PT京都参加レポ ~ドラフト&バイヤー&サイン会編~
PT京都参加レポ ~ドラフト&バイヤー&サイン会編~
ブードラ

1日目にPTQホノルル、2日目にGPTジェネリックと出て、
すっかりエクテン厨になった僕ですが、3日目はエクテンの大会が無くて焦る。

ブードラ、シールド、スタンと他のフォーマットなら割と何でもあるので、
とりあえずスタンで勝てる気もしないし、ブードラに出るかー、と
3000ドルチャレンジブードラに出場する。

が、モチベーションが低く、風邪を引いて体調もよろしくなかったのも合わさり
結果は2-5(1勝はByeなので、実質1-5)という酷い結果に。

なんかもう、この時はマジックのやり方を忘れてしまった錯覚に陥りました。

1卓目も2卓目もジャンドを組んでたような気がする。

除去をピックして、パワーカードをピックして、マナカーブを整えてデッキ作って
クリーチャーを展開して除去しながら殴るという行為を繰り返してた筈なのに、
何故か勝てない。負け続けるわたくし。身も心も戦績もぼろぼろ。

ただ、折角参加したからには出ないとなーという事で最後まで参加するも
事態は好転せず、そのまま打ちのめされる結果に。

という訳でごめんなさい、ブードラに関しては既にデッキを崩してしまったのもあり
あまりレポする所が無いです。

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ただ、今になって考え直すと、圧敗した原因は、空気君が言ってた
「札幌だとミスをしないだけで勝てるけど、
 PTだと常に最善手を打ち続けないと負ける」
という言葉が当てはまる場だったのかなーと思います。
2-4で迎えた最終戦の相手すら、マナバーンに写真が載ってる人だったし。

後は、ドラフトの空気の違いというか、得点付けの違いも感じました。
これまた空気君と一致した見解になったんだけども
「普段なら取れないような強いカードばかり取れてる筈なのに、勝てない」
という事態が発生していました。

おそらく、いつもやっているドラフトでの点数付けと、
今回の場での点数付け(およびデッキの組み方)が違うため、
自分としては強いデッキが作れているつもりなのに、
他の人たちはもうちょっと一捻りして強いデッキを作っている
という状態になっていたのではないかと思われます。

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補足して勉強になった事を付記すると

3000ドルチャレンジドラフトの決勝戦を見学していたのですが、
何というか優勝者は僕の理解の範疇を超えていた壮絶なデッキ&プレイヤーでした。

優勝者の方は3回戦目あたりの時に僕があたっていた外人さんで
とにかくプレイングが早い早い早い。
マリガンチェックの際は比喩無しの秒キープ
カードを捲って見た瞬間には「キープ」と宣言してる。
後ろから見てて、何を初手に持ってるのかすら分からない内にキープ宣言してました。

それでいてデッキがド5色。

ファーストアクションが3T目オベリスクからの4T目《玉砕》
そして続くアクションが5T目《融合の精霊》→6T目《融合の精霊》
精霊が殴った殴った勝ちました。意 味 不 明。

それだけ破天荒な動きで優勝して、見事賞金をゲットしてるから何も言えない。

今まで見たこともないような動きにただただ圧倒される僕。

圧倒されるのと同時に、今まで自分がやってきたドラフトが
どれだけ狭い視野の中でやってきたんだろうと反省する結果になりました。

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バイヤー巡り

また、この日はドラフトに参加がてら、バイヤーとサイン会を巡っていました。

バイヤーは初日に自重しない買い物をしたにも関わらず、
札幌サブと比べると天国だという事で続けて自重せずに買いあさる。

PT京都に来た記念として、《プレインズウォーカー、ニコル・ボーラス》を売却し
それで出来たお金+αで《Trundra》と《Underground Sea》を購入。

ちなみに、ニコルは6000円で売れました。
色々なバイヤーさんやトレーダーさんと交渉はしてみたのですが
5000円で即売れ、7000円でかなり渋られるという結果だったので
最終日に、まぁ6000円なら仕方ないかという事で妥協。

