第83回ICACUP@スタンレポ 青白黒ブリンクフェアリーで優勝
2008年9月14日 TCG全般 コメント (7)
※9/15 15:30 多少記事を修正+追記。
第83回ICACUP@スタンに参加してきました。
今回が時のらせん落ち前の最後のスタンの大会になるので、
時のらせんを惜しんで、自分の原点である青黒白フェアリーで出場。
参加者は20名ほどで、スイス5回戦&上位8名による決勝シングルエリミ。
3-2で予選抜けした後、そのまま3連勝し、念願の優勝を果たす事ができました。
---------------------------------------
という訳で、使用デッキはフェアリーなのはいつも通りですが、
《一瞬の瞬き》の為にタッチ白したオリジナルバージョン。
-デッキの簡単な解説-
《一瞬の瞬き》の為に白をタッチしたバージョンで。
それに加えてタッチ白を活かした柔軟なサイドボーディングが出来るのが特徴。
《一瞬の瞬き》をする先は
・《霧縛りの徒党》→アップキープに連打すれば相手は何もできないで勝てる
・《呪文詰まりのスプライト》→フラッシュバック付きのカウンタースペルになる
・《叫び大口》→アホのようにボードアドバンテージを稼げる
・《エイヴンの裂け目追い》→赤単の心が折れるくらいライフを稼げる
・《残忍なレッドキャップ》→火力やブロック等。頑強と合わせるとウザさ倍増。
と、色々柔軟な使い方ができて、その時その時に応じたアドバンテージが取れます。
メイン《滅び》は瀬奈さんからヒントを貰ったのをそのまま採用。
1枚差し2枚差し3枚差しの数が尋常ではなく、
傍目にもの凄くぐちゃった構成になってしまっています。
あくまでこの青白黒フェアリーは僕好みのフェアリーデッキとなっているので、
他の人に回して貰ったら「このデッキ回し方がよくわからない」とか
「普通の青黒フェアリーにした方がいいじゃん」とか言われました。
全くもってそれは否定いたしませんw
・《祖先の幻視》じゃなくて《思案》?
ブロック構築のフェアリーは、《祖先の幻視》が無くても十分にアドを稼げました。
なので、フェアリーにとって必須パーツでは無いと判断。
赤単や黒緑エルフが跋扈するこの環境では、《祖先の幻視》はあまりにも遅いです。
(実際、赤単相手にはサイドから全抜きしますし)
それよりは、2T目《苦花》率を上げ、今引きした時も強い《思案》を採用して、
《滅び》や《一瞬の瞬き》、《叫び大口》等でアドバンテージを稼ぐ構成です。
《祖先の幻視》はどうしても初手に欲しいため、4積みがまず前提となるのも
採用を見送る原因でした。《思案》なら柔軟に枚数調節が可能。
・基本地形も《殺戮の契約》も無いけど《月の大魔術師》出されたら?
