タイムスパイラル追悼記念:環境に変化を与えたカード厳選4枚
2008年9月23日 TCG全般 コメント (11)タイムスパイラルブロックが落ちるのも秒読みとなり、
アラーラに対するワクワクと同時に、妙な寂しさが募るこの時期。
皆さんが行っている「タイムスパイラルブロック10選」に便乗して、
僕なりにタイムスパイラルブロックで印象深いカードを選んでみました。
今回選んだカードは4枚という厳選っぷり。
選定基準は
「環境に変化を与えるほど絶大な影響力を持っていたカード」
タイムシフトからの再録や、キーワード能力。
そして誰もがご存じのあの厨カード。
どんなカードが環境に影響を与えるほどに強かったのか?
僕の趣味で特に影響力が強かった4枚を選んでみました。
どうぞ、お楽しみください
↓
このクリーチャーの再録が決まった時、驚いた人も多いのではないだろうか。
2マナ1/2という脅威のコストパフォーマンスを誇り、
《苦花》トークンに一方的に打ち勝てるそのポテンシャルに、
世の中のフェアリー使いは何度苦汁を飲まされたか少なすぎて数えられない。
更に、歴代最強クリーチャーと言われた《タルモゴイフ》でさえも
両方の墓地に何も無ければ一方的にブロックして殺す事が可能。
2マナクリーチャーの働きとしては、まさに鬼神の如き働きと言える。
「とりあえず白を触っていれば2マナ域に《従者》を入れておけ。
むしろ、無理矢理にでも白にタッチして《従者》を入れろ。」
今後は、このような会話も見られる事が少なくなるだろう。
優秀な2マナ域を失った白デッキの今後はどうなってしまうのだろうか。
熱心なテストプレイの結果、あまりにもパンデモノリンが強すぎたため、
ノリンに対する露骨な対策として急遽”刹那”という能力を作ったのは有名な話。
露骨な対策を施された結果、トーナメントでこのカードを見る事は無くなりましたが
”刹那”の能力を持ったカードがいくつかトーナメントで使用されているのを見ると
間違いなく環境に大きな変化をもたらした1枚だと言えるでしょう。
かの有名な《ボール・ライトニング》すら凌駕する脅威の打点。
「マジックは数学から生まれた」という話を疑わせるほどのぶっ壊れた強さ。
殴れた時の攻撃力はまさに圧巻。場に出た事すら見た事は一度も無いが。
同じタイムスパイラルブロックの優秀な歩く火力である《地壊し》が
「《野蛮の怒り》と比べるとねぇ、トリブルシンボル(笑) パワー6(笑)」
と完全下位互換の扱いを受け、不遇の扱いを受けていたという事はあまりにも有名。
このカードが落ちる事によって、緑絡みのビートデッキの速度が劇的に落ちてしまい、
結果、次環境の速度は全体的に下がり”先手ゲー”の緩和に繋がると予想される。
これ1枚で《物語の円》も《サルタリーの僧侶》も《カメレオンの巨像》も
色に対する能力を無効化されてしまうというスーパーユーティリティーカード。
ただし、単純に見るとカードアドバンテージを失ってしまっているため、
目先のアドバンテージしか追求しない初心者プレイヤーにはカスレアの評価を受け、
極一部の超越したプレイヤーからしか真っ当な評価を受けていないという点で
「カードは使い方次第で紙にも神にもなる」というマジックの特性を
非常によく表している、面白い位置づけのカードとなっている。
このカードが落ちてしまう事により、アラーラ環境では
プロテクションを持つクリーチャーの対処を第一に考えなければならなくなるだろう。
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尚、説明文の真偽のお問い合わせおよび、クレーム等は一切受け付けておりません
アラーラに対するワクワクと同時に、妙な寂しさが募るこの時期。
皆さんが行っている「タイムスパイラルブロック10選」に便乗して、
僕なりにタイムスパイラルブロックで印象深いカードを選んでみました。
今回選んだカードは4枚という厳選っぷり。
選定基準は
「環境に変化を与えるほど絶大な影響力を持っていたカード」
タイムシフトからの再録や、キーワード能力。
そして誰もがご存じのあの厨カード。
どんなカードが環境に影響を与えるほどに強かったのか?
