※残念なことに(?)記事が修正されてしまっていたので
イゼ速さんに貼ってあった魚拓アドレスを追加で以下に掲示しますw
http://megalodon.jp/2013-0604-2216-13/www.hbst.net/coverage/news_entry20130601__round9_vs_written_by_junya_takahashi.html


先週末はWMCQに出て来ました。
そのレポを書こうとしてたのです…が
それ以上に素晴らしい(凄まじい)カバレッジが話題に上がっていて、
あまりに凄まじすぎてリアルで笑いをこらえきれなかったのでご紹介。

http://www.hbst.net/coverage/news_entry20130601__round9_vs_written_by_junya_takahashi.html

この環境、《ファルケンラスの貴種》が強いとは思っていましたが
まさかここまで貴種ゲーだったとは…。

最後の4~5行がほんと草不可避すぎるwwwwww

プロツアーレポその2。今回はブロック構築について。

ブロック構築の戦績は4-1と3-2の通算7-3で、なかなかの成績でした。
使ったデッキはオリジナルで考えたゼガーナバント(ゼガーナバント自体は会場分布で2名のみw)

プロツアー参加が決まった時から、ブロック構築のデッキは悩んで悩んで悩みぬいて、
その結果の好成績だった! ので、今回はドヤ顔でオリジナルデッキの記事を書こうとおもいます。

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まずはデッキリスト

下記アドレスに成績優秀者として貼られていたので、引用します。
http://coverage.mtg-jp.com/ptdgm/decklist/020725/

Yasutaka Hibino
プロツアー「ドラゴンの迷路」 / ラヴニカへの回帰・ブロック構築[MO][Hand]

4 《アゾリウスのギルド門》
4 《繁殖池》
4 《神聖なる泉》
4 《寺院の庭》
3 《シミックのギルド門》
2 《森》
2 《平地》
1 《セレズニアのギルド門》

--------------------------
-土地(24)-

4 《緑側の見張り》
4 《復活の声》
2 《ヴィトゥ=ガジーのギルド魔道士》
2 《セレズニアの声、トロスターニ》
4 《ヴィトゥ=ガジーの末裔》
2 《首席議長ゼガーナ》
1 《霊異種》
1 《天使の散兵》

-----------------------------
-クリーチャー(20)-


2 《アゾリウスの魔除け》
1 《サイクロンの裂け目》
4 《拘留の宝球》
1 《新緑の安息所》
4 《ワームの到来》
3 《思考を築く者、ジェイス》
1 《スフィンクスの啓示》

-------------------------------
-呪文(16)-


3 《払拭》
4 《ケンタウルスの癒し手》
1 《取り消し》
4 《至高の評決》
1 《正義の勇者ギデオン》
1 《霊異種》
1 《静穏の天使》

--------------------------------
-サイドボード(15)-


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■デッキの作成経緯

1:メタゲームの想定

デッキを考えるにあたって、まず必要なのがメタゲームの想定。

プロック構築については、まず、この環境で考えられるメタデッキは以下のとおり。

・赤単
 →その強さ・安定性は前環境で証明済み。ショックランド多色環境が追い風。

・セレズニアビート
 →《復活の声》《ワームの到来》という分かりやすい強カードによってアーキタイプ確立

・青白x系コントロール
 →いわゆる《スフィンクスの啓示》《思考の建築家、ジェイス》《至高の評決》系デッキ

・白黒x系コントロール
 →《罪の収集者》《ヴィズコーパの血男爵》を入れたデッキ

以上4つのアーキタイプが、まず想定される(そして自分でも使おうとしていた)デッキです。

この中でもっとも問題なのが「赤単」で、
その強さは証明済で、一定数存在することは確実で、メタる必要はあるのですが、
一つだけ軸と速度があまりにも違いすぎるため、メインから意識するとデッキが歪んでしまう
かといって、メタらないとメインはほぼ勝てない…という、環境の困ったちゃん。

MO上では安いこともあり、かなりの勢力(体感で3~4割)を占めるこの赤単ですが、

 ・プロツアーという場では赤単は少ない(プロは中速以上を好む。また赤単が多いのはMOだから)
 ・サイドからメタれば、メインの相性差も埋めることが可能

という2点から、赤単を切ったメタゲーム(セレズニア、青白x、白黒x)を想定しました。

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2:自分が使うデッキの選定

自分が使うデッキになる訳ですが、まず赤単は自分が使いたくないという理由から無し。
いつもとおりの自分の好みから言えば「青入りのデッキにしたい! カード引きたい!」

しかし、今回想定したメタゲームでは、カウンターを構えるようなデッキでは
「赤単には遅い」「復活の声にメタられてる」「罪の収集者の格好の的」と、
メタゲーム上に存在するあらゆるデッキに対して弱いという事態になってしまっていました。

そのため、基本的には「毎ターンフルタップでカードを叩きつける」系の構成にせざるを得ず、
セレズニアビートダウンが第一候補としてあがっていました。

ただ、セレズニアビートダウンは、同型になった際に決定的なカードが無いのと、
コントロール相手に中盤以降ややKP不足になってしまいがちなのが個人的に気になっていたので、
色を足して同型にもコントロール相手にも強くしよう!(そして、赤単は諦めよう!)
という方向性でデッキを考えるに至りました。

そして、色々考えた末でできたデッキが、冒頭のデッキになります。

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3:デッキの基本戦略

基本的な骨格は、セレズニアビートダウンそのままで、《復活の声》が強いのは勿論

《ワームの到来》or《復活の声》で強力なトークンを用意したあと
《ヴィトゥガジーの末裔》or《セレズニアの声、トロスターニ》or《ヴィトゥガジーのギルド魔道士》で
そのトークンを居住させることによって盤面を支配する、というのが基本戦略です。

純正緑白のセレズニアビートダウンと大きく違う点は2点で

・3色化にともない《緑側の見張り》を投入。これによって2→4(→5)のドブンが可能。
 4マナ域は、ジェイス、トロスターニ、ワームと強力カードが目白しで、1T早く出せるのはゲームが決まるレベルで強い。

・《サイクロンの裂け目》の存在。
 盤面を並べてからの《サイクロンの裂け目》超過。この動きが本当に強かった。これで何回勝ったことか…。
 単純にセレズニア同型では相手だけラスゴみたいなもので、2マナで打っても悪くない。
 何より相手がサイクロンを想定せずに動いてくるため、フルタップで展開した返しに勝ち確の場面も多々。

これにより、従来のセレズニアビートダウンに加えて、
また違った角度からのドブンを持った3色デッキとなりました。

なお、《罪の収集者》が入ってくるような相手に対しては
《アゾリウスの魔除け》と《スフィンクスの啓示》(場合によっては《サイクロンの裂け目》)を抜いて
非インスタント・ソーサリースペルを入れて、実質《罪の収集者》を3マナ2/1バニラにする戦略をとっていました。