ggです。
現在のメタでは、メイガスそのものの数が減ってきているのと、
赤単はそもそも相性が良くないので、ある程度は割り切る事も必要だと思いました。
なので、カウンターするかスタック除去するかがんばりましょう。
サイド後からは《残忍なレッドキャップ》をガン積みして何とかする方向で。
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以下、簡単な試合レポ
第1回戦 虫の収穫 ○-○
とにかくランドブーストしてから《虫の収穫》を軸に、
《ムラガンダの刻印》とか《ロクソドンの戦鎚》で攻めていくデッキ…なんだけど
ゲーム1:2T目《苦花》から更に重ね張り、そのまま封殺。
ゲーム2:2T目《苦花》セットからカウンターを警戒してきている所を殴り勝ち。
ほとんど何のカードもプレイされないまま勝ってしまいました。
第2回戦:黒緑エルフ(R君) ×-×
ゲーム1:相変わらず2T目《苦花》したものの、
不用意に《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ》を場に出してしまい、
相手の土地事故を助けてしまい、《不敬の命令》をプレイされてしまう。
そこからズルズルと相手の軍勢におされて負け。ミスプレイだった。
ゲーム2:やっぱり2T目《苦花》するものの
《レンの地の克服者》や《タルモゴイフ》に攻められ、
耐えられず《滅び》をした返しに《野生語りのガラク》が通ってしまう。
後はトークンを沢山出され、3/3の巨大なサイズに踏みつぶされる。
大会エントリー直前でR君に借りた《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ》に
脚を掬われる形で勝ちを逃してしまうw
第3回線:黒緑エルフ(くらげ) ×-×
ゲーム1:こちらダブマリで、順調に展開してくる相手に圧殺される。
ゲーム2:場には《呪文詰まりのスプライト》1匹のみ。
手札に《霧縛りの徒党》がいたものの、常に黒2マナを残して動く相手に、
《名も無き転置》を警戒してピヨったプレイング。
結果的にそれが不正解で、《霧縛りの徒党》が手札で腐ったまま、
うまく動く事ができず、ズルズルと負け。。
ここで1-2。決勝進出のためには3-2からのオポ差勝負となるため、
1度も負けられない瀬戸際に立たされる。
第4回戦:青白ヒバリ(ユキさん) ○-○
ゲーム1:2T目《苦花》から《霧縛りの徒党》
相手のプレイングミスもあり、そのまま霧縛りで殴り勝つ。
ゲーム2:相手のデッキに除去とカウンターが無いのを見越して
《霧縛りの徒党》×2を順次覇権して殴り勝つ。
第5回戦:赤単(TNKWさん)○-○
予選最終ラウンド。よりによって相手は実力者のTNKWさんの使う赤単。
赤単とはマッチアップがそもそも不利な上、
このデッキは、メインボードで《月の大魔術師》が場に出たらgg。
しかも、相手のデッキにメイガスが入っているのは確認済みなので負けを覚悟する。
ゲーム1:相手ダブマリから、《復讐の亜神》を3匹も出されるぶん回り。
亜神3匹の攻勢に残ライフ3まで削られ死を覚悟するも、
相手の引きがヌルいワンチャンスにかけて攻めるプレイングをしたら見事正解。
《苦花》が場に出て残ライフ1のラストターン、タッチの差で勝ちを拾う。
ここで、サイドボーディングの時間となり、
サイドカードが《思考囲い》4枚以外の11枚全てが入るという
かなり驚異的なサイドボーディングが行われる。
ゲーム2:《エイヴンの裂け目追い》でライフアドバンテージを得ながら、
《滅び》でいなし、《変わり谷》や《残忍なレッドキャップ》でダメージを刻む。
《月の大魔術師》を出された返しトップデッキが《残忍なレッドキャップ》だったり
かなりのチート引きを行いながら、残ライフ3で殴りきる。
《エイヴンの裂け目追い》のライフゲインが無ければ負けてた。こいつえらい。
結果、3-2のオポ差で予選7位で決勝進出。
決勝進出デッキは
準々決勝 緑黒エルフ(R君) ○-○
予選で負けたリベンジをする機会となり、わくわくするわたくしw
ゲーム1:2T目《苦花》、4T目《霧縛りの徒党》、後はぶんぶんで勝ち。
ゲーム2:相手の展開がヌルい事をいいことに
《残忍なレッドキャップ》でクリーチャーを除去しつつ、《変わり谷》でビート。
相手は《突風線》を抱えたまま動く事ができず、
