GP北九州に行ってきました。

直前予選は2没、1没、3没でgg。

GP本戦は「強いねこれ」と言われるカードプールを貰ったものの、
大事な所でプレイングミスをして5-3で敗退orz

2日目はPTQに出場し、4-3でドロップ。

3日間、ひたすらシールド漬けになっていました。
練習不足&環境把握も出来ていない状態なので当然の結果とは言っても、
もう少し頑張りたかったなぁ、悔しいなぁ、というのは本音。

33位だったk峠君はおめ!

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【旅行記】

・10月29日(金)
お仕事が終わると、割と遅い時間になってしまう。
急いで家に帰って30分で準備してバスに向かう。
kukekeさんと合流した後、夜行バスで小倉へ。

・10月30日(土)
夜行バスは断続的に起こされる感じでやや眠い感じ。
携帯の電池も切れていたので、小倉駅近くのロッテで充電を兼ねながら朝食。
9時くらいに会場に向かう…も、会場がどこか分からず40分ほど彷徨うw
係員さんに聞いて、何とか会場入り口に到着。会場まで待つ事に。

直前GTP1卓目は、ムカデ2匹+ソリン+血魔女の強パックを引くも2没。
2卓目は正直あまりに弱すぎるカードプールで1没。
3卓目は、《未達への旅》×3に《エメリアの天使》もある優秀パック。
かなりがんばるも、力及ばず3没という結果になりました。

その後は北海道勢+名古屋勢と合流。
どこかメシ食いに行くかー、という話になるも、
北海道勢+名古屋勢合計12名はあまりに多すぎたので、

なんとなく肉が食いたかったので焼肉に行く事に。
http://35008.diarynote.jp/200910170833517112/
ここの記事を参考に、京園という焼き肉屋に行く。

1000円どころか800円でホルモン定食を食す、うまうま。
そしてその食事中に、この記事を書いたひらぽんさんご一考にお会いする。
いいお店の情報ありがとうございます! とお礼を言ってから、ホテルに戻る。

ホテルに戻ってからドラフトやろうかー、という話になるも、
もう夜遅かったし明日もあるべ、って事でお開きに。

…けれど、久々に北海道勢と会ったテンションはおさまらず

YOU君やk峠、くらげを誘って
一緒に風呂→コンビニに夜食買い出し→ホテルの部屋でだべり&マジック

なんて事をしてたら、気がついたら3時になってたぜ!

さすがにまずいだろうという事で就寝。おやすみなさい。


・11月1日(土)

GP初日。
渡されたパックは初歌さんが「このパック強いなー」と言っていたチェックパック。
中を見てみると《板金鎧の土百足》が2枚に
《ヘルカイトの突撃者》《失われた真実のスフィンクス》《黒曜石の火心》、
更にダメ押しに《沸騰する小湖》と、かなりレアがかみあった良パック。

迷う点としては《未達への旅》×2と《落とし穴の罠》×1の為に白をタッチするか
という点でしたが、《溶鉄の荒廃者》や《尖塔の連射》との兼ね合いや、
安定性を求めて青赤2色で行く事に決定。

デッキパワーもあり、4-1まではいけたものの、
次の試合で《噴出の稲妻》のキッカー込みコストを4と勘違いしてしまう。(本当は5)
そのミスが致命的となり、1本目を落とし、ずるずるとゲームを落としてしまう。
その後も振るわず4-3となり目無しに。わたしのGPはここでおわってしまった!
練習不足、かつ集中力不足なのが響いた感じですね。

夜は桃太郎という店で飲み会…をしたものの。
この店が微妙にはずれで、注文したものが1時間近く経っても来ず、
いいかげん時間が無かったので注文をキャンセルして切り上げたら、
なんとなく食べた量に比べて料金が高い。

おや? っと思って冷静に食べ物の料金を計算してみると、
キャンセルした分も食べた分として換算されているではないですか。
店側に確認を取ると、1000円以上も上乗せされて請求されていた事が判明。

うーん、もうちょっとしっかりしててほしかったなぁ。

その夜はホテルでドラフト×2をして寝る。
ドラフトの結果は確か1-2と2-1だった気がします。


・11月2日(日)

GP2日目…ではあるけれど、既に初日落ちしている自分。

スタンはデッキの調整が十分ではないと思っていたため、PTQに参加する事に。
参加者は事前情報によると”40人”と聞かされていたため、
これってもしかしてチャンスなんじゃ…!? とか思うも、
当日になってみると”140人”だった事が判明w

ちょ、全然違うじゃん!

文句を言っても始まらないので、とりあえずパックを見る。

《光輝王の昇天》と《エメリアの天使》が見えてとりあえず白は確定。
2色目に《変わり樹のレインジャー》や《ベイロスの林壊し》等の
強力クリーチャーを擁する緑を選択したのですが、後で他の人に意見を聞いてみると
どうやら赤を選択した方が良かったらしい。

という訳で、アグレッシブサイドとして赤案も用意しておく。
ただ結局、赤にサイドしたのは全体を通して1回だけだったので、
白緑でもありっちゃありだったのかも。

結果としては4-3した時点で目無しとなりドロップ。
140人のPTQはさすがにそんなに甘くは無かった…。

最後は滑り込みでサイドイベントのドラフトに参加。
kbr先生のドラフト理論を基にした、
《板金鎧の土百足》や《ステップのオオヤマネコ》の白赤テンポデッキを組む。
手札を全部使い切ってギリギリ相手のライフを削る快感を知るw

《ゴブリン奇襲隊》が思った以上に強かったです。

GP本戦の結果はと見てみると、k峠君が予想以上の善戦。

10-3となり、次の試合に勝てばIDでベスト8!という所まで行くも、
残念ながらそこから2連敗してしまい、33位に。

まあ、残念ではあったけれど、かなり凄い結果だと思います、おめでとう!

その後はk峠君の祝勝会を兼ねた飲み会。
みんなテンション高く、海老さんも電話で話しに加わってきたりで
かなり楽しい飲み会となりました。

飲み会の後は有名なラーメン屋らしい一蘭でラーメンを食べる。
ラーメン自体は美味しかったのですが、なんか一蘭のシステムが
あまりにも合理化されすぎていて引く人が多数。
なんというか、ラブホじみた設計だなあとか思いました。

その後は当然の様にホテルでドラフトドラフト。

ここでの結果も1-2と2-1、通算6-6。普通すぎてサーセン。


・11月3日(月)

GPも終わったという事で朝起きて、順次帰って行く皆。

かなりの疲労感と、終わってしまった寂しさを感じながら、
残ったduncanさん、SSKさん、くらげで小倉の街をぶらつく。

お昼ご飯に田舎庵といううなぎ屋へ行く事に。
かなりの老舗らしく、雰囲気のある店でした。

かなり美味しく、雰囲気も良く、サービスも良く、
北九州の旅を締めくくるに相応しい良店でした。

その後は新幹線で一路名古屋へ。
新幹線の中はほぼ寝ていて、気がついたら名古屋でしたw

とりあえず、参加された皆様、お疲れ様でした!

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【ゼンディカーリミテッドについて】

GPの間は常にリミテッド漬けだった訳ですが、それを通して思った事をいくつか。

・《板金鎧の土百足》《吸血鬼の夜鷲》の強さが異常
この環境は「まずムカデと夜鷲が何枚デッキに入っているかを数えるべし」
と言っても良いくらいに、この2枚があっちこっちでぶんぶん言わせていました。
とりわけ《板金鎧の土百足》は、勝っているデッキにはまず確実に入っていますね。

・《マラキールの血魔女》と《ソリン・マルコフ》はソート
直前GPの1卓目と3卓目、どちらも《マラキールの血魔女》と《ソリン・マルコフ》をセットで引きました。
僕の他にも、《マラキールの血魔女》と《ソリン・マルコフ》をチェックしたって人が居ました。
というよりぶっちゃけ
この3日間で、《マラキールの血魔女》と《ソリン・マルコフ》を引いた人を10人は見ました。
なので、対戦相手に《マラキールの血魔女》を出されたら、
十中八九《ソリン・マルコフ》もデッキに入っていると思った方が良さそうですw

・シールドは運ゲーかと思いきや、実は実力ゲー
リミテッドのグランプリに出るのは自分はほとんど無く。
「グランプリでシールドなんて・・・構築やりたいなぁ。
 所詮シールドなんで、強いカードプールを引くかどうかのくじ引きでしょ」
と思っていたのですが、ここ数日で価値観が変わりました。
リミテッドとはいえ、上位にいるのは有名なプロプレイヤーばかりですし、
一部のゴミパックを引いた人以外は、ちゃんと実力通りの結果を残してる。
むしろ、デッキ構築をその場でしなければならない理由から、
構築以上に実力が要求されるフォーマットなのだな、と思いました。


ゼンディカードラフトにおけるkbr理論
どうにもゼンディカーになってから勝てない自分。
ゼンディカー環境になってから調子が良いというkbr先生に
「この環境で勝つためにはどうしたらいいですか!」と聞いてみる事に。
その結果
・緑には何があっても触らない
・《噴出の稲妻》より《板金鎧の土百足》
・《未達への旅》より《コーの空漁師》《ステップのオオヤマネコ》
・《ゴブリンの戦化粧》《雨雲の翼》系のエンチャントは強い
こんな感じのビックを教えて貰いました。
「《未達への旅》よりも《ステップのオオヤマネコ》は流石に嘘だろう・・・」と思いながら
実際にその後、サイドイベントのブードラでkbr理論を試してみたら、
うっかり2-0(決勝戦はID)してしまいましたw
なるほど、こういうドラフトテクニックもあるのか…と、感心しきり。

ゼンディカードラフトにおける他の戦略
…と、思ったら、他のドラフト方法も色々あって興味深かったです。
ホテルで行ったドラフトでヨシイさんがされていた”緑単”や、
”沖縄式ドラフト”なる謎の理論に基づいた”黒単”ピックなど、
色々方法があって面白い。ああ、もっとドラフトがやりたい…!


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【割とどうても良いネタ集】

・超《板金鎧の土百足》vs光輝王
PTQでの一幕。
《板金鎧の土百足》に《巨身化》がエンチャントされ、
更に《ゴブリンの戦化粧》、《冒険者の装具》も次々付けられるwww
合計で14/14トランプル、先制攻撃というバケモノが出来上がるも
それに併せてこちらも《光輝王の昇天》が発動。

14/14トランプル先制攻撃の百足に対して、
5体の天使トークンを出して対抗するという怪獣大決戦に。

結果、こちらの天使トークンの方が相手のムカデよりも数を上回り、
ワンパン20点本体に叩き込んで勝利しましたw


・kbr「ウマーラ、ニマーナ、カズールで勝つーる」
kbrさんにドラフトテクニックを教えてもらっていた所、突然彼が発言した言葉。
どうやらゼンディカー環境の同盟者戦略の事を言っているらしいが…。
あまりの意味不明なセンスに一同爆笑w
まあ、確かにそれだけぶん周りをすれば強いでしょうねw


・duncanさんが3ターン目《ヘルカイトの突撃者》をプレイされる
duncanさんがPTQに出場していた時の事
・2T目《水蓮のコブラ》(FOIL)をプレイ
・3T目フェッチランド起動→《砕土》プレイ→《ヘルカイトの突撃者》プレイ
という、構築デッキも真っ青なぶんまわりをされたらしいw


・《板金鎧の土百足》ゲー
ホテルドラフトでの一幕。duncanさんと戦った時の事。
お互いに《板金鎧の土百足》を主軸にした赤白ビートダウンで

相手2T目:《板金鎧の土百足》プレイ
こっち2T目:《板金鎧の土百足》プレイ
相手3T目:《冒険者の装具》を《板金鎧の土百足》に付けてアタック、5点
こっち3T目:《ゴブリンの戦化粧》を《板金鎧の土百足》に付けてアタック、5点

…という、意味の分からないダメージレースの応酬をやっていたり

相手2T目:《板金鎧の土百足》プレイ → 《噴出の稲妻》で除去
相手3T目:《板金鎧の土百足》プレイ → 《未達への旅》で除去
相手4T目:《板金鎧の土百足》プレイ → 《マキンディの盾の仲間》プレイで凌ぐ

とかいう、とにかくムカデムカデムカデな感じの戦いが行われましたw

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という訳で長きにわたった北九州への旅行もこれで終了。
今回はかなり内容も濃く、本当に楽しい旅となりました。

毎回遠征が終わると、寂しさを感じるのもありますが
「さーて、次のプレミアイベントは何かな?」と考えてしまう自分。

とりあえず次の目標は、ファイナルズ本戦への出場を目標に頑張りたいと思います。

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あと、エメリアの天使(ゲームデイプロモ)を募集ちう。
もしお持ちの方で吐いても良いよーという方が居ましたらご連絡ください。
巷ではインフルエンザが流行っているようですが、
どうやら現在マジックプレイヤーの間では、恐ろしい病気が流行っているようです

その名もAAM症候群(Akuzan Arudake Mottekoiya Syndrome)

症状:《悪算の天使》への渇望による、落ち着きの無さ・集中困難・欲求不満・怒り
抑うつ、不快・食欲亢進または体重増加・不安・不眠・徐脈等が挙げられます。
症状が進行すると、
「《悪斬の天使》を所持していないと人権が無い」という
被害妄想に陥る事になり、不安感に苛まれ、最終的にはショップへと足を運び
「アクザンアルダケモッテコイヤー!」と奇声を上げ、
身を滅ぼしてしまう(主に金銭的な意味で)という恐ろしい病気です

当初は関東地方のごく限られた間で流行していたのですが、
主にDNを媒介に感染が広がり、日本各所でこの症状になる人が急増中との事です。

この病気の恐ろしい所は、非常に強い感染力を持つに加え、
連鎖的にAAMが行われる事で、ただでさえ少ない《悪斬の天使》の供給が
更に少なくなり、被害総額がうなぎ登りになっていく
事です。

一時期は
「悪斬? 某店で2400円で売ってたけどなんか高くてスルーしちゃった」
「悪斬ならM10ランド2枚と1:2交換でいいよ」

という台詞が僕の周りから聞こえてきたものですが、今や

「悪斬の相場は5k、いやむしろ6k、いやいやむしろ7kに突入した」
「《タルモゴイフ》ですらこんな高くならなかった、スタン至上最高値じゃね?」
「そもそも店で姿を見かけすらしない」

という言葉がまことしやかにささやかれるのが現状。

某掲示板のログがとても良い証跡となっているので、ちょっと提示してみましょう。

135 :名無しプレーヤー@手札いっぱい:2009/09/26(土)
普通のショップだとどんくらいなのさ悪斬

140 :名無しプレーヤー@手札いっぱい:2009/09/27(日)
欲しけりゃ探せよw
まだ2800とか2900で売ってるとこあるからさ

148 :名無しプレーヤー@手札いっぱい:2009/09/27(日)
悪斬(3000円)が高すぎるので俺のエスパーコンはエーテル宣誓会の審判人(300円)がフィニッシャーでござる



474 :名無しプレーヤー@手札いっぱい:2009/10/08(木)
悪斬がどこにも売ってない



539 :名無しプレーヤー@手札いっぱい:2009/10/10(土)
悪斬どんだけ高いのかと思ったら4000円超えてるだと?

292 :名無しプレーヤー@手札いっぱい:2009/10/11(日)
もう悪斬4000円じゃ買えないなー



621 :名無しプレイヤー@手札いっぱい。:2009/10/14(水)
悪斬5kとか、お前らちょっと冷静になれよって感じだな。
タルモやデュアラン買ったほうがいい

356 :名無しプレイヤー@手札いっぱい。:2009/10/15(木)
スタンの悪斬5800で1枚売れてるな。

774 :名無しプレイヤー@手札いっぱい。:2009/10/20(火)
悪斬は海外通販でも40ドルで品切れとかいう状況。
もうなにがなにやら。



816 :名無しプレイヤー@手札いっぱい。:2009/10/21(水)
悪斬6000円が相場になりつつあるのが怖い。
タルモ7000円は、売れない値段で置いてるだけのネタだったのに。

50 :名無しプレイヤー@手札いっぱい。:2009/10/21(水)
悪斬すでに6000円とかだけど、過去にスタン用カードで
ここまで上がったカードってあった?

474 :名無しプレイヤー@手札いっぱい。:2009/10/20(火)
今日、悪斬が池袋アメで7490円だった

開店直後売り切れた

集める気になれんなコレ


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対処法:残念ながら、一度疾患してしまったら、治療は非常に難しいです。
現在、根本的な治療法は確立されていません。
また、今後更に感染者は拡大すると見込まれます。

朝昼夜の毎食後に「悪斬は甘え、悪斬は甘え、悪斬は甘え…」と唱えることにより、症状が若干緩和されます。

《戦誉の天使》を投与するという治療法がありますが、
殆どの場合において、AAM症候群が更に進行してしまうという報告がされています。

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皆さんも病気には気をつけて。
外出する時はマスクを着用し、おうちに帰ってきた後は手洗いうがいを心がけましょう。
僕は知る人ぞ知るプロモカードマニアな訳ですが、正直ここ最近は
触手食指の伸びるプロモがあまりなく、ぐんにょりしていた所でした。

ですが、何やらこれから先のシーズンではステキなプロモカードが
ガンガン出るっぽいので、今回はそのご紹介をしようと思います。

ソースはみんな大好きMTG Salvationさんから。

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1枚目は11月FNMプロモ《忘却の輪》
http://forums.mtgsalvation.com/attachment.php?attachmentid=96895&d=1255692684

可愛い、かつ神秘的。FOILで見るとより絵が映えそう。
良くも悪くもないローウィン版、気持ち悪いアラーラ版に比べると
ぶっちぎりで良い絵ですね。ドラゴンかわいい。

とりあえずこれは4枚集めたいなー。ぼしゅうぼしゅう。

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2枚目はジャッジ褒賞《適者生存》
http://forums.mtgsalvation.com/attachment.php?attachmentid=96903&d=1255747201

…絵が多少ぼやけて見にくいですが、
なんだか綺麗なおねーさんの姿が見えますよ!

これは緑大嫌いな僕でも1枚は集めざるをえない。
ていうかこのイラスト、YOU君とかくらげとかすみれちゃんとかに大人気そうだな。

カードそのものもレガシーで使われるという事もあって、
高くなりそうな1枚です。

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3枚目はゲームデイプロモ《エメリアの天使》
http://forums.mtgsalvation.com/attachment.php?attachmentid=95774&d=1253459373

かなりのがっかりだった《茸の番人》に比べるとかなり頑張ってるカード。
青ぱんつじゃないのが残念元のカードとはかなり違う印象を受けますね。

個人的に《エメリアの天使》というカードそのものが好きなので、
東海圏内でゲームデイに出場されて入手された方がもし居ましたら教えてください。
とりあえず1枚は手元に置いておきたいカードです、これ。

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4枚目はちょっと珍しい、電撃フェスティバルのプロモ《迷いし者の番人》
http://www.planetemagic.fr/news/Dengeki/Shepherd_of_the_Lost.jpg

絵がそのままなので個人的には全く興味はそそられないのですが、
マジックのフレームに電撃マ王のロゴマークが致命的に似合わないのが面白いw

これ、もし絵違いだったら希少価値から結構な値段になってたでしょうねー。

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5枚目はガラクvsリリアナから

《殺し》
http://img.photobucket.com/albums/v601/Metallix87/SnuffOut.jpg?t=1255630758

おっぱい! おっぱい!
むしろガラクvsリリアナって、その2枚だけで既に値段の元は取れてる気がするわな

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以下、サルベを覗いてる時に見たうわさ話こーなー(不確定情報ですよー)

・ゼンディカーの次のエキスパンション(ワールドウェイク)では
 新しいジェイスとサルカンが出るらしい。
 
・《吸血鬼の夜鷲》と《コーの決闘者》のプロモが出るらしい

・EDHが公式競技になるかもしれないらしい

・M10で《悪斬の天使》が再録されるかもしれないらしい

まあ、噂半分で
サイクリングリアニエスパーでいくつか大会出たのですが、
2-3、2-1となかなか微妙な戦績に。

どうにも、ジャンドに対しても《ジャンドの魔除け》で詰んでしまうのと
《精神ヘドロ》や《蔵の開放》を《強迫》で落とされたりしても詰んでしまうので
勝ちきれないなーという印象が強いですねー。

ddsさんに貸したら「ぶっちゃけ回す価値も無い」と一蹴されたので、
暫くエスパーデッキはお休みして、次なるガチデッキを探す旅に出ます。

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とりあえず、練習用も兼ねて

・エスパーリアニ
・白単エメリア
・残酷昇天
・ジャンド
・SDW

あたりのデッキを回しているのですが、もっとも手になじむのが残酷紅蓮術師昇天。

もともとは黒海老さんから青赤昇天のレシピを渡されて使っていたのですが、

・《紅蓮術師の昇天》を引かないとジリ貧になる
・例え昇天が起動しても、火力を引かないと勝てない

という部分を、《残酷な根本原理》が見事に補っています。

ぶっちゃけ《紅蓮術師の昇天》を引かなくても《残酷な根本原理》があれば勝ちなので
デッキ内の勝ち手段が2倍に増えたのと同義語。

その2つともに《時間のねじれ》が上手く作用して
5T目《時間のねじれ》→《時間のねじれ》→《残酷な根本原理》と
あたかも《残酷な根本原理》が5マナスペルのように打てるのが嬉しい所。

実際、色々な人とスパーをしましたが、
このデッキが一番勝率が良いので、暫くこれを使ってみようかなと。

問題はサイド後か…。

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ところで、最近はこの残酷昇天に《瀝青破》を積むのがマイブームなのですが、

《紅蓮術師の昇天》に1つカウンターが載っている状態で
墓地に《瀝青破》が落ちてます。

この状態で《瀝青破》をプレイした場合

《瀝青破》のプレイによって《紅蓮術師の昇天》にカウンターが載って昇天発動

 ↓
 
《瀝青破》で《乱動への突入》がめくれる

 ↓
 
《乱動への突入》にキッカーを支払う。

 ↓
 
《紅蓮術師の昇天》で《乱動への突入》が2倍に。

 ↓
 
バウンス1ドロー×2
という嘘くさい挙動は可能なのでしょうか?
もし出来るとしたら本格的に根本昇天ハジマタ。

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という訳でトレードぼしう

欲しいもの:赤黒M10ランド
出せるもの:青黒or白緑M10ランド

出来ればピントレ希望。気持ち程度におまけつけることは可能です。

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※なんかエスパーリアニオワタと思ったらPWCで結果出してたー!?
(情報提供:ラッチさん、ありがとうございます)
http://d.hatena.ne.jp/Strike/20091018
《忘却の輪》や《精神の制御》等を多めに積んでるのが特徴ですね。
サイドの《妨げる光》がかなりオシャレw
ああそうか、これ《ジャンドの魔除け》も防げるのか。なるほど。

あと、メイン《ヴィダルケンの異国者》はこの環境ジャスティスですな。

うーむ、こっちの方向性もアリなのか…。
ゼンディカー入りスタンデッキ紹介 エスパーサイクリングリアニ と S.D.W(札束デックウィン)
ゼンディカー入りスタンデッキ紹介 エスパーサイクリングリアニ と S.D.W(札束デックウィン)
ゼンディカー入りスタンデッキ紹介 エスパーサイクリングリアニ と S.D.W(札束デックウィン)
日曜日のBMスタンに出場してきました。

使用デッキはエスパーサイクリングリアニ

本当は、バントビッグマナで出ようと思っていたのですが、
ddsさんとデッキ議論をしていた時に
「《鋼の風のスフィンクス》って、出せば勝ちじゃね?」
という一言から、ついうっかり
エスパーカラーのデッキを作ってしまいました。