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4:各カードの説明
基本的な動きはセレズニアビートダウンなので、ちょっと独特なカードの解説を。

・《緑側の見張り》
リミテ脳から入れた1枚。
みんなからは「弱いから抜けば?」と言われたものの、最後まで入れててよかった1枚。
この環境で2→4のジャンプアップが出来るカードは、こいつ(と《ザル・ターのドルイド》)くらいであり
《円環の賢者》は2→4じゃない、《マナの花》はテンポ悪い、とれも一癖あったのですが
ギルド門を投入でき、かつ色マナも豊富に出るこいつは、非常に良い働きをしてくれました。

・《ヴィトゥガジーのギルド魔道士》
すごくつよかった(こなみかん)
2T目に出しても仕事するし、トークンと噛みあうと無双するし、
消耗戦の末に出てきてもつよい。復活の声まで強いまである。神話レア級の働きをしていた。
これもリミテ脳で入れたけどすげーつよかった。

・《ヴィトゥ=ガジーの末裔》
何かしらのトークンが場にあれば無双。無くてもそもそも素のままの状態でも強い。
あらゆるマッチアップで腐らない、神のようなクリーチャーでした。
こいつ次環境でくるんじゃないかなー。

・《新緑の安息所》
《円環の賢者》《マナの花》《彩色の灯籠》《魔鍵シリーズ》《導き石シリーズ》《守護者の木立ち》などなど
競合する他カードを押しのけて入ったこのカード。正直強いのかどうか微妙でした。
まあ、マナ加速してくれたりマナ安定してくれたり、たまに《緑側の見張り》と噛みあったりしましたが
よく当時の僕は競合カードのなかからこいつを選択したなぁ…としみじみ思います。

・《天使の散兵》
団長オススメの1枚。同型および対ビートに対して出せば勝ち級。
残念ながら実戦ではあまり活躍できなかったけど、デッキのなかに入ってるワクワク感はかなりのものでしたw

・《霊異種》
今回青をタッチした理由の1番がこのカードの存在。
中速以降のデッキでは、こいつは文字通り”出せば勝ち”のカードであり、
実質今回は「プロツアー《霊異種》」といっても過言ではなく、会場のあちこちでこいつが無双してました。
実際、こいつで勝てた試合は数知れず。

・《サイクロンの裂け目》
青をタッチするもう一つの理由。既に説明したとおり、警戒されていない状態からのコイツはほんと強い。
同型に対しては単なるバウンスでも強く、ゴルガリに対しても活用したクリーチャーを戻したりで強かった。


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5:簡易試合レポ

■1日目

第4回戦 セレズニアビートダウン ○-○
G1:《ワームの到来》からの《ヴィトゥ=ガジーの末裔》が決まって勝ち
G2:こちらだけ《ヴィトゥ=ガジーの末裔》を連打して勝ち(相手は入っていなかった?)

第5回戦 バントビートダウン ○-○
G1:《緑側の見張り》→《ワームの到来》→《ヴィトゥ=ガジーの末裔》のコンボが決まって勝ち
G2:睨み合っている盤面に《霊異種》が降臨して霊異種ゲーで勝ち。

第6回戦 赤単 ×-×
G1:まさか相手が赤単だとは思わず、初動3T目くらいのヌルキープしたら1T目山と1/1置かれて死亡
G2:ダメージ計算ミスって負け、くやしい

第7回戦 ナヤ ○-○
G1:相手が2ランドストップして勝ち
G2:相手がフルパンしてきて、こちらのライフが残り1に。
   そこから《セレズニアの声、トロスターニ》と《復活の声》トークンで巻き返しをはかり、
   最終的にライフが30を超えて逆転して勝ち。

第8回戦 エスパー ×-○-○
G1:こちらの動きを裁かれた上、相手に《霊異種》が降臨して不可避8点クロックで負け。
G2:序盤から《復活の声》を軸に、手札に《ワームの到来》を握りしめて
   相手の全体除去をケアしながら殴りきって勝利。
G3:相手が序盤モタついた所をガンガン展開していって、マナ加速からの《主席議長ゼガーナ》をプレイ。
   カードを補充して全除去に備えたら、そもそも相手が全除去もってなくて勝利。

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■2日目

第12回戦 オロス ○-○
G1:クリーチャーを並べてから《サイクロンの裂け目》超過するだけの簡単な作業(小学生並みのマジック)
G2:クリーチャーを並べてから《サイクロンの裂け目》超過するだけの簡単な作業(小学生並みのマジック再び)

第13回戦 エスパー ×-○-○
G1:お互い《霊異種》を出し合って殴りあう展開に。
   相手の方が1T早いところをこちらが《サイクロンの裂け目》で1Tずらす!
   …が、相手も《アゾリウスの魔除け》で1Tずらしてきて、結果こちらが先に殴り負ける。
G2:ジェイス、ヴィトゥ=ガジーの末裔、ゼガーナとマスカンを連打していき、
   相手の息が切れたところで《霊異種》叩きつけて、後は《霊異種》ゲーして勝ち。
G3:《復活の声》と《ワームの到来》を軸にしたビートダウンで
   相手が5マナフルタップで《遠隔/不在》をこちら1マナで《払拭》を2T連続で行なって勝ち。

第14回戦 セレズニア ×-×
G1:相手初動《円環の賢者》から、お互い展開して盤面硬直。
   相手の場に《復活の声》エレメンタルトークンとワームトークンと《ヴィトゥ=ガジーのギルド魔道士》が揃い
   されたい放題好き勝手され、こちらはそれに対する対抗策が講じれず、負け。

G2:土地2枚でつまってしゅーりょー。

第15回戦 ゴルガリ○-○
G1:相手《ドライアドの闘士》×2+《縞痕のヴァロルズ》という一見ドブンを、
   こちら《ヴィトゥ=ガジーの末裔》が1枚で完全にシャットアウトするイケメン展開。
   更に《ヴィトゥ=ガジーの末裔》を続けて展開して、盤面制圧して勝ち。
G2:無造作に《ワームの到来》を盤面に叩きつけたら、相手が回答策を持っておらず、
   返しのターンで居住したら雑に勝ち。

第16回戦 セレズニアビート ×-×
G1:あちらだけ《ヴィトゥ=ガジーのギルド魔道士》をプレイ。こちらは《天使の散兵》をプレイするも
   正面衝突した時に《根生まれの防衛》を打たれて壮絶にシャクられて負け。根生まれつええ。

G2:ギルラン2,《復活の声》、《緑側の見張り》《ヴィトゥ=ガジーのギルド魔道士》ほか2枚のハンドをキープして
   土地引けるかなーと淡い期待を抱いてプレイするも、その後土地引けず、相手に展開されて負け。

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といった感じで、勝てる時はドブンで勝った場合が多かったです。

本来有利なはずの純正緑白に2回も負けてるのはちょっと悔しいですが、
そのほかは、大体のデッキに対して極端な不利はつかない、良いデッキだったと思います!

