アラーラ環境のドラフトも割合数をこなしてきましたが
今回は個人的なアラーラドラフトの雑感続報を。
リミテッドはへたくそなので参考になるかどうかは保証しませんw

リミテの結論としてはやっぱり青白黒カラーが好きという事に落ち着きました。

相変わらずのレアパワーゲーなのは否めませんし、
単純にカードパワーで比較するとナヤが強いのは事実だと思います。

ただ、それでも実際ピックして構築して回して楽しいのは、
どうしようもなく青白黒カラーなんだという事が最近分かってきましたw
事実、直近のドラフトの履歴では、殆どナヤを使っていません。
(バント→グリクシス→グリクシス→エスパー→ナヤ→エスパー)
青大好きで赤緑を忌み嫌っているのが実に良く見てとれますねw

特に大好きなのが《器用な決闘者》と《聖域のガーゴイル》の2枚。
最近はこの2枚を見かけたら優先的にピックし、軸にして作るようにしています。

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《器用な決闘者》を軸にする場合は、白を軸にした白青t緑or黒で。

このアーキタイプの場合は何が何でも2ターン目《器用な決闘者》を狙います。
それが出来ないと中途半端なビートデッキになって誰にも勝てないデッキになります。

なので、まず第1に確保すべきは《器用な決闘者》。
これが1枚増える度に10%ずつ勝率が上がっていくと言っても過言ではないです。
(極端な話、《器用な決闘者》24枚と土地16枚でも勝てるかも。あまりに極端すぎますが。)

《天望の騎士》や《印章持ちの騎士》なんかも強いんですが、
除去耐性や色拘束の面でやや信用できないかなと思ってます、強いですけどね。
なのでテンポデッキをくみ上げるならやはり《器用な決闘者》。被覆ちょお大切。

後はテンポを補助する《忘却の輪》や《破門》、《アラクサの守護者》等をピック。

このタイプだと《取り消し》なんかも強いので、多少優先度高めで取っても良いかも。

デッキとしては2色にまとまり、構成するカードとしても低マナ域に寄るので
出来上がってしまえば安定して勝ちを狙えるんですが、
《器用な決闘者》がドラフト段階でそもそも卓内のパックから出るかどうかという
別の所での運ゲーが始まってしまうというのが困りもの。

あと、卓に同じ考えの人が居たら二人とも共倒れします、ご注意を。

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《聖域のガーゴイル》を軸にする場合は、まあ当然ですがアーティファクトをピック。
これと《処刑人の薬包》を何枚取れるかが勝負と言っても過言ではないかも。

ただし、何はなくとも《聖域のガーゴイル》を固め取りすれば、
墓地にある《聖域のガーゴイル》を《聖域のガーゴイル》の能力で戻せる
ので
コイツは何枚あっても困る事は無いです。

しかし、《急使の薬包》や《潮の虚ろの大梟》、《風生みの魔導師》といった
優秀なアーティファクトパーツは青黒カラーに寄っているのが困った所。
なので、《聖域のガーゴイル》をピックしながら青黒の優秀パーツをピックするという
ド三色への道まっしぐらとなってしまう訳です。

幸いにも、《聖域のガーゴイル》は4マナのシングルシンボルなので、
青黒t白の形で進めていけばそこそこ安定するかと、それでも色マナ補助必須ですが。

結果として、色マナ安定と必須パーツ、および除去を取らないとダメという
なかなかシビアなアーキタイプとなっています。
ただ、エスパー色自体あまり人気が無いので、ほいほい揃ってしまう事も多々。

《搭のガーゴイル》や《風生みの魔導師》あたりが流れていたら狙い目。

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で、勿論その他のアーキタイプもあるんですが

黒を軸にした蘇生デッキは某FAKEさんにどうやっても敵う気がしませんし、

貪食と墓地に落ちるトリガーを軸にしたデッキはあまり構築した事がありませんし、

いざナヤをピックする時には確実に数人居る卓内のライバル達と
《アニマのドルイド》や《ジャングルの祭殿》の取り合いとか
《あふれ出る火焚き》のピックするタイミングとか
《鼓声狩人》が自分のパックから出るかどうかのスリルを味わうとか
《猛きセドロン》と《枝分かれの稲妻》どっちを取ればいいのかとか

その辺りの激しい競争についていける気が僕にはしません!

