PTQ京都@札幌一次 レポ
2008年12月1日 TCG全般 コメント (3)もの凄く悔しい結果になりましたorz
参加者は30名。予選シールド5回戦の後、上位8名によるブードラのシングルエリミ。
結果は、4-1で予選を抜けた後、決勝ラウンドで2没。
予選のシールドパックにも恵まれ、ブードラでもバントをやや決め打ちぎみに進め、
準決勝(決勝戦の相手がPTに参加出来ない為事実上決勝戦)に進み
1-1までもつれこんだものの、最後の1ゲームが取れず、目の前で逃してしまう形に。
とりあえずレポ
今回は悔しさのあまりレポがかなり長いのでお気をつけくださいw
------------------------------
第0回戦
当日、会場告知の手違いによるトラブルがあり、
あわや0回戦ドロップかと思いきや、何とかタクシーを使って滑り込み。
空気君やTNGTさんも罠に掛かった様子で、一悶着起こる。
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デッキ構築
とにもかくにもパック配布。綺麗なお姉さんフェチの自分としては、
《戦誉の天使》とか入ってるパックだといいなー、とか思ってたのですが
箱を開けたら《戦誉の天使》と《冷静な天使》がこんにちは。
なにやらいきなりチート引きが発動しました。
《ロウクスの突撃者》《モストドン》といった優秀カードを大量に含む緑を軸に
《戦誉の天使》や《忘却の輪》のパワーカード有する白を加える形で、
《クァーサルの伏兵》や《ヴァレロンに仕える者》、《印章の祝福》などの
マルチカードもかみ合い、白緑方向で行く事は鉄板に。
で、ここで微妙な2択が発生。
白緑に赤を足してナヤ方向に行くか、青を足してバンド方向に行くか。
赤を足してナヤ方面に行くと
《領土を滅ぼす者》《猛きセロドン》《圧倒する雷》《魂の火》が
青を足してバンド方面に行くと
《冷静な天使》、《バントの魔除け》×2、《ジェスの浸透者》、《妨げる光》が
追加出来たのですが、この時は結果として赤を足してナヤ方面に行きました。
赤に行った根拠としては「シールドはナヤゲー」という無意識の刷り込みと、
《領土を滅ぼす者》の圧倒的な強さだったのですが、
思いの外《領土を滅ぼす者》を使うタイミングが難しく、
特に後手の場合はサイドアウトまで起こりえるという事態に。
また、《圧倒する雷》では除去出来ない場面も多々あったため、
後から考えてみると、バント方面に行った方が正解だったのかもしれません。
もし暇な方が居ればカードプールご参照の上でご意見求めます。
------------------
とりあえず、組み上がったデッキは以下の通り
クリーチャーは優秀なクリーチャー揃い。
除去にやや不安がある以外はそこそこ強そうな感じに組み上がりました。
ただ、ジャイグロを軸に組み立てるデッキでは《藻のガリアル》が非常に弱く、
大きくならない上に被覆が逆に弱く感じる事の方が多かったので、
毎回サイドアウトして《目明き階級の魔術師》と入れ替えていました。
それに加えて、メインの《印章持ちの聖騎士》が嘘くさかった。
このマナベースで序盤に白白は出ない。つまり2マナクリーチャー換算出来ない。
それなら《目明き階級の魔術師》を入れた方がよかったと思われます。
バントよりにデッキを組み直してみると、多分こんな感じになると思われます。
うーん、なんかこっちの方がすっきりしてていい感じですね。
結果的に抜けられたから良いものの、
最適解をその場で出せない辺り、練習不足を路程しました。
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で、戦闘開始
第1回戦 ナヤ(千葉神さん) ×-○-×
ゲーム1:こちらがある程度展開し、《領土を滅ぼす者》を場に出して
有利な状況で固定させようと思ったら、場に出てくる《サシーリウムの神語り》
いつもはあまり存在感が無いこのカードですが、
土地を吹き飛ばしてしまうと相手が一方的にマナを出せる嫌な噛み合い方を。
結局、そのまま《領土を滅ぼす者》が手で腐ったまま、
《モストドン》や《洞窟のソクター》といったパワーカードを連打されてgg。
