アヴァシンの帰還 発売前ドラフトファーストインプレッション
2012年5月4日 TCG全般 コメント (6)毎回プレリのたびに、旧ちぇけだ亭メンバーでドラフトのパックを乱獲し、
「発売日前にドラフト三昧」という至福の遊びをするのが恒例になっていますが、
今回はなんと、合計で200パックを超える収穫があり、
通算で8回も8ドラをすることができましたw
僕が実際にプレイしたのは3回でしたが、
ドラフトじゃんきー達とプレイした、この環境のファーストインプレッションを書きます。
ちなみに戦績は
白緑で1-2
白緑で2-1
黒白で1-2
…という、なんとも微妙な感じでした。この環境難しい。
------------------------
で、この環境のファーストインプレッションは以下の3点。
■プレイアブルカードが少ない
この環境、思った以上に「使用に耐えうるカード」が少ないです。
(※「使えないカード」とは、構築はおろか、
リミレッドのサイドボードでも使えないようなレベルを指します。
イニストラードブロックで言えば《陰惨な醜さ》《森林の好意》など。)
同じような意見としては、以前bunさんが書かれたこのエントリをご覧下さい
http://wenmin0624.diarynote.jp/201204302132147846/
赤のカードプールで、使えるカードが異常に少ないことに触れていますが、
実は、赤に限らず、使えるカードは少ない。
特に、クリーチャーが異様に少ない。ほんと少ない。
発売前に騒がれていた《暁の織天使》なんかは当然、余裕で初手級ですが
それ以外にも例えば、他の環境ならナイス3~5手目カードくらいの
《原初の腕力魔導師》や《国境地帯のレインジャー》も余裕で初手級。
なので、結果としてカード枚数が足りなくなることが多々。
個人的なドラフトの指標は、
1ピック目終了時:デッキに入るカードが7枚集まっている
2ピック目終了時:デッキに入るカードが16~17枚集まっている
というのを目安にやっているのですが、
今回3回ドラフトして、一度もその目安に達していないですw
最終的に、枚数あわせで仕方なく《アヴァシンの巻物》を入れたりすることも。
いぜっとさん曰く「無駄なピックをしている余裕はない。ブレるな」は
確かにこの環境をやる上で必要だなと思いました。
■除去がめちゃくちゃ少ない
今回、《結魂》というシステムがリミテッドの中核を担っているため、
除去、それも「場から退かせられる除去」が非常に重要になってくるのですが
クリーチャーに輪をかけて、除去がほんとーーーーに少ないです。
例えば、本来なら除去の色を担っているはずの赤なんですが、
今回は何の冗談だよってくらいにコモンの火力のKPが低いです。
アヴァシンの帰還のコモン火力
《火柱》(2点)
《いかづち》(空限定4点)
《火の装い》(ほぼ1点)
参考までに、イニストラードのコモン火力
《硫黄の流弾》(3点or5点)
《霊炎》(1点×2)
《収穫の火》(X点)
参考までに、M12のコモン火力
《ショック》(2点)
《火葬》(3点)
《チャンドラの憤慨》(4点)
かなりの残念さが見て取れますね。
で、何が問題かというと、タフ3以上の地上クリーチャーを殺す手段が乏しいということ。
白の《正義の一撃》が2点なのもそれに輪をかけています。
なので、タフネス3以上のクリーチャーは思った以上に除去られないです。
また、タチが悪いが「一見除去に見えるが、実は仕事しない」カード。
《正義の一撃》や《幽体の牢獄》などが顕著ですね。
一見除去カードに見えて、デッキに入っているとほっとする気がするのですが
「結魂」というシステムに対しては無力であることが多く
・無力化しても場に残って、結魂は残るから結局対処になってない
・そもそも結魂クリーチャーはアタックもブロックもしないので問題ない
・アタックもブロックもしないから《正義の一撃》も打てない
・・・っていう感じで、除去カードだと思っていると痛い目を見ることも多々。
だからこそ、除去カードはいつもより点数が高くピックする必要性が高いですね。
《轟く怒り》とか《払拭の一撃》とかはもはやレア級。
■アーキタイプドラフト
この環境、かなりアーキタイプドラフトになります。
現状でざっと考えられるのが、以下のアーキタイプ
(たぶんもっとあると思いますが)
・黒軸の単騎デッキ(キーカード:《人殺しの隠遁生活》
・緑軸の結魂デッキ(キーカード:《花咲くもつれ樹》)
・赤軸の速攻人間デッキ(キーカード:《屋根職人の反乱》)
・白軸の中速天使デッキ(キーカード:《天使の壁》《牙抜き》)
なので、自分のデッキタイプによって必要なカードが大きく変わります。
また、アーキタイプが完成すれば、除去が無くても誤魔化せるのもメリット。
「自分が目指すデッキの形は何か」「必要なカードは何か」
これらの点をまずしっかり把握することが、この環境で勝つことの第一歩かな、と思いました。
----------------
とりあえずそんな感じで。
とはいっても、自分自身まだこの環境で勝ててないので、何ともいえないですね。
今日もまたドラフトじゃんきーしてきますので、勉強してこようとお思います。
「発売日前にドラフト三昧」という至福の遊びをするのが恒例になっていますが、
今回はなんと、合計で200パックを超える収穫があり、