出来上がったデッキが以下(大会に出た時より改良してます)

デッキ名:エスパーサイクリングリアニ
// Lands
4 [ALA] Arcane Sanctum/秘儀の聖域
4 [ZEN] Marsh Flats/湿地の干潟
3 [M10] Drowned Catacomb/水没した地下墓地
4 [M10] Plains/平地
4 [ZEN] Island/島
3 [M10] Glacial Fortress/氷河の城砦
1 [M10] Swamp/沼

// Creatures
3 [ARB] Sphinx of the Steel Wind/鋼の風のスフィンクス
4 [ZEN] Sphinx of Lost Truths/失われた真実のスフィンクス
4 [ARB] Glassdust Hulk/ガラス塵の大男
4 [ALA] Tidehollow Sculler/潮の虚ろの漕ぎ手
4 [ARB] Architects of Will/意志切る者
2 [ARB] Sanctum Plowbeast/聖域の耕し獣
  3 [ALA] Tidehollow Strix/潮の虚ろの大梟

// Spells
4 [ZEN] Day of Judgment/審判の日
4 [M10] Open the Vaults/蔵の開放
3 [ALA] Courier’s Capsule/急使の薬包
3 [CFX] Path to Exile/流刑への道
キーとなるカードは
・《ガラス塵の大男》《意志切る者》等のサイクリングカード
《失われた真実のスフィンクス》《鋼の風のスフィンクス》の二種類のスフィンクス
・そして《蔵の開放》
この3種類。

基本的な動きとしては

■基本的に《ガラス塵の大男》や《意志切る者》でサイクリング連発。
《潮の虚ろの大梟》や《潮の虚ろの漕ぎ手》は序盤死なないように、
最低限相手の動きを阻害する目的で打っていきます。

■中盤
《神の怒り》で場を一掃した後、《失われた真実のスフィンクス》をプレイ。
3ドロー3ディスカートする訳ですが、この3ドロー3ディスカードがミソ。
キーカードである《蔵の開放》を引いてくるのと同時に、
《鋼の風のスフィンクス》をはじめとするアーティファクトカード各種を墓地に落とし
さあ、準備は万端! といった感じに。

■終盤
《蔵の開放》を撃つ。相手は死ぬ

こんな感じとなっております。

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やっている事は単純に《蔵の開放》リアニな訳ですが、
デッキの中の各パーツがいい感じに組み合っていて

《ガラス塵の大男》と《意志切る者》が超イケメン。
序盤はサイクリング要因として1マナ1ドローとなり、
土地の安定化&《神の怒り》等へのキーカードのアクセスを早め、
中盤以降は《蔵の開放》から突然戦場に現れ、戦力となります。

《ガラス塵の大男》は、3/4というサイズで
《血編み髪のエルフ》や《芽吹くトリナクス》をキャッチでき、
かつ殴りにいく時も、アンブロッカブルの超優秀なアタッカーとなります。
このデッキには搭載していませんが、
《覇者シャルム》が2匹いれば無限パンプというコンボも可能です。

《意志切る者》も、意外にやってくれおるいぶし銀で、
主に相手のトップを見て、擬似的にタイムデストラクションをする事が可能です。
特に酷いのが、《蔵の開放》から《潮の虚ろの漕ぎ手》と一緒に出てきた時。
相手の手札の脅威を抜き、かつトップデッキも潰してしまうという
まさに相手の意志を砕く芸当が可能となります。

また、最悪4マナ3/3のクリーチャーになるのも忘れてはいけないポイント。
使ってみると想像以上に使いやすいです。

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《失われた真実のスフィンクス》も、このデッキではもの凄く輝きます。

3ドローが強烈なのは言うに及ばずですが、
《蔵の開放》での大量リアニを目的としているこのデッキにおいては、
キッカーを払わない場合の3ディスカードが、このデッキでは全くデメリットにならず
むしろ7マナあるのに敢えてキッカーを払わずにプレイしたくなる場面も多々。

更に3/5飛行というナイスサイズが、相手の戦線を止めるのにも一役買ってくれます。
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上記の動きが微妙に心地よくかみあって、安定したリアニ戦術をとる事が可能です。

あと、これは僕が作るデッキ全般に言える事なのですが
今引きに非常に強い構成になっている」というのも長所ですw

中盤以降、だれた後に
《蔵の開放》:引けば勝ち
《鋼の風のスフィンクス》:出せば勝ち
《失われた真実のスフィンクス》:3ドローに繋げて勝ち
「引けば勝ち」なカードが10枚以上投入されている上

《神の怒り》:カードパワー高くて何とかなる
《意志切る者》:3ターン先までのトップデッキ操作して何とかなる
《急使の薬包》:ドローに繋げて何とかなる

と、何とかなるカードも非常に多いです。

さすがに自分が作っただけあって、非常に僕好みの構成となっておりますねw

ただ、意外にデッキの動きが直線的なので、
自分よりも更に搦め手のコントロールにはだれたら負ける事もしばしばですが・・・。
(それこそ、紅蓮昇天コンみたいな)

自分より遅いコントロール相手には
サイドから《自我の危機》とかでなんとかしましょう。

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勿論、デッキとしての欠陥も多く、

・序盤の動きが非常にトロく、何も出来ないまま殴り殺される危険性がある
・墓地対策をされてしまうと一瞬で詰んでしまう

という致命的な点があります。
ただ、これらの点も克服しようと、現在デッキをいじりにいじっている最中。

正直、ジャンドの方が明らかに強いのは分かっているのですが、
ジャンドは既に完成されきっているし、色的に性に合わないんですよね。
なので、しばらくはこのエスパーサイクリングリアニを研究していく予定です。

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もう一つ紹介するのは、S団長に託したデッキが以下のデッキ

デッキ名:S.D.W ~札束デックウィン~

// Lands
4 [ZEN] Verdant Catacombs/新緑の地下墓地
4 [ZEN] Marsh Flats/湿地の干潟
3 [M10] Plains/平地
4 [M10] Swamp/沼
7 [M10] Forest/森
2 [M10] Terramorphic Expanse/広漠なる変幻地

// Creatures
4 [CNF] Knight of the Reliquary/聖遺の騎士
4 [ARB] Putrid Leech/朽ちゆくヒル
4 [ZEN] Lotus Cobra/水蓮のコブラ
2 [ZEN] Ob Nixilis, the Fallen/墜ちたる者、オブ・ニクシリス
4 [M10] Baneslayer Angel/悪斬の天使
2 [ARB] Dauntless Escort/不屈の随員
2 [ARB] Enlisted Wurm/徴兵されたワーム

// Spells
4 [ARB] Maelstrom Pulse/大渦の脈動
3 [M10] Garruk Wildspeaker/野生語りのガラク
1 [ARB] Behemoth Sledge/ビヒモスの大鎚
2 [M10] Liliana Vess/リリアナ・ヴェス
3 [CNF] Path to Exile/流刑への道
1 [ALA] Elspeth Knight-Errant/遍歴の騎士、エルズペス
現環境における高額カードを無節操に詰め込みまくったデッキ。
ドランカラーで《水蓮のコブラ》をキーカードに、《悪斬の天使》や《大渦の脈動》
《野生語りのガラク》に《遍歴の騎士、エルズペス》等、
やりすぎにもほどがあるデッキです。

単体でのカードパワーはおそらく最強と言ってよく、優勝も狙えるか・・・と思ったのですが
調整不足によって、残念ながら2-3という結果になってしまいました。

具体的には、2T目《水蓮のコブラ》を出して返しに生き残っていれば勝ちだけど、
除去られると動きがもっさりしすぎててGGするというもの。

しかし、単純にカードパワーが高すぎるのと、
白が入っているため、《天界の粛正》や《悪斬の天使》、《ビヒモスの大鎚》が搭載でき、
ジャンドに対して対抗しうるデッキになるのではないかと思います。

現状だとまだあまり煮詰められていないため、いまいちの結果ではありますが、
そのうち、このS.D.Wがメタの一角に食い込んでくるのではないでしょうか。

・・・ただまあ、何というか「ただつよ」の集大成のようなデッキなので、
人によって好き嫌いは非常に出るかと思われますw

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ゼンディカーが入ってきてぐるぐる回っていくメタ。
ジャンド一強の時代になるのか、それとも…!?

サイクリングリアニ、あるいは札束デックウィンの改良案などお待ちしております
前回のエントリで、ローウィンブロックともお別れして、
既に視線の先はゼンディカーのスタンに向いているわたくしです。

アラーラが入った時は、あまりメタは動きませんでしたが
今回はもの凄く混沌としていて面白いですね。

色々なデッキタイプが出てきてワクワクしている所ですが、
先週PWCがあったのと、海外の大会の結果を参照して、
大会上位のデッキを見て勉強する事で、
今環境のファーストインプレッションを掴もうと思います。

なんたって、マジックは環境把握ゲーですから。


という訳で、ゼンディカー入りスタンの大会上位デッキレシピを見てみましょう。

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PWC 211th 1位(6-1) シンガイ サラ
黒赤緑続唱ビートダウン「SCREW DRIVER」

メイン 60枚
4《沼/Swamp》
3《山/mountain》
4《森/Forest》
3《竜髑髏の山頂/Dragonskull Summit(M10)》
3《根縛りの岩山/Rootbound Crag(M10)》
4《野蛮な地/Savage Lands(SA)》
4《新緑の地下墓地/Verdant Catacombs(ZE)》

4《朽ちゆくヒル/Putrid Leech(AR)》
4《芽吹くトリナクス/Sprouting Thrinax(SA)》
4《血編み髪のエルフ/Bloodbraid Elf(AR)》
3《若き群れのドラゴン/Broodmate Dragon(SA)》

4《稲妻/Lightning Bolt(M10)》
3《血の署名/Sign in Blood(M10)》
4《荒廃稲妻/Blightning(SA)》
4《大渦の脈動/Maelstrom Pulse(AR)》
2《野生語りのガラク/Garruk Wildspeaker(M10)》
3《瀝青破/Bituminous Blast(AR)》

サイド
3《紅蓮地獄/Pyroclasm(M10)》
2《終止/Terminate(AR)》
3《ゴブリンの廃墟飛ばし/Goblin Ruinblaster(ZE)》
3《大貂皮鹿/Great Sable Stag(M10)》
3《リリアナ・ヴェス/Liliana Vess(M10)》
1《瀝青破/Bituminous Blast(AR)》


今環境ド本命のデッキ。前環境からほぼ失うパーツが無く、デッキパワーも高い。
デッキを構築するのも割合簡単なので、使用者はかなり多いと思われるデッキです。

《大渦の脈動》があるために、どんな脅威にも対処が可能で
《血編み髪のエルフ》や《瀝青破》でアドバンテージも稼ぐ事も可能で
その上《朽ち行くヒル》や《稲妻》で序盤の動きもバッチリと、
かなり卑怯臭い動きをします。

前環境と違う所といえば、《台所の嫌がらせ屋》が居なくなり
その穴を《芽吹くトリナクス》が埋めているという点。
実際、コイツは3マナ3/3、死んでも尚トークンが出てくるという
脅威の除去体制を持っており、殴り合いにも強いです。
トリナクスの為にリムーブ除去を意識する、という事もあり得ると思います。。

また、メタる事が非常に難しいというのも強みの一つ。
デッキ構成がかなりグッドスタッフに近いので、これといった弱みがありません。
《エーテル宣誓会の法学者》や《二重否定》が強いて言えばメタカードですが、
それでもやってる事はせいぜい1:1交換。根本的な対策になっていません。
故に、暫くの間は環境の王者として君臨し続ける事が考えられるでしょう。

まずは”ジャンドを使うか、さもなくばジャンドに勝てるか”
というのが、今環境におけるトーナメントデッキの分水嶺になると思われます。


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続いては、前評判の高かった(?)吸血鬼デッキ。

Vampires
Top 2 - Comodope

Main Deck
2 Verdant Catacombs/新緑の地下墓地
2 Marsh Flats/湿地の干潟
20 Swamp/沼
4 Vampire Lacerator/吸血鬼の裂断者
4 Vampire Nocturnus/吸血鬼の夜候
3 Bloodghast/恐血鬼
4 Malakir Bloodwitch/マラキールの血魔女
4 Gatekeeper of Malakir/マラキールの門番
3 Vampire Hexmage/吸血鬼の呪詛術師
4 Duress/強迫
3 Tendrils of Corruption/堕落の触手
3 Doom Blade/破滅の刃
3 Sign in Blood/血の署名
1 Sorin Markov/ソリン・マルコフ

4 Deathmark/死の印
1 Tendrils of Corruption/堕落の触手
4 Mind Sludge/精神ヘドロ
3 Soul Stair Expedition/魂の階段の探検
1 Liliana Vess/リリアナ・ヴェス
2 Disfigure/見栄え損ない
やっている事は昔懐かしの黒ビート…かと思いきや、
実は吸血鬼デッキには色々なバリエーションがあるらしいです。

コアパーツは《マラキールの門番》《マラキールの血魔女》《恐血鬼》くらい

《吸血鬼の夜鷲》《吸血鬼の夜候》《グール・ドラズの吸血鬼》等のカードは
意外にも入ったり入らなかったりするんだとか。

それによって前のめりなビートダウンか、黒コンかに分かれるらしいです。

なので、一言に吸血鬼といっても解説が難しいのですが、
上で挙げた《マラキールの門番》と《恐血鬼》は意識しておく必要があります。

《マラキールの門番》は、序盤のボード・テンポを完全に奪う1枚です。
《朽ち行くヒル》も《悪斬の天使》も、彼の前では一撃。
コイツに対抗するには、クリーチャーをバラまくしかないのですが、
そもそも最序盤に多数のクリーチャーを展開するのはまず不可能です。
しかし吸血鬼デッキ相手にクリーチャーを出さなければフルボッコされるだけ。
なので、敢えて相手にクリーチャーを差し出さなければいけないジレンマ。
唯一の例外は《芽吹くトリナクス》ですね、やっぱり強いのはジャンドか!

《恐血鬼》も、やっている事はなかなかエグいクリーチャー。
上陸で戦場に戻ってくるというのは、デッキによっては相当脅威です。
基本的にリムーブするしか対処手段が無い為
前述した《芽吹くトリナクス》の事も考えて、リムーブ除去は必須とも言えそう。
カウンターバーンやライブラリーアウトデッキは、こいつ1枚で勝てますw

加えて、このデッキの強みは《堕落の触手》《精神ヘドロ》を積める事でしょう。

現環境での
・《悪斬の天使》を打ち落とす為に確定除去を入れたいが
 《破滅の刃》はヴァンパイアやジャンドに対して腐る 
・かといって、半端な火力では《悪斬の天使》を落とせない
という除去のジレンマを見事に克服しています。

精々落とせないのは《大貂皮鹿》や《白騎士》等の極端なカードくらいで、
万能除去かつライフレースを大幅に有利にしてくれる1枚です。

また《精神ヘドロ》は、”相手の手札は0になる”と書いてあるカード。
ちょっと速度の遅いデッキを相手にした時には輝く1枚です。
実際、カウンターの少ない次環境では、ハンデスは相対的に強くなると考えられ、
このカードを積めるというのは大きな強みとなります。
(実際、上記のデッキレシピでもサイドに4枚積まれていましたし。)

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また、現在話題沸騰中なのがこのデッキ


PWC 212th 1位(6-1) 
キムラ タクト 青黒赤昇天コントロール「Thronsaal」

メイン 60枚
3《島/Island》
3《沼/Swamp》
2《山/mountain》
4《水没した地下墓地/Drowned Catacomb(M10)》
4《竜髑髏の山頂/Dragonskull Summit(M10)》
4《崩れゆく死滅都市/Crumbling Necropolis(SA)》
4《沸騰する小湖/Scalding Tarn(ZE)》

4《思案/Ponder(M10)》
4《稲妻/Lightning Bolt(M10)》
4《俗世の相談/Worldly Counsel(CO)》
4《紅蓮術士の昇天/Pyromancer Ascension(ZE)》
3《紅蓮地獄/Pyroclasm(M10)》
4《グリクシスの魔除け/Grixis Charm(SA)》
3《ジェイス・ベレレン/Jace Beleren(M10)》
3《二重否定/Double Negative(AR)》
4《時間のねじれ/Time Warp(M10)》
3《残酷な根本原理/Cruel Ultimatum(SA)》

サイド
4《強迫/Duress(M10)》
3《急転回/Swerve(SA)》
3《終止/Terminate(AR)》
3《失われた真実のスフィンクス/Sphinx of Lost Truths(ZE)》
2《ソリン・マルコフ/Sorin Markov(ZE)》
《紅蓮術師の昇天》に着目したコントロールデッキ。
Pyromancer Ascension / 紅蓮術士の昇天 (1)(赤)
エンチャント
あなたがあなたの墓地にあるカードと同じ名前を持つインスタント呪文かソーサリー呪文を1つ唱えるたび、あなたは紅蓮術士の昇天の上に探索(quest)カウンターを1個置いてもよい。
紅蓮術士の昇天の上に探索カウンターが2個以上置かれている状態であなたがインスタント呪文かソーサリー呪文を唱えるたび、あなたはその呪文をコピーしてもよい。あなたはそのコピーの新たな対象を選んでもよい。
実はこの《紅蓮術士の昇天》ですが、
某プレイヤーさんにデッキレシピを教えて貰ってから、その動きに惚れ込み
僕も実際にデッキを作って密かに回していましたw

が、まさか優勝するほどのポテンシャルを持っていたとは…。

デッキのタネは、言ってしまえば単純で、
軽いキャントリップや除去でガンガンデッキを回していって、
《紅蓮術師の昇天》の条件を満たす。

満たした後は《稲妻》が1マナ6点火力になったり
《俗世の相談》がインスタント2ドローになったり
《時間のねじれ》が《時間の伸張》になったり
して勝つというもの。

《紅蓮術師の昇天》は、その効果を発動させるまでに
昇天サイクルでもっとも少ない、たったの2個で良かったりします。

まあ、その分カウンターを載せる条件はやや厳しめではありますが、
序盤は1:1交換を繰り返して墓地を肥やし、
中盤以降にあれっという間に達成する事が可能となっています。

このデッキの強みとしては、ナチュラルに打ち消し呪文を積めるという事。
今回の環境はフェアリーとトーストが居なくなった反動からか
「どうせ環境にカウンターねーから強いスペルぶっぱすんべwww」
という感じのデッキが非常に多く、だからこそ逆にカウンター出来るデッキは
ぶっぱ系のデッキを食う事が出来るという強みがあります。

《二重否定》がすんなり積める色合いなのも良いですね。

ただ、このデッキが優勝できたのは、
まだデッキの動きがバレてなかったからというのが大きいかなと思います。
仕掛けさえ分かってしまえば、相手も慣れた対処をしてくるので、
《紅蓮術師の昇天》が世の中に広まった今後が、
このデッキが環境の中で生き残れるかどうかが試されるのではないでしょうか。

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主に話題になっているのは、上に挙げた、ジャンド、吸血鬼で
その他はごっちゃに! というのが現在の実情でしょうか。

そのごっちゃにの中から、いくつか今後の環境のキーになりそうなカードを、
デッキを交えて紹介していきたいと思います。

UWB Control
Top 4 - Caith
Main Deck Sideboard
4 Arcane Sanctum/秘儀の聖域
4 Marsh Flats/湿地の干潟
3 Drowned Catacomb/水没した地下墓地
2 Swamp/沼
1 Glacial Fortress/氷河の城砦
4 Island/島
4 Plains/平地
2 Sphinx of Lost Truths/失われた真実のスフィンクス
1 Sphinx of the Steel Wind/鋼の風のスフィンクス

4 Baneslayer Angel/悪斬の天使
4 Knight of the White Orchid/白蘭の騎士
3 Wall of Denial/否定の壁
4 Esper Charm/エスパーの魔除け
2 Jace Beleren/ジェイス・ベレレン
3 Elspeth, Knight-Errant/遍歴の騎士、エルズペス
1 Liliana Vess/リリアナ・ヴェス
2 Identity Crisis/自我の危機
4 Fieldmist Borderpost/原霧の境界石
4 Path to Exile/流刑への道
3 Day of Judgment/審判の日
1 Doom Blade/破滅の刃

Sideboard
1 Day of Judgment/審判の日
1 Doom Blade/破滅の刃
1 Wall of Denial/否定の壁
2 Deft Duelist/器用な決闘者
3 Devout Lightcaster/真心の光を放つ者
3 Duress/強迫
4 Negate/否認


《審判の日》 (2)(白)(白)
ソーサリー
すべてのクリーチャーを破壊する。
帰ってきた《神の怒り》。
再生できないとかいう違いはあるけれども使い勝手はほぼ変わらず。
この《審判の日》を軸にしたデッキを結構見かけます。

形はそれぞれですが、やはり《神の怒り》が環境にあるのはデカい。
吸血鬼・ジャンドという2大メタに非常に効果的なのも大きいですね。

白を軸にした、あるいは5色のコントロールデッキは、
今環境における安牌ともいえるデッキになるのではないかと思います。



《悪斬の天使》(3)(白)(白)
クリーチャー ? 天使(Angel)
飛行、先制攻撃、絆魂、プロテクション(デーモン(Demon))、プロテクション(ドラゴン(Dragon))

5/5
M10が出た当初は、そこまで騒がれていた訳ではないと思うんだけど、
なんかいつのまにか話題になって、気がつけば超高額カードの代名詞になったコイツ。
「ただつよ」という言葉しかひたすら出てきません。
場に出て除去られなければ勝ち。まじっく簡単。
でも実際勝てちゃうから困る。
かのあんちゃんさんをして「この環境は《血編み髪のエルフ》を使うデッキか、さもなくば《悪斬の天使》を使うデッキ」と言わしめるほどのカード。
何も考えずに「とりあえず悪斬」というシチュエーションは結構多そうなので
これからの環境《悪斬の天使》に対処する手段はデッキ内に必須と思われます。

《失われた真実のスフィンクス》(3)(青)(青)
クリーチャー ? スフィンクス(Sphinx)
キッカー(1)(青)(あなたがこの呪文を唱えるに際し、あなたは追加の(1)(青)を支払ってもよい。)
飛行
失われた真実のスフィンクスが戦場に出たとき、カードを3枚引く。その後、それがキッカーされていない場合、カードを3枚捨てる。

3/5
その他、《鋼の風のスフィンクス》
《ジャワー島のスフィンクス》
など
最近になって強力にプッシュされてきた感のあるスフィンクス。

《失われた真実のスフィンクス》は素でもキッカー込みでも強く、
《鋼の風のスフィンクス》は場に出てしまえば環境最強クリーチャーといっても良く
《ジャワー島のスフィンクス》はワンチャンス強いかもと言われている、
どいつもこいつも、ポテンシャルは十分に持ち合わせています。

実際、構築の場においてもこいつらが1~3枚ほど差されている事は多く、
最近元気の無い青にとっての希望の星となっていますw

《悪斬の天使》のように、何も考えずに入れて強いカードではないので、
スフィンクスを採用する際にはデッキの構築センスが問われる所となるでしょう。

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PWC 211th
3位(6-1) ヤマカワ ヒロアキ 青緑コントロール「ふらみー so high!」

メイン 60枚

4《島/Island》
10《森/Forest》
4《霧深い雨林/Misty Rainforest(ZE)》
4《巨森、オラン=リーフ/Oran-Rief, the Vastwood(ZE)》
1《水の帳、マゴーシ/Magosi, the Waterveil(ZE)》