《主席議長、ゼガーナ》《サイクロンの裂け目》《天使の散兵》など、オリジナルテクも満載で
ドヤ顔で叩きつけたりもできるので、使っていて非常に楽しかったのも大きかったです!

また、メタ想定から赤単を切ったのも結果的に非常によく作用しました。
当たったとはいえ一回戦っただけで、デッキ全体は赤単以外に対して強く作ってあったので。
…MOで使うとすれば、もう少しメインから赤単に対して強い構成にしないと厳しいかもしれません。

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という訳で、オリジナルデッキで駆け抜けたプロツアー!

プロツアーの目的の一つでもあった、「悔いの無い戦いをする」(できれば青絡みのデッキで)
という目標が達成できて、とても嬉しかったです!

本当は、もう少し勝ちたかった…と思うのは、マジックプレイヤーの性でしょうかw

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なお、このデッキの制作には、

・スパーに付き合ってくれたいつものメンツ
・突然電話をかけてきてくれて、プロツアーのデッキ構築についてアツく1時間くらい語ったHanoiさん
・《天使の散兵》というシークレットテクを授けてくれた団長
・メタ考察やブロック構築談義に混ぜて頂いたアソパソマソさん、瀬畑さんたち

などなど、色々な人の協力があってできました。この場を借りて感謝します。
はじめてのプロツアー@ドラゴンの迷路 in サンディエゴレポ 観光・交流編
はじめてのプロツアー@ドラゴンの迷路 in サンディエゴレポ 観光・交流編
はじめてのプロツアー@ドラゴンの迷路 in サンディエゴレポ 観光・交流編
いつもならプレミアイベントの日記は量が多くなりすぎるので書けないことが多いのですが、
プロツアーともなれば書かないわけにはいかない! ということで、プロツアーの日記です。

今回は、戦績や戦術的なことは一切省いて、旅行として見たプロツアーの側面から、
プレイヤーとの交流や観光をメインに書いて行きたいと思います。
(ブロック構築およびドラフトの記事はまた後日アップします)

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■木曜日(PT前日)

中部国際空港を出発して、成田空港へ。
当初はぼっち&アメリカの空港で迷子して0回戦ドロップが危惧されていましたが、
成田空港で千葉神さん、あんちゃんさん他プロプレイヤーと合流してぼっち回避。

空路で成田→サンフランシスコ→サンディエゴへ到着。

ホテルが会場から徒歩10秒(ていうか隣の建物)で爆アドってレベルじゃねー!
事前受付を済ませた後、山口さん、千葉さんと一緒に外人とドラフト。

その後は夜遅かったのでWENDY’Sでハンバーガーを食べてホテルへ。

ホテルで野育ちの子どもさんと合流して、デッキ構築タイム開始。

この期に及んでみんながみんなデッキ悩んでいて、大丈夫かと不安になるw

自分は最後の最後まで、エスパーコンとゼガーナバントの2択で悩むも、

「せっかく後悔するなら、自分で考えたデッキで後悔する!」と開き直ってゼガーナバントを選択。
(結果、これが良い方向に作用しました)

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■金曜日(PT1日目)

戦績は、以前にも挙げたとおり

ドラフト:0-3
ブロ構築:4-1

での1日目通過。3-4の状態で1日目最終戦を迎えたので緊張感が半端無かった。
2日目の無限ドラフトよりも「もっと長く、このプロツアーを楽しみたい」という思いが強かったため
とにかく何が何でも2日目に行きたい! という一心でプレイしていました。

最後、勝ちが決まって2日目進出した時は脳内麻薬だだ流れで体中から力抜けました。
ガチマジックでこういう時に感じる凄まじい達成感って、なかなか他では味わうことが出来ない快楽ですよね。
正直この快楽のために依存症になってるんじゃないかと思うくらいw

同室の山口さんは5-3で初日抜け。千葉さんは3-0からの0-5でしょにぽん、
野育ちさんは同じく3-4でバブルマッチを迎えたものの無念の敗北でした。

そのまま同室の4名で、夜のサンディエゴの街の繁華街に繰り出す。
繁華街を歩いている外人さんは、ほとんどが
「日本の80年台のボディコンお姉ちゃん」と「タトゥーの入ったガタイのいいお兄さん」の2択で
内心ガクブルしながらも、適当なレストランを見つけて入る。

かなり英語怪しいながらも魚料理を注文。なかなかに美味。
しかしそれ以上に、千葉さんが頼んだスペシャル海鮮スパゲッティが美味しそうすぎた。(写真1)

途中見かけた「ストリップバー」に千葉さんが凄い興味を示すも、
「ストリップバーという名前のごく普通の飯屋」という事が判明して肩を落としていました。

また、繁華街でスシ屋さんがけっこうあったのですが
「タマゴロール 4ドル」
という表記に恐怖する我々。どうやったらタマゴの寿司が400円もするんだよ!!

そんなこんなで、ホテルに戻って就寝。

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■土曜日(PT2日目)

戦績は

ドラフト:1-2
ブロ構築:3-2

最終成績:8-8で166位(日本人11位)

自分で組んだデッキだけあって、最後の最後まで楽しめてブロック構築をプレイすることができました!

ブロック構築の途中、ランチタイムの休憩時間が発生したので、
山口さんと一緒にサンディエゴの海を見に行くという青春イベントも謎に発生w

その夜も、夜ご飯を求めて同室の4名で夜のサンディエゴの街を徘徊する。
途中、「StarCityGames」と見覚えのあるシャツを着た一員が歩いているのを見つけたため、
そのままストーキングして同じ店に入店
する我々(笑)

隣でSGCの一団がマジック談義をしているのを聞きながら、ニューヨークステーキを注文。
これが非常に肉厚でジューシーで、実にアメリカン! な感じで美味しかったです。

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■日曜日(PT3日目)

特にやることも無いということで、会場に行ってドラフト連打の構え。
用意された無料ドラフトセットの束に、思わずよだれがじゅるり。(写真2)

1卓目:イヤナガさん、イカワさん、キタヤマさん、タカギさん、yasu、千葉神の6名でチームドラ 結果1-1
2卓目:アソパソマソさん、瀬畑さん、もとやんさん、カモさま、yasu、千葉神の6名でチームドラ 結果0-2

ここでお昼ごはん。
既に定番となったサンディエゴのメインストリート(ガスランプクォーター)をぶらついて、
燻製ステーキ屋さんに狙いを定めて、リブやシュリンプその他を貪る。

その後、町並みを観光したりおみやげを買ったりして会場に戻ると、
既に会場撤収作業がはじまっていたので、宿に戻ってドラフト続行。

3卓目:アソパソマソさん、瀬畑さん、もとやんさん、カモさま、yasu、千葉神の6名でチームドラ 結果2-1
4卓目:3卓目メンツ+トモハルさん+ロッキーさんの8名でチームドラ 結果1-1

ここで夜ご飯を食べに行くことに。
トモハルさんを交えて、既に第二の故郷といっても差し支えのないサンディエゴのガスランプクォーターに。
まだ食べていなかったサンディエゴ料理、ロブスター料理を注文して貪る!