そのままフェアリーを1枚も見る事なくレッドキャップと谷で殴りきる
試合開始前に「このデッキって《変わり谷》ビートダウンだからさーw」
とかいってたのが現実になってしまって笑った。
準決勝 緑単ビッグマナ(ゴエさん) ○-○
ゲーム1:2T目《苦花》から、相手の《献身のドルイド》を除去しつつ、
4T目あっぷきーぷきりしばり。後は青コマとスプライトを構えつつ殴り勝ち。
ゲーム2:相手が《カメレオンの巨像》を展開してきた所で《滅び》
その後《変わり谷》で細かくビートしながら、決まり手は《謎めいた命令》
決勝 緑黒エルフ(くらげ) ○-○
こちらもR君と同じく、予選ラウンドのリベンジの機会となるw
ゲーム1:《思案》→シャッフル→ドロー《思案》→《苦花》ドローで
無理矢理《苦花》を引き当て、そこから《霧縛りの徒党》連打で勝ち。
《祖先の幻視》じゃなく《思案》でホントよかったと思った。
ゲーム2:2T目に《原基の印章》を出されて多少焦り、
サイドインした《テフェリーの濠》を引くも、出すに出せない。
そのまま相手にビートされ、残りライフは3くらいまで落ち込む。
何とかなれー、と思いながらドローするとそこには《苦花》の姿が。
《苦花》で《原基の印章》を釣って割らせた後に《テフェリーの濠》で緑指定。
相手の脚が止まった所で《霧縛りの徒党》+《ロクソドンの戦鎚》で勝ち。
という訳で、1-2の状態からまさかの5連勝でうっかり優勝。
個人的マジックの目標である”ICAで1位を取る”を達成する事ができました。
それももちろん嬉しいですが、何より、自分のマジック復帰の原点である
青白黒フェアリーを使って勝ち抜けた事が何よりも嬉しかったです。
まあ、勝因は主にチート引きだった気もしますw
「なんか引けー」と思ってカードを引くと大体解答が出てくるという。
決勝戦なんかは、終わった瞬間ギャラリーの皆からチートの大合唱を頂きました。
嬉しいんだか嬉しくないんだかw
-----------------------------------------
運良く有終の美を飾る事もでき、
《一瞬の瞬き》+《霧縛りの徒党》から始まったフェアリーに一区切り。
これからは、アラーラのスポイラーを眺めつつ、
新時代フェアリー(とエクテンのフェアリー?)に思いを馳せる日々になりそうです。
嘘か誠か分かりませんが、3色Charmが出てくれば3色にするのもアリですし
ウーナ様を軸にしたコントロール風味のフェアリーなんかも面白そうです。
という訳で、もうしばらく、フェアリーデッキと付き合っていく事になりそう。
これから先も2T目《苦花》連発しても怒らないでくださいw
-----------------------------
追記
準決勝のゴエさんとの戦いの時のお話
ゲーム開始前に「DN見てますよー、色々な人の日記見るの好きなので」と言われ
「そんな好きなら、自分でも書いてみたらいいじゃないですか?」と聞いたら
「うーん、どうしようかなー」と悩み始めたので
「じゃあ、この試合で僕が勝ったらDN初めてください」と言い放つw
ゴエさんも「わかりました」と了承してしまったので、
是非ともDNをはじめさせる為にも全力で叩きにいきましたw
結果僕が勝利し、めでたくゴエさんのDN開設となりました。
http://river14.diarynote.jp/
折角なのでお祝いを兼ねてこちらでも宣伝。どんどん広がれDNの輪。
決勝戦のくらげとの戦いの時のお話
ゲーム2のマリガンチェックの時に、くらげがキープするかを悩んだ末に
「落ち着け、相手はフェアリー使いだ、それならこのハンドでキープだ!」
と言ってキープ。その時は何の事かよくわからなかったんですが、
どうやら、有効牌が《原基の印章》と《傲慢な完全者》のみという
こちらの2T目《苦花》をもの凄い過度に警戒してキープしたらしいです。
もはやそこまで意識されるのかと自分でも後で聞いて苦笑い。
まあ、ビート相手の後手の時は《苦花》は2枚サイドアウトするんですけどね。
2T目に《苦花》を張るより、除去か消しを構えて相手の展開を阻害したいので。
それでも2ゲーム目で《苦花》を必要な時にきっちり引いてくるのは
確かにチート引きだなと笑いました。
(《原基の印章》を割らせる為に、エンチャントを引かないとダメだった。
《苦花》は2枚サイドアウトしてたから、確率は2/40くらい?)