ゲーム2:1T目《野生のナカティル》→2T目平地セット《目明き階級の魔術師》
そこからいわゆるぶんぶんで場を整えて圧殺。
ゲーム3:一旦展開し、《領土を滅ぼす者》を場に出したものの
盤面が拮抗していたため決定打にはならず退場。そのままお互い消耗戦に。
巨大生物のオンパレードとなった相手に次第にボードで押され初め、
ワンチャンストップ火力にかけるしかない状態で引かずにgg。
このあたりでデッキ構築ミスに気がつくも手遅れに。
ていうかやっぱり千葉神さんは苦手だ自分。
いきなり1敗してしまい、もう負けられない瀬戸際に立たされた訳で。
絶対に負けられない、との意気込みで以降の戦いに臨みます。
第2回戦 エスパー?(Teruさん) ○-○
ゲーム1:《エルフの幻想家》→《エルフの幻想家》→《トーパの苦行者》と
流れるように展開、そしてビートダウン。
特に相手の目立った動きも無く、勝ち。
ゲーム2:あんまり覚えてないけど勝ち。
第3回戦 ナヤ?(SSKさん)○-×-○
ゲーム1:こちら後手のスタートだったものの、
相手のアタックにあわせて《平地》からマナを出して《バントの全景》を起動。
森を場に出してから《クァーサルの伏兵》でのブロックというシャクりプレイから、
完全に攻守が逆転し、そのままビートダウンして勝ち。
ゲーム2:メモ紛失の為あまり覚えておらず。記録の上では負け。
ゲーム3:同じく、メモ紛失の為あまり覚えておらず。記録の上では勝ち。
第4回戦 ナヤ?(GILさん) ○-○
ゲーム1:1T目《野生のナカティル》からのビートダウン。
相手のアタックを《クァーサルの伏兵》でシャクったり、
ジャイグロで戦闘をシャクったりしながら、
最後はフルアタックからの《印章の祝福》で押し込み勝ち。
ゲーム2:初動3T目という遅い立ち上がりだったけれど、
《藻のガリアル》を場に出し、《エルフの幻想家》あたりでお茶を濁す。
そしておもむろに《戦誉の天使》からの《領土を滅ぼす者》への必殺パターン。
土地が全て吹き飛んだ所で相手の心が折れて勝ち。
第5回戦 ナヤ?(YMZKさん) ○-○
ゲーム1:あまり覚えてないですが、妥当に展開、妥当に勝ち。
《戦誉の天使》を出した所で勝ち、だった気がする。
ゲーム2:1T目《野生のナカティル》→平地→山とナチュラルセットランド
3/3になったそのままの勢いに加えてビートダウンを敢行し、
相手のクリーチャーを排除しつつそのまま押し切って勝ち。
---------------------------
という訳で、何とか4-1の2位通過で決勝ドラフトに滑り込み。
だいぶ危うい橋でしたが、サブマリンしただけあって、
微妙にあたった人は皆デッキパワーが低かった印象を受けました。
全体を通して《野生のナカティル》と《クァーサルの伏兵》が偉かった。
こいつらでテンポをこちらのリズムにもっていって押し切るのが基本勝ちパターン。
逆に、期待していた《戦誉の天使》や《猛きセロドン》は
姿そのものをあまり見る事がありませんでした。
《領土を滅ぼす者》はどちらかというとオーバーキル。
いつ出しても大丈夫な《冷静な天使》を選択した方が良かったっぽい。
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決勝ドラフト
最近のドラフトではもう4~5回連続くらいでバントをやっている、
かなりのバント厨の僕ですが、決勝ドラフトでもかなりバント決め打ち気味でした。
決め打ち気味にいくのは、あまりよくないとは思っているのですが
・何だかんだで自分の使い慣れたアーキタイプが一番良い
・事故率を可能な限り少なくしたい(バントは基本的に白青を軸)
・その上で、ワンチャンスぶん回りに期待したい。
という事で
王者であるナヤや、最近話題の5色、あるいはグリクシスなどに
中途半端に手を出しても、中途半端なデッキになって終わるかな、とか思ってました。
初手《圧倒する静寂》から1-2《ナヤの戦闘魔導師》。
《アラクサの守護者》や《天使の祝祷》といった賛美パーツを集め、
《アニマのドルイド》や《帰化》といった緑のパーツも集めるものの、