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月曜日(帰国日)

ロブスターを貪り、宿に帰ったら既に時間は深夜1時を過ぎようとしている。
飛行機の時間に間に合わせるためには、逆に寝ると危険!

…ということで、ここから徹夜モードでマジックジャンキー達の饗宴が始まる。

5卓目:瀬畑さん、もとやんさん、カモさま、ロッキーさん、yasu、千葉神の6名でチームドラ 結果0-2

6卓目を立てたかったところだけど、パックが切れたのでやむなく終了。

しかし、飛行機の時間まではまだまだ時間が3時間くらいある!
ドラフトパックが切れたくらいではマジックジャンキー達は止まらない!

エクストラゲーム1:「インフィニティブロック構築」 yasu VS ロッキーさん

インフィニティ○○とは

・あなたの手札およびライブラリは、レギュレーションに存在する任意のカードである
・一度使ったカードは、自分相手を問わず再利用不可能
というのを基本ルールとしたマインドマジックに近い論理ゲームです。
運の要素が一切無いため、1T目からお互い詰将棋的な感覚を味わえる新感覚ゲーム!

壮絶な読み合いの末《見えざる糸》をつけた《ドライアドの闘士》でクロックパーミする形で僕が勝利w

エクストラゲーム2:「インフィニティブロック構築」 カモさま VS ロッキーさん
正直眠くて半分意識飛んでたけど、カモさまが勝利してました。

ロッキーさん「ワイ、レガシーが本業なんや! ブロック構築カードプールわからんねん!
       レガシーならなー。レガシーなら勝てるんやけどなー!」
       
yasu「じゃあインフィニティレガシーやりましょうか(迫真」

エクストラゲーム3:「インフィニティレガシー」

このゲームはやりとりが濃厚だったのでよく覚えていますw

ロッキーさん先手

カモさま「ゲーム開始時に《神聖の力線》セット!」

ロッキーさん「《古えの墳墓》→《睡蓮の花びら》→《実物提示教育》プレイ!」

カモさま「《撃退》をリムーブして《Force of Will》!」

ロッキーさん「《精神壊しの罠》をリムーブして《誤った指図》!」

カモさま「…《実物提示教育》通します」

ロッキーさん「《集団意識》」

カモさま「《嵐潮のリバイアサン》!」

ロッキーさん「リバイアサンの能力スタックで《タイタンの契約》!」

この時点でロッキーさんの手札0枚。カモさまの手札3枚。

カモさま長考。



カモさま「こちらのコピー解決前!
     《Elvish Spilit Guide》と《類人猿の指導霊》をリムーブしてから
     《魔力変》をプレイして青マナを出して1ドローして《計略縛り》!」

ロッキーさん「…ま、負けました」

という、一瞬ながらもかなりアツいやりとりが発生していましたw

(ちなみに、自分なら《天使の嗜み》を自分のアップキープにプレイしてました)

インフィニティ○○、知識と暇と時間さえあればかなり面白いフォーマットなので、
一度プレイすることをオススメします。ただし二度三度とやると飽きると思いますw

エクストラゲーム4:ブロック構築 yasu VS ロッキーさん

インフィニティもいいかげん疲れたので、別の遊びをしよう、ということで
ロッキーさんのオロス vs 自分のゼガーナバントで対戦!

結果、3-2でゼガーナバントの勝利! ブロック構築なら負けない!

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…と、マジックジャンキー達が時間をつぶしていると空港へ行く時間になったので移動開始。
何だかんだですごい楽しかったサンディエゴに別れを告げて、タクシーで空港へ。

空港に来た他の日本人プレイヤーと一緒に、サンディエゴの思いにふけりながら帰路につきました。

最後に1枚、旅の記念に人気ニコ生主の瀬畑さんとのツーショット。
一応プライバシーに配慮してモザイクかけたらすげー怪しいツーショットになったw
しかも他の場所でモザ無しで出してるからプライバシーに配慮する意味もほとんどないんだけど、
面白いからこのままうpすることにしましたw


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という訳で、今回のプロツアー、全部ひっくるめですごい面白かったです!
競技マジックの最高峰のガチな空気、勝負の緊張感
      +
普段は交流できないプレイヤーの皆さんと交流できる貴重な機会
      +
海外旅行特有の異文化や当地の料理をエンジョイできる観光的楽しさ
この3つが合わさって、無限大の楽しみを生み出しているといっても過言ではない。
この楽しさはそうそう他の娯楽では味わえないと思います。

今回はたまたまプロツアーの権利を獲得して行くことが出来ましたが、
プロツアーの権利と、仕事の都合と、家庭の都合が付けば、
またいつか(今すぐは無理でも数年後にはまた)プロツアー出てみたいなぁ…と思ってしまいました。

あと、外人との会話がすごいたどたどしくしか出来なかったのが物凄い悔しかったので、
これを機会に英語でも会話できるようになりたいなぁ…と思いました。

という訳で、プロツアーに参加した皆様、お疲れ様でした!!
また、MWCQや、他の機会でお会いしたら、よろしくお願い致します!

プロツアー速報その8
とりあえずしゅーりょー!
最後勝てず3-2

ドラフト:0-3
ブロ構築:4-1
ドラフト:1-2
ブロ構築:3-2

で合計8-8!
166位でフィニッシュです!

まさかドラフトが足を引っ張るとは…
ホテルの部屋から1stドラフトのデッキもでてきたんで晒し。

ブロック構築のデッキはドヤ顔で後日掲載します

明日はドラフト連打or観光してきまーす!
ブロック構築好調で現在3-1

次勝てば100位以内や!(なお賞金は諦めている模様
ブロック構築は相変わらず好調の模様

現在二連勝中。

ちなみにオリジナルデッキ(Metagame Breakdownで2名)なので使っててドヤ顔でシークレットテク使えるのが楽しいwwwwwww
プロツアー速報その5
ドラフト1-2…通算1-5…

…楽しかったからええんや!(開き直り
最終戦はいい勝負で、勝ち確定かと思った場から唯々諾々融合して打たれて逆転されて心折れそうになったw

ちなみに写真は2ndドラフトのデッキ。
2ndドラフトは2-1は出来ると思ったんだけどなー。
悪夢のドラフト一卓目が、花崗岩の凝視からのヴォラシュカラーで、もう二度どヴォラシュカラーやんねーと思ったら
二卓目の初手も花崗岩の凝視(なお、アンコは種喰らい)でキレソー

強固な意思でヴォラシュカラーを忌避してドランカラーに行ったら
2-1で神様がオブゼをくれました。やったね!