4《貴族の教主/Noble Hierarch(CO)》
3《極楽鳥/Birds of Paradise(M10)》
3《ニッサに選ばれし者/Nissa’s Chosen(ZE)》
4《国境地帯のレインジャー/Borderland Ranger(M10)》
4《大貂皮鹿/Great Sable Stag(M10)》
4《失われた真実のスフィンクス/Sphinx of Lost Truths(ZE)》
3《茨異種/Thornling(CO)》
3《ジェイス・ベレレン/Jace Beleren(M10)》
3《野生語りのガラク/Garruk Wildspeaker(M10)》
2《ニッサ・レヴェイン/Nissa Revane(ZE)》
4《精神の制御/Mind Control(M10)》


サイド
3《否認/Negate(M10)》
1《ニッサに選ばれし者/Nissa’s Chosen(ZE)》
1《ジェイス・ベレレン/Jace Beleren(M10)》
4《睡眠/Sleep(M10)》
4《野生の狩りの達人/Master of the Wild Hunt(M10)》
1《ニッサ・レヴェイン/Nissa Revane(ZE)》
1《茨異種/Thornling(CO)》


《巨森、オラン=リーフ》土地
巨森、オラン=リーフはタップ状態で戦場に出る。
(T):あなたのマナ・プールに(緑)を加える。
(T):このターン戦場に出た緑の各クリーチャーの上に+1/+1カウンターを1個置く。
あまり高いカードという印象は無いこの土地ですが、
書いてある事はかなり強いと思っています。僕は緑嫌いなので使いませんが。
《野生語りのガラク》や《夜の群れの雄叫び》といった
緑のトークン量産カードと相性が良いのは言うまでもありませんが、
単純に緑が濃いクリーチャーデッキなら入る1枚だと思っています。

マナクリが殴れるようになったり、同型対決で一方的に勝てたり、
終盤余ったマナの吐き出し口としては非常に優秀。
何より伝説ではないので、気軽に複数枚投入出来るのが良い所。

早い内に4枚集めておいた方が良いカードなんじゃないかなと思います。
僕は緑嫌いなので使いませんが。

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Red Deck Wins
2nd - yamiyugi
Main Deck
4 Scalding Tarn/沸騰する=しょうこ=
3 Teetering Peaks/ぐらつく峰
4 Arid Mesa/乾燥台地
12 Mountain/山
4 Hellspark Elemental/地獄火花の精霊
4 Ball Lightning/ボール・ライトニング
4 Jackal Familiar/ジャッカルの使い魔
4 Goblin Guide/ゴブリンの先達
4 Plated Geopede/板金鎧の土百足
3 Goblin Bushwhacker/ゴブリンの奇襲隊
4 Lightning Bolt/稲妻
3 Act of Treason/反逆の行動
4 Burst Lightning/噴出の稲妻
3 Elemental Appeal/精霊の嘆願

1 Banefire/苦悩火
3 Magma Spray/マグマのしぶき
4 Earthquake/地震
3 Manabarbs/魔力のとげ
4 Dragon’s Claw/ドラゴンの爪


《ゴブリンの先達》 (赤)
クリーチャー ? ゴブリン(Goblin) スカウト(Scout)
速攻
ゴブリンの先達が攻撃するたび、防御プレイヤーは自分のライブラリーの一番上のカードを公開する。それが土地カードである場合、そのプレイヤーはそれを自分の手札に加える。

2/2
1マナ2/2速攻。
パッと見、何かの冗談かと思うスペックですね。
当然、相手に土地を引かせてしまうかもしれないというデメリットはありますが
ddsさんが「ぶっちゃけデメリットは無いに等しいといっても過言ではない
と評した様に、超速攻デッキならばほぼデメリットはありません。

コイツが環境に存在することにより、
《ジャッカルの使い魔》がまさかの構築入りとか
今まで散々生まれてきた《ボール・ライトニング》系統のカードが一気に本気出すとか
昔ながらの赤スライが現世に復帰したような印象を受けます。

実際、《稲妻》という超優秀火力が環境に戻り、
本家本元《ボール・ライトニング》をはじめ
《地獄火花の精霊》《地獄の雷》《ゼクター祭壇の探検》《精霊への嘆願》など
デッキから溢れるほどに用意されてます。

超速攻というコンセプトは、吸血鬼やジャンドに対して相性が悪くはなく、
ちょっと出だしの遅いコントロールも食べる事が出来るので、
ワンチャンスあるデッキタイプなのではないかと思います。

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PWC 211th
7位(5-1-1) オクドミ フミタカ 白単ビートダウン「昨日の今日でパーツが揃いません!」
メイン 60枚

18《平地/Plains》
4《湿地の干潟/Marsh Flats(ZE)》
2《乾燥台地/Arid Mesa(ZE)》

4《先兵の精鋭/Elite Vanguard(M10)》
4《ステップのオオヤマネコ/Steppe Lynx(ZE)》
4《白蘭の騎士/Knight of the White Orchid(SA)》
4《コーの空漁師/Kor Skyfisher(ZE)》
1《カザンドゥの刃の達人/Kazandu Blademaster(ZE)》
1《エメリアの天使/Emeria Angel(ZE)》
1《悪斬の天使/Baneslayer Angel(M10)》
2《警備隊長/Captain of the Watch(M10)》


4《流刑への道/Path to Exile(CO)》
3《精霊への挑戦/Brave the Elements(ZE)》
4《清浄の名誉/Honor of the Pure(M10)》
3《黄金のたてがみのアジャニ/Ajani Goldmane(M10)》
2《征服者の誓約/Conqueror’s Pledge(ZE)》

サイド
4《天界の粛清/Celestial Purge(M10)》
3《忘却の輪/Oblivion Ring(LR)》
3《確実性の欠落/Lapse of Certainty(CO)》
2《真心の光を放つ者/Devout Lightcaster(ZE)》
3《審判の日/Day of Judgment(ZE)》

《征服者の誓約》(2)(白)(白)(白)
ソーサリー
キッカー(6)(あなたがこの呪文を唱えるに際し、あなたは追加の(6)を支払ってもよい。)
白の1/1のコー(Kor)・兵士(Soldier)クリーチャー・トークンを6体戦場に出す。征服者の誓約がキッカーされていた場合、代わりにそれらのトークンを12体戦場に出す。
ゼンディカーにおいて、僕がもっとも値段が上がりそうだと思っているのがこれ。
キッカーを払う必要はありません。冷静に書いてある事を読んだらおかしいです。
《雲山羊のレインジャー》が落ちたとか何とかいわれてますが、
《征服者の誓約》があるんだから何の問題があるんですか!? と言いたい。

《清浄の名誉》や《黄金のたてがみのアジャニ》とかみあった時がヤバイ。
5マナで12点の打点が場に現れるとか、かなり正気の沙汰じゃないですよ?
あと、なにげに出てくるトークンは兵士です。

これに加えて、M10のパワーカード《警備隊長》も健在です。

また、更に

《精霊への挑戦》(白)
インスタント
色を1色選ぶ。あなたがコントロールする白のクリーチャーは、ターン終了時までプロテクション(選ばれた色)を得る。
これも忘れてはならない1枚です。

《流刑への道》といい《危害のあり方》といい、
最近の白の1マナ圏は優秀すぎますが、これも負けずおとらず超優秀。
前述した白単トークンズや白単兵士といったデッキで使えば、
1マナの除去回避であり、コンバットトリックであり、エンドカードになります。

よって、白単トークンのようなデッキは、今後一定勢力を占めるのではないかと思われます。

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という訳で、ざっとデッキを紹介してみましたが、いかがだったでしょうか?
今後の環境を進める上での参考になれば幸いです。

長い事環境を支配してきたローウィンブロックが落ちたために、
非常に色々なデッキがあり、面白い状況になっていると思います。

僕としても、未だに今後使っていくデッキの方向性が固まらず
勢いあまってリアルでもデッキを6つくらい組んでしまいましたw

まだ出たばかりの環境なので、何が強いのかは分かりませんが、
暫くはめまぐるしく新しいデッキに振り回される事になりそうです
※ただしジャンドを除く。

とりあえずは、ジャンドと吸血鬼には勝てるデッキを仕上げようか。

今週末のゼンディカーの大会が楽しみですね。

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カードぼしゅうとか、連絡事項とか

吸血鬼デッキを組むつもりで、《吸血鬼の夜候》とか《マラキールの血魔女》とかを
集めていたのですが、なんかトップメタになった途端組む気が無くなってしまったので
もし吸血鬼デッキを組みたい方が居たら吐きますよー。

あと、なんだかんだで《水蓮のコブラ》が欲しくなってしまいました。
もし出せるよーという方が居たら教えてください、多少のシャークは覚悟の上だぜ!
世間ではゼンディカーの話題一色ですが、
先週の水曜日、カードブランチ本山店にて
ローウィンが使える最後のスタンの大会に出てきました。

使用デッキは当然のフェアリーで。

思う存分「あっぷきーぷきりしばり!」してきました。

デッキもかなり応えてくれる感じで

2T目山の上から《苦花》→3T目山の上から《呪文づまりのスプライト》とか

2T目《苦花》→4T目《霧縛りの徒党》→5T目《霧縛りの徒党》とか

《霧縛りの徒党》→《霧縛りの徒党》→《時間のねじれ》とか

ダブマリで、相手に《復讐のアジャニ》《遍歴の騎士、エルズペス》を出されながらも
空からギリギリ殴りきって勝利したりとかで

2-0

2-0

2-0

の3勝0敗で優勝。最後に有終の美を飾る事が出来ました。

最後の戦いがmol君の赤黒ブライトニングだったのもなかなか良い思い出に。

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という訳で、遂にローウィンブロックも落ちてしまう時が来ました。

僕がマジックを再開したのは、ローウィンブロックが出てくるのとほぼ同時なので

色々と感慨深いものがあります。

特に僕の場合、どうしようもないフェアリー馬鹿だったのでひとしおですね。

という訳で、今回はローウィン・シャドウムーアブロックで

フェアリー使いとして、特に思い出深かったカード達のTOP10

をやってみようと思います。

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10位:《猛牛の目》
いやー、なかなか嫌な奴でしたよコイツ。
4/4トークンが出てくるとか、《霧縛りの徒党》と同じサイズじゃないですか。
2T目にコイツを張られた時の絶望感といったらもうw

ある時には、2枚も同時に場に出されてどうしようかと思いました。
ただ、結局の所はかなり受け身なカードなので、
《霧縛りの徒党》→《謎めいた命令》フルタップ→フルタップ→フルタップで
相手の場では8匹くらいの4/4トークンが寝ころびながら空から殴って勝利。

書いてあることはかなりキモいとは思うんですが、あまり使われませんでしたね。

そういえば、札幌でローウィンを剥いてこのカードが出た瞬間、机の上に放り投げて
その場に居たYOU君に「うわ、このカードキモい! 効果も絵もキモい!
こんなキモいカード1秒たりとも所有したくないからトレードして! お願い!」

と言ったのは、緑嫌いな僕を実によく表しているエピソードですねw




9位:《掻き集める梢》
これまたシャドウムーアで現れた露骨なフェアリーメタカード。
《霧縛りの徒党》以外は完全シャットダウンしてしまう困りもの。
2枚張ったら霧縛りでさえ止まってしまう。
…が、残念ながらこれはちょっと悠長が過ぎましたね。
殴らなければ実質何も影響を及ぼしていないに等しいし、
いざとなればエンドに《掻き集める梢》バウンスすれば良いだけ。

一瞬使われましたが、すぐさま消えていった1枚でした。


8位:《難問の沈め屋》
これまた結構露骨なフェアリーメタカード。
どんなスペルも打ち消されなくなるとか、フェアリーの存在完全否定ですね。
ただ、こいつ自身が除去体制のない単なる《灰色熊》なので対処は楽。
あと、以外に打ち消すのにマナを使うので、
相手の土地を攻め立てていけば、消されなかったりする事もある。
一時期はかなり高騰したけど、ある時を境に一気に見なくなりましたね。



7位:《耳障りな反応》
「対象の《謎めいた命令》か《苦悶のねじれ》を打ち消す」と書いてあるカード。
忘れた頃に飛んでくるのが困りものでした。
これで《謎めいた命令》を消されたら、それだけで負けた気になる不思議。
《苦悶のねじれ》より《名も無き転置》の方が良い、という根拠にもなったカード。
まあ、ちなみにアド厨である僕は、そんなの気にせずねじれを使いまくってました。



6位:《薄暮の大霊》
書いてある事はおかしすぎるのに、不思議とあまり使われなかった1枚。
プロテクション(グリクシス)はいくらなんでもやりすぎ。
カメコロ以上に触れないクリーチャーで、出るとほんと絶望を覚えました。
《変わり谷》でブロックするか、《謎めいた命令》でフルタップするくらいしか無い。
エスパーフェアリーになってからは《流刑への道》《神の怒り》でOKでしたが。

札幌は白や緑のビートを使う人が多く、
結構頻繁にコイツの姿を見る事が多かったですねw


5位:《運命の大立者》
とりあえず謝っておかなければなるまい。
最初は予想価格:250円とかいっててマジごめんなさい。
イーブンタイドが出た瞬間から、落ちる最後の最後まで長いお付き合いでした。
常に使われる側でしたけどね!w
白単キスキンからも赤単スライにも当然の4積みされるこまったちゃん。
1マナのフィニッシャーってかなり卑怯だよねー。
でも、不思議とコイツが社長まで出世する所はあまり見てない気がする。
まあ、4/4で十分強いんですけどね!



4位:《復讐の亜神》
コイツとの付き合いも相当長かったですねー。
フェアリーが苦手とする赤いデッキにはかなりの率で入っているフィニッシャー。
カウンターしても2枚目を引かれると無駄になるという恐ろしい能力で
1枚目:カウンター
2枚目:必死にカウンター+除去
3枚目:…勘弁して
という事も結構あったりします。
相手の初動が5T目《復讐の亜神》で、
そこから手札に溜まった《復讐の亜神》だけで負けたのは今でも苦い思い出w
《流刑への道》で多少人気が下火になったとは言え、今尚恐怖の対象です。


3位《カメレオンの巨像》
書いてあることがどこかおかしいカード。
プロテクション(黒)が非常に厄介で、フェアリーでは対処が難しく、
一旦場に出てしまうとまさに恐怖の象徴でした。
地味に、《霧縛りの徒党》で土地を縛ってもパンプアップされるのが困りもの。

ただ、完全に対処が不可能な訳でもなく、
《謎めいた命令》や《誘惑蒔き》で逆にテンポを奪ったりして、
結構コイツを巡る攻防はエキサイティングでした。

それでもやっぱり書いてある事はおかしいけどな。






それでは、名誉ある2位は、皆さん予想だにしていないであろうあのカード…!






2位《山背骨の発動》
個人的No.1トラウマカード。
ローウィンブロック構築の時に、YOU君が電波を受信して使い、
一時期札幌で大流行した一枚ですw
2T目《苦花》の返しにコイツを張られた時の絶望感が異常。
《大貂皮鹿》の比じゃないです。完全にマジック別ゲーになる。
《炎の投げ槍》が「打ち消せない6点火力」になるとか何の冗談だ。
何気に、2枚目以降の《山背骨の発動》が3点火力になるのもポイント高い。







そして1位。
もう、これを見ている皆さんの半分くらいは予想が付いているのではないでしょうかw




ローウィン・シャドウムーアブロックを通して、最もよく出されたカード。


《霧縛りの徒党》が僕の青春なら、あいつは実に良いライバルでした。



では、皆さんの予想も大方ついた所で、いってみましょう。


栄えある第一位は…!









1位:《雲打ち》
至高にして究極のフェアリーメタカード。
正直、フェアリーメタカードは最初に出たこれが一番美しかったですね。
瞬速、飛行に2点、想起、相応の色拘束、そして何よりキモい触手。
札幌では「とりあえず《雲打ち》」という言葉を流行らせたと同時に
みんなが触手プレイ大好きだというのを露呈させた立役者ですw

瞬速が付いているとはいえ、ケアしきれない訳ではないので、
《雲打ち》を巡る攻防は非常にアツかったですね。

「あ、yasuが来たから《雲打ち》サイドに積んでおこう」とか日常茶飯事で
「相手の手札に《雲打ち》が無ければ勝ちだ…! あー、やっぱあったー!」とか
「4マナフルタップ《誘惑蒔き》! → 返し《雲打ち》想起でgg」とか
「あっぷきーぷきりしばり! 5マナしかないから《雲打ち》想起しか出来まい!」とか
「《ウーナの末裔》2枚張りして勝ちっすねw え!? メイン《雲打ち》!?」とか。
「相手が火力引かなければ勝ち…って、トップ《雲打ち》想起で2点!? gg」とか

正直、後の世になって出された《火山の流弾》や《大貂皮鹿》とか
あまりにもフェアリーガンメタすぎてカードデザインが汚すぎる。
《雲打ち》は適度なスリルと攻防が愉しめる、良いライバルでした。

絵をよく見てみると、やたら触手が生々しかったり、
やたら脚が細くてキモかったり、なんか突然道ばたに現れていたりと
色々とツッコみ所が多いのも良いキャラしてましたね。

もうあまりアイツの姿が見れないかと思うと、ちょっと寂しいですが
ローウィンが落ちても元気でいろよ!

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という訳で、フェアリー使い的に嫌だったカードTOP10でしたw

え? フェアリーのランキング?

そんなの付けるまでも無いですよ。どいつもこいつも僕の相棒でした。

敢えて言うのなら、1位が不動の《霧縛りの徒党》ですが、

《呪文づまりのスプライト》や《苦花》、《誘惑蒔き》や《ヴェンディリオン三人衆》

《妖精の女王、ウーナ》や《エレンドラ谷の大魔導師》、《くぐつ師の徒党》など

その他は順位付けられません、全員同率2位。

---------------------------------------------

思えば、ローウィンが出てからフェアリーを常に使い続けてきた自分で、
使ったフェアリーの種類は相当数に上ります。


ローウィン・時のらせん期

・青黒フェアリー
まだ《苦花》が無い頃の青黒フェアリー。
メインアタッカーは《ウーナのうろつく者》。
この頃はまだみんな《霧縛りの徒党》とか何それって感じでした


・青黒白フェアリー
《霧縛りの徒党》つええ! という事で《一瞬の瞬き》を入れたバージョン。
あっぷきーぷきりしばり!
あっぷきーぷ霧縛りぶりんく!
あっぷきーぷぶりんくふらっしゅばっく!

とやっていたのが、僕が《霧縛りの徒党》をキャラにした時でしたねw
この頃が一番《霧縛りの徒党》が輝いていた時でした。

《一瞬の瞬き》の相性が、《霧縛りの徒党》のみならず
《呪文づまりのスプライト》や《誘惑蒔き》とも相性良かったです。


・青緑フェアリー
「何それ?」と言う方も居るかもしれませんね。
この頃はむしろ青緑フェアリーの方が多かったんですよ。
《根の壁》で地上を固めながらマナ加速をして、
《神秘の蛇》や《タルモゴイフ》でボードを強化したタイプ。
場合によっては《スクリブのレインジャー》+《幽体の魔力》を積んでました。


・青緑白フェアリー
…で、それに《一瞬の瞬き》を僕が積んだのがこのバージョンw
《神秘の蛇》ブリンク→フラッシュバックがちょお気持ちよかったです。
あと、この頃はあまりにもブリンクが好きすぎて、
サイドボードに《憤怒の天使、アクローマ》
を入れてました。
主に変異→ブリンクで出す為に。

・青単フェアリー
モーニングタイドが出て、《苦花》がフェアリーの代名詞として定着する前に
一瞬だけ流行ったタイプがこれ。
《祖先の幻視》に《ヴェンディリオン三人衆》。
他に特徴的なパーツとしては《拭い捨て》や《心霊破》も入ってましたね。
《謎めいた命令》がメイン4積みされ始めたのもこの頃からだった気がします。
結局、《苦花》を入れた方が強いという事ですぐに居なくなりました。


・青黒フェアリー
モーニングタイドが入って遂に《苦花》を搭載したフェアリー。
で、いわゆるフェアリーはこのタイプですね。
この頃は《祖先の幻視》に《ルーンのほつれ》、更に《滅び》と
パワーカードのオンパレードで、カードパワーはこの頃が間違いなく最強でした。
基本的に、今後多少形が変わっても、この青黒フェアリーが常にメタの中心でした

・青黒白フェアリー
…まあ、僕はエスパーカラー大好きだったのでタッチ《一瞬の瞬き》しましたがw
白をタッチした事により、当時流行っていた赤単に対して
《エイブンの裂け目追い》+《一瞬の瞬き》が出来たのが強み。
ICAで初優勝したのも確かこの形。思い出深い形です。


アラーラ発売、時のらせん落ち

・青黒フェアリー
時のらせんが落ちて《祖先の幻視》をはじめとする主要パーツが抜けても、
それでもしぶとく残っていたフェアリー。
それまで見向きもされなかった《砕けた野望》が突如トーナメントに姿を現しました。
数々のパワーカードが落ちた変わりに《苦悶のねじれ》が入ったのが大きかったですね
ブロック構築で結果を残していたのもあり、相変わらずトップメタでした。

・青黒白フェアリー
また青黒白かよ! …と言われそうですが、好きなんです、青黒白。
結局、前環境の《滅び》のカードパワーが忘れられず、
《神の怒り》を積めるこの色を選択した、という結果でしたね。

この時は、かなり色々試行錯誤を重ねて
《エスパーの魔除け》や《エーテル宣誓会の審判人》、
果てには《崇敬の壁》フェアリーなんてのも作っていましたw

そして、M10が発売して

・青黒赤フェアリー
「これがグリクシスの力だ!」で有名な(?)グリクシスフェアリー。
M10発売と同時にいち早く組み上げて、そこそこ話題になったという事で
フェアリー使いとしてやっとこさ報われたーという感じでした。
(エスパーフェアリーの時は、白を抜け抜けと散々言われていたのでw)

M10が出てすぐは、メタへの噛み合いっぷりからかなり楽に勝てたのですが、
暫くすると、そう簡単には勝てないどころか、不利な相手が多くなってきて
メタゲームの大切さを教えられたデッキでもありました。

----------------------------

という訳で、フェアリーと共に駆け抜けた2年間。

正直、フェアリーを使うのが上手いとは口が裂けても言えないけど、

誰よりも楽しそうに「あっぷきーぷきりしばり」してた
という自信はあります。



ありがとう、お疲れ様フェアリー。



これでフェアリー達とも暫しのお別れですが、さよならは言わないぜ!




だって



次はエクテンやレガシーで存分にフェアリーで暴れ回るからなwwwwうぇwwwww
ゼンディカー入りスタンデッキ紹介 フェッチでサクってすぐ上陸~狂気の面晶体
ゼンディカー入りスタンデッキ紹介 フェッチでサクってすぐ上陸~狂気の面晶体
ゼンディカー入りスタンデッキ紹介 フェッチでサクってすぐ上陸~狂気の面晶体
昨日のエントリにて紹介した

”狂気のライブラリーアウトデッキ”ですが、

とりあえずごめん

《朗々たる根本原理》は、いくらなんでもやりすぎでしたw

後、《水蓮のコブラ》やっぱり弱いですわw

冷静になって考えてみると、色々無駄なパーツがあるなー

とか思い立ち、もうちょっとマジメに組んでみようと決意。

----------

”《イーオスのレインジャー》から《面晶体のカニ》”

という基本コンセプトはそのままに、デッキを考察する。

( ´-`) o 0 (《面晶体のカニ》に被覆が付いていればトーナメント狙えたのにな…)

( ´-`) o 0 (かといって、《否認》を積んでも、相手は大量にドローしてる上に手札には除去が腐っていていい的…)

( ´-`) o 0 (なんとかカニを生かす手段は無いものか…)



( ´-`) ・・・・


( ´-`)o 0 (《安全な道》とかかなりイカすけど、何分にも重いし…)


( ´-`)・・・



( ´□`)Σ!?