緑の流れがそれ以降ぱったりとぎれる。
逆に《鋤引きの耕し獣》や《後追いの呼び声》が10手目以降に流れてきたのを見て
青白方面はかなりスルーされているな、と勘違いする
実は、2つ上の空気君が僕と同じバント狙い。
後から彼のデッキを見てみると、《バントの魔除け》や《ジェスの浸透者》、
そして《ロウクスの戦修道士》といったバントの優秀パーツを軒並み取られていました。
そんな事は露知らず、2-1《炎破のドラゴン》を流して《器用な決闘者》ピック。
正直、このピックに関しては叩かれても仕方ないピックだとは自覚しています。
ただ、カットするだけの余裕はありませんでしたし、
もし流したとしても、自分と当たるとは限らない、
それなら自分のデッキにとって必須パーツとなる決闘者を、との思いで取りました。
まあ、冷静にそこから《炎破のドラゴン》をピックして、
ナヤ方面で進めるという手もあった(むしろそれが妥当だった)んですけどね。
そこからは開き直って青白の賛美ビートパーツをピック。
《聖域のガーゴイル》や《雲荒れの原のドレイク》といった
飛行クリーチャーをやや多めにピックし、後半にも攻撃が通るように意識しました。
結果としては、100点満点中35点くらいのデッキ。
まず除去が無いのに加えて、いわゆるゴッドレアが無いので、とても平坦。
あと線が細すぎる。リアルに《カルデラの乱暴者》1匹に全滅しうる。
そして、上家にバントのパワーカードを軒並み取られていました。
《波掠めのエイヴン》とか《ジェスの浸透者》とかすごい欲しかった。
微妙にバントのパーツが消えていておかしいなー、とは思ったものの
そこから方向修正する事が出来ず、結果として貧乏くじを引かされるハメに。
《聖域のガーゴイル》を中心としたシナジーももう少し考えるべきだった。
《急使の薬包》とだけでは、ハマった時は強いけど、それだけ。
それ以上に色の寄せ方をミスった感が。
この構成なら、思い切って白青に寄せた方が良かった。
3色スペルがある訳でもないので、わざわざ色を散らして事故率を上げる必要は無い。
特に《ヴァレロンに仕える者》がノイズ。
こいつのせいで序盤の緑マナを意識せざるを得なくなり、結果デッキがグチャった。
正直、結果的にかなりの失敗ピックでした。むしろよく1勝も出来たなというレベル。
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準々決勝 5色(KMYさん) ○-○
ゲーム1:2T目《印章持ちの聖騎士》から賛美に繋ぐビートダウン開始。
その間相手は土地が2枚でストップしてしまい、サンドバッグ状態。
4点クロックを刻み、20→16→12→8→4まで持ち込んだ所で
相手も展開を始めるも、こちらがフル展開フルパンチで勝ち。
ゲーム2:相手がアーティファクト多めに見えたので、
サイドから《帰化》と《祓い師の薬包》をサイドイン。
《祓い師の薬包》起動→《聖域のガーゴイル》で回収でしゃくって、
そのまま賛美ビートダウンで押し込んで勝ち。
準決勝 バント(空気君) ○-×-×
ここで当たる空気君。最近調子に乗ってる彼です、自重して。
ワンチャンスここで勝てば決勝はそのまま抜けられるため、
PT出場権がかかった1戦。自然とお互いかなりガチの空気になる。
ゲーム1:1T目《アラクサの従者》→2T目《印章持ちの聖騎士》
そのまま相手が土地2枚でストップ。ろくに抵抗できないままサンドバッグ。
途中でこちらのテンポをクズされ、《ロウクスの戦修道士》を出され盤面硬直。
最終的に、《圧倒する静寂》サイクリングを2回撃って、
相手が完全に息切れした所を押し込んで勝ち。
ゲーム2:今度はこちらが思うように展開できず、
相手の3T目《ロウクスの戦修道士》にかなり絶望。
ロウクスのアタックに対応して出して《クァーサルの伏兵》で、
《ヴァレロンに仕える者》とのダブルブロックでワンチャンス殺せたものの
相手のデッキに大量に入ってるジャイグロを警戒してピヨってスルー。
結果、相手は手にジャイグロを持っていなかったらしく、致命的なプレイに。
そのままずるずる相手のロウクスにライフゲインされ、
