャンドの数が圧倒的。
上位入賞24デッキの内、バントが9、ジャンドが12

また、ナヤについては、純正ナヤという訳ではなく
バントにタッチする形でナヤをやってる形が多かったです。
(それこそ前回の「自重しないバントナヤ」みたいな感じで)

この勢力図のままfinalsを迎えるのか、あるいはバントとジャンドがメタられ、
もっと研究が進んで新たなアーキタイプが生まれるのか。

なにげに第二回サンタカップが楽しみになってきました。
まだ参加者は全然募集中なので、参加希望の方はコメ欄にてお知らせください。
くらげ杯@リミテレポ と ガンダムウォーで何が起こってるのか
くらげ杯@ブードラレポ

金曜日に行われたくらげ杯。今回はブードラでした。

という訳で時間ギリギリに会場に駆け込んで8ドラを開始。
初手《戦誉の天使》でうきうきしていたら
上から1-2《ゴブリンの突撃》が流れてきて焦る。
更に1-3《槍折りのビヒモス》で、ナヤカラー不人気?とか思い始める。
ナヤを軸にピックしていくも、結局みんなナヤやっててその後の流れがイマイチ。
逆に青黒の人気が無く、《骨の粉砕》が11手目に来るとか意味不明な事態に。

結局、白赤緑t黒とかいう死んだほうがいいグチャったデッキが完成。
低マナ域がほぼ取れず、初動3T目とかいう意味不明さ。
あるのはただただレアパワーのみ。
やっぱりナヤはシグナルが分かりづらくて嫌いです。

結果は負け→勝ち→勝ちの2-1で4位でした。むしろよく2回も勝てたな自分。

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以前のエントリでも紹介した
ガンダムウォーの新エキスパンション「戦場の女神2
http://faerie.diarynote.jp/200809032259520000/

びみょーに気になってはいたのですが、
最近発売されたらしいです。

で、このエキスパンションの目玉が「グラビアG」とかいう奴らしくて
ぶっちゃけて言えば「可愛い女の子の絵が書かれた基本地形」ですね。

その画像を見てみたら、なんか僕の中のGWに対する概念が崩壊しました。
GWってもっと硬派に、MSを軸にガノタに向けて売り出してるのかと思いきや
なんかもうこれ、リセとかアクエリとかと同じ空気になっちゃってるよ!

別に自分もソッチ系の人間なので萌え系を否定する訳では全く無いんですが、
わざわざGWっていうカードゲームでやるのはどうなのかなぁとか思ったり。

しかも恐ろしい事に、このグラビアG、
初動で4000円とか5000円の値段が付いてたらしい。
サルカンもびっくりです。

そりゃまあ、基本地形と同じカードな訳だから、
デッキにガン積みしようとすると4枚どころじゃない枚数が必要になる訳ですが

今では落ち着いて(?)2000円~3000円くらいになってるみたいですが
それでもかなり驚きの値段。ていうかサルカンと同じ動きw

うーん

基本地形とサルカンが同じくらいかぁ…。

でもこれ、ある意味商売としては正しいのかもしれない。
昨日のエントリで瀬奈さんから
「第二回サンタカップはアラーラブロック構築ですね」
と焚きつけられてはみたものの、
アラーラブロック構築の大会って人集まるんだろうか。

もし仮に人が集まるんなら開催したいです。
8人が望ましい。6人だとちょっと微妙かなぁ。それでも十分かもだけどw

やるとしたら11月末~12月初旬にかけての土曜日くらいでしょうか。
第一予定日は11月29日(土)で。

GP岡山に併せて開催とかいうそんな鬼畜なマネはしませんのでご安心を。

という訳で、第二回サンタカップに参加する意志のある方は
このコメント欄にてお知らせください。
8名くらい集まるようだったら開催します。最小決行人数は6名?

