週末記-闇の隆盛入りドラフト引きこもりプレイ 雑感
2012年2月5日 TCG全般この週末は、闇の隆盛入りのドラフトばっかりでした。
BM@FNM:2-1
yasu亭ドラフト:3-0 2-1
dds亭ドラフト:2-1 2-1
通算で11-4。勝てはするのですが、3-0は難しいですね。
発売前も含めると、合計10回近く闇の隆盛入りドラフトを行ったので、その雑感を。
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■2マナ域の欠乏と、高まる重要性
闇の隆盛だけを集めていると、3~4マナ域が溜まってきて、
2マナ域が薄くなる、ということが多くなりがちです。
自分だけかと思っていたら、どうやら他の人もそうみたいで、
「2マナカードがねぇぇぇぇー!」という響きが(主にddsさんから)よく聞こえてきました。
闇の隆盛が入ったからといって、そこまで環境が低速化しているわけではなく
相変わらず「2T目にアクションできなかったら負け」みたいなテンポゲーなので、
前環境に比べて取り辛くなった分、2マナ域のカードの重要性が上がったと考えています。
結果的に、イニストラードで無理して2マナ域を集めないといけないパターンが多く、
2マナ域のために強力カードや除去を流してしまうこともまま発生します。
そのため、闇の隆盛で2マナ域を早期に集めておくことは、見た目以上に重要な動きです。
《夜明け歩きの大鹿》や《忠実な聖戦士》などのエース級カードは、言うに及ばず、
《松明の悪鬼》や《金切り声のスカーブ》も、及第点以上の優秀カードでした。
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■《救助の手》が好きすぎる
以前のエントリでも書きましたが、このカード、その後のドラフトで使ってみて、強さを再認識。
とにかく軽いので、《悪鬼の狩人》等とのシナジーを無理に狙わなくても、
例えば《カラスの群れ》のようなフィニッシャーを守るだけで勝てることも多々。
1マナ浮かしておくだけで、とりあえず構えることが可能です。
無理なくマナを構えることが可能で、相手からすれば都合3発除去が必要なので、
まず除去から守りきることが可能です。(その分、テンポが悪いという欠点はありますが)
そのほかにも、《電位式巨大戦車》に使って擬似的にアンタップをしたり
フラッシュバックを持っているので、墓地肥やしのついででFBできたりと、
とにかく色々とテクい動きができる、良カードです。
僕がMTGの中でもかなりトップクラスに好きなカード《一瞬の瞬き》の系列ともいえるこのカード
最近だと、構築でも使えないかと模索してしまうほどですw
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■2色か3色か
これは個人の好みにもよるところが大きいとは思いますが、
闇の隆盛が入ったあとは、ダブルシンボルのカードが多くなってきているため、
極力2色、あるとしてもFBやボムのためのやむなくタッチ1色が限度だと思っています。
例えば青白を組むとすれば、
2T目に《忠実な聖戦士》は是非ともプレイしたいカードですし
3T目は《嵐縛りの霊》や《礼拝堂の霊》といった色拘束の強いクリーチャーが目白押し。
それらを安定して出すためには、土地17で言えば、平地9、島8は欲しいです。
実際は、《憑依された沼墓》を1枚入れての8枚、8枚とするパターンが多かったですね。
《巡礼者の護符》《ゆらめく岩屋》《進化する未開地》など、
コモンで色安定させるカードがあるにはありますが、
3色で運用するなら、これらのカードが最低2枚は欲しい。
ただし、それが取れるかどうかは運の要素も絡んでくるため、
ドラフトが終わってみると、補助無しの3色を強いられる・・・ということもしばしば。
なので、はじめから「色拘束は強いけどKPも高い2色デッキ」を目指すことが僕は多いです
唯一の例外として「緑白+1色」の形であれば、ド3色のような形も可能だと思っています。
《隊商の夜番》《夜明け歩きの大鹿》と、緑のみ使える色安定カードがコモンに用意されてる上
《アヴァシンの巡礼者》は、白マナのみとは言え、とても優秀なカードです。
これだけ選択肢があれば、マナ補助も3~4枚は安定して取れるので、3色も安心。
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■”窮地”は基本的にテキストが書いてない
今回新たに加わった”窮地”ですが。
陰鬱などと比べて、その効果が発揮できる場面が非常に少ない。
(あるいは、発揮できたとしてもその頃にはもう手遅れ)
《信仰の盾》《町民の結集》のように、単体でもある程度強いカードや
《スレイベンの破滅預言者》のように、論外で強いカードならばデッキに入りますが、
基本的に窮地持ちのカードは「窮地が無いことを前提に運用」することが前提ですね。
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■《壁の守部》は思ったよりできる子
当初は「何がしたいのか分からないネタ枠」として見られていた《壁の守部》ですが、
使ってみた感じ、個人的にはかなり好きになりました。
2/3飛行というサイズは、空中戦で戦う用件を満たしており、
コモンクラスの主要飛行クリーチャーをほぼシャットアウトできます。
また、当然ながら地上の2/2を止めることも可能。
3→5のジャンプアップも、デッキの形にもよりますが動きとしては悪くはない。
殴ることは出来ないですが「守りながらマナ加速」という動きは割と強いので、
ほかにとるものが無ければとりあえず入れておいて良い1枚かなとおもいました。
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そんな感じで。
割と闇の隆盛入りのドラフトは面白いので、もっともっとやりたいなぁと思ってます。
今週末も大会出ずにドラフト三昧したいまであるw