《ジェスの浸透者》を場に出され、アンブロッカブルでライフを削られてgg。
ゲーム3:お互い負けられない最終試合。
こちらが3ターン目に《器用な決闘者》をプレイすると、
相手も3ターン目に《ロウクスの戦修道士》をプレイ。
マジかよ、と思っていると4ターン目に2匹目の《ロウクスの戦修道士》。
こいつらに対する回答が無く、かなり絶望。更にこちらの土地が事故って止まり、
全く身動きが取れない状態のまま、2体のロウクスに殴り続けられる。
結局そのまま殴り殺されてgg。
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という事で、決勝ラウンドで負けて2没。ちくしょーなんでだー。
結局優勝は空気君で、Finals本戦出場に加えてPT出場の二連覇(?)を果たしました。
とりあえずおめでとう。
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FinalsにしてもPTQにしても、最後の最後で勝ちきれないのが悔しいです。
原因としては割と明確で、自分の細かい部分でのプレイング等の甘さ。
どう行動するか、どのカードを使うかといった行動に対して、
最適解とは言わないまでも、限りなく正解に近い行動がまだ取れない感があります
その自分に足りない部分を埋めたいんだけど、そう簡単に埋まらない。
もの凄くもどかしい感じ。
とりあえずはまあ、率直に、かなり悔しいです
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PTQが終わった後はその場に居たメンバーで飲み会。
マジックの話をしたり就活の話をしたり。
とりあえず自覚してはいたけど、多分自覚してる以上にやっぱり僕はプレイングが甘い。
で、いわゆる僕が「苦手」と言ってるカズさんやISBSさんや千葉神さんは、
そういう甘い部分のプレイングを見逃さずに、常に厳しく攻め込んでくる感じ。
結果、自分の行動の常に上をいかれている感じで、
非常に相手としてやりにくいし、実際負けが多いんだなーとか思います。
とりあえず、その「甘い」部分は、マジックを上達する上で必ず必要になると思うので
これからは細部にまで気を払ってプレイしたいと思いました。
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あーもう悔しいなあw
参加者は30名。予選シールド5回戦の後、上位8名によるブードラのシングルエリミ。
結果は、4-1で予選を抜けた後、決勝ラウンドで2没。
予選のシールドパックにも恵まれ、ブードラでもバントをやや決め打ちぎみに進め、
準決勝(決勝戦の相手がPTに参加出来ない為事実上決勝戦)に進み
1-1までもつれこんだものの、最後の1ゲームが取れず、目の前で逃してしまう形に。
とりあえずレポ
今回は悔しさのあまりレポがかなり長いのでお気をつけくださいw
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第0回戦
当日、会場告知の手違いによるトラブルがあり、
あわや0回戦ドロップかと思いきや、何とかタクシーを使って滑り込み。
空気君やTNGTさんも罠に掛かった様子で、一悶着起こる。
-------------------------------
デッキ構築
とにもかくにもパック配布。綺麗なお姉さんフェチの自分としては、
《戦誉の天使》とか入ってるパックだといいなー、とか思ってたのですが
箱を開けたら《戦誉の天使》と《冷静な天使》がこんにちは。
なにやらいきなりチート引きが発動しました。
カードプール《野生のナカティル》《エルフの幻想家》《野生のナカティル》《残忍なハイドラ》
-白-
《戦誉の天使》
《忘却の輪》
《印象持ちの聖騎士》
《天使歌》×2
《目明き階級の魔術師》
《天空の先達》
《バントの戦闘魔導師》
《聖域のガーゴイル》
-青-
《垂れ流しの達人》×2
《後追いの呼び声》
《暁の光の射手》
《金線の賢者》
《ジェスの監視人》
《ジェスの先達》
《スフィンクスの伝令》
《陸亀の体勢》
-黒-