なお一戦目は相手から天上の鎧→向こう見ずな技術→ひるまぬ勇気って付けられて死亡した模様
ドラフト0-3

からの

ブロック構築4-1で初日抜け!!!!
ブロック構築が謎の好調で3-1して現在3-4
次勝てば二日目、がんばります!

禁断のヴォラシュカラー組んで0-3



このあと4-1すりゃええんや!(前向き
うちら:飛行機一時間半遅延(ただし現地入りは余裕
アソパソマソさん:一人アトランタ
ゆくひろさん:飛行機二時間遅延

プロツアーが過酷なのは知っていたが、
0回戦からこんなに凄まじいとは…w

なお、僕は千葉神さん、あんちゃんさん達と合流してぼっち回避した模様
以後、プロツアーから帰るまでこのDNは僕の速報報告ページになります

目標は「悔いを残さない」こと

とりあえずデッキはまだ確定ではないので、
あらゆる可能性に対応出来るようにラヴニカへの回帰カード全部持っていくプレイング!
ドラゴンの迷路環境で16回ほどドラフトしたので、
現時点のまとめも兼ねてセカンドインプレッションを書いてみました。

ちなみに戦績は3-0が5回。他は1-2か0-3が多いという極端な結果ですね。

---

■色で見るな、戦略(アーキタイプ)で見ろ。
前回、3色の組み合わせのポイント制の戦略論を言ったじゃろ?
すまん、ありゃウソじゃった。

単純にギルドの強弱ではこの環境の取捨選択はできません。
それを強く感じたのは、青黒が強カラーだと知ったため。

ギルド門侵犯では、ディミーアのカードプールそのものが弱いことが多く
「不人気色になりがちなので、逆に強い」という程度の評価でしたが

・ドラゴンの迷路での青黒カードが単純に強い
・除去カードとドローカードが豊富
・必然的に除去低速になるので、他の色の強カードも混ぜやすい

という点が相まり、ドラゴンの迷路ドラフト環境に非常に合致したカラーとなります。

ただし、その「青黒が強い」というのは、青黒の戦略を理解した上で
更に場の流れを読んで、そのアーキタイプ(除去アドコン)を目指す必要があります。

---

最初は「サインわかんねー! この環境協調無理! 苦手!」といったいた自分ですが
もう少しやってみると、何のことはなく、この環境も空気を読んでの協調環境でした。

ただし「ただ空いている色を狙う」のではなく「空いている色とアーキタイプ」を見極め、
「自分が目指すアーキタイプの有効牌」を的確にピックしてデッキを作成する必要があります。

なので、セカンドインプレッション(あるいは「ライブ感」という言葉)を一言で表すと

「10のギルド、3パックに跨ったアーキタイプドラフト環境」であり
「流れを読む力」「どれだけアーキタイプの引き出しがあるか」が重要であると感じました。

-------------

■2色か3色か? 2色ピックというアーキタイプ

これについては、実際まだ結論は出ていません。

3色のメリットは
  ・3つのギルドのマルチカラーが使えるため、高KPが期待できる
 ・ピックの受けが広く、パックの出に左右されにくい
 ・環境低速化に伴い、序盤のモタつきがさほど戦況に影響しない
 ・門、導き石をしっかりピックしていれば色事故が少ない
ことであり

2色のメリットは
 ・色事故が少ない
 ・門をピックする必要性が薄い
 ・マナベースを意識する必要が無いため、門やマナ補助にデッキを割く必要がない。
  (基本地形17枚+有効牌23枚でデッキが組める)
 ・色拘束の強いカードを使いやすい
ことであると思ってます。
これについては、3色派と2色派はかなりくっきりと意見が分かれており、
どちらかといえば3色派の人が多いのではないかと思います。

2色派か3色派かについては、以下の質問でだいたい判別できるのではないかと思います
ドラゴンの迷路で4~5ピック目に、自分が2色(例えば緑白)をピックしていたとして
 ・片方しか色が合っていないギルド門(例えばシミックのギルド門)
 ・2マナ2/2(例えば、クロールの戦士)
が流れてきて、他は全部基本地形だとしたら、どちらを取るか?
ちなみに自分はバリバリの2色派で、間違いなく2マナ2/2を取ります。
3色派の人は「何言ってるんだ! ギルド門ピック!」と言うのではないかと思います。

「2色なんてそうそう組めるもんじゃないよ」と言う人も居ますが、
自分が組んだドラフト、10回中半分以上は純正2色で組んでいますし、
他の人も純正2色で組んでいたりするので、2色はピックは意識の問題かなと個人的には思っています。
(例えば、上記の設問でギルド門を取るようなピックでは、2色でまとめることはほぼ不可能なので)

個人的に、2色で組むアーキタイプとしては
 ・2T目に2色どちらの色も出る必要性が高い(ボロスが最たる例)
 ・テンポ戦略を取ることができるギルド
であり、どのギルドでも2色をやれるという訳では必ずしもないと思っています。

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まずは、下記2ギルドは意識して純正2色ピックをするに値するギルドだと思っています。

・ボロス
・ラクドス
・グルール(N村グルール)

皆さんも、2パック目のギルド門侵犯で不当にボロスのカードがだだ流れになった経験は
数多くあるのではないでしょうか?
ボロスのカードはKPが高いものの、色拘束が強く、かつ低マナ域のカードが多いため
3色ピックをしているような場合、もしくは違うギルドから敬遠されがちになり、
結果純正ボロス2色ピックをしている人に集まる傾向が多いです。

--

グルールについては、dds邸で話題になった「N村グルール」というアーキタイプが存在し、
かなりの確率で3-0を叩きだし、独自のピック手法だったのでこのくくりに。
詳しく書くのは記事がひとつ書けるくらいのネタな上、他人の褌なのでここでは割愛しますが

「1手目、《化膿》や《歪んだ体型》を流して《瓦礫帯のマーカ》」
「《ザル=ターのドルイド》よりも《クロールの戦士》」
など、従来のピック手法とは一線を画す、それでいて勝率も高い、かなりアツい理論でした。

------

時点として下記ギルドも2色を狙うに値するデッキではありますが、
何が何でも2T目に2色を揃えたい、という訳ではなく、やや中速になるので
2色を狙いつつ、3色も狙うほうがいいかなと思っています

・アゾリウス
・セレズニア
・イゼット

--------

最後は、純正2色ではKP的に厳しく、またテンポで攻める戦略にもあっていないので
極力3色にまとめるギルド。ていうか2色にまとめるメリットほぼ無いと思っています。

・シミック
・オルゾフ
・ディミーア
・ゴルガリ

こうして並べると、やはりギルド門侵犯のギルドは単体では難しいことがよく分かりますね。

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ちなみに、自分が3-0した時は、5回中4回が2色ピックということもあり、
かなり強固な2色ピック信者になりつつあります…。

フェイバリッドカード、というかなぜか毎回使っているカードは《武器の印加》
あと《ボロスの猟犬》とかも他の人とくらべてかなり点数高いですね。

歪んでしまっているのは自覚しているので、どこかで3色ピックもできるように矯正しなければ…。
ブロック構築のデッキを考えるにあたって、現在課題なのがサイドボード。
色々と考えてはいるのですが、どうにもしっくりこない。

と、悩んでいるところで思ったのですが、普通、皆さんサイドボードってどう組んでるんでしょ?

