新環境でのバントを作ってみた - コンパチブルバント
2010年8月6日 TCG全般 コメント (3)
長いこと更新できてなくてすいません。
7月は会社の異動があったこともあり、飲み会とかお仕事とかでてんやわんやでした。
そんな感じで、M11が発売されて新環境になったわけですが、
ジャンド一色だった前環境からがらっと変わりましたね。
ジャンドの凋落、ヴァラクートの隆盛、青赤昇天の復権、あちこちで打たれる《マナ漏出》。
そんな自分は、前環境から引き続いてバント一本で頑張ってます。
以前までは《最高の時》型バントに《マナ漏出》を入れただけの形だったのですが
PTQで0-3したり、2-2とか3-3が関の山だったりして、
いまいち勝ちきれず、「バントってもう時代遅れなのかなぁ…。」と絶望しかけていました。
そんな中で、《太陽のタイタン》を何とか使ってみたいなー、と思って
色々バントをいじくったら、なかなか面白い形のバントができました。
結果この前のホビステ杯で4-1して3位、いえい。
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デッキリストはhttp://74598.diarynote.jp/201008021654471878/こちらから。
《獣相のシャーマン》+《復讐蔦》システムを搭載しながら、
シルバーバレット戦術として《静寂の守り手、リンヴァーラ》や《悪斬の天使》、《失われたアラーラの君主》を用意しています。
それに加えて、《失われたアラーラの君主》型バントの主要パーツは全て残してあるので、
1T目《貴族の教主》→2T目《水蓮のコブラ》→3T目《失われたアラーラの君主》のぶんぶんパターンも十分に期待できます。
------
…しかし、このデッキの真骨頂は、サイドボード後から。
サイド後からは、このデッキの影の主役である《太陽のタイタン》が実力を発揮します。
基本的には、シャーマン+蔦、もしくは失われたアラーラの君主で圧殺するのが勝ちパターンですが
コントロール気味な相手には、《太陽のタイタン》+《ジェイス・ベレレン》をサイドから投入。
そうすることにより、コントロール相手に持久戦を挑むことが出来る中速デッキに変化します。
具体的には
in-《太陽のタイタン》2、《ジェイス・ベレレン》×3
out-《水蓮のコブラ》×3、《静寂の守り手、リンヴァーラ》×2、
こういう形にすることで
・ジェイス5枚体制+マナクリ9枚体制で、ジェイスマウントを取りやすい。
・《太陽のタイタン》で《不屈の随員》《ジェイス・ベレレン》を使い回せばほぼ勝ち
・それでいながら、《失われたアラーラの君主》からの即死を常に狙える
となり、構造的に青白コンのようなデッキに対して非常に強くなります。
逆に、赤単やヴァラクートのように、《太陽のタイタン》のアドバンテージがほぼ関係無いようなデッキ相手には
《瞬間凍結》や《強情なベイロス》などで相手の動きを阻害しつつ、
《失われたアラーラの君主》で、スピード勝負を挑む事ができます。
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ということでまとめると、この形のバントは
・《失われたアラーラの君主》を軸にした速攻勝負(君主バント)
・《獣相のシャーマン》を軸にした中速勝負(サバイバルバント)
・《太陽のタイタン》を軸にした低速勝負(タイタンバント)
と、3つの軸をデッキに持っており、相手によって軸を変えて勝負が出来る形になっています。
なかなか回していて面白いので、バントに絶望しかけている人にオススメのデッキです。
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ちなみに、色々つめこんでしまった弊害&調整不足な面ももちろんあって
・《マナ漏出》を積みたい
・除去が非常に薄い
・メインかサイドに《クァーサルの群れ魔導師》を積みたい
など、今後改善しなければならない点はいくつかあります。
「ここをこうした方が良いんじゃない?」「この形だと致命的な欠陥があるよ」などのご指摘はどしどし募集中。
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しろたいたん<緑や黒や赤には負けないんだからね!