《アンデッドのレオトー》×2
《骸骨のカターリ》
《死を出迎える者》×2
《霞の悪鬼》
《屑肉を引き裂く者》
《臓物を引きずる者》
-赤-
《圧倒する雷》
《魂の火》
《あふれ出る火焚き》
《ドラゴンの餌》
《ゴブリンの山岳民》×2
《稲妻の鉤爪》×2
《ヴィーアシーノの骸骨》
-緑-
《残忍なハイドラ》
《エルフの幻想家》×2
《野生のナカティル》
《藻のガリアル》×2
《圧倒する咆吼》×2
《宮廷の射手》
《モストドン》
《トーパの苦行者》
《ガルガンチュアンの贈り物》
《ロウクスの突撃者》
《神触れ》
-マルチ-
《アニマのメイエル》
《領土を滅ぼす者》
《冷静な天使》
《バントの魔除け》×2
《妨げる光》×2
《猛きセロドン》
《ケデレクトの忍び寄る者》
《潮の虚ろの大梟》
《ジェスの浸透者》
《ヴァレロンに仕える者》
《印象の祝福》
《クァーサルの伏兵》
-アーティファクト-
《グリクシスのオベリスク》
《ナヤのオベリスク》
-土地-
《バントの全景》
《グリクシスの全景》
《エスパーの全景》
《ロウクスの突撃者》《モストドン》といった優秀カードを大量に含む緑を軸に
《戦誉の天使》や《忘却の輪》のパワーカード有する白を加える形で、
《クァーサルの伏兵》や《ヴァレロンに仕える者》、《印章の祝福》などの
マルチカードもかみ合い、白緑方向で行く事は鉄板に。
で、ここで微妙な2択が発生。
白緑に赤を足してナヤ方向に行くか、青を足してバンド方向に行くか。
赤を足してナヤ方面に行くと
《領土を滅ぼす者》《猛きセロドン》《圧倒する雷》《魂の火》が
青を足してバンド方面に行くと
《冷静な天使》、《バントの魔除け》×2、《ジェスの浸透者》、《妨げる光》が
追加出来たのですが、この時は結果として赤を足してナヤ方面に行きました。
赤に行った根拠としては「シールドはナヤゲー」という無意識の刷り込みと、
《領土を滅ぼす者》の圧倒的な強さだったのですが、
思いの外《領土を滅ぼす者》を使うタイミングが難しく、
特に後手の場合はサイドアウトまで起こりえるという事態に。
また、《圧倒する雷》では除去出来ない場面も多々あったため、
後から考えてみると、バント方面に行った方が正解だったのかもしれません。
もし暇な方が居ればカードプールご参照の上でご意見求めます。
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とりあえず、組み上がったデッキは以下の通り
綺麗なお姉さんデックウィン -Type Naya
・クリーチャー
《野生のナカティル》
《エルフの幻想家》×2
《ヴァレロンに仕える者》
《印象持ちの聖騎士》
《クァーサルの伏兵》
《宮廷の射手》
《モストドン》
《トーパの苦行者》
《藻のガリアル》
《ロウクスの突撃者》
《戦誉の天使》
《領土を滅ぼす者》
《残忍なハイドラ》
・スペル
《印章の祝福》
《圧倒する咆吼》×2
《圧倒する雷》
《魂の火》
《忘却の輪》
《ガルガンチュアンの贈り物》
《ナヤのオベリスク》
・土地
《バントの全景》
《森》×7
《平地》×6
《山》×3
クリーチャーは優秀なクリーチャー揃い。
除去にやや不安がある以外はそこそこ強そうな感じに組み上がりました。
ただ、ジャイグロを軸に組み立てるデッキでは《藻のガリアル》が非常に弱く、
大きくならない上に被覆が逆に弱く感じる事の方が多かったので、
毎回サイドアウトして《目明き階級の魔術師》と入れ替えていました。
それに加えて、メインの《印章持ちの聖騎士》が嘘くさかった。
このマナベースで序盤に白白は出ない。つまり2マナクリーチャー換算出来ない。
それなら《目明き階級の魔術師》を入れた方がよかったと思われます。
バントよりにデッキを組み直してみると、多分こんな感じになると思われます。
綺麗なお姉さんデックウィン Type Bant
・クリーチャー
《野生のナカティル》
《エルフの幻想家》×2
《ヴァレロンに仕える者》
《目明き階級の魔術師》
《ヴェスの浸透者》
《クァーサルの伏兵》
《宮廷の射手》
《モストドン》
《トーパの苦行者》
《ロウクスの突撃者》
《戦誉の天使》
《冷静な天使》