また、「出たいけど、デッキを考えるのが面倒くさい…」という方が居れば
アーキタイプに沿って作ったデッキを貸し出しするのでお知らせください。

あ、あと、ある程度まではプロキシも容認の方向で。
Fiansls本戦に向かう人に向けて、アラーラ環境を研究するのが第一目的なので。
先日「暫く構築はお休み」だとか宣言した矢先に、
ひょんな事から某北海道チャンプ(笑)のお部屋にお邪魔して
夜通しで全く自重しないアラーラブロック構築の調整会を行ってしまいました。

とりあえず、僕とYOU君と空気君の3人で、
それぞれのアラーラブロック構築のデッキのアーキタイプを作成。
それらのデッキを色々とぐるぐる回してみました。

で、とりあえず僕が即席で作ったデッキは↓
デッキ名:《器用な決闘者》とか大好きだから!
// Lands
10 [ALA] Plains/平地
5 [ALA] Island/島
2 [ALA] Forest/森
2 [ALA] Arcane Sanctum/秘儀の聖域
4 [ALA] Seaside Citadel/海辺の城砦

// Creatures
4 [ALA] Rhox War Monk/ロウクスの戦修道士
4 [ALA] Deft Duelist/器用な決闘者
4 [ALA] Battlegrace Angel/戦誉の天使
4 [ALA] Sigiled Paladin/印章持ちの聖騎士
2 [ALA] Knight of the White Orchid/白蘭の騎士
4 [ALA] Akrasan Squire/アクラサの従者

// Spells
2 [ALA] Cancel/取り消し
4 [ALA] Bant Charm/バントの魔除け
4 [ALA] Elspeth Knight-Errant/遍歴の騎士、エルズペス
4 [ALA] Oblivion Ring/忘却の輪

いわゆる賛美ビートに分類されるデッキ。
《数多のラフィーク》や《冷静な天使》といった部分は抜いて
とにかくテンポを重視したデッキ構成にしてみました。

つまりはまあ、ブードラで僕がよくやる青白賛美ビートの延長戦上ですねw

結果的には《蔓延》や《カルデラの乱暴者》、《ジャンドの魔除け》等の
全体除去に全く耐性が無くてgg。
微妙に初動をトチった相手には強いけど、
逆にこちらが初動をトチってもggという不安定さ。

ガチで勝ちに行くにはちょっと辛い構成だね、という感じになりました。



色々デッキをぐるぐる回しているうちに、
この環境のわび・さびっぽいものが分かってきました。

《全景》サイクルはゴミ。タップインランドの下位互換ってレベルじゃない。
 序盤から中盤以降、設置して起動したいタイミングが全く存在しない。

・この環境は3点除去が基本。なのでタフネス4はもの凄い偉大。

・巨大生物を除去れたり、墓地利用されたりしないリムーブ除去が超偉大。
 特に《聖域のガーゴイル》と《覇者シャルム》の悪戯っぷりが尋常じゃないので
 エスパーを相手にする時には、常に墓地に気を遣う必要アリ。

などなど。

そのわびさびを活かして、賛美ビートを組み直してみたのが↓

デッキ名:全く自重しないバントナヤ
// Lands
6 [ALA] Forest/森
2 [ALA] Island/島
6 [ALA] Plains/平地
4 [ALA] Jungle Shrine/ジャングルの祭殿
2 [ALA] Arcane Sanctum/秘儀の聖域
4 [ALA] Seaside Citadel/海辺の城砦

// Creatures
4 [ALA] Druid of the Anima/アニマのドルイド
4 [ALA] Steward of Valeron/ヴァレロンに仕える者
4 [ALA] Realm Razer/領土を滅ぼす者
4 [ALA] Woolly Thoctar/長毛のソクター
4 [ALA] Battlegrace Angel/戦誉の天使
4 [ALA] Rhox War Monk/ロウクスの戦修道士

// Spells
4 [ALA] Oblivion Ring/忘却の輪
4 [ALA] Bant Charm/バントの魔除け
4 [ALA] Elspeth Knight-Errant/遍歴の騎士、エルズペス
賛美とかどこに消えたんでしょうね全く。
なんという超グッドスタッフ。2マナのマナクリ以外弱い部分が見あたらない!
デッキ戦略としてもデカブツを出して殴っての繰り返し! まじっくかんたん!
馬鹿みたいなデッキになってしまいましたが、意外に馬鹿になりませんこれ。

ただ、これもちょっとチートさが足りない感じはするので、
勝ちに行くとしたらもうちょっとひと工夫必要か。

とかやってる所で空が白みかけてきたのでタイムアップ。
岐路につくことになりました。全くなんでこんな事になったんだろう。

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という訳で、突然のアラーラブロック構築を楽しむハメになってしまいました。

とりあえず、YOU君が組んだデッキがかなりガチで強く、
Finals本戦に向けては空気君がそのデッキを持ち込む方向となりました。
デッキの内容はシークレットという事で。
本人曰く「超気持ちいいデッキだよ!」との事です。