ピコーン!


( ´□`)o 0 (そうだ…! あのカードを使えば…!)


( ´□`)o 0 (すると…あれをこうして…! ああすれば…!)

-------------------

という訳で、出来上がったデッキがこちら↓

デッキ名:フェッチでサクってすぐ上陸~狂気の面晶体 -Lunatic L.O.D ver.2-
// Lands
3 [ZEN] Verdant Catacombs/新緑の地下墓地
3 [M10] Plains/平地
6 [ZEN] Island/島
2 [M10] Forest/森
1 [M10] Swamp/沼
3 [ZEN] Marsh Flats/湿地の干潟
3 [ZEN] Scalding Tarn/沸騰する小湖
4 [ZEN] Misty Rainforest/霧深い雨林

// Creatures
3 [ALA] Ranger of Eos/イーオスのレインジャー
4 [ZEN] Hedron Crab/面晶体のカニ

// Spells
4 [M10] Howling Mine/吠えたける鉱山
4 [M10] Ponder/思案
4 [ZEN] Khalni Heart Expedition/カルニの心臓の冒険
4 [M10] Silence/沈黙
2 [M10] Jace Beleren/ジェイス・ベレレン
2 [ZEN] Harrow/砕土
4 [M10] Tome Scour/秘本掃き
2 [ZEN] Archive Trap/書庫の罠
3 [ARB] Mind Funeral/精神の葬送
昨日のデッキをバージョンアップさせました。

ただ散漫とライブラリーアウトを狙う、カニが除去されないなどという甘えは捨て
5~6ターンキルを狙う、上陸コンボデッキになりました。

具体的には

《イーオスのレインジャー》から持ってきた2匹の《面晶体のカニ》を
《沈黙》で安全確保した上で、そのターンの内に土地を起きまくって相手を殺す
というもの。

おおよその計算ですが、相手が初手7枚+5T目までに5ドローで12枚。

つまり48枚を削る目標値として

フェッチランドセット:12枚
《砕土》:12枚
《カルニの心臓の冒険》:12枚

と、デッキ内のカードがかなりの期待値で相手のライブラリーを削ってくれます。

当然、1ターンの間にきっちり48枚削る必要は全く無く、
《吠えたける鉱山》や《ジェイス・ベレレン》等で削れていますし、

《秘本掃き》《精神の葬送》《書庫の罠》が事前にかなり削ってくれます。

また1T目《面晶体のカニ》を出した時の強さは言うに及ばず。

あと、意外に《沈黙》が強いです。

手札に複数枚溜まった時にも、相手ターンに撃てば1ターン稼げたりするので、
かなりのイケメン。

…まあ、《オアリムの詠唱》の方が欲しいのはもちろんですけどね。

---------------------

というわけで

電波分を含みながらも、割合ガチっぽい仕上がりにする事が出来ました。
とりあえずMWSでなら結構な勝率を誇ります。あんまあてにならないけど。

わんちゃんす、次の大会はこれで出るまでありえるw

何より、ゼンディカーならではのギミックが多くて楽しいです。

騙されたと思って一度使ってみて下さい、きっとハマると思います。
さて、ゼンディガーのフルスポも出て皆様如何お過ごしでしょうか?

皆さんが考えているのが
「次の環境はどんなデッキが来るんだろう」という事だと思われます。

何だかんだで長かったローウィンブロックも終わりを告げ、
次の環境はメタが激変すると思われます。

そんな中、とりあえずゼンディカーの新カードを使ったデッキを
いくつか紹介しようかなーと思います。

デッキ名:超単純吸血鬼ビートダウン
// Lands
15 [M10] Swamp/沼
4 [ZEN] Verdant Catacombs/新緑の地下墓地
4 [ZEN] Marsh Flats/湿地の干潟

// Creatures
4 [ZEN] Vampire Nighthawk/吸血鬼の夜鷲
3 [ZEN] Vampire Hexmage/吸血鬼の呪詛術師
4 [M10] Vampire Nocturnus/吸血鬼の夜候
4 [ZEN] Vampire Lacerator/吸血鬼の裂断者
4 [ZEN] Guul Draz Vampire/グール・ドラズの吸血鬼
4 [ZEN] Gatekeeper of Malakir/マラキールの門番
4 [ZEN] Bloodghast/恐血鬼の裂断者
2 [ZEN] Malakir Bloodwitch/マラキールの血の魔女

// Spells
4 [ZEN] Hideous End/忌まわしい最期
4 [M10] Tendrils of Corruption/堕落の触手
1マナクリーチャー8体、2マナクリーチャー11体という
昔の赤スライ並のマナカーブ
を描いてビートダウンする凄まじいデッキ。

その速度感はキスキンにも勝るのではないかといった程。
更にそれを底上げするのが《吸血鬼の夜行》とフェッチランドのシナジー。

半分以上の確率で全員に+2/+1と飛行、というのは
《不吉の月》というよりはもはや《踏み荒らし》に近い。


ただし、このデッキの弱点は、あまりにも脆い事。

《紅蓮地獄》や《神の怒り》などの全体除去を撃たれると、
ただでさえアドを稼げない構成なのに、デッキ全体がシナジーで構成されているので
立て直しが非常に難しくなってしまうという罠。

幸い、《強迫》や《精神ヘドロ》が再録されているので、
コントロール相手にはサイドからこれらを差して抵抗するのが良いでしょう。

…が、それ以上にヤバいのが白の存在w
《天界の粛正》や《白騎士》はまだしも、
《真心の光を放つ者》や《アンデッドを屠る者》など
単色、単純故に対策されるのも非常に簡単なデッキとなってしまっています。

その為、トップメタになった瞬間に次の大会ではメタられて負け組になるという
非常に悲しい運命が待っている事でしょう。

まあ、構成自体は非常に単純で、どこか吸血鬼が厨2っぽくて良いですし
デッキパワー自体はそれほど弱くはないので、組んでみても良いのではないでしょうか

むしろ一番のネックは黒絡みのフェッチ8枚ですけどね!

----------------------------------------------------------------

続いては、ライブラリーアウトデッキ。
…とはいっても、ちょっと違った角度からのライブラリーアウトデッキです。

某掲示板の某電波スレで
940 :名無しプレーヤー@手札いっぱい:2009/09/27(日) 20:41:39 ID:rMIoKTSn0
今日のプレリでカニ2枚と望遠鏡2枚積んだら
ありえない速度で相手のライブラリーが減っていった。

スタンでもイーオスから2枚もってきて次のターンから6枚ずつとか楽しそうだ。
1マナだとカウンター握りながらで充分いけるし、バントカラーにすれば心臓や砕土も使えるし。


というステキすぎるレスを見てしまい、衝動的に作ったライブラリーアウトデッキ。

デッキ名:Lunatic LOD 狂気のライブラリーアウト

// Lands
3 [ZEN] Verdant Catacombs/新緑の地下墓地
3 [M10] Plains/平地
4 [ZEN] Island/島
2 [M10] Forest/森
2 [ZEN] Marsh Flats/湿地の干潟
4 [ZEN] Scalding Tarn/沸騰する小湖
4 [ZEN] Misty Rainforest/霧深い雨林

// Creatures
3 [ALA] Ranger of Eos/イーオスのレインジャー
4 [ZEN] Hedron Crab/面晶体のカニ
3 [ZEN] Lotus Cobra/水蓮のコブラ
2 [ZEN] Oracle of Mul Daya/ムル・ダヤの巫女
4 [CNF] Knight of the Reliquary/聖遺の騎士

// Spells
4 [CNF] Path to Exile/流刑への道
1 [CNF] Font of Mythos/神話の水盤
3 [M10] Jace Beleren/ジェイス・ベレレン
4 [M10] Howling Mine/吠えたける鉱山
4 [M10] Ponder/思案
4 [ZEN] Archive Trap/書庫の罠
1 [ALA] Clarion Ultimatum/朗々たる根本原理

デッキ全体が狂気的なシナジーで構成されている狂気的なデッキ

・狂気のフェッチ13枚、基本地形10枚、基本地形の方が少ない

・狂気の《新緑の地下墓地》は単なる《森》、《湿地の干潟》は単なる《平地》

・《イーオスのレインジャー》→《面晶体のカニ》×2、次のターン狂気のカニ×2→フェッチプレイ起動で12枚ライブラリを削る。

・フェッチ13枚投入により《思案》がレガシー級の狂気的な強さ

・大量のフェッチにより《水蓮のコブラ》が本気出す。《吠えたける鉱山》や《ジェイス・ベレレン》でどの道カードは引けるので大量のマナの使い先は困らないとされた。

・フェッチ13枚、《思案》4枚、《イーオスのレインジャー》3枚、《聖遺の騎士》4枚、《ジェイス・ベレレン》3枚、合計27枚がライブラリーシャッフルできるカードという狂気の構成なので《ムル・ダヤの巫女》が狂気のアドバンテージを稼ぎ出す

3T目に出した《聖遺の騎士》が狂気の3マナ5/5、次のターンには7/7二殴っていくという狂気的な光景もザラ。

・狂気の《朗々たる根本原理》の構築入り!
《面晶体のカニ》と土地4枚を指定で相手はライブラリーが24枚削れて死ぬ


・ただし《面晶体のカニ》を除去されると詰む

----------

…久々に《電波な日記帳》っぽいデッキを作りましたw

《書庫の罠》に、大量のフェッチ、”上陸”キーワードと、
かなり意欲的にゼンディカーのカードを使っているデッキなので、
なかなか男らしくて楽しいと思いますw

--------------------------
※注意!※
今回挙げたデッキはいずれも脳内構築です。
あくまでアーキタイプとして提示しただけなので、
これをコピーして弱かったとしても全く責任は取れません。あしからずw
さぁみなさん。今回もやってきました。
みんなのシャークトレードのお供!
ヤフオク初動価格調査のお時間だよー!

え? ゼンディカーのブースターパックから絶版カードが出た?
そんな記事は他人に任せて、はい価格表! 鮮度が命だからね!

ゼンディカー ヤフオク初動価格一覧 9/25落札分

霧深い雨林:2875
水蓮のコブラ:2750
新緑の地下墓地:2625
エメリアの盾、イオナ:2450
湿地の干潟:2063
沸騰する小湖:2025

--------2000円以上のエリート勝ち組レアの壁

巣穴の扇動者:1900
乾燥台地:1835
ソリン・マルコフ:1650
精神壊しの罠:1550
審判の日:1513

-------1500円以上の高額レアの壁

ニッサ・レヴァイン:1300
燃え立つチャンドラ:1050
書庫の罠:925
硬鎧の群れ:925
墜ちたる者、オブ・ニクシリス:850
光輝王の昇天:775

-------750円以上の勝ち組レアの壁

Emeria Angel:680
恐血鬼:650
ゴブリンの先達:625
怒り狂うベイロス:550
Bloodchief Ascension:525

-------500円以上の中堅レアの壁

フェリダーの君主:480
エルトラージの碑:415
空の遺跡、エメリア:405
巨森、オラン=リーフ:400
Sadistic Sacrament:375
Summoning Trap:325
ムル・ダヤの巫女:275
Obsidian Fireheart:255

------250円以上のぎりぎり許容範囲の壁

ゲトの血の長、カリオン:210
アガディームの墓所:208
永遠の器:205
潮汐を作るもの、ロートス:155
精霊の嘆願:155
Conqueror’s Pledge:153
溶鉄の尖峰、ヴァラクート:123
Terra Stomper:110
Magosi the Waterveil:103
真心の光を放つ者:103
溶岩の玉の罠:103
武装の達人:100

-----100円以下の割と人権無い壁

血の長の刃:85
複製の儀式:83
グール・ドラズの死霊:83
World Queller:80
失われた真実のスフィンクス:78
乱動の精霊:58
Sphinx of Jwar Is:53
Cosi’s Trickster:53
Hellkite Charger:53
天界のマントル:50
Kabira Evangel:50
Archmage Ascension:50
凪魔導師の導師:50
海門の伝承師:50
血の貢ぎ物:50
バーラ・ゲドの盗賊:50
光輪狩り:50
電撃力:50
ガズールの大将軍:50
紅蓮術師の昇天:50
捕食者の衝動:50
巨身化:50
獣使いの昇天:50
変わり樹のレインジャー:50

目安レア単価:578円

イータイ:477円
アラーラ:431円
コンフラ:558円
リボーン:453円
エムテン:547円

という並びを見るからに、過去最高記録を達成。
むしろコンフラとエムテンがそんなに高いのが意外といえば意外か。

フェッチランドに目がいきがちだけど、
思いのほか低額レアの種類も多く、飛びぬけて高額にはなりませんでしたね。

-------------------
とりあえず《霧深い雨林》さんパねぇっす。
さすがレガシー需要っスね。トップおめでとう御座います。

続く《水蓮のコブラ》もまあ想定内といえば想定内か。
思いのほか《エメリアの盾、イオナ》が大健闘。これもレガシー需要かな?

あ、あと気になるフェッチ内の暫定順位は
青緑>緑黒>>白黒=青赤>赤白

という事でとりあえずの結果が出ました。トレードの参考にどうぞ。

安い中で意外だったのは
《溶鉄の尖峰、ヴァラクート》と《失われた真実のスフィンクス》
あとは《変わり樹のレインジャー》あたりでしょうか。
こいつらって構築レベルなんじゃないかしらん? と思っているのですが。

----------------------

という訳で、明日のプレリ会場でトレードの参考などにどうぞー。

9月21日に行われた、CBL 30th@レガシーに出てきました。

遂にやってきましたレガシー。
一年前は、このフォーマットに参加するとは夢にも思っていませんでしたw

ついカッとなってこの前にGP新潟で青絡みのデュアランを買いそろえた事もあり、
プロキシ無しでデッキが組めたので、いざ参戦!

デッキ候補としては
・カウンタートップゴイフ
・フェアリー
の二種類が候補としてあったのですが、ddsさんとの練習の結果

「カウンタートップゴイフはアドが稼げない→アド厨の僕には向いていない
 フェアリーを使った方がプレイング慣れてるし勝率が良い」

という結論となり、結局フェアリーを使う事になりました。

自分の好きなデッキを使えるっていうのもレガシーの良さだしね!
そう考えると、CTGとかガチガチのメタデッキ使うよりフェアリーで正解でした。

デッキ名:はじめて の えくてん☆
// Lands
2 [10E] Island/島
4 [MOR] Mutavault/変わり谷
4 [ON] Polluted Delta/汚染された三角州
4 [ON] Flooded Strand/溢れかえる岸辺
3 [R] Tropical Island
2 [R] Tundra
1 [LRW] Plains/平地
2 [R] Volcanic Island

// Creatures
4 [LRW] Spellstutter Sprite/呪文づまりのスプライト
3 [MOR] Vendilion Clique/ヴェンディリオン三人衆
4 [FUT] Tarmogoyf/タルモゴイフ
1 [LRW] Mistbind Clique/霧縛りの徒党

// Spells
2 [BOK] Umezawa’s Jitte/梅澤の十手
3 [DIS] Spell Snare/呪文嵌め
1 [FD] Engineered Explosives/仕組まれた爆薬
1 [FD] Vedalken Shackles/ヴィダルケンの枷
4 [IA] Brainstorm/渦巻く知識
3 [SC] Stifle/もみ消し
4 [NE] Daze/目くらまし
4 [R] Swords to Plowshares/剣を鋤に
4 [AL] Force of Will

// Sideboard
SB: 3 [SHA] Firespout/炎渦竜巻
SB: 2 [BOK] Threads of Disloyalty/不忠の糸
SB: 2 [TSB] Tormod’s Crypt/トーモッドの墓所
SB: 2 [ALA] Relic of Progenitus/大始祖の遺産
SB: 2 [EVE] Glen Elendra Archamge/エレンドラ谷の大魔導師
SB: 2 [TSP] Krosan Grip/クローサの掌握
SB: 2 [OV] Hydroblast/水流破
…えーと
とりあえずデッキ名はガチです。勘違いしてこのデッキ名でリスト提出しました。

あと、1枚差しの《霧縛りの徒党》には一切の異論を認めません。
いや、明らかに弱いのは分かってるんです、自分でも。

マジックを再開してから約2年。常にデッキに入ってきたコイツ。
レガシーでも何とかして使ってやるのが男というものでしょう!
という訳で、信念の1枚差しとなっていますw

その他のレシピは、デッキチェックを参考にちょこちょこくみ上げたもの。
《タルモゴイフ》の為だけに緑をタッチして
《剣を鋤に》の為だけに白をタッチする
この構図がどうにも気に入らなかったのですが、

《Underground Sea》を家に忘れてしまって手元になかったのと、
大会直前で組み直すのもどうかと思ったので、このまま出る事に。

次に大会に出る時には
《タルモゴイフ》→《墓忍び》or《苦花》
《剣を鋤に》→《燻し》
に変えて、青黒型を模索してみようと思います。

----------------------------------------

という訳で、レポをば。

第1回戦 集団意識コンボ(abiさん) ×-×

一回戦目にいきなりabiさんと当たるw
会場でも数少ない、お互いのデッキを知っているマッチアップ。
相手は、《集団意識》と各種契約カードでコンボ勝ちを狙うデッキ。
Hive Mind / 集団意識 (5)(青)
エンチャント
いずれかのプレイヤーがインスタント呪文かソーサリー呪文を唱えるたび、他の各プレイヤーはその呪文をコピーする。その各プレイヤーは、自分のコピーの新たな対象を選んでもよい。
Pact of Negation / 否定の契約 (0)
インスタント
否定の契約は青である。
呪文1つを対象とし、それを打ち消す。
あなたの次のアップキープの開始時に(3)(青)(青)を支払う。そうしない場合、あなたはこのゲームに敗北する。


 ゲーム1:相手が《集団意識》をプレイしてきたところで相手の手札は2枚。
 こちらの手札は《Force of Will》と《もみ消し》の二枚。
 ここで

 ・《Force of Will》をピッチで打って《集団意識》の着地を阻止
 ・《もみ消し》を構えてあいてのコンボを崩す

 という2択が発生し、アド損を嫌った僕は《もみ消し》を構える事を選択。
 しかしこれが裏目に出てしまい、《集団意識》が場に出た後に
 《召還士の契約》と《タイタンの契約》を連打されてしまい、
 《もみ消し》1枚では対応しきれず負け。素直にWill打っておくべきでした

 ゲーム2:相手手札に《実物提示教育》と《集団意識》があるのが分かっているのに
 なぜか《エレンドラ谷の大魔導師》をフルタップで場に出してしまう。
 返しの相手のターンで《実物提示教育》…こちらから手札から出せるものは無し。
 相手からは《集団意識》場に出されてしまい、契約連打で乙。

 《実物提示教育》でこっちのパーマネントも場に出せるのを忘れていました。
 土地を立たせたままターンを返してエレンドラを場に出せば何とかなったのに…!
 
 という訳で、2ゲーム続けてプレイングミスで負け。
 レガシーの恐ろしさを身をもって知る事となりました。

第2回戦 大祖始オーダー ×-○-×

2回戦目の相手は、《自然の秩序》から《大祖始》を出すという何とも夢のあるデッキw
Natural Order / 自然の秩序 (2)(緑)(緑)
ソーサリー
自然の秩序をプレイするための追加コストとして、緑のクリーチャーを1体生け贄に捧げる。
あなたのライブラリーから緑のクリーチャー・カードを1枚探し、それを戦場に出す。その後あなたのライブラリーを切り直す。
Progenitus / 大祖始 (白)(白)(青)(青)(黒)(黒)(赤)(赤)(緑)(緑)
伝説のクリーチャー ? ハイドラ(Hydra) アバター(Avatar)
プロテクション(すべて)
大祖始があらゆる領域からいずれかの墓地に置かれる場合、代わりに大祖始を公開しそれをオーナーのライブラリーに加えた上で切り直す。

10/10



 ゲーム1:相手の初動は《花の壁》。
 わー、懐かしーとか思いながら、相手は《タルモゴイフ》《永遠の証人》と
 緑の優秀クリーチャーで攻め立ててくる…が、見たところごく普通のビートダウン。
 かと思った瞬間、いきなり《自然の秩序》を撃たれる。
 あ、やべ、と思った瞬間にはもう遅かったです。
 降臨なさる《大祖始》様。2回殴られてゲーム終了。
 
 ゲーム2:またもうっかり通ってしまう《大祖始》様。
 しかし、今回は空から《ヴェンディリオン三人衆》をはじめとして
 《霧縛りの徒党》が相手を殴り、ダメージレースに勝って勝利w
 《霧縛りの徒党》がレガシークラスのカードである事を証明したよ!
 