《残忍なハイドラ》
・スペル
《印章の祝福》
《妨げる光》
《圧倒する咆吼》×2
《バントの魔除け》×2
《忘却の輪》
《ガルガンチュアンの贈り物》
・土地
《バントの全景》
《エスパーの全景》
《森》×6
《平地》×5
《島》×4
うーん、なんかこっちの方がすっきりしてていい感じですね。
結果的に抜けられたから良いものの、
最適解をその場で出せない辺り、練習不足を路程しました。
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で、戦闘開始
第1回戦 ナヤ(千葉神さん) ×-○-×
ゲーム1:こちらがある程度展開し、《領土を滅ぼす者》を場に出して
有利な状況で固定させようと思ったら、場に出てくる《サシーリウムの神語り》
いつもはあまり存在感が無いこのカードですが、
土地を吹き飛ばしてしまうと相手が一方的にマナを出せる嫌な噛み合い方を。
結局、そのまま《領土を滅ぼす者》が手で腐ったまま、
《モストドン》や《洞窟のソクター》といったパワーカードを連打されてgg。
ゲーム2:1T目《野生のナカティル》→2T目平地セット《目明き階級の魔術師》
そこからいわゆるぶんぶんで場を整えて圧殺。
ゲーム3:一旦展開し、《領土を滅ぼす者》を場に出したものの
盤面が拮抗していたため決定打にはならず退場。そのままお互い消耗戦に。
巨大生物のオンパレードとなった相手に次第にボードで押され初め、
ワンチャンストップ火力にかけるしかない状態で引かずにgg。
このあたりでデッキ構築ミスに気がつくも手遅れに。
ていうかやっぱり千葉神さんは苦手だ自分。
いきなり1敗してしまい、もう負けられない瀬戸際に立たされた訳で。
絶対に負けられない、との意気込みで以降の戦いに臨みます。
第2回戦 エスパー?(Teruさん) ○-○
ゲーム1:《エルフの幻想家》→《エルフの幻想家》→《トーパの苦行者》と
流れるように展開、そしてビートダウン。
特に相手の目立った動きも無く、勝ち。
ゲーム2:あんまり覚えてないけど勝ち。
第3回戦 ナヤ?(SSKさん)○-×-○
ゲーム1:こちら後手のスタートだったものの、
相手のアタックにあわせて《平地》からマナを出して《バントの全景》を起動。
森を場に出してから《クァーサルの伏兵》でのブロックというシャクりプレイから、
完全に攻守が逆転し、そのままビートダウンして勝ち。
ゲーム2:メモ紛失の為あまり覚えておらず。記録の上では負け。
ゲーム3:同じく、メモ紛失の為あまり覚えておらず。記録の上では勝ち。
第4回戦 ナヤ?(GILさん) ○-○
ゲーム1:1T目《野生のナカティル》からのビートダウン。
相手のアタックを《クァーサルの伏兵》でシャクったり、
ジャイグロで戦闘をシャクったりしながら、
最後はフルアタックからの《印章の祝福》で押し込み勝ち。
ゲーム2:初動3T目という遅い立ち上がりだったけれど、
《藻のガリアル》を場に出し、《エルフの幻想家》あたりでお茶を濁す。
そしておもむろに《戦誉の天使》からの《領土を滅ぼす者》への必殺パターン。
土地が全て吹き飛んだ所で相手の心が折れて勝ち。
第5回戦 ナヤ?(YMZKさん) ○-○
ゲーム1:あまり覚えてないですが、妥当に展開、妥当に勝ち。
《戦誉の天使》を出した所で勝ち、だった気がする。
ゲーム2:1T目《野生のナカティル》→平地→山とナチュラルセットランド
3/3になったそのままの勢いに加えてビートダウンを敢行し、
相手のクリーチャーを排除しつつそのまま押し切って勝ち。
---------------------------
という訳で、何とか4-1の2位通過で決勝ドラフトに滑り込み。
だいぶ危うい橋でしたが、サブマリンしただけあって、
微妙にあたった人は皆デッキパワーが低かった印象を受けました。
全体を通して《野生のナカティル》と《クァーサルの伏兵》が偉かった。
こいつらでテンポをこちらのリズムにもっていって押し切るのが基本勝ちパターン。
逆に、期待していた《戦誉の天使》や《猛きセロドン》は
姿そのものをあまり見る事がありませんでした。
《領土を滅ぼす者》はどちらかというとオーバーキル。