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アラーラブロック構築、思ったよりも面白いです。

エスパーやナヤといった5つの断片に加え、
2つの断片をまたいだ4色だったり、あるいは5カラーといったものも考えられ、
非常に色々なデッキタイプが考えられます。

なおかつ、どのデッキもお安く済むという良心的な設計。

しかも、まだメタも何も固まってる状態ではないため、
手探りでデッキを作っていくわくわく感がかなり半端無いです。

で、実際「finals本戦に出るから練習したい」って需要も一定以上あるかと思います。

という訳で、ワンチャンス ウチでリアルに、
もしくはmwsを介しでネット上で、アラーラブロック構築の大会を開きたいとか
徹夜明けのテンションで無責任に言ってみました。

自重しろ自分。
プロモーションカード先取り
未だに風邪が後を引いて、
日中は倒れたり起きたりを断続的に繰り返してました、うぐぅ。

関係ないけど「うぐぅ」が分かる人ってあんまり居ないのかな、今。

という訳で中途半端に眠れないけど長文を書く気力も無いので
mtg salvationさんとかから拾ってきた
プロモーション画像の紹介で簡単にエントリを投下したいと思います。

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で、とりあえず目に付いたのは
アリーナ用の《長毛のソクター》と《芽吹くトリナクス》
MPSランドの《平地》の3枚。

ソクター威厳があってかっけえw

基本的に僕はキューブ用のカードを集めている事もあり、
プロモーションカード大好きなんですが、
今回のプロモカードはどっちも緑のナマモノ、
MPSランドも前年の方が好きな絵柄というのもあり、
あんまり食指は動かない感じです。

気になるのは2009年MPSランドの《島》でしょうか。
2008年MPSランドの《沼》はもう文句無しに大好きなんですが
2008年MPSランドの《島》は何というか微妙に地味なので。

今回もまた絵師はJohn Avonさんなので期待。
風邪で丸一日ダウンしてましたorz

という訳で一日遅れのICA@スタンレポ。

参加者は24名。どうやらここ1年で最大の動員数らしい。
使用デッキはエスパーフェアリー。
3-0-2で予選抜けた後決勝1没。勝ちきれませんでした。

デッキリストは↓
エスパーフェアリーver.2a 寒冷地仕様
// Lands
4 [ALA] Arcane Sanctum/秘儀の聖域
1 [10E] Faerie Conclave/フェアリーの集会場
4 [10E] Underground River/地底の大河
4 [LRW] Secluded Glen/人里離れた谷間
4 [SHA] Mystic Gate/神秘の門
4 [SHA] Reflecting Pool/反射池
3 [MOR] Mutavault/変わり谷
1 [LRW] Vivid Creek/鮮烈な小川

// Creatures
4 [LRW] Spellstutter Sprite/呪文づまりのスプライト
4 [LRW] Mistbind Clique/霧縛りの徒党
3 [LRW] Sower of Temptation/誘惑蒔き
3 [LRW] Scion of Oona/ウーナの末裔

// Spells
4 [MOR] Bitterblossom/苦花
3 [LRW] Broken Ambitions/砕けた野望
4 [LRW] Cryptic Command/謎めいた命令
4 [ALA] Agony Warp/苦悶のねじれ
1 [10E] Loxodon Warhammer/ロクソドンの戦鎚
3 [ALA] Esper Charm/エスパーの魔除け
1 [LRW] Familiar’s Ruse/使い魔の策略
1 [10E] Condemn/糾弾

// Sideboard
SB: 1 [LRW] Sower of Temptation/誘惑蒔き
SB: 1 [10E] Condemn/糾弾
SB: 3 [LRW] Thoughtseize/思考囲い
SB: 4 [10E] Flashfreeze/瞬間凍結
SB: 3 [LRW] Jace Beleren/ジェイス・ベレレン
SB: 3 [10E] Wrath of God/神の怒り
前回と比較してもっとも変わった部分は
糾弾》の採用。これ強いです。
結局、《神の怒り》で対処したい《カメレオンの巨像》とか《薄暮の大霊》に効く上
《樹上の村》なんかにも効くし、何より1マナが偉い。

今まで《神の怒り》の白白が出てた訳ですから、当然《糾弾》の白が出ない訳も無く。
本来は《神の怒り》はゼロで、《糾弾》がメインサイド併せて計3枚入ってたんですが
札幌のメタに併せた結果、やっぱり《神の怒り》は外せないという結論になり、
急遽会場で追加採用する事になりました。