 ゲーム3:3度降臨される《大祖始》。
 《自然の秩序》ってクリーチャー生け贄がコストに含まれるのか…ぐぎぎ…!
 が、ここで手なりプレイで勝利を逃してしまう。
 こちらは《梅澤の十手》とフェアリー達、そして《タルモゴイフ》で
 相手にダメージレースを挑んでおり、相手のライフを残り1まで削ったのですが
 こちらのライフもあと相手のパンチ一撃で死ぬ
という瀬戸際の場面。
 
 手なりで一枚しかない《Tundra》を捻ってしまい、
 手札にある《剣を鋤に》が撃てなくなってしまうという大事故発生。
 
 その事故のせいで自分のタルモにソープロが撃てず、ライフゲインが出来なくなり
 もしそのライフゲインがあればライフを11点にまで回復できて
 1ターン凌いで、返しに殴って勝ちだったのに、返しのターンで死亡。
 
 自分の手なりっぷりにかなり絶望した試合でしたorz
 
第3回戦 黒単Helm of Obedienceコンボ? ○-×-○
どうやら今度相手のデッキは、《虚空の力線》+《Helm of Obedience》で
瞬殺コンボを決めるデッキらしい。実にレガシーらしいデッキばかりで楽しい。

Leyline of the Void / 虚空の力線 (2)(黒)(黒)
エンチャント
虚空の力線があなたのゲーム開始時の手札にある場合、あなたはそれが戦場に出ている状態でゲームを始めてもよい。
いずれかの領域から対戦相手の墓地にカードが置かれる場合、代わりにそれを追放する
Helm of Obedience (4)
アーティファクト
(X),(T):対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーは自分のライブラリーの一番上のカードを、この方法でクリーチャー・カードかカードがX枚置かれるかするまで自分の墓地に置く。この方法によりクリーチャー・カードが墓地に置かれた場合、Helm of Obedienceを生け贄に捧げるとともにそのカードをあなたのコントロール下で戦場に出す。Xは0にできない。


 ゲーム1:いきなりゲーム開始と同時に《虚空の力線》を張られてビビる。
 その上相手は1ターン目から《強迫》やら《陰謀団式療法》やらで
 ひたすらハンデスしてくるが、よくデッキのコンセプトが分からず。
 相手がダブマリしていた後(+《虚空の力線》で1枚消費してる)ので
 息切れした所を普通に《タルモゴイフ》で殴りにいく。
 そこで出てきたのが《Helm of Obedience》。
 よくわからない英語がごちゃごちゃ書かれてて、何ですかこれーとか聞く。
 何となくやばそうだったので手札の《Force of Will》でカウンター
 …すると、もしこれが通っていれば負けだったらしい事を知らされるw
 

 
 ゲーム2:またも相手は《虚空の力線》スタート。
 更にサイド後から《仕組まれた疫病》張られて僕涙目w
 手札の《呪文づまりのスプライト》が見事に腐った…かと思いきや
 《変わり谷》をクリーチャー化させて無理矢理X=1でカウンターする。
 すると、相手から続けざま《小悪疫》を撃たれて
 《変わり谷》+土地1枚のスーパーハンデスをされてちょお涙目にw
 が、その後はお互いにダレる展開となり、しばらくドローゴーが続く。
 勝負が決まったのは一瞬。こちらのカウンターが尽きた頃に
 《Helm of Obedience》を出され、場には《虚空の力線》が。
 こちらのライブラリーが延々と削られ、ゲーム終了。
 
 ゲーム3:またも相手は《虚空の力線》スタートに加えて
 《仕組まれた疫病》を出して嫌がらせをしてくるが、
 冷静に《クローサの掌握》で《仕組まれた疫病》を割り、
 クロックを出してからのビートダウンを開始。
 エクストラ5ターンに入って引き分けの危険性が出てくるが、
 タルモのパワーがあまりにも高く、
 タルモ+《変わり谷》で10点を超える相手のライフを一瞬で削りきって勝ち。
 …タルモって強いですね。エンチャントアーティファクトが落ちると宇宙。
 
第4回戦 セプターチャント ○-○
 
 第4回戦は、噂には聞いたことがあるセプターチャント。
 一度ハマってしまえば抜け出すのはとても難しいという…。
 ていうか相手コンボデッキが多いなw ズーが多いという情報は何処に…。
 
Isochron Scepter / 等時の王笏 (2)
アーティファクト
刻印 ― 等時の王笏が戦場に出たとき、あなたはあなたの手札にある点数で見たマナ・コストが2以下のインスタント・カードを1枚、追放してもよい。
(2),(T):あなたは、その追放されたカードをコピーしてもよい。そうした場合、あなたはそのコピーを、そのマナ・コストを支払うことなく唱えてもよい。
Orim’s Chant / オアリムの詠唱 (白)
インスタント
キッカー(白)
プレイヤー1人を対象とする。このターン、そのプレイヤーは呪文をプレイできない。
キッカー・コストが支払われていた場合、このターン、クリーチャーは攻撃に参加できない。
 
 
 ゲーム1:相手のくり出すセプターを《呪文嵌め》しつつ
 《ヴェンディリオン三人衆》で更に相手の手札のセプターを下に送る。
 そのまま殴っていると、相手が《オアリムの詠唱》を時間稼ぎに使う程カツカツに。
 後はそのカツカツになったアド差を維持し続けて殴り勝ち。
 
 ゲーム2:サイドからの《クローサの掌握》がここで輝きました。
 相手のセプター+《オアリムの詠唱》を《クローサの掌握》し、
 更に2枚目のセプター+《オアリムの詠唱》を《クローサの掌握》。
 いいかげん息切れするかと思われた所で相手がまさかの《ジェイス・ベレレン》。
 場にあるクロックが《変わり谷》だけで、相手の場には《ミシュラの工房》。
 隙を見て殴っていくも、このジェイスが硬い硬い。
 
 毎ターンお互いドローをする為、かれこれ10ターン以上は生き延びる。
 こちらも《ヴィダルケンの枷》を引いたものの、決定打にはならず、
 そうこうしている内に、相手は《遍歴の騎士、エルズペス》を場に出し
 こちらは《ヴィファルケンの枷》+《梅澤の十手》を場に出すという
 何ともかんとも微妙な膠着状態。が、ここでエクストラ5ターンの宣言がされる。
 1ゲーム目は取っているので、それを聞いて急遽生き延びるプランに変更。
 《仕組まれた爆薬》で《遍歴の騎士、エルズペス》を壊し、
 相手の攻めの手を止め、お互いターンエンドで試合終了。
 
 
第5回戦 ローム ○-×-△

 ローム! 懐かしい! エクテンではよく見ましたよこのカードw
 
 ゲーム1:相手が2T目に《浄土からの生命》を撃ってきたのを見て、
 墓地に《不毛の大地》があるのを確認してかなりげんなりする。
 が、《島》→《汚染された三角州》→《Tropical island》セットし、
 相手が《浄土からの生命》ドレッジしたのに併せて3マナ捻って
 《ヴェンディリオン三人衆》をプレイ。《浄土からの生命》をボトムに。
 そこから相手は息切れ、その隙に《タルモゴイフ》で殴って勝ち。
 
 ゲーム2:このゲームは痛恨のミスで落としました。
 
 手札に《もみ消し》を握っている状態で
 相手は5/6の《タルモゴイフ》でアタック。
 相手の場には《怒りの穴蔵、スカルグ》が。
 
(T):あなたのマナ・プールに(1)を加える。
(赤)(緑),(T):クリーチャー1体を対象とする。それはターン終了時まで+1/+1の修整を受けるとともにトランプルを得る。

 
 こちらは《タルモゴイフ》と《ヴェンディリオン三人衆》でブロック。
 
 相手は《怒りの穴蔵、スカルグ》を自分の《タルモゴイフ》に使用。
 …ここで、僕が《もみ消し》を使えば、一方的に戦闘に勝てたのですが
 うっかり忘れてしまい、《タルモゴイフ》が相打ちに。
 
 そこで《タルモゴイフ》が1匹失われてしまったのがデカく、
 残ったクリーチャー達では相手のライフを詰める事が出来ない。
 そんな事をしている相手の場に出た《ヴォルラスの要塞》で
 
 毎ターン《タルモゴイフ》や《聖遺の騎士》をプレイされるという悪夢。
 《呪文嵌め》や《剣を鋤に》で何とか対抗するも、
 そのうちこちらが息切れして、相手の《聖遺の騎士》に踏みつぶされて終了。
 
 ゲーム3:お互い、クリーチャーを出したりカウンターしたりの消耗戦。
 やがて両者とも手札ゼロ、場には土地だけという完全にトップ勝負になる。
 
 正確には、僕の場には《梅澤の十手》が出ていた為、クリーチャーが出れば
 殴り合いならまず負けないぜ! という場。
 
 ここで僕が引いたのは…《霧縛りの徒党》! これで勝つる!
 …って、場にフェアリーパーマネントが無いよ!
 
 この《霧縛りの徒党》が延々腐ったままターンエンドを繰り返すw
 これが《雲のスプライト》でも勝ててるのに! と歯がゆい思いをするも
 それでも憎めない手札の《霧縛りの徒党》を眺めながら…延長5ターンに突入。
 
 お互い有効な決定打が無く、そのまま引き分けに。
 
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という訳で、成績は2-2-1。
初めてにしてはまあまあでしょうか。

落とした試合はほぼ自分のプレイミスで落としているのが悔しい限りです。

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いやー、しかし、楽しいですねレガシー。
感覚としては、エクテンを更にエキサイティングにした感じ。
油断してるとものすごい妙な角度から死ぬ。
1プレイ1プレイの重みが非常に高い。
そのくせ本当に色々なデッキが存在するので、毎回どきわく。

でも、不思議と最近のカードでも通用するというのが凄い。
《ヴェンディリオン三人衆》や《呪文づまりのスプライト》はもちろん
《霧縛りの徒党》も場に出てしまえば十分強かったですw
あと、《エレンドラ谷の大魔導師》もパなかった。こいつ強いよ。


何より楽しいのは、
自由なカードプールで自分の作りたいようにデッキが作れる事ですね。
しかもそれが半永久的に使用可能というのはでかい。
これからはもうスタン落ちに怯えずにフェアリーを使っていいんだ!

スタン落ちが無い為、1枚のカードを長く使えるのは
拡張アートをするのにも向いていると言えます。

色々な角度で楽しいレガシーの世界。
これからはちょくちょく、レガシーにも参加していきたいと思います。

…ただ、まずは環境把握からだなぁw
なんか既に公開されてる分だけでもとんでもない事になってますね、ゼンディカー。

対抗色フェッチとかラス同型再販とかロータスコブラとか。
時期スタンでもエクテンレガシーでも必要になるカードなのは確定的に明らか。
さすがにゼンディカーは格が違った。

汚いなさすがウィザーズきたない

このままでは俺の貯金がストレスでマッハなんだが・・
マジでかなぐり捨てンぞ?(金銭的な意味で)

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という訳で

ついカッとなってゼンディガー4箱予約しました。

対抗色フェッチは勿論の事、他のレアも色々使えそうで
剥けば余裕で元が取れそう&下手すりゃ店頭から無くなりそうなので。
最悪ドラフトでいくらでも消化できるし。

ちなみに、現時点で注目というか欲しいカードは

・《光輝王の昇天》
次環境で僕が一番注目しているカード。
最初は「《雄鹿の蹄の跡》よりも弱いじゃねーかwwww」とか思ってたんですが
トークン出す時にカウンターを取り除かないという脅威の事実を知って評価が一転。
やってる事が悠長だとかいう批判はあるみたいですが、
間違いなく強いですよこのカード。
次の環境はまずこれを軸にしたデッキを組もうと思っています。
という訳で、このカードを4枚集めるのは前提。

・《審判の日》
まー4枚集めないといけないよね。
BOX4つ買えば安定で4枚付いてくるのでまぁ暫くは困らないだろうw

・《硬鎧の群れ》
何これ強すぎ。いや冗談抜きで強すぎ。
緑大嫌いな僕でも思わず4枚手に入れちゃうほど強すぎ。

・《精神壊しの罠》
スタンでも、下の環境でも活躍しそうな1枚。
まーとりあえず青使いなら持っておけ? みたいな?
…何でこれが神話レアなのかウィザーズには問い詰めたいですな。
残念ながら4枚集める事になるでしょうけど。

・《失われた真実のスフィンクス》
これ、かなりやりおると思っているのは僕だけでしょうか?
5マナ3/5飛行に《渦巻く知識》か《Ancestal Recall》が付いてくる。
そうやって書くとなんだかもの凄く強く見えません?

・《ソリン・マルコフ》
なんというイケメン。通称デビルメイクライ。
プレインズウォーカーというカードそのものが好きなのと、
コイツはコントロールデッキの良いフィニッシャーになってくれそうなので欲しい。
ていうか+2で2点ドレインとか、初代チャンドラに泣いて謝ってください。


・各種フェッチランド
 
 《青緑フェッチ》
  →レガシー環境で青絡みタッチタルモで最強のフェッチになるのは確定的に明らか
   そもそも青絡みのフェッチという時点で4枚集めるのは前提。
 
 《青赤フェッチ》
  →エクテン環境でフェアリータッチ《炎渦竜巻》を容易にする一枚。
   そもそも青絡みのフェッチという時点で4枚(ry
   
 《白黒フェッチ》
  →エスパーカラー大好きな僕としては、
   とりあえず4枚集めておいて絶対損は無いカード。なので4枚(ry
 
 《黒緑フェッチ》
  →次環境で猛威を振るうであろうジャンドビートに必須の4枚。
   恐ろしい事に黒単吸血鬼ビートにも黒の為に必要になりそう。
   何だかんだで4枚集める事になるのか。
   
 《白赤フェッチ》
  →《光輝王の昇天》を組む上で必要になりそうな1枚。
   むしろナヤを組む上で需要が高くなりそう。
   ああもういいよ、どうせこれも4枚集める事になるんだろう!
   
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そして突然現れた爆弾カード。

《水蓮のコブラ》って何これ。
いや、正確には、こいつの能力を結構前には聞いてたんですよ。サルベの噂で。
ただあまりにも強すぎるからフェイクだろうと思ってました。

正直、今でもまだこんなカードが世の中に出てくるのが信じられません。
プレリで実際に見るまでは、フェイクだと思って生きていきます。
(同じ事を《苦悶のねじれ》と《流刑への道》と《大貂皮鹿》の時にも思ってましたw)

・・・が、ひとたび出ちゃったら、いくら緑嫌いな僕でも4枚集めるでしょうね。
だって強すぎるんだもん、ありえないよこれ

・なんでランドフォールでマナが出るのか
・なんで2マナなのか
・なんで2/1なのか

そして何より

・なんで神話レアなのか

と、ツッコみ所は多々ありますが、なんというかもう仕方ない。
一時期のタルモみたく
「緑絡みならまず4枚積んどけ、むしろこれの為に緑タッチしろ」
という状況になりかねない、本気で。


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という訳で、ゼンディカーはあまりにも期待値が高すぎですね。
今回もヤフオク初動調査はやりますが、過去最高記録が出そう
超久々の更新となりました

MTG Tornament in Tsu@チームスタンに出場してきました。

結果は4-0での優勝! いえい。

チームメイトはabiさん、亡骸さん、そして僕の3名。
このチームスタンは、開催を知ったabiさんがいち早くのり気となり、
一ヶ月前から延々とチームスタンのメタを考えてくれていました。

その結果あっての優勝となり、一ヶ月考えた末のabiさんの努力が報われる結果に。

という訳で今回はチームスタン特集です。
3週間ぶりの更新という事もあり、いつもより多く書いております。

最近更新できてなくてほんとすいません。
それでも毎日見に来て頂いている方々には本当に感謝致します。
本来なら、GP新潟の記事とか飲み会の記事とか書くべき事は沢山あるのですが
わ ずかな 時間 を みつけて とりあえず需要高そうなチームスタンの記事だけ投下します。

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ちなみに、チームメイトであるabiさんのレポはこちら
http://puyopuyo.diarynote.jp/200909132335125022/

同じくチームメイトである亡骸さんのレポはこちら
http://74987.diarynote.jp/200909132252414441/

併せて読むと、面白い・・・かも?

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で、チームで僕が使用したデッキは、いつものようにフェアリー…ではなくトースト
僕の事をよく知ってる人なら、かなり意外なのではないでしょうかw
ローウィンが出てからというもの、どんな時も常にフェアリーを使い続けてた僕ですが
今回、遂にトーストを使う事となりました。

経緯として、チームスタンに出るというお誘いをabiさんから受けた時は

「グリクシスフェアリー最強だから、僕グリクシスフェアリーで出るから!」
とだだっ子の様に言っていたのですが

abiさんの
「フェアリーはこの環境はあり得ない。
 トーストに弱いし、フェアリー同型も五分五分。
 ジャンド系にも弱いし、キスキンにも辛い。強い相手が見あたらない」
という言葉に説得され、渋々ながらも同じ《謎めいた命令》を採用しているトーストを選択する事に。

ただ、丁度1年くらい前のチームスタンでは青白ヒバリを使っているので
http://faerie.diarynote.jp/200809060653560000/
どうやら僕は、なりふり構わなくなるとえげつないコントロールを使う傾向にあるらしい

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で、本文に入るわけですが
abiさんの努力の結晶であるチーム構成はこちら。

メンバーA:白単トークン
4:運命の大立者
4:メドウグレインの騎士
4:白蘭の騎士
4:雲山羊のレインジャー
2:警備隊長
4:流刑への道
4:清浄の名誉
4:幽体の行列
3:黄金のたてがみのアジャニ
3:遍歴の騎士、エルズペス
3:荒原の境界石
3:原霧の境界石
4:風立ての高地
2:変わり谷
12:平地

4:ツキノテブクロのエキス
3:確実性の欠落
2:民兵団の誇り
2:軍部政変
2:神聖なる埋葬
2:危害のあり方
白単という事で他のデッキとパーツがほぼ被らず、
かつデッキパワーも強く、ぶんぶんも期待できるチョイス。
特徴的な点としては、キスキンではなく、《白蘭の騎士》と境界石を入れて
《雲山羊のレインジャー》4枚に加え、更に《警備隊長》を2枚増量し、
かなりマナが重めの構成にした点
でしょうか。

キスキンよりもトークンを選んだ理由としては二つあり、
・同型において、早く高マナ域に達し、パワーカードを連打した方が強い
・コントロールデッキ相手にも、場を流された後再展開できる方が強い

という事から、尖ったキスキンよりもこちらの方が丸いと判断されました。

実際、この選択は大正解で、同型やコントロールデッキ相手に、
《雲山羊のレインジャー》《警備隊長》の物量作戦で勝っていた場面をよく見ました。

メンバーB:悪斬トースト
3:悪斬の天使
3:羽毛覆い
3:熟考漂い
4:謎めいた命令
3:砕けた野望
4:エスパーの魔除け
1:復讐のアジャニ
3:残酷な根本原理
3:火山の流弾
2:神聖なる埋葬
2:苦悶のねじれ
1:質素な命令
1:破滅の刃
1:アラーラのオベリスク
4:反射池
4:鮮烈な小川
3:鮮烈な湿地
3:鮮烈な草地
3:沈んだ廃虚
2:秘境の門
2:滝の断崖
2:風変わりな果樹園
3:島

3:否認
3:崇敬の壁
3:ルーンの光輪
2:自我の危機
2:ジェイス・ベレレン
2:エレンドラ谷の大魔道師
今回採用したのは、フェアリーをメタから切り捨てた代わりに、
その他のデッキにはほぼ有利が付く
形のトースト。

チームスタンという特殊な環境においては、単純にフェアリーと当たる確率は
いくら多くてもチームメンバー3人のうち1人、つまり三分の一であり
《謎めいた命令》を採用するようなデッキは、フェアリーよりもトーストを
優先的に選択するだろう、という読みから、
今回はほぼフェアリー対策を取らない構成にしてみました。

その代わり、他のデッキ相手には滅法強い構成に。

同型相手には《エレンドラ谷の大魔導師》+《自我の危機》+《否認》+《ジェイス・ベレレン》
ビート相手には、もともと強いのに加えて《崇敬の壁》+《ルーンの光輪》。

この構成で、トーストで確実に1勝はするのがチーム戦略のカギなんだとか。

メンバーC:親和エルフ
4:ラノワールのエルフ
4:イラクサの歩哨
4:遺産のドルイド
4:献身のドルイド
4:エルフの幻想家
4:エルフの大ドルイド
4:イーオスのレインジャー
4:威厳の魔力
4:原初の命令
2:光り葉の大ドルイド
1:鏡の精体
1:ブレンタンの炉の世話人
4:樹木茂る砦
3:陽花弁の木立ち
4:苔汁の橋
9:森

3:大貂皮鹿
3:クァーサルの群れ魔道士
3:ブレンタンの炉の世話人
2:避難所の印
2:耳障りな反応
2:雲打ち
はい、これは至って普通の親和エルフですね。
他のデッキとパーツが被らず、かつぶんぶんに期待できるので採用したらしいです。

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で、abiさんのチームスタンにおける勝利の為の理論とは
「トーストが1勝すれば、必ずチームメンバーのどちらかが有利なマッチアップとなって勝つ」
というもの。
詳しい組み合わせは聞いてはいませんが、白単ビートと親和エルフを構えていけば、
例えどちらかが無理ゲーになっても、どちらかは勝てる相手に当たる、らしいです。

まあ、確かに納得できる面もあるんですが
・トーストが勝つのが前提になってるw
・決勝戦は相性差関係なく勝ってしまって
という事もあり、正しいんだかなんなんだかよくわからない状態に。

ていうか、そんな重要な位置づけであるトーストな訳ですが
大会が始まる前に、デッキを渡される時のヒトコマで

yasu:「僕トースト使うの初めてなんですよー」
abi:「yasuさんはとりあえず4-0がノルマだからよろしく」

という意味不明なやりとりをしてましたw

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という訳でいざ会場へ。
とりあえずの目標は「チームメンバーに迷惑をかけない事」。

第1回戦 チームブランチ 個人:○-×-○ チーム:2-1で勝ち

第1回戦は、愛知県のショップであるカードブランチによく居る皆さん。
「会場に遅刻しそうになって、車を置いて電車に乗り換えて、
 駅からは20分かけて会場まで走ってきたよ!」
と、かなり気合いが入っている(?)様子。

ただ、お互い「わざわざ三重まできて愛知の人達と戦うのかー」と苦笑w

そんなこんなで試合開始
相手は白単キスキン。

 ゲーム1:相手の展開を《火山の流弾》で一旦流した後に
 頃合いを見て《残酷な根本原理》→《悪斬の天使》で勝ち。

 ゲーム2:こちらが序盤の展開もたついている所に、
 《ゴールドメドウの重鎮》を連打され、《皺だらけの主》を出され
 《砕けた野望》を撃つタイミングも無く、土地が詰まって負け。

 ゲーム3:必死に攻めてくる相手を《羽毛覆い》で時間を稼ぎ
 頭数を並べさせた所で《神聖なる埋葬》。
 そしてその後に《悪斬の天使》を場に降臨させ、
 《火山の流弾》で相手だけ一方的に場を一掃して《崇敬の壁》でダメ押しして勝利。

《悪斬の天使》と《残酷な根本原理》のチートっぷりに吹く。なんだこれ。

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隣ではabiさんがエルフガンメタジャンドに敗北するものの、
亡骸さんが勝利を収め、チーム勝利。

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第2回戦 チームBM勢? 個人:×-○-○ チーム:2-1で勝ち

第二回戦の相手は、愛知のトッププレイヤーのウエダさんやケロヨンさんといった
かなり卑怯にも近い強豪チーム。

とりわけ、僕の相手がウエダさんだったので、
もうそれだけで萎縮してしまって「ああ、こりゃ勝てないな」と勝手に絶望する僕。

とりあえず絶望しても仕方ないので、試合開始。
相手は親和エルフ@ウエダさん

 ゲーム1:こちらがタップインランドを並べる悠長な展開をしていたら
 相手から先手3T目に《原初の命令》で土地をトップに戻される厳しい展開。
 その後はエルフ達にビートされ、トップから《神聖なる埋葬》を引くしかなくなり
 《謎めいた命令》でフルタップしなければならない場面で
 勘違いして1ドローを選択し、起き上がった《イラクサの歩哨》に殴られて死亡w

この時点で、やっぱりもう無理だ、勝てないー! と、持病の弱気になる病が発生。
ただ、今回はチームスタンなので、チームメンバーに迷惑はかけられないと
気を取り直して2ゲーム目を選択

 ゲーム2:相手の展開をひたすら除去で止めようとするゲーム展開に。
 試合中盤で、こちらが4マナ揃った時点で
 《復讐のアジャニ》をプレイして相手の《遺産のドルイド》を除去るか
 それとも《謎めいた命令》を構えるかの二択で、隣の亡骸さんに意見を仰ぐと
 「《謎めいた命令》構えるでいいよ」との事。
 試しにその通りにしてみると、相手からプレイされたのは《威厳の魔力》。
 《復讐のアジャニ》を選択してたらやばかったなー、と思いつつ打ち消し。
 その後は、徐々にこちらのペースに持ち込んでの勝利。
 いつもの僕なら、↑の場合に《復讐のアジャニ》を選んでいたと思います。
 チームスタンならではの味方からの助言、ありがたかったです。
 
隣を見たら、白単同士のミラーマッチで
相手の場には《清浄の名誉》が3枚。こちらの場には《清浄の名誉》が2枚
相手が《雲山羊のレインジャー》→返しに《神聖なる埋葬》→返しに《雲山羊のレインジャー》→返しに《神聖なる埋葬》→更に次のターンに《警備隊長》
とかいう訳のわからないキモいゲーム
が展開されていました。

 ゲーム3:相手が1ランドで止まってはいるものの
 《ラノワールのエルフ》→《献身のドルイド》→《エルフの大ドルイド》と
 展開は着実に進めている状態。
 対するこちらは除去が手札になく、相手の展開の手を送らせようと
 「《火山の流弾》撃ったら気持ちよさそうな場ですねーw」と
 微妙に牽制の意味も込めてブラフを言ったら
 3T目のトップデッキが《火山の流弾》で思わず心臓が跳ね上がる。
 そのままこちらのメインでプレイし、相手の場を一掃。

 相手がそこから再展開を進めるも、さすがに土地の並んだトースト相手には厳しい。
 打ち消したり除去ったりのやりたい放題で、《悪斬の天使》で殴りきって勝ち。

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隣ではabiさんがトーストに負けていたものの
亡骸さんが白単トークン vs 白単キスキンのミラー(?)を制して勝利。
こちらが白単トークンだった分、《警備隊長》が多くてその分が強かったみたいです。

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第3回戦 チームみしまや 個人:○-○ チーム:3-0で勝ち

第三回戦の相手はバスケ部部員さん率いるみしま勢・・・って
今まで3戦とも全部愛知勢じゃん!
全然三重の人と戦えてないー、と苦笑するうちらのチーム。

とりあえず試合開始。
相手はジャンド続唱トースト@バスケ部部員さん

 ゲーム1:相手が2T目《朽ち行くヒル》からビートを仕掛けてくる。
 こちらには有効な除去は無く、防戦一方で辛い展開。
 更に相手は《血の署名》でドローを進め…って
 なんかもの凄い勢いでスーサイドして、何もしてないのにライフが10になる相手。

 このまま放っておけば勝手に死ぬんじゃない? とか思いながらも
 こちらの方がライフは下回り、辛い場面。

 なんとか《熟考漂い》を場に出し、相手のライフを削ろうとするも
 相手のライフはまだ残り3、こちらのライフも残り3。
 このままライフレースを行っていけば、こちらの方が先に死ぬ計算。

 運命のラストターン。
 手札には《残酷な根本原理》、場にある土地は6枚。
 あんたっぷ、あっぷきーぷ、どろー・・・・《秘境の門》!