7月は会社の異動があったこともあり、飲み会とかお仕事とかでてんやわんやでした。
そんな感じで、M11が発売されて新環境になったわけですが、
ジャンド一色だった前環境からがらっと変わりましたね。
ジャンドの凋落、ヴァラクートの隆盛、青赤昇天の復権、あちこちで打たれる《マナ漏出》。
そんな自分は、前環境から引き続いてバント一本で頑張ってます。
以前までは《最高の時》型バントに《マナ漏出》を入れただけの形だったのですが
PTQで0-3したり、2-2とか3-3が関の山だったりして、
いまいち勝ちきれず、「バントってもう時代遅れなのかなぁ…。」と絶望しかけていました。
そんな中で、《太陽のタイタン》を何とか使ってみたいなー、と思って
色々バントをいじくったら、なかなか面白い形のバントができました。
結果この前のホビステ杯で4-1して3位、いえい。
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デッキリストはhttp://74598.diarynote.jp/201008021654471878/こちらから。
デッキ名:こんぱちぶるばんとメインはいわゆるサバイバルバントと呼ばれる形です。
Main
4《貴族の教主/Noble Hierarch》
2《極楽鳥/Birds of Paradise》
4《水蓮のコブラ/Lotus Cobra》
3《獣相のシャーマン/Fauna Shaman》
4《聖遺の騎士/Knight of the Reliquary》
4《不屈の随員/Dauntless Escort》
1《静寂の守り手、リンヴァーラ/Linvala, Keeper of Silence》
1《イーオスのレインジャー/Ranger of Eos》
3《復讐蔦/Vengevine》
1《悪斬の天使/Baneslayer Angel》
2《失われたアラーラの君主/Sovereigns of Lost Alara》
2《エルドラージの徴兵/Eldrazi Conscription》
2《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》
2《遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth, Knight-Errant》
4《天界の列柱/Celestial Colonnade》
4《霧深い雨林/Misty Rainforest》
2《新緑の地下墓地/Verdant Catacombs》
1《湿地の干潟/Marsh Flats》
2《セジーリのステップ/Sejiri Steppe》
2《陽花弁の木立ち/Sunpetal Grove》
2《活発な野生林/Stirring Wildwood》
2《平地/Plains》
4《森/Forest》
2《島/Island》
Sideboard
2《太陽のタイタン/Sun Titan》
4《瞬間凍結/Flashfreeze》
2《静寂の守り手、リンヴァーラ/Linvala, Keeper of Silence》
3《ジェイス・ベレレン/Jace Beleren》
4《強情なベイロス/Obstinate Baloth》
《獣相のシャーマン》+《復讐蔦》システムを搭載しながら、
シルバーバレット戦術として《静寂の守り手、リンヴァーラ》や《悪斬の天使》、《失われたアラーラの君主》を用意しています。
それに加えて、《失われたアラーラの君主》型バントの主要パーツは全て残してあるので、
1T目《貴族の教主》→2T目《水蓮のコブラ》→3T目《失われたアラーラの君主》のぶんぶんパターンも十分に期待できます。
------
…しかし、このデッキの真骨頂は、サイドボード後から。
サイド後からは、このデッキの影の主役である《太陽のタイタン》が実力を発揮します。
基本的には、シャーマン+蔦、もしくは失われたアラーラの君主で圧殺するのが勝ちパターンですが
コントロール気味な相手には、《太陽のタイタン》+《ジェイス・ベレレン》をサイドから投入。
そうすることにより、コントロール相手に持久戦を挑むことが出来る中速デッキに変化します。
具体的には
in-《太陽のタイタン》2、《ジェイス・ベレレン》×3
out-《水蓮のコブラ》×3、《静寂の守り手、リンヴァーラ》×2、
こういう形にすることで
・ジェイス5枚体制+マナクリ9枚体制で、ジェイスマウントを取りやすい。
・《太陽のタイタン》で《不屈の随員》《ジェイス・ベレレン》を使い回せばほぼ勝ち
・それでいながら、《失われたアラーラの君主》からの即死を常に狙える
となり、構造的に青白コンのようなデッキに対して非常に強くなります。
逆に、赤単やヴァラクートのように、《太陽のタイタン》のアドバンテージがほぼ関係無いようなデッキ相手には
《瞬間凍結》や《強情なベイロス》などで相手の動きを阻害しつつ、
《失われたアラーラの君主》で、スピード勝負を挑む事ができます。
-------
ということでまとめると、この形のバントは
・《失われたアラーラの君主》を軸にした速攻勝負(君主バント)
・《獣相のシャーマン》を軸にした中速勝負(サバイバルバント)
・《太陽のタイタン》を軸にした低速勝負(タイタンバント)
と、3つの軸をデッキに持っており、相手によって軸を変えて勝負が出来る形になっています。
なかなか回していて面白いので、バントに絶望しかけている人にオススメのデッキです。
-----
ちなみに、色々つめこんでしまった弊害&調整不足な面ももちろんあって
・《マナ漏出》を積みたい
・除去が非常に薄い
・メインかサイドに《クァーサルの群れ魔導師》を積みたい
など、今後改善しなければならない点はいくつかあります。
「ここをこうした方が良いんじゃない?」「この形だと致命的な欠陥があるよ」などのご指摘はどしどし募集中。
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しろたいたん<緑や黒や赤には負けないんだからね!
コメント
レシピみた感じ、徴兵が無くても充分にライフ削りきれそうな気がしました。
除去が少ない相手や、打点がメインでは不十分な場合だけサイドインする感じで。
そのスペースにタイタンやクァーサルを突っ込めますしね。
徴兵ギミックは、ジャンドのように手札も攻めてきてマナがのばせず、かつピン除去も強い相手だと抜いたりしますねー。6枚分スペースを取っているので、サイドがかなり入れやすくなります。
入れ替える形で《太陽のタイタン》が入ることになります。
クァーサルはナイスサイドですね、これ以降は常に入れてました。
>まるさん
割とどんなデッキ相手にもブンで勝てて、特に強いのは青白コン系統相手にした時かなーと思っています。
ヴァラクートや昇天を相手にする時には、それなりの構成(パージとかリークとかを増量)にする必要はあるかなと思ってます。