BM@FNM:2-1
yasu亭ドラフト:3-0 2-1
dds亭ドラフト:2-1 2-1
通算で11-4。勝てはするのですが、3-0は難しいですね。
発売前も含めると、合計10回近く闇の隆盛入りドラフトを行ったので、その雑感を。
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■2マナ域の欠乏と、高まる重要性
闇の隆盛だけを集めていると、3~4マナ域が溜まってきて、
2マナ域が薄くなる、ということが多くなりがちです。
自分だけかと思っていたら、どうやら他の人もそうみたいで、
「2マナカードがねぇぇぇぇー!」という響きが(主にddsさんから)よく聞こえてきました。
闇の隆盛が入ったからといって、そこまで環境が低速化しているわけではなく
相変わらず「2T目にアクションできなかったら負け」みたいなテンポゲーなので、
前環境に比べて取り辛くなった分、2マナ域のカードの重要性が上がったと考えています。
結果的に、イニストラードで無理して2マナ域を集めないといけないパターンが多く、
2マナ域のために強力カードや除去を流してしまうこともまま発生します。
そのため、闇の隆盛で2マナ域を早期に集めておくことは、見た目以上に重要な動きです。
《夜明け歩きの大鹿》や《忠実な聖戦士》などのエース級カードは、言うに及ばず、
《松明の悪鬼》や《金切り声のスカーブ》も、及第点以上の優秀カードでした。
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■《救助の手》が好きすぎる
以前のエントリでも書きましたが、このカード、その後のドラフトで使ってみて、強さを再認識。
とにかく軽いので、《悪鬼の狩人》等とのシナジーを無理に狙わなくても、
例えば《カラスの群れ》のようなフィニッシャーを守るだけで勝てることも多々。
1マナ浮かしておくだけで、とりあえず構えることが可能です。
無理なくマナを構えることが可能で、相手からすれば都合3発除去が必要なので、
まず除去から守りきることが可能です。(その分、テンポが悪いという欠点はありますが)
そのほかにも、《電位式巨大戦車》に使って擬似的にアンタップをしたり
フラッシュバックを持っているので、墓地肥やしのついででFBできたりと、
とにかく色々とテクい動きができる、良カードです。
僕がMTGの中でもかなりトップクラスに好きなカード《一瞬の瞬き》の系列ともいえるこのカード
最近だと、構築でも使えないかと模索してしまうほどですw
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■2色か3色か
これは個人の好みにもよるところが大きいとは思いますが、
闇の隆盛が入ったあとは、ダブルシンボルのカードが多くなってきているため、
極力2色、あるとしてもFBやボムのためのやむなくタッチ1色が限度だと思っています。
例えば青白を組むとすれば、
2T目に《忠実な聖戦士》は是非ともプレイしたいカードですし
3T目は《嵐縛りの霊》や《礼拝堂の霊》といった色拘束の強いクリーチャーが目白押し。
それらを安定して出すためには、土地17で言えば、平地9、島8は欲しいです。
実際は、《憑依された沼墓》を1枚入れての8枚、8枚とするパターンが多かったですね。
《巡礼者の護符》《ゆらめく岩屋》《進化する未開地》など、
コモンで色安定させるカードがあるにはありますが、
3色で運用するなら、これらのカードが最低2枚は欲しい。
ただし、それが取れるかどうかは運の要素も絡んでくるため、
ドラフトが終わってみると、補助無しの3色を強いられる・・・ということもしばしば。
なので、はじめから「色拘束は強いけどKPも高い2色デッキ」を目指すことが僕は多いです
唯一の例外として「緑白+1色」の形であれば、ド3色のような形も可能だと思っています。
《隊商の夜番》《夜明け歩きの大鹿》と、緑のみ使える色安定カードがコモンに用意されてる上
《アヴァシンの巡礼者》は、白マナのみとは言え、とても優秀なカードです。
これだけ選択肢があれば、マナ補助も3~4枚は安定して取れるので、3色も安心。
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■”窮地”は基本的にテキストが書いてない
今回新たに加わった”窮地”ですが。
陰鬱などと比べて、その効果が発揮できる場面が非常に少ない。
(あるいは、発揮できたとしてもその頃にはもう手遅れ)
《信仰の盾》《町民の結集》のように、単体でもある程度強いカードや
《スレイベンの破滅預言者》のように、論外で強いカードならばデッキに入りますが、
基本的に窮地持ちのカードは「窮地が無いことを前提に運用」することが前提ですね。
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■《壁の守部》は思ったよりできる子
当初は「何がしたいのか分からないネタ枠」として見られていた《壁の守部》ですが、
使ってみた感じ、個人的にはかなり好きになりました。
2/3飛行というサイズは、空中戦で戦う用件を満たしており、
コモンクラスの主要飛行クリーチャーをほぼシャットアウトできます。
また、当然ながら地上の2/2を止めることも可能。
3→5のジャンプアップも、デッキの形にもよりますが動きとしては悪くはない。
殴ることは出来ないですが「守りながらマナ加速」という動きは割と強いので、
ほかにとるものが無ければとりあえず入れておいて良い1枚かなとおもいました。
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そんな感じで。
割と闇の隆盛入りのドラフトは面白いので、もっともっとやりたいなぁと思ってます。
今週末も大会出ずにドラフト三昧したいまであるw
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