いつ出しても大丈夫な《冷静な天使》を選択した方が良かったっぽい。
-----------------------------
決勝ドラフト
最近のドラフトではもう4~5回連続くらいでバントをやっている、
かなりのバント厨の僕ですが、決勝ドラフトでもかなりバント決め打ち気味でした。
決め打ち気味にいくのは、あまりよくないとは思っているのですが
・何だかんだで自分の使い慣れたアーキタイプが一番良い
・事故率を可能な限り少なくしたい(バントは基本的に白青を軸)
・その上で、ワンチャンスぶん回りに期待したい。
という事で
王者であるナヤや、最近話題の5色、あるいはグリクシスなどに
中途半端に手を出しても、中途半端なデッキになって終わるかな、とか思ってました。
初手《圧倒する静寂》から1-2《ナヤの戦闘魔導師》。
《アラクサの守護者》や《天使の祝祷》といった賛美パーツを集め、
《アニマのドルイド》や《帰化》といった緑のパーツも集めるものの、
緑の流れがそれ以降ぱったりとぎれる。
逆に《鋤引きの耕し獣》や《後追いの呼び声》が10手目以降に流れてきたのを見て
青白方面はかなりスルーされているな、と勘違いする
実は、2つ上の空気君が僕と同じバント狙い。
後から彼のデッキを見てみると、《バントの魔除け》や《ジェスの浸透者》、
そして《ロウクスの戦修道士》といったバントの優秀パーツを軒並み取られていました。
そんな事は露知らず、2-1《炎破のドラゴン》を流して《器用な決闘者》ピック。
正直、このピックに関しては叩かれても仕方ないピックだとは自覚しています。
ただ、カットするだけの余裕はありませんでしたし、
もし流したとしても、自分と当たるとは限らない、
それなら自分のデッキにとって必須パーツとなる決闘者を、との思いで取りました。
まあ、冷静にそこから《炎破のドラゴン》をピックして、
ナヤ方面で進めるという手もあった(むしろそれが妥当だった)んですけどね。
そこからは開き直って青白の賛美ビートパーツをピック。
《聖域のガーゴイル》や《雲荒れの原のドレイク》といった
飛行クリーチャーをやや多めにピックし、後半にも攻撃が通るように意識しました。
デッキ名:出来損ないバントビート
・クリーチャー
《アラクサの従者》
《器用な決闘者》×2
《印象持ちの聖騎士》
《目明き階級の魔術師》
《ヴァレロンに仕える者》×2
《ナヤの戦闘魔導師》
《アラクサの守護者》
《クァーサルの伏兵》
《聖域のガーゴイル》×2
《雲荒れの野のドレイク》×2
《鋤引きの耕し獣》×2
・スペル
《急使の薬包》
《妨げる光》
《後追いの呼び声》
《呪文摘み》
《天使の祝祷》
《圧倒する静寂》×2
結果としては、100点満点中35点くらいのデッキ。
まず除去が無いのに加えて、いわゆるゴッドレアが無いので、とても平坦。
あと線が細すぎる。リアルに《カルデラの乱暴者》1匹に全滅しうる。
そして、上家にバントのパワーカードを軒並み取られていました。
《波掠めのエイヴン》とか《ジェスの浸透者》とかすごい欲しかった。
微妙にバントのパーツが消えていておかしいなー、とは思ったものの
そこから方向修正する事が出来ず、結果として貧乏くじを引かされるハメに。
《聖域のガーゴイル》を中心としたシナジーももう少し考えるべきだった。
《急使の薬包》とだけでは、ハマった時は強いけど、それだけ。
それ以上に色の寄せ方をミスった感が。
この構成なら、思い切って白青に寄せた方が良かった。
3色スペルがある訳でもないので、わざわざ色を散らして事故率を上げる必要は無い。
特に《ヴァレロンに仕える者》がノイズ。
こいつのせいで序盤の緑マナを意識せざるを得なくなり、結果デッキがグチャった。
正直、結果的にかなりの失敗ピックでした。むしろよく1勝も出来たなというレベル。
--------------------------------
準々決勝 5色(KMYさん) ○-○
ゲーム1:2T目《印章持ちの聖騎士》から賛美に繋ぐビートダウン開始。
その間相手は土地が2枚でストップしてしまい、サンドバッグ状態。
4点クロックを刻み、20→16→12→8→4まで持ち込んだ所で