第83回ICACUP@スタンに参加してきました。
今回が時のらせん落ち前の最後のスタンの大会になるので、
時のらせんを惜しんで、自分の原点である青黒白フェアリーで出場。
参加者は20名ほどで、スイス5回戦&上位8名による決勝シングルエリミ。
3-2で予選抜けした後、そのまま3連勝し、念願の優勝を果たす事ができました。
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という訳で、使用デッキはフェアリーなのはいつも通りですが、
《一瞬の瞬き》の為にタッチ白したオリジナルバージョン。
デッキ名:Overdosing Heavenly Bliss
// Lands
2 [FUT] River of Tears/涙の川
3 [10E] Underground River/地底の大河
3 [10E] Adarkar Wastes/アダーカー荒原
4 [LRW] Secluded Glen/人里離れた谷間
2 [SHA] Reflecting Pool/反射池
1 [10E] Faerie Conclave/フェアリーの集会場
3 [LRW] Vivid Creek/鮮烈な川
1 [SHA] Mystic Gate/秘境の門
1 [SHA] Sunken Ruins/沈んだ廃墟
4 [MOR] Mutavault/変わり谷
1 [PLC] Urborg, Tomb of Yawgmoth/ヨーグモスの墳墓、アーボーグ
// Creatures
4 [LRW] Spellstutter Sprite/呪文詰まりのスプライト
4 [LRW] Mistbind Clique/霧縛りの徒党
1 [MOR] Vendilion Clique/ヴェンディリオン三人集
2 [LRW] Shriekmaw/叫び大口
// Spells
4 [MOR] Bitterblossom/苦花
4 [CS] Rune Snag/ルーンのほつれ
2 [PLC] Damnation/滅び
2 [TSP] Momentary Blink/一瞬の瞬き
2 [10E] Terror/恐怖
1 [10E] Loxodon Warhammer/ロクソドンの戦鎚
4 [LRW] Cryptic Command/謎めいた命令
2 [LRW] Ponder/思案
2 [LRW] Nameless Inversion/名も無き転置
1 [LRW] Eyeblight’s Ending/目腐りの終焉
// Sideboard
SB: 4 [LRW] Thoughtseize/思考囲い
SB: 3 [PLC] Aven Riftwatcher/エイヴンの裂け目追い
SB: 1 [TSB] Teferi’s Moat/テフェリーの濠
SB: 4 [SHA] Murderous Redcap/残忍なレッドキャップ
SB: 2 [CS] Flashfreeze/瞬間凍結
SB: 1 [PLC] Damnation/滅び
-デッキの簡単な解説-
《一瞬の瞬き》の為に白をタッチしたバージョンで。
それに加えてタッチ白を活かした柔軟なサイドボーディングが出来るのが特徴。
《一瞬の瞬き》をする先は
・《霧縛りの徒党》→アップキープに連打すれば相手は何もできないで勝てる
・《呪文詰まりのスプライト》→フラッシュバック付きのカウンタースペルになる
・《叫び大口》→アホのようにボードアドバンテージを稼げる
・《エイヴンの裂け目追い》→赤単の心が折れるくらいライフを稼げる
・《残忍なレッドキャップ》→火力やブロック等。頑強と合わせるとウザさ倍増。
と、色々柔軟な使い方ができて、その時その時に応じたアドバンテージが取れます。
メイン《滅び》は瀬奈さんからヒントを貰ったのをそのまま採用。
1枚差し2枚差し3枚差しの数が尋常ではなく、
傍目にもの凄くぐちゃった構成になってしまっています。
あくまでこの青白黒フェアリーは僕好みのフェアリーデッキとなっているので、
他の人に回して貰ったら「このデッキ回し方がよくわからない」とか
「普通の青黒フェアリーにした方がいいじゃん」とか言われました。
全くもってそれは否定いたしませんw
・《祖先の幻視》じゃなくて《思案》?