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で、まあここまで言っておいて何なんですが
アラーラ環境は空気を読む事が大切だなと思いました。

上手く卓内で不人気のカードを見つけて、それを掻き集めるのが一番ですね。
なので、初手決め打ちはあんまりいくないっぽいです。
初手は受けを広くするか、1枚でゲームが決まるパワーカードにしておいて
2手目3手目のカードの流れを読んで、スキマを縫うようにピックするのが良い感じ。

そういう意味でも、《器用な決闘者》と《聖域のガーゴイル》は
シグナルとして非常に分かりやすく、かつコモンなので掻き集めやすいので
これらのカードを軸にドラフトするのが個人的なジャスティスとなっています。


その他のドラフトにおけるアーキタイプについては
他の皆さんがコメント欄なりDNのエントリなりで語ってくれる事を期待。

コメント

nophoto
名無し
2008年10月24日21:22

僕はリミテッドでは白が圧倒的に強いと思うので、巧く白いカードを取れた人が勝つような気がします。でも、白緑青は「ないなぁ」と思います。

ちむちむwww
2008年10月25日6:49

確かに不人気色をガメるのも戦略の1つですからね。
ちょっと試してみます。

器用な決闘者と妨げる光ってよく流れてくるんだよね。

yasu
2008年10月25日9:21

>名無しさん
白は《忘却の輪》や《圧倒する静寂》と除去も多いですしね。
ただ、除去に関しては赤が圧倒的ですし、
クリーチャーの質的には緑絡みが強いですし、つまりナヤさいきょーな気もします。
白緑青は、《波掠めのエイヴン》や《ロウクスの戦修道士》あたりが上手くとれないと
3-0を狙うのは難しいですねー。

>ちむちむさん
無理にこの戦法を狙おうとすると、誰かとかぶって即死するから要注意!
《器用な決闘者》は見たらピックしていいけど、《妨げる光》は入っても2枚かなー、それでも多いかも。
《器用な決闘者》を軸にするならものすんごい要らないカードだし。

nophoto
2008年10月27日20:52

個人的なグリクシス戦略をひとつ。

・除去の優先度は骨の粉砕≧苦悶のねじれ>>処刑人の薬包>その他火力
・蘇生コストが2以下の蘇生クリーチャーはある程度欲しい、特に2マナ2/1は序盤にバントやナヤのテンポデッキを相手するのに重要
・2/3接死、2/1飛行接死等の接死クリーチャーも重要。苦悶のねじれで2:1取りやすいです。
・フィニッシャークラスが居れば言うことなし。ない場合はチャームで削っていきましょう。
・根本原理が引ければ確変

基本的にはアドバンテージを取りつつじわじわと攻めるかフィニッシャーで決めるデッキになる感じです。
賛美デッキ相手だと接死クリーチャー立ってるところにどうでもいいクリーチャー突っ込ませてくるので、そういう時が苦悶のねじれの一番の狙い目ですね。
フィニッシャーがいなくても終盤に蘇生軍団→チャームで案外突破できたりします。

yasu
2008年10月28日18:54

>茸さん
おお、参考になるご意見ありがとうございます。
《骨の粉砕》はやっぱり強いですよね。1マナのほぼ確定除去。
最近、2マナ2/1蘇生ゾンビの強さを分かってきた所です。
グリクシスは、やらしいプレイングを軸に攻めていく形なので、
相手をやりこめた時はものすごい達成感ですねw

《ケデレクトの忍び寄る者》なんかをピックするタイミングが難しい所。

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