自分はいくつか方法はあるんですが、他に方法があれば教えて欲しいなーと思って、
とりあえず方法を列挙してみたいと思います。

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■方法A:メタデッキに対して均等に割り振る(もっとも安直案)
例えば、メインボードに対して
 ・赤単用に《至高の評決》4枚
 ・青白コントロール用に《払拭》3枚
 ・緑白トークン用に《サイクロンの裂け目》4枚
…といったように、メタ上のデッキを想定してある程度バランス良くサイドを割く方法。
一見丸いように見えて、デッキの60枚と15枚を完全に切り離している危うい考え。

いざ実際に試合で回してみると
「抜くもの多すぎで何いれて良いかわかんねー!」
ということが頻発する、ぶっちゃけ場当たり的サイドボード。

------

■方法B:メインデッキを引き算してから穴を埋める
例えば、メインボードに対して
 ・赤単に対して《霊異種》2枚と《静穏の天使》2枚がほぼ駄牌になるので抜く
  開いた4枚を埋める想定で、必要な《肉貪り》4枚をサイドに用意する。
  

 ・青白コントロール相手にはほぼ抜くものはないので、
  《アゾリウスの魔除け》1枚を抜くだけでよく、サイドに《払拭》1枚だけ用意する

  
…といった感じで抜くことを先に考えてからサイド候補のカードを用意する。
往々にして候補は15枚を超えるので、サイド候補が出揃ってから15枚になるよう調整する。

方法Aに比べるとすげー頭良さそうに見えるサイド選定方法。実際Aよりも良い方法だと思う。
サイドの入れ替えはほぼ固定化されるので、実際の試合で迷うことも少ない。

一応の欠点としては、想定外のデッキが来たときに意外に脆いのと、
サイド後に相性が劇的に変化することが少ないので、サイド後に勝率が跳ね上がることも少ない。

-------

■方法C:ゲームプランから考える
いわゆるアグレッシブサイドボードと呼ばれるのに近い戦略。
一番わかりやすい例でいくと、
 メインは《紅蓮術師の昇天》ストームのデッキから、《紅蓮術師の昇天》を全抜きして
 《欠片の双子》+《詐欺師の総督》コンボデッキに変形させるような形。
 
最近のスタンの例でいくと、メインは緑白黒リアニ
サイド後はPWやデカブツを搭載したコントロールデッキに変形するような形。

デッキが尖っていて、サイドボードの範疇でデッキを変形できる場合、
かつどちらのプランでも勝ちを狙える場合に有効。

これがハマればかっこいいけど、デッキが相当限定されるのでできればいいね、という感じ。

-----------

とりあえずざっくりと上のような感じでしょうか?
現状は案Bで色々なデッキのサイドを考えていますが…他に良い案があれば教えてください!

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それと、身内向けにdds邸でドラフト練習の募集。
金曜のフライデーはおそらく出れないので、金曜深夜~土曜1日やりつくしたいです。

詳細とエントリはddsさんのDNにて。
http://delete.diarynote.jp/201305092349411555/
GW週末は、開いた時間はすべてドラゴンの迷路ドラフトに費やしてました。
確か合計8回ほどプレイして、3-0が3回、他は0-3とか1-2が多かったです。

ちなみに勝利した時は
・ラクドス
・セレズニア
・ラクドスt白
という形で、2色で綺麗に組めたビートダウンで3-0できました。

逆に、3色、4色の中速KPデッキになった時は勝てた記憶が無いです。

やはりこの環境、勝てるデッキは2色なのかなぁ…?

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とにもかくにもこの環境、難しい!
デッキの組み方としては、大きく分けて2つあって

 ・門を重視してピックして、3色以上のKP狙い
 ・門や導き石に頼らず、シャープな2色デッキを組む
 
という2つになると思いますが、自分は断然後者(シャープな2色)を組もうとしてしまいます。
その為、人よりもギルド門の点数が低く、2マナ2/2を優先して取ってしまうことが多々。

かなりピックが歪んでるなぁ、と思いつつ、矯正するためにも、
あるいは他のピックを試すためにも、まだまだ練習が必要だ! と思った次第です。

-----

ところで、この環境でよく言われる(というかddsさんのDNの意見で)
「GTCには期待するな、RTRのギルドを狙え」
という基本理念が存在するとのことですが、自分はちょっとこの考えをもう少し突っ込んで考えてみました。

というのも、RTRとひとくくりにしても、ゴルガリが1弱だったのは以前の記憶に新しい所ですし
GTCでも、ボロスが1強で、オルゾフが隠れた実力者で、ディミーアは微妙扱いだったりと

同じGTC、同じRTRでもギルド間の強弱があるため、一意にRTR狙いとも言えないと考えました。
では、具体的にどのようなギルドカラーを狙えばいいのか? ということについて
主観をもとにざっくりとした仮説を立ててみました。

------

■ステップ1:ギルドごとの重み付けを行う
完全な主観から、下記のようにギルドポイントを割りふる。
なお、ギルドポイントの意味合いとしては「カードプールの平均KPの高さ」とする
5:セレズニア
5:ボロス
5:オルゾフ
5:ラクドス
5:アゾリウス
3:イゼット
3:グルール
2:シミック
1:ゴルガリ
1:ディミーア

---

■ステップ2:ギルドの組み合わせを行う。
3色の全ての組み合わせを行い、各ギルドポイントポイントを足す。

---

■ステップ3:除去ポイントを追加する
赤、白、黒はそれぞれカードプールに除去カードを多く含んでおり、
ピック中に除去カードをつまみ食いできる可能性が高まるため、
それぞれ1色含まれていた場合、+1点を加えるものとする。

---

■ステップ4:結果算出
RWB(オロス):18
RWU(トリコ):15
RWG(ナヤ):14
WBU(エスパー):13
WBG(ドラン):13
WGU(バント):13
RBU(グリクシス):11
RBG(ジャンド):11
RUG(インテット):10
BUG(ヴォラシュ):5
…さて、お分かり頂けただろうか?
上記計算式に則ると、オロスカラーがKP、除去ともに最強色となり、
その逆にヴォラシュカラーは圧倒的弱者(ディミーア、ゴルガリ、シミックという3弱ギルドの合体)ということがわかります。