ブロック構築のフェアリーは、《祖先の幻視》が無くても十分にアドを稼げました。
なので、フェアリーにとって必須パーツでは無いと判断。
赤単や黒緑エルフが跋扈するこの環境では、《祖先の幻視》はあまりにも遅いです。
(実際、赤単相手にはサイドから全抜きしますし)
それよりは、2T目《苦花》率を上げ、今引きした時も強い《思案》を採用して、
《滅び》や《一瞬の瞬き》、《叫び大口》等でアドバンテージを稼ぐ構成です。
《祖先の幻視》はどうしても初手に欲しいため、4積みがまず前提となるのも
採用を見送る原因でした。《思案》なら柔軟に枚数調節が可能。
・基本地形も《殺戮の契約》も無いけど《月の大魔術師》出されたら?
ggです。
現在のメタでは、メイガスそのものの数が減ってきているのと、
赤単はそもそも相性が良くないので、ある程度は割り切る事も必要だと思いました。
なので、カウンターするかスタック除去するかがんばりましょう。
サイド後からは《残忍なレッドキャップ》をガン積みして何とかする方向で。
----------------------------------------
以下、簡単な試合レポ
第1回戦 虫の収穫 ○-○
とにかくランドブーストしてから《虫の収穫》を軸に、
《ムラガンダの刻印》とか《ロクソドンの戦鎚》で攻めていくデッキ…なんだけど
ゲーム1:2T目《苦花》から更に重ね張り、そのまま封殺。
ゲーム2:2T目《苦花》セットからカウンターを警戒してきている所を殴り勝ち。
ほとんど何のカードもプレイされないまま勝ってしまいました。
第2回戦:黒緑エルフ(R君) ×-×
ゲーム1:相変わらず2T目《苦花》したものの、
不用意に《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ》を場に出してしまい、
相手の土地事故を助けてしまい、《不敬の命令》をプレイされてしまう。
そこからズルズルと相手の軍勢におされて負け。ミスプレイだった。
ゲーム2:やっぱり2T目《苦花》するものの
《レンの地の克服者》や《タルモゴイフ》に攻められ、
耐えられず《滅び》をした返しに《野生語りのガラク》が通ってしまう。
後はトークンを沢山出され、3/3の巨大なサイズに踏みつぶされる。
大会エントリー直前でR君に借りた《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ》に
脚を掬われる形で勝ちを逃してしまうw
第3回線:黒緑エルフ(くらげ) ×-×
ゲーム1:こちらダブマリで、順調に展開してくる相手に圧殺される。
ゲーム2:場には《呪文詰まりのスプライト》1匹のみ。
手札に《霧縛りの徒党》がいたものの、常に黒2マナを残して動く相手に、
《名も無き転置》を警戒してピヨったプレイング。
結果的にそれが不正解で、《霧縛りの徒党》が手札で腐ったまま、
うまく動く事ができず、ズルズルと負け。。
ここで1-2。決勝進出のためには3-2からのオポ差勝負となるため、
1度も負けられない瀬戸際に立たされる。
第4回戦:青白ヒバリ(ユキさん) ○-○
ゲーム1:2T目《苦花》から《霧縛りの徒党》
相手のプレイングミスもあり、そのまま霧縛りで殴り勝つ。
ゲーム2:相手のデッキに除去とカウンターが無いのを見越して
《霧縛りの徒党》×2を順次覇権して殴り勝つ。
第5回戦:赤単(TNKWさん)○-○
予選最終ラウンド。よりによって相手は実力者のTNKWさんの使う赤単。
赤単とはマッチアップがそもそも不利な上、
このデッキは、メインボードで《月の大魔術師》が場に出たらgg。
しかも、相手のデッキにメイガスが入っているのは確認済みなので負けを覚悟する。
ゲーム1:相手ダブマリから、《復讐の亜神》を3匹も出されるぶん回り。
亜神3匹の攻勢に残ライフ3まで削られ死を覚悟するも、