その他にも、自重しない買い物としては黒枠の《Tundra》を購入。
バイヤースペースに置いてあって、お値段もお手頃、状態もかなり良く
買おうかどうか30分くらい延々と悩んでいたのですが、
黒枠のTundraにこの先どれだけ巡り会えるのか、という事を考えたら
買わないで後悔するよりも買って後悔しろという天の声が聞こえてきたので購入。

お値段は敢えて秘密wですが、相場よりも安めに買えたのではないかと思います。

ちなみに、黒枠の《Tundra》を購入した後、バスケ部さんから声を掛けられて
「俺のツレが黒枠《Tundra》を欲しがってたんですけど、
 買おうとした瞬間に目の前でyasuさんに買われてるのを見たらしいです」

と言われて、申し訳ないやら危なかったやらと胸を撫で下ろす。

とりあえず、この黒枠《Tundra》は大切にします。

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サイン会

プレミアイベントの醍醐味でもあるサイン会。

今回はTodd Lockwood、Jeremy Jarvis、D. Alexander Gregoryと3名もの豪華な布陣。

その中でも一番気になったのはTodd Lockwoodさん。
《流刑への道》を描いている方という事で、使うカードとしての需要も高いですし
その他にも《オルゾフの御曹司、テイサ》様を描いていたり、
僕がリミテでとてもお世話になった《至福の休息》を描いていたりで
是非ともサインして欲しいなーと思っていた方でした。

また、Toddさんは非常にサービス精神も旺盛で、
サインしてくれるカードは全てイラストにオマケを描いてくれました
(《流刑への道》の鱗粉みたいなのを増量したり、《災難の大神》の目を光らせたり)

そこで、《至福の休息》のカードを差し出して
「もっと鳥を一杯描いてください!」とお願いする僕。

Toddさんは笑いながら「ナイスアイデア」と答えてくれて、鳥を描いてくれました。
とりあえずこれも宝物決定。いえふ。

後は《ザルファーの魔導師、テフェリー》にダブルサインして貰ったり
プレイ用の《ロクソドンの戦鎚》や《水辺の学舎、水面院》にサインして貰ったり。

後、千葉神さんの青白トロンを見てたら僕もトロンが組みたくなったので
急遽会場で《けちな贈り物》を4枚購入し、それぞれサインして貰いました。

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といった感じで、試合以外にも色々と楽しみがあったPT京都。
また次のプレミアイベントに出てみたいなー、と思うには十分な内容でした。

コメント

ちむちむwww
2009年3月6日2:15

やっぱ外人バイヤーの多さがGPとPTの最大の違いだと思う。

トレーダー的な意味で。

国内限定プロモ捌くならやっぱPTだと改めて思った。

nophoto
GUY
2009年3月6日20:25

うぉぁー ツンデレだっ  うらやましぃツンドラだっ!

すっげぇほしいっすww

でもー やっぱりほしいのはブラッシュランド!  MTGやっている以上いつかは集めたいカードっすw

hate
2009年3月7日1:11

ドラフトに関して気になったので書き込ませて頂きます。
自分もカードの優先順位を自分の中で決めていて、それに基づいてピック、デッキ構築をしてしまっています。
しかし自分が強いと思っているプレイヤーの方はデッキの方向性、動きを考えた上で常にカードの点数を変えていると聞きます。
強いカードを束ねただけでなく、”デッキ”として構築されているので一般的に弱いと考えられているカードでもデッキのコンセプトに合っていれば良カードとして機能する。
そのような構築は相当リミテッドにおけるアーキタイプの研究をしていないと難しいことだと常々関心させられます。
決まった概念がな無いというのもマジックの面白さですよね。

長文失礼致しました。
しかし自分も京都に行きたかったです・・・

yasu
2009年3月7日6:04

>ちむちむさん
冗談抜きで「価値観の相違」がお互いWin-Winの関係になってますねー。
交渉術云々もあるけど、そもそもの需要のズレがこんなに嬉しいものだとは思いませんでした。

>GUY君
つんどらいいだろー! ・・・って
ぶらっしゅらんど? って300円くらいで売ってるあれかい?

>hateさん
ご意見ありがとうございます。
ドラフトに関しては、戦略に加えて好みまで出るのが面白い所ですねー。
特にこの環境はいくつものアーキタイプがあるため、
自分の中ですらまだ答えが出ていません、難しいけど面白い環境だと思います。

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