 ランドセットからの《残酷な根本原理》で相手のライフを削りきって勝利。

隣を見たらabiさんが《光り葉の大ドルイド》で相手の土地を全部パクってました。

 ゲーム2:相手の繰り出してくる《血編み髪のエルフ》や《台所の嫌がらせ屋》を
 何とかほいほい捌きながら、待望の7マナへと到達。
 《残酷な根本原理》をプレイし、まずは圧倒的なアドバンテージ差を付ける。
 その後に、手札が丁度2枚になった相手に《エスパーの魔除け》2ディスカード。
 安全確認した上で《悪斬の天使》を降臨させて勝ち。
 
--------------

という訳でチーム3-0で勝ち。
次はいよいよ決勝戦という事でテンションがあがる僕ら。


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第4回戦 チーム三重勢 個人:○-×-○ チーム:3-0で勝ち

第4回戦目(決勝戦)で遂に三重のチームと当たった僕ら。
何とか三重の人と対戦する事ができたねー、と胸を撫で下ろしながら試合開始。
敵チームはたむたむさん率いる三重の強豪プレイヤーチーム。

このマッチアップ、
abi 親和エルフ - 親和エルフ 
yasu トースト - ブライトニング 相手
亡骸 白単 - 青白ヒバリ
という具合に
かなり嫌な当たり方をして、これは厳しいかなー、と思いながら試合開始。

という訳で、相手はブライトニングで試合開始

 ゲーム1:2T目《地獄火花の精霊》、3T目《地獄火花の精霊》で
 ものすごい勢いでライフを削られる辛い展開に。
 3点削られた後に墓地から蘇生されさらに殴られ、
 ライフが17→14→11→8→2ともの凄い勢いで減っていく。
 が、ここでキレ《悪斬の天使》を場に降臨させると、相手が苦い表情。
 フルタップの返しで天使が殺されず、試しに殴ってみると、攻撃が通る。
 これによりライフが2→7と余裕ができ、次のターンには7→12。
 安全圏から天使で殴りきって勝ち。あくざんつええ。

ふと隣を見たら、亡骸さんが、相手の青白ヒバリから
メインから入っている《静月の騎兵》と《誘惑蒔き》を出されてて泣きそうだった。
こりゃなんとしても僕がゲーム取らないとなー、と思いながら2ゲーム目へ。


 ゲーム2:相手の1T目《運命の大立者》に対処できず、
 《苦悶のねじれ》があるブラフをするも全く意味が無くw
 2点→4点→4点と、大立者だけで10点もライフを削られる。
 当然相手の手札には火力満載。でこちらが体勢整う前に負け。

 ゲーム3:
 相手のハンドはゼロ。相手の場のパーマネントも土地のみ。

 こちらのハンドには《謎めいた命令》《砕けた野望》《苦悶のねじれ》その他。

 こちらの場
 《ルーンの光輪》(指定:復讐の亜神)
 《ルーンの光輪》(指定:呪詛術師)
 《アラーラのオベリスク》
 《悪斬の天使》
 《崇敬の壁》

 何をどうやっても相手が勝てない鬼畜極まりない場
を構成して勝利。

-------------

隣を見たら亡骸さんが青白ヒバリに勝利してました。
あの絶望的な状況からどうやって勝ったんだw

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という訳で、チーム3-0で決勝戦に勝利、通算チーム成績4-0で優勝!

ひとえに、チームメンバーと協力しあえた故の勝利かなと思ってます。
abiさんがデッキ構成を練りに練ってくれましたし、
亡骸さんも着実に勝ち星を稼ぐ&プレイング指導してくれました。
いつもならば、プレイングミスをしたり手なりになってしまう所を
隣にいたチームメイトに聞いて、ミスを減らす事が出来たのは大きかった。
結果、安定した成績を残す事ができました。

その人それぞれのプレイングスタイルも見えて面白かったです。

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で、今回初めてトーストというデッキを大会で使ってみたんですが

何ですかこの超ゆとりデッキ。意味わからん。
分かっていた、というか認めたくはないけど
デッキパワーは間違いなく環境最強だし、僕の性にも合ってるデッキでした。

僕は基本的に「アドバンテージ大好き、マジックはだれれば勝ち」という
かなりアド厨的な思考を持ち、このトーストはまさにそれを具現化したデッキでした。

《残酷な根本原理》があまりにも強すぎるし、
デッキのカードパワーが高いから《エスパーの魔除け》の2ドローの強いこと強いこと。

何よりずるいのが、実質5色何でも出るために、ありとあらゆるカードを積めること。
フェアリーが苦手なら《大貂皮鹿》や《火山の流弾》、《雲打ち》なんかも積めるし
ビートが苦手なら《神聖なる埋葬》や《崇敬の壁》が積める。
コントロールが苦手なら《エレンドラ谷の大魔導師》も積めるとか、

環境最強のデッキって絶対トーストだろ・・汚いなさすがトーストきたない
俺はこれでトーストにうんざりしたなあもりにもひきょう過ぎるでしょう?

というくらいに凄かったです。
同じくトーストで参加して個人成績4-0だった遊生さんも
「トーストって卑怯だよね、適当にやってても4-0できちゃう」との事。

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…とまあ、トーストに対する愚痴はこれくらいとして、
今回チームスタンだった為にフェアリーではなくトーストという選択だった訳ですが
別のデッキ視点からのトーナメント、という事で非常に新鮮でした。

僕の場合、冗談抜きで2年近く殆どの大会をフェアリーで出場したため、
他のデッキでガチの大会に出るという機会が無かったんですよね。

結構意固地になってフェアリーで出場していた面もあったのですが
今回、abiさんのチョイスでトーストを使用してみて、大会で勝ちに行く為には
”環境にあった強いデッキを持ち込む”という、ある意味あたり前の事に気づきました。
また、実際トースト側でガチにプレイした経験があまり無かったので、
フェアリーを使ってトーストと対戦してる時に、相手の戦略があまり読めませんでした
そのおかげでゲームを落としてしまった事は1度や2度ではなく。
色々なデッキに触れておくのは重要な事なのだな、と気づかされました。

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丁度、フェアリーももう直ぐで落ちるので、
正直名残惜しくはありますが、逆に考えれば、丁度良い機会でもあります。

フェアリー厨だった自分から一歩踏み出して、
ゼンディガー後の環境では、もう少し柔軟に勝ちを目指すプレイヤーになりたいと思います。

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という訳で、一ヶ月前からチームスタンの環境を考え、
デッキを用意してくれたabiさんは本当にお疲れ様でした。

車を出してくれた亡骸さんもお疲れ様です。

結論:abiさんはイケメン
先日のブライトニングフェアリーを作ってからというもの、
《川の殺し屋、シグ》にすっかり惚れこんでしまい、
何とか《川の殺し屋、シグ》をもっと上手く使えないかなぁ…と思う毎日でした。

これって、もしかして…恋?

という訳で、シグで3点与えていえっふー! という構想のもと
生み出されたデッキが以下の通り。

デッキ名:シグバーンの筈が…。
// Lands
3 [M10] Swamp/沼
13 [LRW] Mountain/山
4 [M10] Dragonskull Summit/竜髑髏の山頂
4 [SHA] Graven Cairns/偶像の石塚

// Creatures
4 [SHA] Ashenmoor Gouger/アッシェンムーアのえぐりん
4 [SHA] Sygg, River Cutthroat/川の殺し屋、シグ
4 [ARB] Anathemancer/呪詛術師
4 [SHA] Demigod of Revenge/復讐の亜神
4 [CNF] Hellspark Elemental/地獄火花の精霊
4 [EVE] Figure of Destiny/運命の大立者

// Spells
4 [SHA] Flame Javelin/炎の投げ槍
4 [ALA] Blightning/荒廃稲妻
4 [M10] Lightning Bolt/稲妻

サイドボード
SB: 4 [M10] Deathmark/死の印
SB: 2 [SHA] Poison the Well/井戸に毒
SB: 1 [LRW] Incendiary Command/焼夷の命令
SB: 4 [CNF] Volcanic Fallout/火山の流弾
SB: 4 [SHA] Fulminator Mage/大爆発の魔術師
…えーっと。
ごめんなさい、ただの赤黒ブライトニングタッチシグになりました。

サイドからはランデスモードでトーストをガンメタするでござる。
《呪詛術師》と噛み合ってないのはご愛敬。

フェアリー相手は《火山の流弾》さえあれば何とかなるでしょ。

……

どうにも勝ちきれない気がするのは何故だろうw

しかし、《稲妻》を加えた今ならシグバーンいけそうな気がするんだけどなぁ。

…素直にジャンド色にして《血編み髪のエルフ》入れた方がいいですね、はい。

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むしろこっちが今日の本文で

ふと思い立った出来事ではありますが

DN杯(DiaryNoteCup)を開いてみたいな、とか思いました。

マジックプレイヤーは何故だかDNに日記を書いている方が多いですが、
実際の対戦範囲はリアルで会える人と、というのが多いように見受けられます。

僕も、名前は何度も見たことがありますが、
実際に戦った事のある人ってかなり少ないですし。

そこで、今は便利な便利なインターネットの時代。
MWSを使えば遠く離れた人同士でも対戦が可能となっています。

それならば、ある程度人数をチャットルームなりIRCなりに集めた上で、
擬似的に大会をネット上で開く事はできないかな、と考えました。

いつもは交流できない方々も交流する事が出来ますし、
それぞれの方がDNを書く上での良いネタにもなるのではないかと思いましたw

-------------

実は某掲示板にて、ネット上での大会は既に実現されていたりするので、

賛同者の方々さえ集まれば理論上は実現可能なんですよねー。

後は、強いて言えばスイスドローを管理出来るソフトか。

ご意見とか参加希望とかあればどしどしお教えください。
168th MtG Tournament in Tsuレポ ~これが新しいグリクシスの力だ~
168th MtG Tournament in Tsuレポ ~これが新しいグリクシスの力だ~
168th MtG Tournament in Tsuレポ ~これが新しいグリクシスの力だ~
168th MtG Tournament in Tsu
統一王座予選に出場してきました。

スタンのスイス5回戦の予選の後、
上位8名によるブードラのシングルエリミ。

結果はスタンが3-0-2(2ID)で予選抜け。
ブードラが3-0しての優勝となり、
統一王座への挑戦権を獲得しました。

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スタンの使用デッキは
グリクシスフェアリー 裏コード ザ・ビースト

このデッキの製作工程は、前日のGameday@BMに遡ります。

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-統一王座予選前日、BMにて

この日の僕は、元気にグリクシスフェアリーを手に参加していました。

 yasu「最近グリクシスフェアリー増えてきたなぁ。abiさんも遊生さんも使ってたし」
 
 abiさん「むしろ青黒フェアリーが居ないよね。今のメタだとちょっと」
 
 yasu「皆グリクシスの魅力に魅入られて、良い事だ。」
 
 abiさん「でも、そろそろ賞味期限切れだよね、グリクシスフェアリー。」
 
 yasu「う゛」
 
--------------

そう、abiさんに指摘された事は、薄々僕も感づいて居た事でした。
そもそも、グリクシスフェアリーの最大の特徴である《炎渦竜巻》が強かったのは
メタの中心が白単ビート、親和エルフ、鹿入りトーストだった頃の話
です。

今のメタはその時とは変わり、トースト、続唱ジャンド等が中心になってきました。
それらを相手にして、決してデッキ的に劣っている訳ではないのですが、
メタから取り残され、時代遅れ感が漂ってきたのは事実です。

-------------

しかし、そんな中、僕、abiさん、遊生さんで話あっている内に、
とある、一つの重要な事実に気がついたのでした・・・!

yasu「今回、東京で優勝した《荒廃稲妻》試してみたけど、確かにこれ強いね」

abiさん「そう思う。なんか《荒廃稲妻》ほぼ毎回サイドインしてるわ」

yasu「・・・あれ? ちょっとまて、冷静に考えてみるとさ今のメタって」

abiさん「うん、トースト相手には、《荒廃稲妻》と《呪詛術師》を入れるよね」

yasu「フェアリー同型の時も、その2枚は刺さるからもちろん入れる」

abiさん「続唱ジャンド相手にも、手札を攻めないといけないから入れるよね」

abiさん「っていうか、僕この前のFNG、4戦全部《荒廃稲妻》インしましたよw」

yasu「と、すると・・・」

yasu&abi「これって《荒廃稲妻》と《呪詛術師》メインで良いんじゃない!?

そう言うと、隣で聞いていた遊生さんも「俺もそう思う」との言。

・・・この会話をヒントに、グリクシスフェアリーの新しい形が模索され初めました。

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という訳で、前置きが長くなりましたが、デッキレシピはこちら。

yasu「仕方ない・・・このままじゃ勝てないな・・・
   よしっ!試してみっか。守備を捨てたフェアリーの力、見せてもらうぜ!」

yasu「モード反転、裏コード、ザ・ビースト!」

デッキ名:グリクシスフェアリー 裏コード ザ・ビースト
// Lands
2 [SHA] Sunken Ruins/沈んだ廃墟
1 [ALA] Island/島
2 [EVE] Cascade Bluffs/滝の断崖
3 [LRW] Vivid Creek/鮮烈な小川
2 [M10] Swamp/沼
2 [ALA] Mountain/山
4 [LRW] Secluded Glen/人里離れた谷間
4 [MOR] Mutavault/変わり谷
3 [ALA] Crumbling Necropolis/崩れゆく死滅都市
2 [SHA] Reflecting Pool/反射池

// Creatures
4 [LRW] Mistbind Clique/霧縛りの渡島
4 [LRW] Spellstutter Sprite/呪文づまりのスプライト
3 [MOR] Vendilion Clique/ヴェンディリオン三人衆
2 [ARB] Anathemancer/呪詛術師
2 [SHA] Sygg, River Cutthroat/川の殺し屋、シグ


// Spells
4 [MOR] Bitterblossom/苦花
4 [LRW] Cryptic Command/謎めいた命令
4 [M10] Lightning Bolt/稲妻
2 [M10] Doom Blade/破滅の刃
4 [ALA] Blightning/荒廃稲妻
2 [ARB] Bituminous Blast/瀝青破


// Sideboard
SB: 2 [SHA] Puppeteer Clique/くぐつ師の徒党
SB: 2 [M10] Deathmark/死の印
SB: 3 [M10] Flashfreeze/瞬間凍結
SB: 4 [SHA] Firespout/炎渦竜巻
SB: 1 [ARB] Anathemancer/呪詛術師
SB: 1 [EVE] Glen Elendra Archamge/エレンドラ谷の大魔導師
SB: 2 [ARB] Double Negative/二重否定
簡単なデッキ解説

・まず初めに《荒廃稲妻》および《呪詛術師》をメインに積む所から変身は開始された

・抜けるカードの筆頭として、《砕けた野望》は後手の時の弱さが異常であり、
 今流行の続唱相手にもまるっきり弱すぎるので解除された
 
・《思考囲い》は1T目に撃てない上に、役割が《荒廃稲妻》と被っているので
 AKKA氏および仙波氏の知恵を拝借し、《荒廃稲妻》にとってかわられた。
 また、これにより、よりデッキ内の雰囲気がグリクシスに近づいたのも、
 《荒廃稲妻》ならではの特徴と言えるだろう。
 
グリクシスでは肉の焼ける臭いは普通のことだが、脳みその燻る臭いは珍しいご馳走だ。 


・この《火山の流弾》が飛び交うメタの中、
 《誘惑蒔き》などという「フルタップして生きていれば・・・!」と
 と、軟弱い後ろ向きな幻想を抱かせる生物は不要とされた。
 また、同型から《ウーナの末裔》が消えてしまい、刺す相手が見あたらないため
 軟弱すぎる生物として、サイドボードからも姿を消した。 
 
・今回起用した《川の殺し屋、シグ》に感じては
 《稲妻》4枚、《荒廃稲妻》4枚に始まり
 《ヴェンディリオン3人衆》3枚、《霧縛りの徒党》4枚、
 更に言えば《呪詛術師》なんかもある為、ダメージ源には困らず、
 1/3というサイズは、フェアリー同型でも《苦花》トークンに一方的に殴れ、
 かつ相手の《呪詛術師》を生かさず殺さず心地よくキャッチできるナイスサイズ。
 《ジェイス・ベレレン》などという軟弱な男は解雇され、
 よりグリクシス的な雰囲気を纏った《川の殺し屋、シグ》が採用された

・今回起用した《瀝青破》に感じては・・・。
 ・・・すまない、これについてはその場の思いつきの電波だと認めざるを得ない。
 デッキを構築している中で、1~2枚ほど空きスロットがあった為
 《苦悩火》
 《時間のねじれ》
 《グリクシスの魔除け》
 等がその空いた隙間を埋めるカードとして考えられたのだが、
 
 その当時の私は
 「ああもうジャンド続唱の対策どうしよう。そもそも続唱がチートすぎるんだよ!」
 と頭を悩ませており、そんな中でひらめいた結論が
 「そうだ ぼくも 続唱を使えば良いんだ!」
 という最高に頭の悪い結論だった。
 
 ちなみに、私自身の為の名誉の為に、《瀝青破》採用の理由を補足しておくと
・《砕けた野望》を全抜きした為、割とデッキ内のどこでも無駄にはならない。
  《呪詛術師》や《荒廃稲妻》がめくれればもの凄く強いし

 ・インスタントタイミング、これ重要。
 
 ・《運命の大立者》や《霧縛りの徒党》、《アッシェンムーアの抉り出し》
  等のタフ4クリーチャーに対して対処が可能。
  
 ・フェアリーは何だかんだで5マナは余裕で溜まる
という理由からである。
 ちなみに、これが正しいかどうかの結論は未だに出ていない。
 何故なら・・・今日一度も《瀝青破》を引かず撃たず試合終了したからな!
 
---------------

結果として、コントロール&同型をメタった形で、
《苦花》や《霧縛りの徒党》《謎めいた命令》といったフェアリーの軸は残しつつ
《稲妻》や《荒廃稲妻》等でアグレッシブにガンガン攻めていく形となりました。

サイドの《炎渦竜巻》は健在なので、親和エルフや白単とあたった時には
相変わらずの《炎渦竜巻》で《サンダー・ボルト》を使う事が出来ます。

---------------------

そんな感じで、試合開始。

予選ラウンドはスタン5回戦の8名抜け。

第1回戦 親和エルフ ×-○-○

 ゲーム1:相手に先手を取られ、こちらがカウンターできない内に
 《エルフの大ドルイド》が着地し、《霧縛りの徒党》でマナを縛ろうとするも
 《エルフの大ドルイド》から出たマナで続々展開される。
 その後は《原初の命令》で土地を戻されて希望を断たれた上で、
 大量に展開されて負け。
 
 ゲーム2:相手の初動《遺産のドルイド》《エルフの大ドルイド》を《炎渦竜巻》
 続くクリーチャーも除去除去除去しながら折を見て《炎渦竜巻》
 息切れした相手を《ヴェンディリオン三人衆》で殴って勝ち。
 
 ゲーム3:土地6枚と《炎渦竜巻》でキープしたら、相手のアクションが
 1T目《ブレンタンの炉の世話人》
 2T目《避難所の印》
 3T目《ブレンタンの炉の世話人》

 と、何のイジメかわからない意味不明な展開をされるw
 ・・・が、そこで相手も力尽きたのか、後続はほぼなく
 《炎渦竜巻》を手札に抱えたまま1/1から延々と殴られる展開に。
 試合の流れが変わったのは、《変わり谷》を引き込んでから。
 
 相手のサイズが基本1/1である為、《変わり谷》で一方的に討ち取れる展開に。
 そこで、1体ずつ《ブレンタンの炉の世話人》をブロックして殺していき、
 2体ともかたづけた所でエンドに《謎めいた命令》で《避難所の印》バウンス
 →メインに《炎渦竜巻》で相手の場は真っ新に。
 息切れした所を《変わり谷》と《ヴェンディリオン三人衆》で殴りきって勝ち。
 
第2回戦 ジャンドビート ○-○

 ゲーム1:今回一番アツかった戦い。
 あちら先手ノーマリガン。こちら後手ダブマリ。この時点でかなり厳しい状況で、
 更にあちらは《血編み髪のエルフ》を2連打。やべえ。
 すごい勢いで削られていくライフを削られていきながら、何とかかつ手段を模索。
 
 あちらの場には《血編み髪のエルフ》2匹と《呪詛術師》
 こちらの場には《霧縛りの徒党》と《川の殺し屋、シグ》のみ
 
 こちらのライフは残り8 相手のライフは残り17
 
 手札は《稲妻》1枚と土地のみ。
 「いくら何でも、ここからの逆転は無理だろう・・・」と思いながら
 
 まずは《霧縛りの徒党》でアタック。相手のライフは残り13。
 
 ターンエンドーでドロー。ドローは《謎めいた命令》
 
 返しのアタックで、こちらは6点のダメージを受け、残りライフは2。
 
 こちらのターン、《霧縛りの徒党》でアタック。相手の残りライフは9。
 
 ターンエンドでドロー。ドローは《荒廃稲妻》
 
 返すターン、相手を《謎めいた命令》でフルタップして時間を稼ぎ
 
 こちらのターン、相手のライフは残り9の状態から
 
 →《霧縛りの徒党》アタックで4点
 
 →《荒廃稲妻》で本体に3点
 
 →《稲妻》で本体3点、合計10点!で削りきって勝利!
 まさしく「これがグリクシスの力だ」といわんばかりの勝負でした。
 
 ゲーム2:相手が展開してくるクリーチャーを
 《稲妻》や《死の印》でさばきながら、だれてきた所で《霧縛りの徒党》
 トドメは《霧縛りの徒党》ぱんち+《稲妻》2連発で10点叩き込んで勝利。
 これがグリクシスの力だ。
 

第3回戦 トースト ○-○

 ゲーム1:2T目《苦花》を決めてから、後だしじゃんけんビートダウン開始。
 《火山の流弾》も打たれず、そのまま沸いてくるフェアリートークンと
 手札のカウンターカードで要所要所を打ち消して勝ち。
 
 ゲーム2:相手の手にカウンターが無さそうだったので、
 まずは《エレンドラ谷の大魔導師》を着地させる。
 その後は、安定《苦花》→安定あっぷきーぷきりしばり×2で勝ち。
 