考えてみれば、オロスカラーはボロス、ラクドス、オルゾフどれを軸にしてもKPは高く、
更に除去もつまみ食いが非常に容易であるため、実に安定した選択であると言えます。
この考え方からすると、オロスカラー決め打ちが実は戦略としてアリなのでは? と考えました。

時点として安定なのはセレズニア狙い。
白緑というカラーだけあり、生物の太さは随一である上に、
《狩猟者の協定》などのちょい重カードも、環境の低速化に伴い相対的に強くなっています。
更に、緑絡みであるため、マナサポートカードも入れやすいため、
非常に「失敗しにくい」選択であると言えます。
(実際、セレズニア絡みのカラーは全て上位のポイントを確保しています)

逆に避けた方がいいのがシミックカラー絡み。
シミックはGTCでもかなり独特な組み方ではありましたが、あのギルドが強いのは
・《雲ヒレの猛禽》《シュラバザメ》《両生鰐》という進化クリーチャーが豊富に取れた
・かつ序盤に青緑というシミックカラーを要求したが、カードプール的に2色で組めた
ことが一番の要因だったのですが…今回は全くそれが生かされない!
しかも、青緑というカラーなので、除去カードもかなり限られてしまう!

ちなみに、シミックカラー絡みで最もポイントが高いのがバントカラーですが、
もしバントカラーを組むとしたら、白軸のセレズニアメインかアゾリウスメインになり、
青緑を2T目に揃えるような構成にするのは難しいのではないかと思います。

そういった意味では、シミックはこの環境でもっとも避けるべきカラーであり、
たとえ3マナの飛ぶルートワラが流れてきても、スルーするという戦略があるのではないかと考えました。

--------

まあ、上記計算式はかなり乱暴で、かつ主観に基づいている上に
実際はその卓の流れやパックの出によって左右されるので、一概にはまったく言えないですが、
当面の環境の指針として

 ・オロスカラー、もしくはセレズニアの優先度を高くしてピック
 ・シミックカラーは見ない

上記2点を考えてドラフトをしてみようかなーと思いました。 
GW後半について
色々あったけど、下記要領で開催したいと思います。

■金曜ドラフト
集合時間:BM矢場町に13:00

※集合時間が変わっているので注意してください。
「朝早いとこれねーよ!」という人をケアして昼過ぎ開始にしました
1ドラフト2:30で終わらせて、18:00のドラフトに間に合わせる目途で。
参加者
yasu
dds
いぜっと
willow
団長
KP
エメ天
ジリ貧
アフロ
夜はノリ次第でdds亭もありだけど、
どの道次の日徹夜予定なので、この日はおとなしく帰って寝るが丸いと思われ。
ボドゲ卓たてたい人はご自由にどうぞ。

--------

■土曜日

団長の別荘ggにより丸いプランでいきます

とりあえず昼はみしまのGPTに各自参加すればいいんじゃないかな(適当)

夜にddsさんちに言ってドラフト連打予定。
◆参加者
yasu
dds
団長
KP
いぜっと
willow
エメ天
さかた
ジリ貧
アフロ
N村さん
正直この辺は誰が集まるのかよくわからんです。
in-N村さん、アフロ
out-疲れた人
になるのかな?

■日曜日

土曜日の流れのままドラフト連打の予定

そんな感じで、疑問点はここのコメ欄かyasuまで。
◾金曜日BMドラフト
確定分
yasu
dds
いぜっと
willow
団長
KP

未確認分(参加希望の場合、このコメ欄か僕まで連絡下さい)
(ジリ貧)
(えめてん)
(アフロ)
(N村さん)

なお、本末転倒という説もありますが、
金曜日分については、人数溢れた場合最初の1-2回はyasu抜けの予定です。
同じ日にアメドリでヤマグチさんがヒラヤマ君達とブロック構築の調整をしているらしいので、
どの道ドラフトはこの後も連打予定ということを鑑みて、そちらに顔を出すサブプラン。
いずれにせよ、未確認分の人は連絡おながいします

-------------

◾土曜〜日曜

yasu
dds
団長
ジリ貧
えめてん
アフロ
KP
N村
大鍋
ほくりん(ゲスト)

の予定だが、別荘がggしてていけないかも?
団長と相談の上、今晩中に結論出したいと思います。
もし無理だったら、ddsさんちが別荘になりますw

色々募集


今週はGWということもあり、かなり活動可能時間が長いので
こちらで纏めて身内向け告知をさせて貰いたいと思います。

■5月3日(金)
BM矢場町開店時間から、店内でドラフト連打(からのFNMドラフト)したいと思います。
参加希望者は自分に直接連絡かコメください


現在参加者
yasu
dds(見込み)
いぜっと(見込み)
Willow(見込み)
団長(見込み)

こっからプラン分岐
プランA:丸いプラン

■5月4日(土)
みしまシールド+ドラフトに参加。合間にブロック構築。
その場の流れで徹夜ドラフト開催or帰って寝る

■5月5日(日)
dds亭でドラフト連打or飽きたらボドゲとかブロック構築
プランB:青春合宿プラン

■5月4日(土)~5月5日(日)
4日の朝頃に車で名古屋出発、団長の別荘(三重)に出発

・基本はドラゴンの迷路ドラフト連打
・飽きたらボドゲとかブロック構築
・ワンチャンみんなでご飯つくったり街を散歩したりの青春イベント発生

5日の夜に名古屋帰還予定

かなりの強行軍になる上、どんな感じになるか予想がつかないので、
希望者が8名以上+車2台(自分で1台)集まった場合にプランBを決行しようと思います。

ちなみに、団長の別荘は
・団長の家族が持ってる三重の別荘
・空き家なので基本的に他の人に配慮する必要はなさそう
・ただし1年空き家だったので、まず家の状況確認から入る可能性大
こんな感じらしいです

・金曜日ドラフト連打
・プランA(日曜日dds亭ドラフト連打)
・プランB(青春合宿)

それぞれについて、参加希望者はコメか僕にメールお願いします。

-------------------

あと、プランとは関係無くカード募集。

何だかんだで色々デッキ考えてたら、結局高額神話レアが各4枚必要で吐きそうwwwww

《復活の声》×2
《ヴィズコーパの血男爵》×2
《ラル・ザレック》×2
《残虐の達人》×3

募集してます、レンタルorカードor日本銀行券取引で。
…とはいっても、まだ発売前だから普通はそんなにカード資産もってないよねー。
発売されてからも募集。

今回実験的にグーグルDOCSを利用してみる。
https://docs.google.com/spreadsheet/ccc?key=0AlsEOOEb_3TzdGxNSjJnWUJ1OTFtU0lkVFhIWHlDdVE&usp=sharing
自分の提供可能カードで相殺しての取引も可能となっております

※補足
トレードのやり取りは、手間とトラブル回避の目的から、
直接の面識がある人もしくは愛知近郊で直接手渡しのやりとりが出来る人に限定させてください。
この土日は社畜生活から開放されておもいっきりプレリを楽しんできました!
深夜にはdds亭でドラフトをしてきたのもあり、かなりリミテ三昧してました。
という訳で、この環境の雑感を書いてみたいとおもいます。

--------

■簡易結果報告

土曜深夜:フェイズ新瑞橋
赤緑白黒KP4色で2-1。ギルド2位で3パックゲット!