通算で8回も8ドラをすることができましたw
僕が実際にプレイしたのは3回でしたが、
ドラフトじゃんきー達とプレイした、この環境のファーストインプレッションを書きます。
ちなみに戦績は
白緑で1-2
白緑で2-1
黒白で1-2
…という、なんとも微妙な感じでした。この環境難しい。
------------------------
で、この環境のファーストインプレッションは以下の3点。
■プレイアブルカードが少ない
この環境、思った以上に「使用に耐えうるカード」が少ないです。
(※「使えないカード」とは、構築はおろか、
リミレッドのサイドボードでも使えないようなレベルを指します。
イニストラードブロックで言えば《陰惨な醜さ》《森林の好意》など。)
同じような意見としては、以前bunさんが書かれたこのエントリをご覧下さい
http://wenmin0624.diarynote.jp/201204302132147846/
赤のカードプールで、使えるカードが異常に少ないことに触れていますが、
実は、赤に限らず、使えるカードは少ない。
特に、クリーチャーが異様に少ない。ほんと少ない。
発売前に騒がれていた《暁の織天使》なんかは当然、余裕で初手級ですが
それ以外にも例えば、他の環境ならナイス3~5手目カードくらいの
《原初の腕力魔導師》や《国境地帯のレインジャー》も余裕で初手級。
なので、結果としてカード枚数が足りなくなることが多々。
個人的なドラフトの指標は、
1ピック目終了時:デッキに入るカードが7枚集まっている
2ピック目終了時:デッキに入るカードが16~17枚集まっている
というのを目安にやっているのですが、
今回3回ドラフトして、一度もその目安に達していないですw
最終的に、枚数あわせで仕方なく《アヴァシンの巻物》を入れたりすることも。
いぜっとさん曰く「無駄なピックをしている余裕はない。ブレるな」は
確かにこの環境をやる上で必要だなと思いました。
■除去がめちゃくちゃ少ない
今回、《結魂》というシステムがリミテッドの中核を担っているため、
除去、それも「場から退かせられる除去」が非常に重要になってくるのですが
クリーチャーに輪をかけて、除去がほんとーーーーに少ないです。
例えば、本来なら除去の色を担っているはずの赤なんですが、
今回は何の冗談だよってくらいにコモンの火力のKPが低いです。
アヴァシンの帰還のコモン火力
《火柱》(2点)
《いかづち》(空限定4点)
《火の装い》(ほぼ1点)
参考までに、イニストラードのコモン火力
《硫黄の流弾》(3点or5点)
《霊炎》(1点×2)
《収穫の火》(X点)
参考までに、M12のコモン火力
《ショック》(2点)
《火葬》(3点)
《チャンドラの憤慨》(4点)
かなりの残念さが見て取れますね。
で、何が問題かというと、タフ3以上の地上クリーチャーを殺す手段が乏しいということ。
白の《正義の一撃》が2点なのもそれに輪をかけています。
なので、タフネス3以上のクリーチャーは思った以上に除去られないです。
また、タチが悪いが「一見除去に見えるが、実は仕事しない」カード。
《正義の一撃》や《幽体の牢獄》などが顕著ですね。
一見除去カードに見えて、デッキに入っているとほっとする気がするのですが
「結魂」というシステムに対しては無力であることが多く
・無力化しても場に残って、結魂は残るから結局対処になってない
・そもそも結魂クリーチャーはアタックもブロックもしないので問題ない
・アタックもブロックもしないから《正義の一撃》も打てない
・・・っていう感じで、除去カードだと思っていると痛い目を見ることも多々。
だからこそ、除去カードはいつもより点数が高くピックする必要性が高いですね。
《轟く怒り》とか《払拭の一撃》とかはもはやレア級。
■アーキタイプドラフト
この環境、かなりアーキタイプドラフトになります。
現状でざっと考えられるのが、以下のアーキタイプ
(たぶんもっとあると思いますが)
・黒軸の単騎デッキ(キーカード:《人殺しの隠遁生活》
・緑軸の結魂デッキ(キーカード:《花咲くもつれ樹》)
・赤軸の速攻人間デッキ(キーカード:《屋根職人の反乱》)
・白軸の中速天使デッキ(キーカード:《天使の壁》《牙抜き》)
なので、自分のデッキタイプによって必要なカードが大きく変わります。
また、アーキタイプが完成すれば、除去が無くても誤魔化せるのもメリット。
「自分が目指すデッキの形は何か」「必要なカードは何か」
これらの点をまずしっかり把握することが、この環境で勝つことの第一歩かな、と思いました。
----------------
とりあえずそんな感じで。
とはいっても、自分自身まだこの環境で勝ててないので、何ともいえないですね。
今日もまたドラフトじゃんきーしてきますので、勉強してこようとお思います。
コメント
緑が人気色だと思うので、狙うのか、避けるのか、難しそうです
生物が少ないゆえに、生物の取り合いになって、
ほんと本気で確保しないと負けますねー。なかなか難しい環境です。
>セイントさん
緑は間違いなく人気ですね、卓内で5人くらいいても余裕でできる。
生物が安定しているのがほんと魅力ですねー。
>カクさん
我が家は三重テレビうつらんぽいです・・・無念
ゴミ生物3枚しか入ってなかったです
ヤバイヤバイ