また、《ジェイス・ベレレン》をサイドに下げ、
その分《ウーナの末裔》の枚数を増やす事でビート方向にもシフトしました、
アドバンテージと取るだけ取って何も出来ない、という事が多かったので。

それに加えて《誘惑蒔き》も増量。何だかんだでつよいですコイツ。
同型で4枚欲しいのと、大体のビート系に刺さるので。

以下、試合レポ

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第1回戦 絵描きボロス(YOU) ○-○

 ゲーム1:いきなり身内ゲーでげんなり。折角の動員数なのに。
 まあ嘆いていても仕方ないのでゲーム開始。
 2T目《苦花》の返しに《山背骨の発動》を張られ、一瞬焦るも
 《エスパーの魔除け》で破壊、そして《霧縛りの徒党》覇権。そのまま勝ち。

 ゲーム2:相手のクリーチャーを《誘惑蒔き》でパクると、
 相手は非常に苦い表情で何もせずにターンを帰す。
 「《誘惑蒔き》が場に立ってればそのゲームは勝ち」というテキストの通り、
 そのまま殴りきって勝ち。



第2回戦 赤緑ビッグマナ(SGWRさん) ○-○

 ゲーム1:2T目《苦花》からのぶんぶん。
 特に《雲打ち》とかが飛んでくる事も無く、妥当に殴りきって勝ち。

 ゲーム2:相手の《台所の嫌がらせ屋》を《誘惑蒔き》でパクると
 相手が返しで《剃刀刃のマスティコア》を出してきたので
 2枚目の《誘惑蒔き》でマスティコアも追加パクるw
 が、マスティコアを護りきれる気があまりしなかったので、
 次のアップキープで敢えてディスカードせずマスティコア破壊。
 そのまま除去を打たれたり色々で消耗戦にもつれこみ、
 こちらの残ライフ1まで追い込まれるも、ブラフを張って強気にプレイング。
 相手が微妙にぴより気味のプレイングをしている所を
 《呪文詰まりのスプライト》と《変わり谷》ビートで無理矢理押し込んで勝ち。


第3回戦 キスキン ×-○-○

 ゲーム1:札幌では絶滅危惧種に指定されていたキスキン。
 そのキスキンと出会って意味もなく嬉しくなってしまう。
 《メドウグレインの騎士》2体によるビートダウンを止める事が出来ず、
 《栄光の頌歌》を張られ、《誘惑蒔き》でパクっても一方的に負ける事態に。
 更に追加で《山羊雲のレインジャー》をプレイされ、
 秘匿ランドから《シズルダウンのしもべ》《幽体の行列》と連打される。無理。
 

 ゲーム2:こちらダブマリからスタート。
 あー、これは前のICAと同じで、2連勝の後3連敗フラグかな、とか思い始める
 が、ここで当日投入した《神の怒り》が効果を現し始める
 相手が展開しきった所でおもむろに《神の怒り》をプレイ。
 ダブマリ分のアドを取り返した所で、《霧縛りの徒党》からのビートダウン、勝ち。
 
 ゲーム3:相手が展開しきった所で《神の怒り》。
 返しのターンで再展開した相手に再び《神の怒り》。
 息切れしながらも健気に展開する相手に《誘惑蒔き》でクリーチャーをパクる。
 鬼畜プレイによる圧倒的アド差を付けて勝ち。
 
 
 
 
第4回戦 青黒フェアリー(おーかさん) ID

 IDで抜け確定なので、お互い疲れましたよねーという事で握手。
 
 
第5回戦 トースト(エスパー王子さん) ID

 同様にIDで抜け確定なので握手。
 東方カウンターを譲って頂きました、ありがとうございます。
 
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決勝ラウンドに進出したのは


白黒トークン(Yyさん)
白黒トークン(空気君)
青黒フェアリー(カズさん)
青黒フェアリー(おーかさん)
エスパーフェアリー(僕)
トースト(エスパー王子さん)
ドラン(社長)
スワンアサルト(千葉神さん)

の8名。
やはり白黒トークンとフェアリーが優勢か。



決勝第1回戦 スワンアサルト(千葉神さん) ×-×

ゲーム1:《苦花》の無いぬるハンドをキープしてしたら、
 微妙にだれた展開となり、《紅蓮地獄》なんかで度々場を流され、
 気がついたら手札の枚数差が圧倒的に相手の方が多くなっていてgg。

ゲーム2:2T目《苦花》を決めるも、無効からサイドインされた
 《ヴェティアのとげ刺し》によって無残に打ち落とされていくフェアリートークン。
 更に、だれている間に《ブリン・アーゴルの白鳥》までも場に出されてしまう。
 とにかく除去が欲しかったけれど、《苦悶のねじれ》を1枚も引かないで終了。