相手の引きがヌルいワンチャンスにかけて攻めるプレイングをしたら見事正解。
《苦花》が場に出て残ライフ1のラストターン、タッチの差で勝ちを拾う。
ここで、サイドボーディングの時間となり、
サイドカードが《思考囲い》4枚以外の11枚全てが入るという
かなり驚異的なサイドボーディングが行われる。
ゲーム2:《エイヴンの裂け目追い》でライフアドバンテージを得ながら、
《滅び》でいなし、《変わり谷》や《残忍なレッドキャップ》でダメージを刻む。
《月の大魔術師》を出された返しトップデッキが《残忍なレッドキャップ》だったり
かなりのチート引きを行いながら、残ライフ3で殴りきる。
《エイヴンの裂け目追い》のライフゲインが無ければ負けてた。こいつえらい。
結果、3-2のオポ差で予選7位で決勝進出。
決勝進出デッキは
緑黒エルフ(R君、くらげ)
タルモバーン(カズ)
赤単(DJラオウ君)
緑単ビッグマナ(ゴエさん)
青白黒フェアリー(僕)
内面ホライズンぽいスーパープロテクションデッキ(KWIさん)
KDL(K林さん)
以上の8名。
準々決勝 緑黒エルフ(R君) ○-○
予選で負けたリベンジをする機会となり、わくわくするわたくしw
ゲーム1:2T目《苦花》、4T目《霧縛りの徒党》、後はぶんぶんで勝ち。
ゲーム2:相手の展開がヌルい事をいいことに
《残忍なレッドキャップ》でクリーチャーを除去しつつ、《変わり谷》でビート。
相手は《突風線》を抱えたまま動く事ができず、
そのままフェアリーを1枚も見る事なくレッドキャップと谷で殴りきる
試合開始前に「このデッキって《変わり谷》ビートダウンだからさーw」
とかいってたのが現実になってしまって笑った。
準決勝 緑単ビッグマナ(ゴエさん) ○-○
ゲーム1:2T目《苦花》から、相手の《献身のドルイド》を除去しつつ、
4T目あっぷきーぷきりしばり。後は青コマとスプライトを構えつつ殴り勝ち。
ゲーム2:相手が《カメレオンの巨像》を展開してきた所で《滅び》
その後《変わり谷》で細かくビートしながら、決まり手は《謎めいた命令》
決勝 緑黒エルフ(くらげ) ○-○
こちらもR君と同じく、予選ラウンドのリベンジの機会となるw
ゲーム1:《思案》→シャッフル→ドロー《思案》→《苦花》ドローで
無理矢理《苦花》を引き当て、そこから《霧縛りの徒党》連打で勝ち。
《祖先の幻視》じゃなく《思案》でホントよかったと思った。
ゲーム2:2T目に《原基の印章》を出されて多少焦り、
サイドインした《テフェリーの濠》を引くも、出すに出せない。
そのまま相手にビートされ、残りライフは3くらいまで落ち込む。
何とかなれー、と思いながらドローするとそこには《苦花》の姿が。
《苦花》で《原基の印章》を釣って割らせた後に《テフェリーの濠》で緑指定。
相手の脚が止まった所で《霧縛りの徒党》+《ロクソドンの戦鎚》で勝ち。
という訳で、1-2の状態からまさかの5連勝でうっかり優勝。
個人的マジックの目標である”ICAで1位を取る”を達成する事ができました。
それももちろん嬉しいですが、何より、自分のマジック復帰の原点である
青白黒フェアリーを使って勝ち抜けた事が何よりも嬉しかったです。
まあ、勝因は主にチート引きだった気もしますw
「なんか引けー」と思ってカードを引くと大体解答が出てくるという。
決勝戦なんかは、終わった瞬間ギャラリーの皆からチートの大合唱を頂きました。
嬉しいんだか嬉しくないんだかw
-----------------------------------------
運良く有終の美を飾る事もでき、
《一瞬の瞬き》+《霧縛りの徒党》から始まったフェアリーに一区切り。
これからは、アラーラのスポイラーを眺めつつ、
新時代フェアリー(とエクテンのフェアリー?)に思いを馳せる日々になりそうです。
嘘か誠か分かりませんが、3色Charmが出てくれば3色にするのもアリですし