僕の趣味で特に影響力が強かった4枚を選んでみました。
どうぞ、お楽しみください
↓
環境を激変させたカードその1:《従者》まずはタイムシフトを代表するこの1枚。
このクリーチャーの再録が決まった時、驚いた人も多いのではないだろうか。
2マナ1/2という脅威のコストパフォーマンスを誇り、
《苦花》トークンに一方的に打ち勝てるそのポテンシャルに、
世の中のフェアリー使いは何度苦汁を飲まされたか
更に、歴代最強クリーチャーと言われた《タルモゴイフ》でさえも
2マナクリーチャーの働きとしては、まさに鬼神の如き働きと言える。
「とりあえず白を触っていれば2マナ域に《従者》を入れておけ。
むしろ、無理矢理にでも白にタッチして《従者》を入れろ。」
今後は、このような会話も見られる事が少なくなるだろう。
優秀な2マナ域を失った白デッキの今後はどうなってしまうのだろうか。
環境を激変させたカードその2:《二の足踏みのノリン》《パンデモニウム》と共に場に出た時のこいつは、まさに”赤い悪魔”
熱心なテストプレイの結果、あまりにもパンデモノリンが強すぎたため、
ノリンに対する露骨な対策として急遽”刹那”という能力を作ったのは有名な話。
露骨な対策を施された結果、トーナメントでこのカードを見る事は無くなりましたが
”刹那”の能力を持ったカードがいくつかトーナメントで使用されているのを見ると
間違いなく環境に大きな変化をもたらした1枚だと言えるでしょう。
環境を激変させたカードその3:《野蛮の怒り》”歩く火力”系統のクリーチャーとして数えられる。3マナ8点火力。
かの有名な《ボール・ライトニング》すら凌駕する脅威の打点。
「マジックは数学から生まれた」という話を疑わせるほどのぶっ壊れた強さ。
殴れた時の攻撃力はまさに圧巻。
同じタイムスパイラルブロックの優秀な歩く火力である《地壊し》が
「《野蛮の怒り》と比べるとねぇ、トリブルシンボル(笑) パワー6(笑)」
と完全下位互換の扱いを受け、不遇の扱いを受けていたという事はあまりにも有名。
このカードが落ちる事によって、緑絡みのビートデッキの速度が劇的に落ちてしまい、
結果、次環境の速度は全体的に下がり”先手ゲー”の緩和に繋がると予想される。
環境を激変させたカードその4:《月の色》最後に紹介するカードは、タイムスパイラルブロックトップレアと名高い《月の色》
これ1枚で《物語の円》も《サルタリーの僧侶》も《カメレオンの巨像》も
色に対する能力を無効化されてしまうというスーパーユーティリティーカード。
ただし、単純に見るとカードアドバンテージを失ってしまっているため、
目先のアドバンテージしか追求しない初心者プレイヤーにはカスレアの評価を受け、
極一部の超越したプレイヤーからしか真っ当な評価を受けていないという点で
「カードは使い方次第で紙にも神にもなる」というマジックの特性を
非常によく表している、面白い位置づけのカードとなっている。
このカードが落ちてしまう事により、アラーラ環境では
プロテクションを持つクリーチャーの対処を第一に考えなければならなくなるだろう。
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尚、説明文の真偽のお問い合わせおよび、クレーム等は一切受け付けておりません
コメント
ちなみに、従者は去年のファイナルズ予選の時にサイドに入れておきました
・・・デッキ登録用紙提出2分くらい前までwww
おれは波及デッキが流行り過ぎて、伝説なのにもかかわらず
織端の石/Thrumming Stone
が禁止されたのが記憶に新しいけどw
ねぇ、ダンダーンは!?
あれ? 確かノリンって刹那呪文なら対応出来るんじゃなかったでしたっけ?
そして《暗黒の深部》入れるの忘れてたよw
>R君
ああ、《織端の石》もこの中に入り得る強カードだね。
これがあるとInfinity環境で《うねる炎》がほんと手が付けられなくなってしまうので
禁止もやむを得ないと思っているw
>鈴仙さん
2マナ4/1の生息条件島は、このラインナップに入るには
ややかなー弱いと考えてしまいました。もしコイツが強い! と言うのであれば、
ご自身のDNで思う存分に思いの丈をぶちまけていただくのを楽しみにしていますw
反応してしまったからには君の所でも何か書かない訳にはいかないだろう
生暖かく期待してるよ
平和を愛する甲鱗様は、強すぎご自身のお力が
ゲームバランスを破壊してしまうと分かっているからこそ、
今は敢えてご隠遁なされているんですよ。
9版ではWizardsが売り上げアップの為に無理矢理引っ張り出してきたけど、
案の定甲鱗ゲーだらけになってしまった為、10版でまた隠遁なされたんですね。
>FAKE
お褒めの言葉ありがとうございます!
エントリを投稿した後で、この環境に《月の大魔術師》を蔓延させる原因となった
《暗黒の深部》について触れておくのを忘れてしまった事だけが心残りです。