土曜昼:フェイズ千種店
赤緑白黒KP4色で4-0で優勝。商品スプリットで12パックゲット!

日曜朝:BM矢場町店
ナヤt青で3-1。8位で3パックゲット!

日曜昼:BM矢場町店
ラクドスt白で3-0-1。同率1位で20パックゲット!

---

通算12勝2負1分、合計38パックゲット!
…ということで、パック運にも恵まれ、かなりの好成績となりました。

----------

■環境雑感

今回、かなりシールドを組むのが難しかったとおもいます。
その原因は、ドラゴンの迷路がほぼ均等10ギルドなのに加えて、
ドラゴンの迷路のパックからかなりの枚数、導き石が出てくること。

そのため、やろうと思えば3色、4色にも手を出せてしまいます。

では、ボムゲーなのか? といわれると、最初はそうかと思っていましたが、
途中からは考えを切り替えました。

というのも、環境的に「初動導き石から、4T目にやっと実質クリーチャー展開」という展開が
非常に多く、だからこそ最初は4色KPデッキを組んでいましたが、
2T目に2/2を出すだけで「やばい、これだけで負ける」と言う人もかなり多かったので、
開き直って綺麗に展開できる2色ビートダウンデッキを組んで攻めたほうが
逆にさっくりと楽に相手を倒せることが多かったです。

特に、シールドということもあり、えげつないレアを満載している人も多いので、
自分のプールのレアに自信が無い場合は、開き直ってビートした方がいいなーと思いました。

目安としては
・導き石を2~3枚入れた多色KP
・導き石は0枚。ほぼ2色メインタッチ1色のビートダウン
プールに合わせてどちらかを選択して、方向性を極端に振るのがいいかなと思いました。


ちなみに、先手か後手か問題についてですが、
最初の頃はシールドの定石ということで後手を取っていましたが、
・自分がビートダウンの場合は勿論先手
・相手がビートダウンの場合もテンポ的に先手
ということで、こちらも相手も先手をとることが多かったです。

------------------------------

■ドラフト

dds邸で深夜ドラフト

一回目:ラクドスt緑で××○の7位
二回目:ジャンドで××○の7位

…ということで、ドラフトの結果は悪いです。
感触としても、自分はこの環境が苦手だなと、練習すべき点を多く感じました。

この環境のドラフトのファーストインプレッションのポイントは、3つで

◆その1:空気を読むドラフトがやりにくい
まだ環境初期で皆のカード評価が定まっていないのもあると思いますが、
自分のスタイルである「空気を読んで不人気色をピック」というのが非常に難しいです。

ラヴニカへの帰還、もしくはギルド門侵犯では、
おおまかに5つのアーキタイプから一つを選べばよかったので、
3~4手目くらいまででおおよその空いている色を見極めてピックすると
あとは2パック目、3パック目で自然とカードが集まってくる…という方針だったのですが

今回は単純に10つのギルドがあり、さらには3色や5色まで見据えると、
選択肢が非常に多いのに加えて、自分の周囲も色を決めにくい、
その結果、色の確定が非常に難しく、1パック目終了時でも色が決まってないこともザラです。

なので、まずもって自分のスタイルと合わない点で、この環境は苦手だと思いました。

---

◆その2:色の意識をハッキリと絞らないとデッキにならない
例えば、自分が2つめのデッキを作った時は、ジャンド3色にしようとする意識はあったものの、
基本戦略は《ザル・ターのドルイド》を2T目に出す、赤緑軸で
3パック目のラヴニカへの回帰ピック時

《屑肉の刻み獣》つよい! カラーも合ってる! ピック!
《ヘルホールのフレイル使い》つよい! カラーもあってる! ピック!

…と、一見すげー美味い思いをしたような気がしたのですが、
出来上がったデッキをみてみると、実はかなり綺麗に赤緑にまとまっていて、
黒をタッチする必要は実はあまり無かったことが判明しました。

とは言うものの、今更ピックした強力カードを使わないわけにもいかず、
数枚の「そこそこの」強いカードのために3色を強いられる結果になりました。

結果として、スピードもKPもなんとも微妙な3色デッキとなり、負けの結果となりました。

この環境、3色になることは多いですが、3色になる場合でも
「3色なら何でも取れる」というわけではなく、あくまでメインとなる2色を決める必要があります。

なんたって、マナサポートの数は以前とそれほど変わってない訳なので、
ドラゴンの迷路になったかたといって、急にド均等3色が回るわけではないです。

---

◆その3:導き石は弱い、ギルド門のが強い
当初は「ドローできるマナベース! ひゃっほう!」と手放しで喜んでいましたが
どうにもこの導き石とかいうカード、弱いです、すげー弱いです。

・魔鍵時代から言われてたことだけど、3T目に設置する動きが弱い。
・ドローに思った以上にマナが必要
ギルド門は各種カードとのシナジーがあるが、魔鍵はシナジーが無い。

特に重要なのが3点目で、ギルド門は「門をコントロールしていたら~」という記述のカードが
この環境に多々存在するため、あれば3枚でも4枚でも欲しいのですが、
導き石はそういったシナジーがほぼ一切無く、ただのマナベースです。

また、環境的な動きとしても、3T目に導き石を置くよりも、
1T目にギルド門をタップインさせた方が、テンポ的に理想的です。

なので、導き石とギルド門の評価について、かなり超えられない壁レベルでギルド門の方が上となりました。

-------

以上3点が、とりあえずドラフトで感じたアレコレです。
この環境苦手というのもあって、プロツアーまでに練習しなければ…と思いました。

GWの4月30、5月1,2は仕事なのでびみょうですが、
5月3日(金)と、その後の土、日、月のどっかで1日じゅうドラフトやりたい。

金曜日は名駅でふぁせさん主催のドラフト回があるらしい?
FNMのことを考えると個人的にはBMで金曜朝から夜までドラフト希望。

むしろ店じゃなくて、はじめからddsさんち行って廃人プレイもありか?

とりあえずそんなところで、リミテジャンキーの人練習オナシャス!

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