第4回戦 ID
第5回戦 ID
で抜け確定。
IDはしたものの1番テーブルの組み合わせはグリクシスフェアリーミラーでした
なんかほんと冗談抜きで流行ってるな、グリクシスフェアリー。

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という訳で、無事にスタンは終わり、TOP8によるブードラに。


グリクシスフェアリー使いとして、1-1《残酷な根本原理》を取るも
1-2《ヘルカイトの首領》に心奪われてジャンドに動き、
更に1-3《聖域のガーゴイル》でエスパーにも浮気するよく分からない展開に。

ただ、その後は赤黒系のパーツがやたらにながれてきたので、
ジャンド方向にピックを行っていく。

方向性が決定したのは、2パック目。
2-1は《闇の感情》でお茶を濁しておくかー、と思ったら
2-2で《納骨蔵のワーム》がこんにちは、で秒ピック。
どうやら上だけではなく、下とも住み分けが出来ているようでニンマリ。

その後は、順調にジャンドパーツを集めていきながら
3-2で《ジャンドの暴君、カーサス》がこんにちはw

上と下、両方から素晴らしいプレゼントを貰いながら、
除去もあり、チートカードが3枚もあるやたら豪華なジャンドが完成。

《朽ちゆくヒル》
《ナヤの静刃》
《カターリの爆撃兵》
《ジャンドの滞留者》
《血の信者》
《トーパの苦行者》
《災いの悪魔》
《腐肉団》
《死の一撃のミノタウロス》
《巨怪なオサムシ》
《徴兵されたワーム》
《ジャンドの暴君、カーサス》
《納骨蔵のワーム》
《ヘルカイトの首領》


《屍からの発生》
《森の報償》
《焦熱の落下》
《終止》
《闇の感情》
《威嚇の稲妻》
《ナヤのオベリスク》
《虚空からの声》

《脈火の境界石》
《山》×5
《森》×6
《沼》×5
《平地》×1
3色フラットになってしまったため、マナベースは若干不安でしたが
そこはサイクリングドローを多めにしたり、土地を18枚にしたりで無理矢理補う形に。

第1試合
・序盤を凌いで、《ジャンドの暴君、カーサス》や《ヘルケイトの首領》で勝ち

第2試合
・序盤を凌いで、《ジャンドの暴君、カーサス》や《ヘルカイt(ry

第3試合
・序盤を凌いで(ry

で、うっかり3-0。優勝となり、統一王座への挑戦権を獲得しました。

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ブードラはかなりできすぎな面もありましたが、
スタンは、また新たなフェアリーの形が模索できて面白かったです。

…”ザ・ビースト”タイプのフェアリーは、フェアリーというよりは、
もうフェアリーとジャンドのハイブリッドといった方がふさわしいのかもしれませんがw
従来の、相手の動きを打ち消しながら動いていくフェアリーとは違い、
自分から前のめりにガンガン攻めていける形になっているので、
今までと違うプレイングを要求され、非常に面白いです。

割と変な角度から一気に点数が削れたりするのが面白い。

また、今回試してみた《川の殺し屋、シグ》、やり手です。
《ジェイス・ベレレン》と違って、多少手間はかかる子ですが、
アグレッシブに攻めるこの形には、とても合っています。
今日一日は《川の殺し屋、シグ》に惚れっぱなしの一日でしたw

ただ、今回の形は完全にメタゲームの産物なので、
いつかこの形を使っていると、また時代遅れになる時がくると思います。

ぐるぐる回るメタゲーム。次はどんなデッキが流行るのやら。
どんなデッキが流行っても、自分はもうフェアリーから離れられそうにありませんw
「はいっ・・・・! 《不毛の大地》お買い上げっ・・・・!」

yasu「よし、これでこれで、僕もばっちりレガシーデビューだ!」

「で・・・ デュアランは・・・・?」

yasu「え・・・・?」

「せっかくレガシーデビューするんだよ・・・・・! 
 デュアラン1枚差しで残りは誤魔化すなんて味気ないって・・・・・!
 揃えようよ・・・・ 青絡みだけでいいからさ・・・・!」


yasu「・・・・・・・・・・・」

yasu「じゃあそこの白枠《Tropical・・・・

「嘘をついちゃいけない・・・・・!」

yasu「え・・・・・?

「フフ・・・・ へただなあyasuくん へたっぴさ・・・!

欲望の解放のさせ方がへた・・・ 

yasuくんが本当に欲しいのは・・・こっち(黒枠デュアラン)・・・!

これをデッキに4枚投入して・・・

黒枠で統一してさ・・・ 気持ちよくデュエルをしたい・・・!

だろ・・・? だけど・・・ それはあまりに値が張るから・・・

こっちの・・・ しょぼい白枠でごまかそうって言うんだ・・・

yasuくん ダメなんだよ・・・! そういうのが実にダメ・・・!

せっかくレガシーでプレイしようって時に・・・・ その妥協は傷ましすぎる・・・!

贅沢ってやつはさ・・・・ 小出しはダメなんだ・・・・!

そんなんでレガシーをやっても面白くないぞ!! かえってストレスが溜まる・・・


yasu「う・・・

   じゃ、じゃあ、やっぱり黒枠《Underground Sea》を・・・
   
   
   ・・・・!?」
   
   
   《Underground Sea》Revised:5,099円
   http://aucfan.com/aucview/yahoo/h132657609/
   
   《Underground Sea》β:55,000 円
   http://aucfan.com/aucview/yahoo/f76788274/
   
   ※オークファンより、参考価格

yasu「ふざけるな・・・!

   ふざけるなふざけるな・・・っ! クズ野郎っ・・・!

   まだ取ろうってのか! オレみたいなジャンキー逆さにふって
   
   まだ取ろうってのかよ!
   
   いい加減にしろよ いい加減にその・・・・
   
   昔の紙切れに数万円って値段を付けるのっ・・・!
   
   やめるぞっ・・・!
   
   あんまり無茶な値段を言うと
   
   オレはレガシーをやめる・・・っ!」
   
   
「ククク・・・。 とんでもない。

 レガシーを始めようとするプレイヤーを救済するため
 
 黒枠のデュアルランドを売っている
 
 我々が 悪党のわけがない
 
 
 我々は皆様に、
 
 今ではほぼ手に入らない、黒枠デュアルランドを手に入れられるという
 
 未曾有のチャンスを与えているのです
  

 価格が10倍以上に跳ね上がるくらい、
 
 その未曾有のチャンスを考えれば安いもの
 
 価格差10倍は非常にリーズナブル
 
 良心的価格でございます」
 
-------------------------------------------------------

という訳で、微妙に何の事かわからない人のために補足説明。
前日のエントリの秘密日記で

手元にある黒枠《Tundra》と白枠《Tundra》を見比べてみると、
どうにもデュアランを黒枠で揃えたい欲望に駆られるが…ごくり。

《Undergroundsea》×3
《Tundra》×2
《Volcanic Island》×4
《Tropical Island》×4

…これらを買いそろえる事を考えると、まずは白枠で妥協すべきかなぁ。
いいやしかし、フェッチから持ってくる1枚目用にそれぞれ黒枠が1枚あるとオシャレ…!
でも、そうするくらいなら、初めから黒枠で4枚揃えた方が…!

ああ、《レガシーの魅惑》って恐ろしい。
という文章を書いていたのですが
実際白枠と黒枠のあまりの価格差に呆然としました。

白枠なら、青絡みを各4枚ずつなんとか揃えられる・・・

だが、黒枠が欲しい・・・! 黒枠はかっこいい・・・!

しかし、ただ黒いためだけに予算が軽く4~5倍に膨れあがるのは理不尽・・・!

どうする・・・!? どうするんだオレ・・・!?

いっそ、白枠の枠だけ黒く塗り潰して・・・!

いやいや、そんな事やったら白枠を使う以上に格好悪いだろう!



そもそも、高いカードを塗っちゃうなんて・・・。



・・・・・・


・・・・・・カードを・・・塗るッ!?


ここで、yasuに電流走る・・・!


閃きッ! 圧倒的閃きッ!


白枠カードを買って、拡張アートすれば黒枠など関係ない
むしろ黒枠以上にcoolなカードが出来上がるのではないか・・・!?


イケるっ・・・! お金も満足感も両方の要望を満たせるっ・・・!

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こんな感じの事を、今日の仕事中ぼーっと考えていましたw

計らずもあひーさんから同じような事のコメントを頂いてびっくり

割と冗談じゃなく、白枠購入して拡張アート化する方針でいきたいと思います。

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と、言う訳で最近あまりやっていなかった拡張アートの腕を磨くためにも、

明日はFNA(Friday Night Arternated-Art:フライデーナイト拡張アート)

を開こうと思います。

開催場所は僕の家で。日時は8/14(金)のフライデー終了後あたりから。

拡張アートに興味がある人は多いと思いますが、
実際手を出すまでに敷居があると思うので、実際描いてみよう! という企画。

絵の具も筆もこっちで用意するので、持ち物は拡張アートしたいカードのみでおk。
参加費も無料。むしろ一番大切なのは根気とカードを愛する心です。

人数的には8名は余裕で入れるので、人数が集まればブードラも可。
急な話でアレですが、拡張アートしたい!orブードラしたい!という人この指止まれ。

出たいひとはここにコメするか僕に直接メールするか、
みしまかBMのフライデーに出る予定なので、そこで言ってください。、

あ、個人的にはレガシーとかスタンの調整もアリです。
ただ、次の日はゲームデイに参加予約してるのでほどほどにしましょうw
GP新潟に行くにあたって、
夜行バスが満員で、新幹線を使うと片道2万とかふざけた金額を取られるため、
仕方ないから僕が車を出すかー、という事に決めたのですが
座席が2席ほど空いているため、行きたい方がいれば募集します。

現在のメンバーはyasu、hokurin、YOUの3名。

8/28(金)の深夜に名古屋を出発して、8/31(月)に帰ってくる計算。

スケジュールとしては
8/28(土)23:30くらいに名古屋を出発
8/29(金)07:00頃に新潟到着予定。GP1日目に参加
8/30(日)GP2日目
8/31(月)半分旅行を兼ねながら、1日かけてゆっくり名古屋に戻る。

3名とも社会人ですが、皆31日に休みが取れたため、こんなスケジュールにw
人数が多い方が、旅費もみんなで割って安くなりますし、
道中も楽しくなると思うので、是非とも行きたい方はどうぞ。

旅費は人数にもよりますが、往復で5000円~9000円程度だと思われます。

同席したい方は、コメなりメールなりでお知らせください。

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先日、レガシーの大会を見学する機会がありました。

そこで行われているパワーカードの応酬や、惜しげもなく並べられるデュアラン、
レガシーならではのアクの強いビート、コンボ、コントロールデッキ達、
そして何より、名古屋のレガシー人口の多さを目の当たりにして、
自分もレガシーに参加したい! とうずうずと思いました。

という訳で、レガシーへの参加を画策するわたくし。

何より、レガシーの素晴らしい点は
スタン落ちを気にする事なく思う存分フェアリーを使う事ができる!というのがあまりにも魅力。

都合の良い事に、レガシーのフェアリーって基本的な構成はエクテンのフェアリーとほぼ一緒なんですね。

こんなこともあろうかと、今まで地道に《Force of Will》を収集しておいたり
《Brainstorm》や《Daze》等のパーツも準備してあったり、
《Tarmogoyf》もエクテン用の資産が4枚残ってたり
同じくエクテン資産の嚠喨で《汚染された三角州》《溢れかえる岸辺》も4枚ずつ揃っており、
意外とすんなりレガシー用のデッキが組めてしまいそうな感じでした。

《Underground sea》や《Tundra》もEDH用に1枚ずつ購入していた為、
4枚は無いものの、フェッチからひっぱってくる分には一応OK。

試しにUGWフェアリーを組んでみると、
足りないパーツは《Tropical Island》くらいでしたw

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また、札幌に居た頃に、ゆうたそさんから
「《相殺》とか青使ってるなら持ってて損無いっしょ」と言われ
そのつもりは無かったのに《相殺》を4枚ほどトレードして頂いたり、
AKMTさんからも「《師範の占い独楽》強いから、EDHでも使えるし」と言われ
なんか半ば口車に乗せられて《師範の占い独楽》をトレードした経緯があり、
気がついたら、なんかレガシーのトップメタらしい
”かうんたーとっぷごいふ”とやらを組めるだけの資産も手元にありましたw

フェアリーとカウンタートップゴイフの2種類が組めれば、
とりあえず参入する分には不足は無いだろう、うん。

という訳で、レガシーに参入するぞ! …と意気込んではみたものの、
「マジックは環境把握ゲー」という持論をもとにすれば、
いきなり大会いってもボコられるのは明白。
という訳で、レガシーで練習して頂ける方募集ですー。
大会で会った時とか、MWSとかでもお声を掛けて頂ければ幸い。
当初は「これがグリクシスの力だ」とかネタで言ってたんですが、
どうやら最近マジでグリクシスの勢力が伸びてきているみたいですね。

東京で行われたPWCで、まさかの2日連続グリクシスフェアリーが優勝。
イタリア選手権でもグリクシスフェアリーが準優勝。
ブラジル選手権でもグリクシスフェアリーが3位
その他にも、札幌のPTQでもGILさんのグリクシスフェアリーが2位を取るなど、
グリクシスの勢力は着々と進行を進めているようです。

では、今日はそんなグリクシスフェアリーの特集をしてみましょう。

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まずは、先日PWCで1位を取ったアイザワさんのグリクシスフェアリー。

PWC 205th 優勝:Aizawa Keiji 6-0 デッキ名「スプリング・エフェメラル」
4《苦花/Bitterblossom(MOR)》
4《呪文づまりのスプライト/Spellstutter Sprite(LRW)》
3《ウーナの末裔/Scion of Oona(LRW)》
3《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique(MOR)》
4《霧縛りの徒党/Mistbind Clique(LRW)》
2《誘惑蒔き/Sower of Temptation(LRW)》
4《砕けた野望/Broken Ambitions(LRW)》
4《謎めいた命令/Cryptic Command(LRW)》
4《稲妻/Lightning Bolt(M10)》
1《時間のねじれ/Time Warp(M10)》
2《ジェイス・ベレレン/Jace Beleren(M10)》
4《崩れゆく死滅都市/Crumbling Necropolis(ALA)》
2《鮮烈な小川/Vivid Creek(LRW)》
4《人里離れた谷間/Secluded Glen(LRW)》
4《変わり谷/Mutavault(MOR)》
2《反射池/Reflecting Pool(SHM)》
2《沈んだ廃墟/Sunken Ruins(SHM)》
2《滝の断崖/Cascade Bluffs(EVE)》
3《島/Island(M10)》
1《沼/Swamp(M10)》
1《山/Mountain(M10)》

サイドボード
4《荒廃稲妻/Blightning(ALA)》
4《呪詛術士/Anathemancer(ARB)》
3《炎渦竜巻/Firespout(SHM)》
2《エレンドラ谷の大魔導師/Glen Elendra Archmage(EVE)》
2《くぐつ師の徒党/Puppeteer Clique(SHM)》
まず目を引くのが、これでもかというほど対コントロールメタのサイドボード。
《荒廃稲妻》4枚に《呪詛術師》4枚だけでもやりすぎなのに、
更に《エレンドラ谷の大魔導師》、《くぐつ師の徒党》まで入ってます。

つまり要約すると「トースト死ね」って事ですね。
しかし、これをサイドインするともはや別のデッキになるのではなかろうか…。

自分は、受けの広さを考えて《瞬間凍結》とか《思考囲い》を入れてしまうのですが
メタがトースト一色になるだろうという事を読んだ上でのチョイスでしょうね。
実際これで1位を取ってるから凄いと思います。

メインに視点を変えてみると、《時間のねじれ》1枚差しがオシャレ。
フェアリーとこのカードは相性が良いとは思っているんですが、
調整を重ねていくといつのまにか抜けてしまう惜しいカードなんですよねー。
あっぷきーぷきりしばりからの《時間のねじれ》は凶悪。

後は、メインサイド併せて《思考囲い》が1枚も無いのがやや意外。
ミラーにも、トーストにも、カスケードにも効く1枚だと思ってたんですが、
意外にそうでもないのかなぁ? この辺りについてはご意見求ム。

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そして、その前日に優勝したレシピはこちら

PWC 204th 優勝 センバ コウタロウ 青黒t赤フェアリー「セイクリッドハート」
メイン 60枚

2《島/Island》
2《沼/Swamp》
4《人里離れた谷間/Secluded Glen(LR)》
4《崩れゆく死滅都市/Crumbling Necropolis(SA)》
2《沈んだ廃墟/Sunken Ruins(SH)》
2《滝の断崖/Cascade Bluffs(ET)》
2《鮮烈な小川/Vivid Creek(LR)》
1《鮮烈な岩山/Vivid Crag(LR)》
2《反射池/Reflecting Pool(SH)》
4《変わり谷/Mutavault(MT)》

4《呪文づまりのスプライト/Spellstutter Sprite(LR)》
3《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique(MT)》
4《霧縛りの徒党/Mistbind Clique(LR)》
2《誘惑蒔き/Sower of Temptation(LR)》

4《稲妻/Lightning Bolt(M10)》
2《コショウ煙/Peppersmoke(LR)》
4《苦花/Bitterblossom(MT)》
2《破滅の刃/Doom Blade(M10)》
2《ジェイス・ベレレン/Jace Beleren(M10)》
4《謎めいた命令/Cryptic Command(LR)》
4《砕けた野望/Broken Ambitions(LR)》


サイド

4《荒廃稲妻/Blightning(SA)》
4《呪詛術士/Anathemancer(AR)》
3《炎渦竜巻/Firespout(SH)》
2《エレンドラ谷の大魔導師/Glen Elendra Archmage(ET)》
2《くぐつ師の徒党/Puppeteer Clique(SH)》
こちらの構成は、205thで優勝したフェアリーと似た形ですね。
特にサイドはそっくりそのままなので、シェアしてたのかな?

むしろ特筆すべきは、この日は1位2位がグリクシスフェアリーだった事。
さすがにグリクシス暴れすぎだろうと思いましたw

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続いては、イタリア選手権2位のレシピ。

Faeries on Fire by Marco Monetto 09イタリア選手権 2nd
MainBoard
2 滝の断崖/Cascade Bluffs
3 崩れゆく死滅都市/Crumbling Necropolis
4 変わり谷/Mutavault
2 反射池/Reflecting Pool
4 人里離れた谷間/Secluded Glen
2 沈んだ廃墟/Sunken Ruins
3 鮮烈な小川/Vivid Creek
(※おそらく基本地形5枚抜け)

4 霧縛りの徒党/Mistbind Clique
3 ウーナの末裔/Scion of Oona
1 誘惑蒔き/Sower of Temptation
4 呪文づまりのスプライト/Spellstutter Sprite

4 苦花/Bitterblossom
4 砕けた野望/Broken Ambitions
4 謎めいた命令/Cryptic Command
3 破滅の刃/Doom Blade
3 炎渦竜巻/Firespout
2 ジェイス・ベレレン/Jace Beleren
3 稲妻/Lightning Bolt

SideBoard
4 呪詛術士/Anathemancer
2 二重否定/Double Negative
1 炎渦竜巻/Firespout
3 瞬間凍結/Flashfreeze
2 コショウ煙/Peppersmoke
1 くぐつ師の徒党/Puppeteer Clique
2 誘惑蒔き/Sower of Temptation


とりあえずこのレシピを見て何が嬉しかったかって、
自分で試行錯誤して形成した土地構成がほぼ一緒だった事。
遠く離れた異国のグリクシスフェアリーでも同じような形になったという事は
おそらく、この土地構成が安定するのだろうと勇気付けられました。

《人里離れた谷間》:4枚
《変わり谷》:4枚
フィルター:4枚
タップイン3色:6枚
基本地形:5枚
《反射池》:2枚
大体この土地配分が基準になってるみたいですね。
先程のPWC優勝デッキも綺麗にこのテンプレに沿ってます。

土地構成に苦しんでる方は、まずはこの形で試してみてはいかがでしょうか?

で、構成はといえば、メイン《炎渦竜巻》が目を引きますね。
個人的にはメインに腐る可能性があるもの入れるのはあまり好きでは無いですが…
腐っても全体除去ですし、メタとしてはありなのかもしれません。

ただ、トーストがメインになってきた今だと多少苦しい感があるかなー。

後は、サイド《二重否定》が面白いですね。
まさかこのカードがトーナメントで使われる火が来ようとは。
個人的には半信半疑ではあるんですが…今度使ってみようかな、
一応ブロック構築だと、メイン4積みされてた実績もあるしね、《二重否定》

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更に続いては、ブラジル選手権3位のグリクシスフェアリー。

Grixis Faeries by Aristides S Camara ブラジル選手権 3位

4 Mistbind Clique/霧縛りの徒党
4 Scion of Oona/ウーナの末裔
4 Spellstutter Sprite/呪文づまりのスプライト
4 Broken Ambitions/砕けた野望
4 Cryptic Command/謎めいた命令
3 Doom Blade/破滅の刃
3 Lightning Bolt/稲妻
3 Firespout/炎渦竜巻
2 Jace Beleren/ジェイス・ベレレン
4 Bitterblossom/苦花

land [25]
2 Cascade Bluffs/滝の断崖
3 Crumbling Necropolis/崩れゆく死滅都市
4 Island/島
4 Mutavault/変わり谷
2 Reflecting Pool/反射池
4 Secluded Glen/人里離れた谷間
2 Sunken Ruins/沈んだ廃墟
1 Swamp/沼
3 Vivid Creek/鮮烈な小川

60 cards

Sideboard:
4 Sower of Temptation/誘惑蒔き
3 Flashfreeze/峻険凍結
3 Peppersmoke/コショウ煙
1 Firespout/炎渦竜巻
3 Thoughtseize/思考囲い
1 Jace Beleren/ジェイス・ベレレン
こちらのデッキは、クリーチャーデッキメタ色が強い感じになっていますね。
PWCで優勝したデッキと見比べてみると傾向の違いがはっきり出てきて面白い。

土地構成も先程の基本構成に綺麗に沿ってる形ですね。

そもそもフェアリーとトーストって、特に何も対策しなくてもトーストには勝てるから
サイドボードは主に対ビートに対して用意すれば良かった筈なんだけども、
トースト用にサイドを割くバージョンも出るとは…ほんとトーストはもう。

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後は、一応PTQ優勝したので某亡骸さんのデッキ

PTQオースティン優勝 デッキ名:これがグリクシスの力だ 使用者:亡骸
4 苦花
4 呪文詰まりのスプライト
4 謎めいた命令
4 霧縛りの徒党
4 砕けた野望
3 稲妻
3 炎渦竜巻
3 誘惑蒔き
2 思考囲い
2 ヴェンデリオン三人衆
2 ウーナの末裔
1 ジェイス・ベレレン

4 人里離れた谷間
4 変わり谷
3 沈んだ廃墟
3 鮮烈な小川
3 反射池
1 鮮烈な湿地
1 Cascade Bluffs
3 島
1 山
1 沼

サイド
3 コショウ煙
3 瞬間凍結
2 無秩序の点火
2 蔓延
2 ジェイス・ベレレン
1 思考囲い
2 脅迫

今になって見てみると、何だかんだでメインの構成は結構しっかりしてますね。
まあ、ベースは既に完成されてた青黒フェアリーだから当たり前といえば当たり前か。

それと対照的にサイドボードのカオスっぷりがステキ。
《無秩序の点火》をトーナメントシーンで見たのは青にも先にもこの1回だけだぜ。
しかしこれが意外に《幽体の行列》とかマーフォーク相手に刺さってたから凄い。

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上で挙げられた練度の高いデッキと比べるとかなり見劣りしますが、
一応僕がS-Cupで優勝した時のレシピもぺたり。

S-Cup優勝 デッキ名:Might of Grixis ~これがグリクシスの力だ~// Lands
3 [SHA] Sunken Ruins/沈んだ廃墟
1 [ALA] Island/島
1 [EVE] Cascade Bluffs/滝の断崖
3 [LRW] Vivid Creek/鮮烈な小川
2 [M10] Swamp/沼
1 [ALA] Mountain/山
4 [LRW] Secluded Glen/人里離れた谷間
4 [MOR] Mutavault/変わり谷
3 [ALA] Crumbling Necropolis/崩れゆく死滅都市
3 [SHA] Reflecting Pool/反射池

// Creatures
4 [LRW] Mistbind Clique/霧縛りの徒党
4 [LRW] Spellstutter Sprite/呪文づまりのスプライト
3 [LRW] Sower of Temptation/誘惑蒔き
4 [LRW] Scion of Oona/ウーナの末裔

// Spells
4 [MOR] Bitterblossom/苦花
4 [LRW] Cryptic Command/謎めいた命令
4 [M10] Lightning Bolt/稲妻
2 [LRW] Thoughtseize/思考囲い
2 [LRW] Broken Ambitions/砕けた野望
2 [M10] Jace Beleren/ジェイス・ベレレン
2 [M10] Doom Blade/破滅の刃

// Sideboard
SB: 1 [LRW] Sower of Temptation/誘惑蒔き
SB: 1 [M10] Duress/強迫
SB: 1 [LRW] Thoughtseize/思考囲い
SB: 2 [SHA] Puppeteer Clique/くぐつ師の徒党
SB: 1 [M10] Deathmark/死の印
SB: 3 [M10] Flashfreeze/瞬間凍結
SB: 4 [SHA] Firespout/炎渦竜巻
SB: 1 [ON] Infest/蔓延
SB: 1 [CFX] Banefire/苦悩火
上のデッキ群と見比べると粗が目立ちますね。
どっちかというとメタの違い的な側面が多いかもしれませんが。
トーストがこんなに多い今なら、《ウーナの末裔》4積みなんて絶対しないし。
《誘惑蒔き》メイン3も今の時代だと微妙ですね。

あと

サイド《苦悩火》は良いと思うんだけどやっぱり電波なのか!w

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まとめると

とりあえずグリクシスフェアリーの一応の形としては
《人里離れた谷間》:4枚
《変わり谷》:4枚
フィルター:4枚
タップイン3色:6枚
基本地形:5枚
《反射池》:2枚
この土地構成が基本で、
除去は《稲妻》3~4枚と《破滅の刃》を採用。
何と、今日紹介したデッキで《苦悶のねじれ》採用枚数は合計ゼロ枚!