ウーナ様を軸にしたコントロール風味のフェアリーなんかも面白そうです。
という訳で、もうしばらく、フェアリーデッキと付き合っていく事になりそう。
これから先も2T目《苦花》連発しても怒らないでくださいw
-----------------------------
追記
準決勝のゴエさんとの戦いの時のお話
ゲーム開始前に「DN見てますよー、色々な人の日記見るの好きなので」と言われ
「そんな好きなら、自分でも書いてみたらいいじゃないですか?」と聞いたら
「うーん、どうしようかなー」と悩み始めたので
「じゃあ、この試合で僕が勝ったらDN初めてください」と言い放つw
ゴエさんも「わかりました」と了承してしまったので、
是非ともDNをはじめさせる為にも全力で叩きにいきましたw
結果僕が勝利し、めでたくゴエさんのDN開設となりました。
http://river14.diarynote.jp/
折角なのでお祝いを兼ねてこちらでも宣伝。どんどん広がれDNの輪。
決勝戦のくらげとの戦いの時のお話
ゲーム2のマリガンチェックの時に、くらげがキープするかを悩んだ末に
「落ち着け、相手はフェアリー使いだ、それならこのハンドでキープだ!」
と言ってキープ。その時は何の事かよくわからなかったんですが、
どうやら、有効牌が《原基の印章》と《傲慢な完全者》のみという
こちらの2T目《苦花》をもの凄い過度に警戒してキープしたらしいです。
もはやそこまで意識されるのかと自分でも後で聞いて苦笑い。
まあ、ビート相手の後手の時は《苦花》は2枚サイドアウトするんですけどね。
2T目に《苦花》を張るより、除去か消しを構えて相手の展開を阻害したいので。
それでも2ゲーム目で《苦花》を必要な時にきっちり引いてくるのは
確かにチート引きだなと笑いました。
(《原基の印章》を割らせる為に、エンチャントを引かないとダメだった。
《苦花》は2枚サイドアウトしてたから、確率は2/40くらい?)
コメント
入ってるホライズンは地平線の梢が三枚w
優勝おめでとうございます。空腹にカントリーマアムがしみました
そして、優勝おめでとうございます。
さすが「フェアリー」でなく「フェアリー使い」♪♪
とりあえずチート過ぎて笑えました、腹筋痛いですww
あの引きはチートや!そしてデッキが鬼畜やー!!
アラーラの魔除け的なヤツでえらいことになりそうですね
君は俺と1回戦であたればよかったんだwww
大会お疲れ様でした。
あまり見ないタイプのデッキだったので、ぜひ一度戦ってみたかったです。
《滅び》がもの凄い刺さりそうだなーとニヤニヤしてたのでw
なるほど、そういうタイプのホライズンでしたか!
…た、多分、ホライズンには間違い無いので大丈夫という事で!!!
>ゴエさん
DN開設おめでとうございます。ちゃんと約束を守って頂けて嬉しいですw
毎回フェアリーデッキのパワー&チートだけで勝ってる気もしますが、
これからも変わらずぶんぶんさせて頂く予定なので、ご期待下さいw
>DJラオウ君
ありがとうございますー。なんか客観的に見て引きがチートだとは言われましたが
今回は主観的に見ても引きがチートだと思いましたw
アラーラの魔除けサイクルがガチなら3色フェアリーはじまるねー、
かなーり嘘くさいので何とも言えないですが
>カズさん
無理です、あのデッキには構造上何がどうなっても確実に勝てませんw
順々決勝終了後のデッキ解体を見て、心の底から当たらなくて良かったと思いましたよ!
僕の場合はドロー補助もあり、多少気長に構えるデッキなので、必然的にドローする回数も多くなりますが、
K林さんはそれよりも更に過酷な環境で「引いたわ」をやってます。
(土地1枚キープとか、このドローで火力引けないと死ぬとか、次のドローで赤が出る土地が引かなければならないとか)
なので、僕よりも彼の方が「引いたわ!」力は強いと思いますw