 うーむ、どうにも千葉神さんと戦うのは苦手だ。
 自分より上手にプレイングしてアドを取ってくる人には勝てる気がしない。
 千葉さんが赤単を使ってた時も、キスキンを使ってた時も、負けた記憶しかありませんw
 
 
という訳で決勝1没。残念無念。

優勝はおーかさんでした、おめでとうございます。

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これから暫く札幌では大きな大会は無いですし、
丁度修論もせっぱつまってくる頃合いなので、しばらく構築は休憩かも。
だらだらエスパーフェアリーを回し続けてると思われますw

第二回サンタカップを開いてみたい欲求はあるんですがねー、どうなんでしょ。
アメリカ選手権のデッキが発表された訳ですが
その中にあまりにも自重しなさすぎるデッキがあったのでつい載せてみた。

2008 State Championship - Alaska 1st
Jia Wu
1 Adarkar Wastes/アダーカー荒原
1 Battlefield Forge/戦場の鍛冶場
1 Cascade Bluffs/滝の断崖
1 Crumbling Necropolis/崩れゆく死滅都市
1 Flooded Grove/溢れかえる果樹園
1 Jungle Shrine/ジャングルの祭殿
1 Mystic Gate/秘境の門
4 Reflecting Pool/反射池
1 Shivan Reef/シヴの浅瀬
1 Sunken Ruins/沈んだ廃墟
1 Underground River/地底の大河
1 Vivid Crag/鮮烈な岩山
3 Vivid Creek/鮮烈な小川
1 Vivid Grove/鮮烈な林
1 Vivid Marsh/鮮烈な湿地
4 Vivid Meadow/鮮烈な草地
1 Yavimaya Coast/ヤヴィマヤの沿岸

1 Broodmate Dragon/若き群れのドラゴン
1 Figure of Destiny/運命の大立て者
1 Kitchen Finks/台所の嫌がらせ屋
1 Mulldrifter/熟考漂い
1 Nucklavee/ナックラヴィー
1 Oona, Queen of the Fae/妖精の女王、ウーナ
1 Plumeveil/羽毛多い
1 Rhox War Monk/ロウクスの戦修道士
1 Shriekmaw/叫び大口

1 Ajani Vengeant/復讐のアジャニ
1 Bant Charm/バンドの魔除け
1 Condemn/糾弾
1 Cruel Ultimatum/残酷な根本原理
4 Cryptic Command/謎めいた命令
1 Elspeth, Knight-Errant/遍歴の騎士、エルズペス
4 Esper Charm/エスパーの魔除け
1 Firespout/炎渦竜巻
1 Hallowed Burial/神聖なる埋葬
1 Jace Beleren/ジェイス・ベレレン
1 Jund Charm/ジャンドの魔除け
1 Mind Spring/思考の泉
1 Negate/否認
1 Oblivion Ring/忘却の輪
1 Oona’s Grace/ウーナの寵愛
1 Primal Command/原初の命令
1 Pyroclasm/紅蓮地獄
1 Remove Soul/霊魂放逐
1 Tidings/連絡
1 Wrath of God/神の怒り



Sideboard

1 Bitterblossom/苦花
1 Chandra Nalaar/チャンドラ・ナラー
1 Cloudthresher/雲打ち
1 Doran, the Siege Tower/包囲の搭、ドラン
1 Faerie Macabre/フェアリーの忌み者
1 Fulminator Mage/大爆発の魔導師
1 Glen Elendra Archmage/エレンドラ谷の大魔導師
1 Mind Shatter/思考の粉砕
1 Puppeteer Clique/くぐつ師の徒党
1 Runed Halo/ルーンの光輪
1 Sarkhan Vol/サルカン・ヴォル
1 Thoughtseize/思考囲い
1 Tidehollow Sculler/潮の虚ろの漕ぎ手
1 Violent Ultimatum/暴力的な根本原理
1 Wispmare/薄れ馬


なんという1枚差しの嵐wwwリストが普段の3倍くらいの量あるよww
そしてこれで1位取るとかどんだけwww
これ、相当人間力がある人じゃないと回せないだろうなぁ。

ただ、あまりに1枚差しが多すぎて
パーツ的にうっかり組めそうな構成なので、
今日のICA、これを持ち込んでみようかと一瞬思ってしまったw

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