その他は基本的に青黒フェアリーと同じ構成、というのがデフォの様子ですね。

最初の頃は《炎渦竜巻》をメインに入れるなどのビートメタ型、
最近はトーストを強く意識した構成に変わりつつあるのがトレンドでしょうか。

《荒廃稲妻》や《呪詛術師》が積める事を考えると、
純正青黒フェアリーよりもトーストに分が良さそうなのも嬉しい所。

…自分が《呪詛術師》を出された時の事はかんがえちゃだめ。
気合いと《くぐつ師の徒党》で何とかしましょう。

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という訳で、今回はグリクシスフェアリーの特集でした。
なんか特集すると対策されやすくなって自分の首を絞めてる気がするけど気のせい。

しかし、これだけ流行ってくると、
「フェアリーから炎渦竜巻!?」みたいなマインドアドバンテージも無いし
普通にメタられてきそうなのが怖い所。

みんなエスパーフェアリーには見向きもしなかったくせにずるい!
これがグリクシスの力か…というかニコル様の影の力なのか!

ちなみに対トースト用のサイドとして《プレインズウォーカー・ニコル・ボーラス》を
一時期本気で考えていましたw 《苦悩火》以上の電波っぷりに即採用止めましたがw

ちなみに、勘違いのないよう補足しておくと
グリクシスフェアリーが活躍してる3倍くらい、トーストの方が大暴れしてる
という客観的な情報も併せてお伝えしておきます、
なので現環境で強いデッキ=グリクシスフェアリーという訳では決してないです。
ほんとトーストはもう…!

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関係ないけど、グリクシスフェアリーって呼ぶよりも
とある所で呼ばれてたライトニングフェアリーとか呼んだ方が格好いいね。

とりとめがなくなってきましたがこの辺りで。

※ぜひともグリクシスフェアリーを使う時は、《稲妻》や《呪詛術師》を放ち
「これがグリクシスの力だ」を決めセリフにトドメを刺しましょうw
雷は良いものだ。
銃よりも、剣よりも、火より水より投石器よりも、雷の力はずっと良い。
避けようがなく、防ぎようがなく、無慈悲なところがとても良い。
攻撃以外の何にも使えぬ、純潔さが特に良い。
何もかも消して灰に変え、忘れてしまえるそこが良い。


↑最近ハマってる「戦う司書」シリーズの一説。
 なんか《稲妻》のフレイバーテキストにありそうだなと思ったw
                    
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【19日(日)】 PTQオースティン

グリクシスフェアリーの力を試してみたかったので、スタンであるこの大会に参戦。
会場に着いてエントリーを済ませてデッキを回していると、

亡骸さんから「グリクシスフェアリーのレシピ教えて」とのメールが来る。

えー、めんどくさいなあ、と思いながらも
グリクシス教布教のためにてきとーにレシピを送信する。

まさか、これが死亡フラグになろうとはこの時の僕は思いもしなかったのでした…。


第1回戦:勝ち

第2回戦(マー坊さん):勝ち
詳しくはマー坊さんのDNに書いてあると思います。
http://84108.diarynote.jp/200907232019482981/

マッチ3は、お互いハンデスで《苦花》を落としあってからの
ノーハンドからのトップデッキ勝負で、
こちらが《変わり谷》《誘惑蒔き》《変わり谷》とチート引きして勝ち。でした。


第3回戦:勝ち

ここまで3-0で、今日はイケるんじゃね!?
グリクシスフェアリー最強じゃね!? とか思ってた刹那


第4回戦(亡骸さん):負け
よりによって お ま え か

お互い3-0で迎えた戦い。ここで勝てば決勝抜けはほぼ確実。
しかもよりによって同型対決。お互いサイドの内容まで熟知してるダルい戦いw
グリクシスフェアリーを倒せるのはグリクシスフェアリーだけという事か!

負けられない戦いがそこにある!

…と思ったら負けたでござる。負けた原因は細かいプレイングミス。
後、この時は相手の方が《稲妻》を多く積んでたのも大きかったかなと。
最後は《謎めいた命令》ドローからの強引にもってきた《稲妻》で3点削られて負け。


第5回戦(確か白単):
相手先手、こちら後手ダブマリからの絶対的不利な状況を
《炎渦竜巻》で一気にアドも盤面もひっくり返して勝利。
これがグリクシスの力だ。

------

これで4-1。

奇しくも次で勝てばID抜け確という昨日と同じ状況になる。
これは絶対負けられないぜ! と意気込んで戦うも・・・


第6回戦(ジャンドカスケード):負け
負け。は負けなんだけど、もの凄く悔しい、自分が至らなかった負け。
こちらのライフは残り3、相手のライフも残り3。
こちらの場には《霧縛りの徒党》(《苦花》に覇権)、フェアリートークンの状態で

 (´皿`):あっぷきーぷきりしばり!

 (-□-):スタック《火山の流弾》

 (;´皿`)Σ !?
 
 (;´皿`):と、とりあえず2点食らって残りライフ1…。
 
 (;´皿`):やべ、トークンが流されて派遣先が《霧縛りの徒党》しかない…。
 
 (;´皿`):そして、これを覇権してしまったら、《苦花》が出てきて…。
 
 (;´皿`):次のアップキープに…確定で死亡…。
 
 (;´皿`):うう、でも仕方ないな…覇権します。
 
 (-□-):はい、ターンエンド
 
 (;´皿`):あんたっぷ、あっぷきーぷ…負けました。
 
 (-□-):はい。
 
 (-□-):…ところで、さっきの霧縛り、覇権しなかったらそっち勝ってましたよ?
 (;´皿`)Σ !?
 
 (;´皿`):あ、そうか、霧縛りって覇権しないって選択もあったのか…!
 
と、お前フェアリーどんだけ使ってるんだよというアホなミスで死亡。
このプレイミス負けで心が折れかけてました。しばらく突っ伏す僕。


第7回戦(ジャンドカスケード):負け
なんかボロボロになりながらも最終卓に向かうも、普通に負けました。

というかそれよりも問題なのは、マッチ1が終わってマッチ2が始まった時の事。

ジャンドカスケードタイプから《大貂皮鹿》がサイドインされる事は学んでいたので
サイドから《炎渦竜巻》を入れて対抗しようとしていたのですが、
試合が終わった後から、対戦相手の方に

「あなたのデッキのサイドに《炎渦竜巻》が入ってるのは知っていたので
 敢えて《大貂皮鹿》は入れませんでした」
という謎発言をされる。

何故かいきなり対人メタをされている。こ、これがグリクシスの力だ・・・?

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という訳でPTQオースティンもあと1勝で抜け確という所で惜しくも逃す。
結果を見ると4-3。平々凡々な結末となりました。

亡骸さんとよーさんが決勝抜けている姿を見て、悔しさもひとしお。

やっぱり自分はマジック下手なのに加えて、
ここ一番の時の勝負強さとか、冷静さが足りないなと思わされた日となりました。

PTQ抜けた亡骸さんはおめ。これがグリクシスの力だ。

----------------------------------------------

その後は、よーさん主催の飲み会に参加させて頂いて美味しいモノをたべたり、
ホテルに戻って身内でドラフトしたりしながら、気がついたら寝てました。

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【20日(月)】

そして翌朝。本戦に出ていた知り合いもトップ8には残れず、
自分としてもスタンの大会が無い為、びみょーなテンションの朝を迎える。

まあ、折角広島に居るんだし、会場に行かない手も無いかと思い
会場行きのバスに乗り込んで会場に向かう。

その日のイベントは、レガシーとアンカットシート争奪戦(シールド)の2つで
正直どちらにもあまり興味は無かったものの、折角なのでシールドに参加。

回されたパックは何というかゴッドレアも無く、除去も少なく、
色も赤緑なのに《オーバーラン》も《火の玉》も無いという非常に微妙なデッキに。
強い部分は《シヴ山のドラゴン》と《大食らいのワーム》と《業火の精霊》くらい。
ていうかそのあたりのクリーチャーを並べて殴るしか脳が無い頭悪いデッキに。

亡骸さんからも「早くドロップして帰ろうよ!」と熱いコールが来ていたので
まあ、とっとと0-2ドロップして帰るか…と思いながらやる気無く大会開始。

第1回戦:勝ち

第2回戦:勝ち

あれ?

いきなり2-0して焦る。おかしい、こんな筈じゃなかったのに…。
まあ、上位に行けば理不尽なレアデッキと当たってとっとと殺してくれるだろう。

第3回:勝ち

ちょwwwまwww
自分でも何で勝ててるのかわからないまま3-0。
この時点で既に亡骸さんと一緒に車で帰るプランは崩壊したので新幹線で帰る事に。

第4回戦:負け


これで3-1。次を勝てばID抜け確。負ければ予選敗退確実という
天国と地獄の別れ目を3日連続で経験するというミラクルが起こる。

正直、ここで負けたら自分はもう一生決勝進出出来ないプレイヤーなんだな、とか
意味不明にネガティブになりながら、勝ちたい一心で卓に付く。

第5回戦:

マッチ1:お互いにライフを削り合い、いつどちらが死んでもおかしくない状態から
クリーチャーの数が盤面に増えていき、膠着状態に陥る。
…が、そこで登場する《野生語りのガラク》。
一気に盤面がグチャって、何とかしないと次のターンオーバーランで負け。
虎の子の《恐ろしい攻撃》で無理矢理攻撃を通してガラクを殺しに掛かる。
その後、再び膠着状態に陥り、どちらかが有効牌を多く引けば勝ちという場面で
《尊き一角獣》をトップデッキ。返しに相手が何も解答が無く、殴って勝ち。

マッチ2:お互いにクリーチャーを展開して殴り合ったあと
相手「ライフ何点ですか?」
僕「えーと、6点くらいです」
そしておもむろに土地の枚数を数え出す相手。
僕「《火の玉》ですか?^^
相手「《火の玉》です^^
負け

マッチ3:急遽サイドインした《真髄の針》で1T目に《野生語りのガラク》を指定。
その後は微妙に事故り気味の相手をこちらの軍勢が攻め立てる。
「お願い何も引かないでー!」と祈るように攻撃を繰り返し、
相手を最後まで殴りきった後に、相手の手札には1ターン遅れて《シヴ山のドラゴン》
もし相手を殺すのが1ターン遅かったらこっちが殴り殺されてました。

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その後はIDして、4-1-1。
かなりヒヤヒヤしながらも予選通過! いえあ!

が、正直、ベスト8に入れないジンクスでかなり力を使ってしまっていたのもあり
その後の決勝ドラフトでは1没してしまいました。

一応、デッキとしては
《黄金のたてがみのアジャニ》《睡眠》《ゴルゴンのフレイル》あたりの強カードに
《噛みつきドレイク》《幻視の召使い》《カミソリ足のグリフィン》《グリフィンの歩哨》
スペルも《安全な道》《神聖な評決》×3とかなり充実していてかなり強く、
もうちょっと上を目指せるデッキだったとは思うのですが、プレイヤーがダメでした。

決勝の試合を見ていた皆から、試合が終わった瞬間に
「プレイミス沢山あったよ。殴れる所で殴らなかったし、ブロックもしなかった」
「除去をケアしてたのかもしれないけど、それならあの動きはないよね」
「そういう所で落とした数点で負けてるでしょ?(相手のライフは残り1)」と
色々と批評され、自分のプレイングがヌルいのを再確認。

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という訳で、結果としてはベスト8に入れないジンクスは打ち破れたものの
自分の足りない部分も色々見つかった、自分としては非常に良い経験になりました。

合計結果は

直前予選:1-1
直前予選:2-1
GPT:4-2
ドラフト:1-1
PTQ:4-3
アンカットシート:4-2-1

16-11-1。無難に勝ち越しといった所ですね。

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今回参加してみて思った事は「人の言う事は素直に聞け」という事。
あんちゃんさんの「《稲妻》の方が強いよ」に始まり、
シールドデッキを組む際にも、騙されたと思って人の意見を取り入れたら、
見違えるようにデッキの動きが良くなって、結果勝利に繋がったり、
プレイングについても、外野からびしばし言って貰った方が成長に繋がりました。

柔軟に他人の意見を取り入れる事が大切だな、と改めて実感しました。

また、それ以外でも、色々なプレイヤーの方と出会えて交流出来る大きな大会は、
自分の腕を磨く何よりの場所ですし、コミュニティが広がると思います。

今回会場であった皆様も、色々お世話になりました。
また、次の大会でお会いしましょう。

そういえば、既に次のGP新潟に行く事も決定済みですw
どうやら、社会人になってマジックやれる時間は少なくなってはいますが、
まだまだ暫くは離れられそうにありません。
ニッセン予選ハード

GPTの調整の為にHanoiの部屋にホイホイとついて行くyasu。
だが、それはHanoiの巧妙な罠だった。

「yasuのグリクシスフェアリーは 俺の白単に崩される為に築いてきたんですものね」
「《炎渦竜巻》さえ引ければ…こんな白単なんかに…!」
「よかったじゃないですか 引きのせいにできて」
「んんんんんんんっ!」
「へへへ おい、《清純の名誉》を用意しろ。みんな+1/+1にしてやる」
(耐えなきゃ…!!今は耐えるしかない…!!)
「《風立ての高地》からの《雲山羊のレインジャー》プレ~イッ!」
(いけない…!手札にカウンターが無いのを悟られたら…!)
「生あっぷきーぷきりしばりを生《流刑の道》してもよろしいでしょうか?」
「こんな1マナスペルに…くやしい…! でも…通しちゃう!」(ビクッビクッ


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…さて

気を取り直して日本選手権参加レポの中盤。
今回は2日目と3日目の様子を主にお送りしたいと思います。

何と戦ったのかメモり忘れてしまったので、レポはかなり適当です、すいません。

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19日(土)

【GPT新潟】

Hanoiさんとの激しい夜を過ごした翌日、眠たい目をこすりながら起床。
知り合いが軒並みニッセン本戦に出る中、寂しくGPTに出場する事に決定。

GPTは参加者64名の予選スイス6ラウンドの8名決勝抜け。

第1回戦(亡骸さん):勝ち
なんと1回戦目の相手が一緒に車に乗ってきた亡骸さん。
「わざわざ広島まで来てお前と戦いたくなんてねぇよ!」とディスりながら試合開始。

第2回戦:勝ち
第3回戦:勝ち

第4回戦(銀河のヤマショーさん):負け
DN上で噂には聞いていた銀河のヤマショーさんと初遭遇。
かなり人が良さそうな方だなーと思いながら名前を確認したら
隣の方から「この方がヤマショーさんです」と何故か紹介が入る。
すると反対側の隣の方からも「銀河のヤマショーさんです」と紹介が入る。
更にその卓に座っていた皆から「さすが銀河のヤマショーさんだ!」と賛美が入り、
その場に居た皆からヤマショーさんコールが入る。何だこれ。
嘘みたいな話しだけど7割くらいは本当です。ヤマショーさん大人気すぎ。

ちなみに試合の方は圧敗でした。
0-2した後悔しさのあまり「フリープレイで特訓付けてください!」と頼み込むも
こちらが勝ちを確信した場面から山の上《火山の流弾》を平然と撃たれたり
プレイングも引きもかなり強く、この人には敵わないと感じました。

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で、3-1で迎えた5回戦目。

これに勝てば次の戦いはIDで決勝抜け確定。負ければ予選落ち確定という
非常に重要な試合で、決勝行くぜ! ムッハー(*゚∀゚)=3 と張り切っていたものの…

第5回戦:負け orz
第6回戦:勝ち

で10位で決勝抜けならず…ちくなん!
自分の細かいプレイングミスで落としてるのが実感できたので悔しさもひとしお。

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【ドリームバトル】

あと、サイドイベントの合間に本戦をちょこちょこ観戦していたのですが
その中で個人的にひときわ熱いフューチャリングテーブルがありました。

千葉神さん vs すーさん

という”DN界の神vsDN界のアイドル”というある意味もの凄くアツい勝負が、
まさか日本選手権本戦で繰り広げられる事になるとは思いもしませんでした。

この試合は是非ともカバレッジを取らねば! と思い立つものの、
本戦の試合の後ろでノートを開いてメモってたら下手すりゃつまみ出されかねないので
大人しく二人の試合を観戦している事に。

一部しか見てない上に記憶もかなりおぼろげですが、試合内容を振り返ると
トーストvsビッグマナというお互いゆっくりデッキ勝負だったので、
ゲームが開始すると同時に

千葉神さん「ランドセット、エンド」

すーさん「ランドセット、エンド」

千葉神さん「ランドセット、エンド」

すーさん「ランドセット、エンド

千葉神さん「ランドセット、エンド」

すーさん「ランドセット、エンド

千葉神さん「ランドセット、エンド」

すーさん「ランドセット、エンド

千葉神さん「ランドセット、エンド」

すーさん「ランドセット、エンド

というやりとりがひたすら10ターン以上繰り返されてた覚えがありますw

最終的には、千葉神さんがゲームの主導権を握って

「《残酷な根本原理》プレイします」
「《ナックラヴィー》プレイ。《謎めいた命令》と《残酷な根本原理》回収します」
「《残酷な根本原理》プレイします。」

という鬼畜プレイで勝負を決めていました。

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【お買い物】

プレミアイベントの愉しみといえば、お買い物も目玉の一つ。

会場のバイヤーブースには、早くも様々なM10のカードが並んでいました。

一番笑ったのは皆もご存じの《大貂皮鹿》大高騰事件。

当初は600円だった《大貂皮鹿》に、皆飛びつくように購入を繰り返し
しばらくすると《大貂皮鹿》は800円に値上がりました。
が、それでも購入の勢いは止まらなかった為、あまりにも需要過多となり
《大貂皮鹿》の値段が一気に2500円に跳ね上がるという驚愕の事態に。

その頃になると、あちこちから「安い内に買っておけばよかったー!」と
悔しそうな声があがるも後の祭り。鹿がM10のトップレアに昇格した瞬間でしたね。

ちなみに僕はどう考えても鹿を使われる側の人間なのでスルーしました。

その代わり《ガーゴイルの城》@300円を2枚、《警備隊長》@600円を2枚購入。相場よりもかなり安めに手に入ったのでホクホクでした。

後は、少し迷ったものの
ブックプロモの《ジェイス・ベレレン》@2500円を3枚購入

(参考画像)
http://gathersen.ocnk.net/data/gathersen/_/70726f647563742f50524f5f4a61636542656c6572656e2e6a70670032353000.png

プロモマニアとして、その存在を知った時から欲しいなーと思っていたんですが
日本ではまず手に入らない為、半ば諦めていたカードでした。

が、それが目の前で並べられていると、うずうずとわき上がる物欲を抑えきれず…。
社会人になったし! がんばった自分へのご褒美! とか何とか心の中で呟きながら
気がついた時には購入していた僕が居ました。ちょおかっこいいですこいつ。

これで累計10枚目くらいの《ジェイス・ベレレン》だけど気にしない!
…ノーマルの《ジェイス・ベレレン》が5~6枚余ったので、欲しい人居たら出しますよw

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【ドラフト】

その後は微妙に時間が空いたのでフライト形式のドラフトに参加。

1手目《シヴ山のドラゴン》FOILと《シヴ山のドラゴン》というパックを見て吹く。
下に被せてやると意地悪な事を考えながら《シヴ山のドラゴン》FOILをピック。
その後はなんか白の流れが良かったので赤白の流れに。
《目潰しの魔導師》がゴミのように流れてきて3~4枚取れたのはさすがに笑った。

結果は

第1回戦:勝ち
第2回戦:負け

という平凡なものに。すいません、特にオチはありません。

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【飲み会】

その後は、本戦に出ていたYOU君や海老さんを迎えてのヤケ酒飲み会に。
駅近くのてきとうな居酒屋を見繕ってお酒を飲んでメシを食べつつ語る。

酒に酔った勢いとマジック熱にまかせてみんな思い思いに喋る喋る。
マジックは運ゲーだ引きゲーだ、いやプレイングゲーだ、環境把握も大切だと
色々な人のマジックの考えが聞けて面白かったです。

ちなみに僕は、プレイング4割、環境把握4割、運2割だと思ってます。
運の要素も確かに重要で、運だけで強い人がコロッと負ける事はあるけど、
長い目で見て平均化すれば、強い人はそれに見合った成績を残してると思う。

ただ、千葉神さんの言う
「引きの強さも才能の一種。強いプレイヤーには引きの強さも必要」
という理論も微妙に納得するものがあり、マジック難しい。

ちなみに、偶然にもその居酒屋ですーさんに遭遇してビビる。
軽く挨拶を済ませて戦う約束をするも、結局戦えなかった、無念。

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飲みを終え、その夜同じホテルに泊まるメンツでドラフトやる予定が、
皆疲れていた&お酒にやられてそのまま熟睡。おやすみなさい。

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