相手も展開を始めるも、こちらがフル展開フルパンチで勝ち。
ゲーム2:相手がアーティファクト多めに見えたので、
サイドから《帰化》と《祓い師の薬包》をサイドイン。
《祓い師の薬包》起動→《聖域のガーゴイル》で回収でしゃくって、
そのまま賛美ビートダウンで押し込んで勝ち。
準決勝 バント(空気君) ○-×-×
ここで当たる空気君。最近調子に乗ってる彼です、自重して。
ワンチャンスここで勝てば決勝はそのまま抜けられるため、
PT出場権がかかった1戦。自然とお互いかなりガチの空気になる。
ゲーム1:1T目《アラクサの従者》→2T目《印章持ちの聖騎士》
そのまま相手が土地2枚でストップ。ろくに抵抗できないままサンドバッグ。
途中でこちらのテンポをクズされ、《ロウクスの戦修道士》を出され盤面硬直。
最終的に、《圧倒する静寂》サイクリングを2回撃って、
相手が完全に息切れした所を押し込んで勝ち。
ゲーム2:今度はこちらが思うように展開できず、
相手の3T目《ロウクスの戦修道士》にかなり絶望。
ロウクスのアタックに対応して出して《クァーサルの伏兵》で、
《ヴァレロンに仕える者》とのダブルブロックでワンチャンス殺せたものの
相手のデッキに大量に入ってるジャイグロを警戒してピヨってスルー。
結果、相手は手にジャイグロを持っていなかったらしく、致命的なプレイに。
そのままずるずる相手のロウクスにライフゲインされ、
《ジェスの浸透者》を場に出され、アンブロッカブルでライフを削られてgg。
ゲーム3:お互い負けられない最終試合。
こちらが3ターン目に《器用な決闘者》をプレイすると、
相手も3ターン目に《ロウクスの戦修道士》をプレイ。
マジかよ、と思っていると4ターン目に2匹目の《ロウクスの戦修道士》。
こいつらに対する回答が無く、かなり絶望。更にこちらの土地が事故って止まり、
全く身動きが取れない状態のまま、2体のロウクスに殴り続けられる。
結局そのまま殴り殺されてgg。
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という事で、決勝ラウンドで負けて2没。ちくしょーなんでだー。
結局優勝は空気君で、Finals本戦出場に加えてPT出場の二連覇(?)を果たしました。
とりあえずおめでとう。
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FinalsにしてもPTQにしても、最後の最後で勝ちきれないのが悔しいです。
原因としては割と明確で、自分の細かい部分でのプレイング等の甘さ。
どう行動するか、どのカードを使うかといった行動に対して、
最適解とは言わないまでも、限りなく正解に近い行動がまだ取れない感があります
その自分に足りない部分を埋めたいんだけど、そう簡単に埋まらない。
もの凄くもどかしい感じ。
とりあえずはまあ、率直に、かなり悔しいです
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PTQが終わった後はその場に居たメンバーで飲み会。
マジックの話をしたり就活の話をしたり。
とりあえず自覚してはいたけど、多分自覚してる以上にやっぱり僕はプレイングが甘い。
で、いわゆる僕が「苦手」と言ってるカズさんやISBSさんや千葉神さんは、
そういう甘い部分のプレイングを見逃さずに、常に厳しく攻め込んでくる感じ。
結果、自分の行動の常に上をいかれている感じで、
非常に相手としてやりにくいし、実際負けが多いんだなーとか思います。
とりあえず、その「甘い」部分は、マジックを上達する上で必ず必要になると思うので
これからは細部にまで気を払ってプレイしたいと思いました。
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あーもう悔しいなあw
コメント
送らせてもらいましたー。
苦手なのはそれくらいかな。
あ、MWSは夜同じく空いてまふ。
ありがとうございますー、お返事送らせて頂きました。
>>千葉神さん
僕が千葉神さんに勝つ時は、大体そちらの引きがヌルすぎる時な気がしますw